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二話
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部活に入部したのはいいが、活動場所、時間、内容がわからない。
「咲さん。」
「咲でいいよ。何?」
「活動場所と時間と内容って...。」
咲は、ハァーとため息をついた。
「秋翔。教えてねーの?いろいろ。」
「あっ。ごめん。まだなんだ。秋ちゃんよろしくー。」
いつも俺ばっかりじゃねーかよとぶつぶついいながら説明してくれた。
「場所は今から行く。毎日やってる。主な内容は能力の強化。」
強化...俺がこれ以上強化したら...
「これ以上強化したら何?」
秋翔が話しかけてきた。
「いつか能力が爆発する。」
「そうなんだー。あっ。着いたよ。」
着いた場所は別荘のようなところだった。
「S組に頼んで作ってもらったんだ。S組の言うことだったら校長が叶えてくれるから。」
中に入ってすぐに目についたのは、決まりだった。
『1.隠し事なし
2.タメ口で
3.みんな仲良く
4.イベント時はみんな集合』
「これ守らなかったら、罰ゲームが待ってるよ。さてと。みんな。座って。」
みんなが椅子に座った。
「改めて自己紹介。誕生日、血液型、クラス、能力、趣味を言って。」
一月から自己紹介を始めた。
「二年S組の島崎一月。9月17日生まれのO型で電気を操れる。趣味はエレキギター。よろしくな。」
次に秋翔がし始めた。
「同じくS組の伊崎秋翔。10月8日生まれのB型。人の心を読めることと、ものを操れる。趣味は、ドラム。よろしく。」
次に咲がし始めた。
「A組の持川咲。4月22日生まれのAB型。風を操れる。趣味は歌うこと。よろしく。」
次は絵琉。
「B組の岩里絵琉です。6月16日生まれのA型です。水を操れます。趣味は暗い部屋に引きこもることです。よろしくね。」
次は奏。
「同じくB組の秋風奏です。1月3日生まれのB型です。火を操れるよ。趣味はイラストを描くこと。よろしくね。」
俺が最後か。
「A組の真本光琉。2月4日生まれのAB型。瞬間移動ができる。趣味はピアノやベースとかの楽器を弾くこと。よろしく。」
バンド組めるじゃん。ボーカル、ベース、ギター、ドラムいるし。
「あっ。俺、もう一つあった。封印してるやつ。」
「何々?」
あれ...能力じゃないか....
「えっと...血吸える...。」
「能力なの?それ。」
やっぱり違うのかな...
「やっぱり違うかも。俺、人間と吸血鬼のハーフらしい。でも、血吸えることを除けば、普通の人間と一緒。」
「吸ってよ。俺の血。」
そういえば一緒か。血液型。
「いいのか?」
「あぁ。」
久しぶりに人の血吸うな...
俺は咲の肩をかみ、血を吸った。
「血を吸う音...リアル...。」
うまっ...咲の血...ん....?
「咲。病気持ち?」
「あぁ。喘息持ち。よくわかったな。」
「一瞬血の匂いの中に薬っぽい匂いが混じってたから。あっ。ありがと。」
「いいよ。病気持ちのことバレるんだな。」
もう一人いる...病気持ちの人...
「確か、絵琉が鬱病だったっけ?」
「はい。」
「薬の匂いで気づいた。もしかしてさっき飲んだ?」
「はい。」
一月が絵琉のそばに行った。
「また飲むの忘れたのか?」
「すみません....飲むの忘れてました...。」
「次からは気をつけろよ。」
「はいです...」
「咲さん。」
「咲でいいよ。何?」
「活動場所と時間と内容って...。」
咲は、ハァーとため息をついた。
「秋翔。教えてねーの?いろいろ。」
「あっ。ごめん。まだなんだ。秋ちゃんよろしくー。」
いつも俺ばっかりじゃねーかよとぶつぶついいながら説明してくれた。
「場所は今から行く。毎日やってる。主な内容は能力の強化。」
強化...俺がこれ以上強化したら...
「これ以上強化したら何?」
秋翔が話しかけてきた。
「いつか能力が爆発する。」
「そうなんだー。あっ。着いたよ。」
着いた場所は別荘のようなところだった。
「S組に頼んで作ってもらったんだ。S組の言うことだったら校長が叶えてくれるから。」
中に入ってすぐに目についたのは、決まりだった。
『1.隠し事なし
2.タメ口で
3.みんな仲良く
4.イベント時はみんな集合』
「これ守らなかったら、罰ゲームが待ってるよ。さてと。みんな。座って。」
みんなが椅子に座った。
「改めて自己紹介。誕生日、血液型、クラス、能力、趣味を言って。」
一月から自己紹介を始めた。
「二年S組の島崎一月。9月17日生まれのO型で電気を操れる。趣味はエレキギター。よろしくな。」
次に秋翔がし始めた。
「同じくS組の伊崎秋翔。10月8日生まれのB型。人の心を読めることと、ものを操れる。趣味は、ドラム。よろしく。」
次に咲がし始めた。
「A組の持川咲。4月22日生まれのAB型。風を操れる。趣味は歌うこと。よろしく。」
次は絵琉。
「B組の岩里絵琉です。6月16日生まれのA型です。水を操れます。趣味は暗い部屋に引きこもることです。よろしくね。」
次は奏。
「同じくB組の秋風奏です。1月3日生まれのB型です。火を操れるよ。趣味はイラストを描くこと。よろしくね。」
俺が最後か。
「A組の真本光琉。2月4日生まれのAB型。瞬間移動ができる。趣味はピアノやベースとかの楽器を弾くこと。よろしく。」
バンド組めるじゃん。ボーカル、ベース、ギター、ドラムいるし。
「あっ。俺、もう一つあった。封印してるやつ。」
「何々?」
あれ...能力じゃないか....
「えっと...血吸える...。」
「能力なの?それ。」
やっぱり違うのかな...
「やっぱり違うかも。俺、人間と吸血鬼のハーフらしい。でも、血吸えることを除けば、普通の人間と一緒。」
「吸ってよ。俺の血。」
そういえば一緒か。血液型。
「いいのか?」
「あぁ。」
久しぶりに人の血吸うな...
俺は咲の肩をかみ、血を吸った。
「血を吸う音...リアル...。」
うまっ...咲の血...ん....?
「咲。病気持ち?」
「あぁ。喘息持ち。よくわかったな。」
「一瞬血の匂いの中に薬っぽい匂いが混じってたから。あっ。ありがと。」
「いいよ。病気持ちのことバレるんだな。」
もう一人いる...病気持ちの人...
「確か、絵琉が鬱病だったっけ?」
「はい。」
「薬の匂いで気づいた。もしかしてさっき飲んだ?」
「はい。」
一月が絵琉のそばに行った。
「また飲むの忘れたのか?」
「すみません....飲むの忘れてました...。」
「次からは気をつけろよ。」
「はいです...」
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