前世は仕事のやりすぎによる過労死を経験したので次の人生ではのんびり生きたい

ライ

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幼少編

選択肢は慎重に決めましょう

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ため息を何とかこらえて、それは素晴らしい笑顔を向けてくるアルシェイドに、
「何とお呼びすればよろしいでしょうか?」
と彼の意識を違う方向に向けようとしました。別名、現実逃避、勝てないなら逃げるが勝ちともいう、ネガティブな考えだと笑えばいい。っけ
ちょっと心が荒んできた四歳児の出来上がり。
アルシェイドは私の質問に笑顔のまま、
「アルと呼んでくれると嬉しいな。でも、最初は様呼びでいいんじゃないかな、僕も君のことをグレーティエ様と呼ぶよ、親しくなったら愛称呼びに変えればいい」
と何が彼の関心を得たのかわからないが、先ほどよりも親しげな声色でそう言った。
確かに仲がいいわけではない相手同士ならば、それが妥当な道だろう。
だが彼は呼び名を変える前提の言葉を付け足さなかったか?
もう何を選択したらいいか分からん。
はっきり言おう。お手上げだ。
もういっそ、開き直ろうかな。
・・・・いや!待て、流石にずっと鳴り続ける警鐘を無視するのは無理だろう。
今もなお、私の中の何かが警鐘をあげ続けている。
私が目指しているのんびり生きる生活に王位継承権があるような王族は断じていらない。
私が欲しいのはのんびりライフに必要な知識と、それなりの友人だけだ。
それなりの仕事をして、それなりな伴侶を見つけ、それなりの友人と遊んだりする。
これが今世で私が目指している人生の筋書きだ。
だから王族に関心を持たれるなんて、ごめん被る。
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