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終章 復讐の果て
最終話
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私はエイルと深淵にいる。
あの瞬間、エイルが誓約証を破った瞬間、騎士達が書斎に踏みこんで来た瞬間
私とエイルの体は深淵にあった。
エイルは狼狽し
「おい!魔女!でてこい!どういうことだ?お前がやったんだろ」
と叫びその声は深淵に虚しく響く。
パパリモがその姿を現す。
エイルはパパリモに詰め寄る。
「おい、なんでだなんで俺がこんなところにいるんだ」
パパリモはニヤニヤしながら答える。
「だってあなた深淵の誓約証の禁を犯したでしょ?」
「は?深淵の誓約証は現存しているのは5枚だけだ、俺が破いたのは偽物のはず、そうだ偽物だ、魔女めこんなところに連れてきてどうするつもりだ、早くもとの世界にもどせ、俺にはやることがまだまだあるんだ」
エイルはそういって、剣を抜きその刃をパパリモに向ける。
「うーん?これはどういうことなんですか?」
パパリモは破れ2枚になった誓約証を両手でもってヒラヒラとさせている。
エイルは明らかにイライラしたような声で
「それは偽物だ!!!本物は私が全部もっている!!」
「あれれ?じゃあザナビルにアレクシアさんを連れて行った時の誓約証はどこにあるんですか?」
エイルはハッとして一気に顔が青ざめていく。
「まさか、そんなまさか」
エイルはパパリモから誓約証を奪い取り、裏側を見る。
そこには私のサインが入りの誓約が書かれている。
「ほら、本物でしょ?私が深淵の魔女ですよ、新たにつくることなんてたやすいことです」
「ふざけるな!こっからだせ!!早くだせ!!」
エイルは半ば狂乱状態で剣を振り回し、その剣はパパリモをすり抜けていく。
私はそれをただただ眺めている。
するとエイルは私の存在に気が付いたようで
「あははははは、アレクシア、俺が誓約証をやぶったことでお前も深淵におちてきたのだな、あはははは、これからずっと一緒だ仲良くしようぜ、兄上」
私の心はなぜか落ちついていた、私はなぜかこうなることが分かっていた、復讐の炎に身を焦がしたときからこうなるであろうと、エイルに復讐を果たすとき私は全てを失うだろうと…
諭すような口調でエイルに話しかける。
「そうだな、エイル…貴様に復讐を果たすと決めた時から、私にはその覚悟ができていた、このままここで死ぬことのない永遠の時を過ごそう…」
パパリモが拍手をしている。
「いやあ、ここまで本当に面白いものを見せてもらいました、時には助言をし、時には手を貸して人間が絶望していく様を眺めるのは本当に面白いものです」
機嫌よくにこやかな表情をしていたパパリモであった急に表情を変え
「しかし、しかしです、最後の仕上げができていません、本来深淵とは孤独に過ごすものです、それを二人で過ごすなど言語道断」
エイルはその言葉を聞きにわかに活気づき
「そうだろ、魔女よ俺を元の世界にもどせ、そうだそうすればもっとたくさんの人間を絶望させてやる、だからな、俺だろ俺」
「そうですねぇぇ、エイルさんには沢山お世話になりましたしねぇぇ」
その言葉を聞き、エイルは勝ち誇ったような表情で
「そうだ魔女よ、俺をもどせ!さあはやく!」
「しかし、この墨って便利ですよね、書いても消えるなんて」
「そうだろ、だから早く戻せ」
「そんな墨この世に存在するわけないじゃないですか…いやだなぁエイルさん、それは私の魔力で文字を消していただけなんですよ」
「だからそんなこと、どうでもいいだろ早く戻せ」
そういってパパリモは破かれた誓約証を取り出し、私が書いた方を見せる。
「そうですだからこういったことができるんですよ」
パパリモは一生涯ヘブンズワークスで働くという部分を1年という文字に書き換える。
「あれ?アレクシアさんもうヘブンズワークスで1年働きましたよね?だったらあなた深淵にいる必要ないですね」
それを聞いたエイルは勝ち誇ったような顔から一気に絶望の淵に落とされたような顔になる。
パパリモはその顔をみて、うっとりとした表情をし
「ああああ、ほんのわずかな希望の灯が潰え、絶望に至る。良い顔です」
「嘘だ、嘘だ、俺一人、こんなところに取り残されるなんて、そんなの嘘だああああああああああああああああああああああ!」
エイルは発狂したかのように叫び続ける。
パパリモが私にニヤニヤしながら話しかける。
「それじゃ行きましょアレクシアさん」
フッと気がつくと、大粒の雨の下ノーベル邸の前に立っている。
エイルがいないと屋敷の中では大騒ぎになっていた。
――半年後
