6 / 11
6.たっくんがバイトをやめない理由
しおりを挟む
家に帰りベッドにもぐり、しばらく泣いてた。
ママがご飯だよって言うけど、私それどころじゃない。
初めてたっくんとケンカした。
そう言えば、たっくんは優しいから、私のお願いに断ったことってなかったな。
しかも、あんなにはっきり。
もう、たっくんなんて知らない。
その時グゥとお腹がなった。
こんな時にお腹ならないでよ。
私はたっくんとケンカして落ち込んでるの。
1時間ぐらい、お腹ともケンカしたけど、負けてご飯食べることにする。
ご飯を食べながら、ママにたっくんとのこと話してみる。
「たっくん、バイトやめないって言うの。
女の子に声かけられて、やっぱりたっくんも男の子だから、嬉しいのかなぁ。」
「話してみないとわからないけど、多分違うと思うよ。」
「どうして?」
「ほら、たっくんのバイト先お弁当も売ってるでしょ。
この団地にお年寄りの方が結構住んでいるの。
だんだん、ご飯が自分で作れなくなって来るんだって。
そう言う人達に弁当を配達しているのよ、あそこのお店。
でも、最近そのお店のおばさんが膝を悪くして、階段がいっぱいの団地に運べなくなったんだって。
それで、たっくんが代わりに運んでいるらしいよ。
たっくんがいい子なの団地のお年寄りの人もみんな知ってるから、一人暮らしの人もたっくんだと怖くないんだって。
知らない人来たら、怖いでしょ。
この人泥棒だったら、どうしようって。
でも、たっくんなら安心だし、もし、出て来なかったら、離れて暮らしてる家族の人に連絡行くようになっているんだって。
それで、実際お部屋で転んで動けなくなってたおばあさん助けたりしてるみたいよ。
プライバシーの問題あるからあまり知られてないけど。
だから、たっくんはみんなのために簡単には辞めたりしないと思うな。
ちゃんとたっくんと話してみたら?」
ママの話は私の知らないたっくんだった。
でも、たっくんならわかる気がする。
そんな優しいたっくんが私は好きだったのに、一方的に怒って、たっくんの話聞かないで帰って来てしまった。
たっくん、ごめん。
何だか心からたっくんに謝りたくなった。
許して、たっくん。
ママがご飯だよって言うけど、私それどころじゃない。
初めてたっくんとケンカした。
そう言えば、たっくんは優しいから、私のお願いに断ったことってなかったな。
しかも、あんなにはっきり。
もう、たっくんなんて知らない。
その時グゥとお腹がなった。
こんな時にお腹ならないでよ。
私はたっくんとケンカして落ち込んでるの。
1時間ぐらい、お腹ともケンカしたけど、負けてご飯食べることにする。
ご飯を食べながら、ママにたっくんとのこと話してみる。
「たっくん、バイトやめないって言うの。
女の子に声かけられて、やっぱりたっくんも男の子だから、嬉しいのかなぁ。」
「話してみないとわからないけど、多分違うと思うよ。」
「どうして?」
「ほら、たっくんのバイト先お弁当も売ってるでしょ。
この団地にお年寄りの方が結構住んでいるの。
だんだん、ご飯が自分で作れなくなって来るんだって。
そう言う人達に弁当を配達しているのよ、あそこのお店。
でも、最近そのお店のおばさんが膝を悪くして、階段がいっぱいの団地に運べなくなったんだって。
それで、たっくんが代わりに運んでいるらしいよ。
たっくんがいい子なの団地のお年寄りの人もみんな知ってるから、一人暮らしの人もたっくんだと怖くないんだって。
知らない人来たら、怖いでしょ。
この人泥棒だったら、どうしようって。
でも、たっくんなら安心だし、もし、出て来なかったら、離れて暮らしてる家族の人に連絡行くようになっているんだって。
