戦場の鬼姫、異世界無双物語

鬼姫の始まり

十九話

キアラが三杯目になる紅茶をたんのうしていた。
コン　コン　コン　コン

「ぐみゃ!？、あい！」

「…？」
キアラがまた変な回答をした。
そして、ギルドマスターであるセシリアが部屋に入ってきた。

「お待たせしました、コレが冒険者ギルドカードになります。」

そう言って手渡されたのは、銀色の四角いカードで、首から掛けられるように成っていた。

冒険者カードの内容は


『冒険者ランク：C級
名前：ミコト
種族：鬼人族(？)
職業：冒険者・武芸者』


「それでは、あとはミコトさんに、この依頼を受けていただきます。
流石に何もせずランクをC級まで上げると、他の冒険者の者達からがまぁ、色々厄介ですので、この依頼を最終テストとさせていただきます。」

『ランクC級以上、討伐依頼、無期限。
スケルトン３０体
一体につき銀貨五枚とする。
報酬、討伐数によって。

証明部位、スケルトンの魔石

・第三鉱山跡地、・

注意、上位個体が目撃されているため、十分に注意すること。』

「…分かった。」
「それでは、……キアラさん達、《グリフォンの爪》もミコトさんと一緒にこの依頼を受けてください、強制ですので。」

「あ、はは、…………分かりました、リチャード………リーダーに相談して来ます。」

「よろしい。では、二人とも十分に気お付けて行ってきてください。」

「それでは失礼しました。」
「…ました。」

「はい、それでは。」

ミコトとキアラが部屋から退室していった。



「……ふぅ～、あのミコトと言う子、何て覇気よ、この部屋に入ってきた瞬間に、私の方から威圧したのに全然、効かないし…………何にせよとんでもない実力者ってことかな、まぁ冒険者ギルドにとっては有りがたいことね。」