父上と母上が私の家に来ている。
父は別れを惜しむような顔をし、母は心配そうな表情をしている。
「どうしてもいくのか?」
「はい、私は死んだことなっていますので」
「それはどうとでもなるだろう、お前さえよければノーベル家の家督を継いでもらおうと思っていたのだが」
「それはエイルの息子、シオンへ」
「そうか…エイルがいなくなってもう半年か…」
エイルは何者かに拉致され消息不明になったということで決着がついた、当初、関係の悪いポルトが関与しているといわれたりしていたが、そんな噂も時間とともに消えていった。
クレアは夫がいなくなり、必死で探していたが時ともにそれを受け入れ元気な黒い髪で赤い瞳の男の子を産んだ。
私は遠くから眺めるだけであったがそのかわいらしさに目を奪われた。
パパリモは姿を消し、父の書斎に同じ深淵の指輪が2つあり困惑していたが2つとも金庫にしまったそうだ。
特にこの金庫は特殊な力などはなく普通の金庫であると父上は語っていた。
そして私は旅立ちの時を迎えていた。
――数週間後
ザナビルの宮殿での執務室ではソルフィン国王が執務に励んでいた。
「フリージアさあ、もっとニコニコしないと結婚できないよ?せっかくの美人なのに」
「陛下そんなことは関係ありません、早く仕事をおわらせてください、まだ山のように仕事が残っています」
「ああああ疲れた、剣術でもやろうかな」
「剣術ですか…」
「気分転換だよ気分転換、必殺剣がつかるようならないかなぁ」
「必殺剣ですか…しかしあの劇はよくできていましたね」
「私のことを持ち上げすぎだよ、みてて居心地わるかったし、全部私がしたことになってるし」
「大衆は英雄を望んでいるのですよ」
「英雄ねぇしかしレクシアのことがまったくでてこなかったね」
執務室をノックする音が聞こえる。
「どうぞ」
衛兵がドアの外から話しかける。
「国王に謁見したいという方が参られてます、しかしその身なりが…あれですので陛下に謁見させるのはどうかとおもいましが、この名を言えば必ず会うとおっしゃってくれるといわれましたので、失礼を承知で…」
「ふーんで名前はなんていうの?」
「レクシアと申されておりました」
――完――
後書き
これで物語は終わりました。沢山のお気に入り、感想本当にありがとうございました。
もう書くのやめようかなと思うこともありましたが、熱心な感想を頂き、完結まで続けようというモチベーションになりました。
本当に感謝です。
次回の構想も練っているので応援よろしくお願いします。
あの瞬間、エイルが誓約証を破った瞬間、騎士達が書斎に踏みこんで来た瞬間
私とエイルの体は深淵にあった。
エイルは狼狽し
「おい!魔女!でてこい!どういうことだ?お前がやったんだろ」
と叫びその声は深淵に虚しく響く。
パパリモがその姿を現す。
エイルはパパリモに詰め寄る。
「おい、なんでだなんで俺がこんなところにいるんだ」
パパリモはニヤニヤしながら答える。
「だってあなた深淵の誓約証の禁を犯したでしょ?」
「は?深淵の誓約証は現存しているのは5枚だけだ、俺が破いたのは偽物のはず、そうだ偽物だ、魔女めこんなところに連れてきてどうするつもりだ、早くもとの世界にもどせ、俺にはやることがまだまだあるんだ」
エイルはそういって、剣を抜きその刃をパパリモに向ける。
「うーん?これはどういうことなんですか?」
パパリモは破れ2枚になった誓約証を両手でもってヒラヒラとさせている。
エイルは明らかにイライラしたような声で
「それは偽物だ!!!本物は私が全部もっている!!」
「あれれ?じゃあザナビルにアレクシアさんを連れて行った時の誓約証はどこにあるんですか?」
エイルはハッとして一気に顔が青ざめていく。
「まさか、そんなまさか」
エイルはパパリモから誓約証を奪い取り、裏側を見る。
そこには私のサインが入りの誓約が書かれている。
「ほら、本物でしょ?私が深淵の魔女ですよ、新たにつくることなんてたやすいことです」
「ふざけるな!こっからだせ!!早くだせ!!」
エイルは半ば狂乱状態で剣を振り回し、その剣はパパリモをすり抜けていく。
私はそれをただただ眺めている。
するとエイルは私の存在に気が付いたようで
「あははははは、アレクシア、俺が誓約証をやぶったことでお前も深淵におちてきたのだな、あはははは、これからずっと一緒だ仲良くしようぜ、兄上」
私の心はなぜか落ちついていた、私はなぜかこうなることが分かっていた、復讐の炎に身を焦がしたときからこうなるであろうと、エイルに復讐を果たすとき私は全てを失うだろうと…
諭すような口調でエイルに話しかける。
「そうだな、エイル…貴様に復讐を果たすと決めた時から、私にはその覚悟ができていた、このままここで死ぬことのない永遠の時を過ごそう…」
パパリモが拍手をしている。
「いやあ、ここまで本当に面白いものを見せてもらいました、時には助言をし、時には手を貸して人間が絶望していく様を眺めるのは本当に面白いものです」
機嫌よくにこやかな表情をしていたパパリモであった急に表情を変え
「しかし、しかしです、最後の仕上げができていません、本来深淵とは孤独に過ごすものです、それを二人で過ごすなど言語道断」
エイルはその言葉を聞きにわかに活気づき
「そうだろ、魔女よ俺を元の世界にもどせ、そうだそうすればもっとたくさんの人間を絶望させてやる、だからな、俺だろ俺」
「そうですねぇぇ、エイルさんには沢山お世話になりましたしねぇぇ」
その言葉を聞き、エイルは勝ち誇ったような表情で
「そうだ魔女よ、俺をもどせ!さあはやく!」
「しかし、この墨って便利ですよね、書いても消えるなんて」
「そうだろ、だから早く戻せ」
「そんな墨この世に存在するわけないじゃないですか…いやだなぁエイルさん、それは私の魔力で文字を消していただけなんですよ」
「だからそんなこと、どうでもいいだろ早く戻せ」
そういってパパリモは破かれた誓約証を取り出し、私が書いた方を見せる。
「そうですだからこういったことができるんですよ」
パパリモは一生涯ヘブンズワークスで働くという部分を1年という文字に書き換える。
「あれ?アレクシアさんもうヘブンズワークスで1年働きましたよね?だったらあなた深淵にいる必要ないですね」
それを聞いたエイルは勝ち誇ったような顔から一気に絶望の淵に落とされたような顔になる。
パパリモはその顔をみて、うっとりとした表情をし
「ああああ、ほんのわずかな希望の灯が潰え、絶望に至る。良い顔です」
「嘘だ、嘘だ、俺一人、こんなところに取り残されるなんて、そんなの嘘だああああああああああああああああああああああ!」
エイルは発狂したかのように叫び続ける。
パパリモが私にニヤニヤしながら話しかける。
「それじゃ行きましょアレクシアさん」
フッと気がつくと、大粒の雨の下ノーベル邸の前に立っている。
エイルがいないと屋敷の中では大騒ぎになっていた。
――半年後
父上と母上が私の家に来ている。
父は別れを惜しむような顔をし、母は心配そうな表情をしている。
「どうしてもいくのか?」
「はい、私は死んだことなっていますので」
「それはどうとでもなるだろう、お前さえよければノーベル家の家督を継いでもらおうと思っていたのだが」
「それはエイルの息子、シオンへ」
「そうか…エイルがいなくなってもう半年か…」
エイルは何者かに拉致され消息不明になったということで決着がついた、当初、関係の悪いポルトが関与しているといわれたりしていたが、そんな噂も時間とともに消えていった。
クレアは夫がいなくなり、必死で探していたが時ともにそれを受け入れ元気な黒い髪で赤い瞳の男の子を産んだ。
私は遠くから眺めるだけであったがそのかわいらしさに目を奪われた。
パパリモは姿を消し、父の書斎に同じ深淵の指輪が2つあり困惑していたが2つとも金庫にしまったそうだ。
特にこの金庫は特殊な力などはなく普通の金庫であると父上は語っていた。
そして私は旅立ちの時を迎えていた。
――数週間後
ザナビルの宮殿での執務室ではソルフィン国王が執務に励んでいた。
「フリージアさあ、もっとニコニコしないと結婚できないよ?せっかくの美人なのに」
「陛下そんなことは関係ありません、早く仕事をおわらせてください、まだ山のように仕事が残っています」
「ああああ疲れた、剣術でもやろうかな」
「剣術ですか…」
「気分転換だよ気分転換、必殺剣がつかるようならないかなぁ」
「必殺剣ですか…しかしあの劇はよくできていましたね」
「私のことを持ち上げすぎだよ、みてて居心地わるかったし、全部私がしたことになってるし」
「大衆は英雄を望んでいるのですよ」
「英雄ねぇしかしレクシアのことがまったくでてこなかったね」
執務室をノックする音が聞こえる。
「どうぞ」
衛兵がドアの外から話しかける。
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「ふーんで名前はなんていうの?」
「レクシアと申されておりました」
――完――
後書き
これで物語は終わりました。沢山のお気に入り、感想本当にありがとうございました。
もう書くのやめようかなと思うこともありましたが、熱心な感想を頂き、完結まで続けようというモチベーションになりました。
本当に感謝です。
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