それで、実際お部屋で転んで動けなくなってたおばあさん助けたりしてるみたいよ。
プライバシーの問題あるからあまり知られてないけど。
だから、たっくんはみんなのために簡単には辞めたりしないと思うな。
ちゃんとたっくんと話してみたら?」
ママの話は私の知らないたっくんだった。
でも、たっくんならわかる気がする。
そんな優しいたっくんが私は好きだったのに、一方的に怒って、たっくんの話聞かないで帰って来てしまった。
たっくん、ごめん。
何だか心からたっくんに謝りたくなった。
許して、たっくん。
14
あなたにおすすめの小説
生贄姫の末路 【完結】
松林ナオ
児童書・童話
水の豊かな国の王様と魔物は、はるか昔にある契約を交わしました。
それは、姫を生贄に捧げる代わりに国へ繁栄をもたらすというものです。
水の豊かな国には双子のお姫様がいます。
ひとりは金色の髪をもつ、活発で愛らしい金のお姫様。
もうひとりは銀色の髪をもつ、表情が乏しく物静かな銀のお姫様。
王様が生贄に選んだのは、銀のお姫様でした。
お月様とオオカミのぼく
いもり〜ぬ(いもいもぶーにゃん)
絵本
ある日の雲一つない澄みわたった夜空にぽっかり浮かぶ大きな満月。その下に広がる草原に一匹の…まだ子供の真っ黒なオオカミがちょこんと座っていた。
「今日は、すごい大きくて、すごい丸くて、立派なお月様…こんなお月様の夜は、人間になれるって森の図書室の本で読んだけど…ええっと…えーっと…どうするんやっけ…?」
と、うーんと考え込む子供のオオカミ。
「えーっと、まずは、立つんやったっけ?」
うーん…と言いながら、その場で立ち上がってみた。
「えーっと、次は、確か…えーっと…お月様を見上げる?…」
もしよろしければ、続きは本文へ…🌝🐺
ふしぎなえんぴつ
八神真哉
児童書・童話
テストが返ってきた。40点だった。
お父さんに見つかったらげんこつだ。
ぼくは、神さまにお願いした。
おさいせんをふんぱつして、「100点取らせてください」と。
極甘独占欲持ち王子様は、優しくて甘すぎて。
猫菜こん
児童書・童話
私は人より目立たずに、ひっそりと生きていたい。
だから大きな伊達眼鏡で、毎日を静かに過ごしていたのに――……。
「それじゃあこの子は、俺がもらうよ。」
優しく引き寄せられ、“王子様”の腕の中に閉じ込められ。
……これは一体どういう状況なんですか!?
静かな場所が好きで大人しめな地味子ちゃん
できるだけ目立たないように過ごしたい
湖宮結衣(こみやゆい)
×
文武両道な学園の王子様
実は、好きな子を誰よりも独り占めしたがり……?
氷堂秦斗(ひょうどうかなと)
最初は【仮】のはずだった。
「結衣さん……って呼んでもいい?
だから、俺のことも名前で呼んでほしいな。」
「さっきので嫉妬したから、ちょっとだけ抱きしめられてて。」
「俺は前から結衣さんのことが好きだったし、
今もどうしようもないくらい好きなんだ。」
……でもいつの間にか、どうしようもないくらい溺れていた。
この町ってなんなんだ!
朝山みどり
児童書・童話
山本航平は両親が仕事で海外へ行ってしまったので、義父の実家に預けられた。山間の古風な町、時代劇のセットのような家は航平はワクワクさせたが、航平はこの町の違和感の原因を探そうと調べ始める。
左左左右右左左 ~いらないモノ、売ります~
菱沼あゆ
児童書・童話
菜乃たちの通う中学校にはあるウワサがあった。
『しとしとと雨が降る十三日の金曜日。
旧校舎の地下にヒミツの購買部があらわれる』
大富豪で負けた菜乃は、ひとりで旧校舎の地下に下りるはめになるが――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる