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最終章 そこに踏み入るには
第228話 仮面
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◇◇◇
(……やっと眠ったか……)
リーリュイはほっと息を吐きながら、腕の中で眠る仮面の男を見た。くったりとした身体はあまりにも華奢で、とても敵国の副将には見えない。
仮面の下から覗く肌は真っ白で、首筋は薄っすらと赤く色づいている。手を当てると、異常なほどの熱が伝わってきた。
(……熱があるな。このままでは辛いだろう)
リーリュイは体勢を変え、クジロを横抱きにする。そのまま包むように抱え込むと、彼の体温が身体へと伝わってきた。
空っぽだと思っていた自分の心臓が、とくとくと音を立て始める。
暴走した魔獣が出たと報告を受けた時、リーリュイは偶然にも近くに居た。駆け付けた先でクジロを見た時、目に映る世界が一瞬で鮮やかになった。
身体全体を使って短剣を振るうクジロが、恐ろしいほど美しかったのだ。彼の動き一つ一つに、心が共鳴するように震える。
(私のここは、こんなにも動くのか……。失ったと思っていたのに、まだあったんだな……)
ここ数か月、どんな事をしてもリーリュイの心は反応しなかった。胸に手を当てる度に、虚無感に襲われた。
その胸に、今はクジロがいる。胸板にぺたりと耳をつけ、寝息を立てているクジロを見ると、心の奥底から温かさが湧いてくる。しかしどうしてか、今はその温かさに浸れなかった。
『___ 噛まれたのが利き腕じゃなくて良かったな』
そう言ったクジロの口元は、柔らかく弧を描いていた。爆風からも、身を挺してウルフェイルを守っていた。
(……もしかして、ウルフの知り合いか? ……どういう関係なんだ?)
温かさで満たされたはずの心の一部が、ツキリと痛む。
「……そんなにウルフが大事なのか?」
静かに呟くと、クジロの身体が僅かに身じろいだ。そしてリーリュイの胸にすりすりと頭を擦りつけ、またくったりと動かなくなる。
その仕草を見ていたら、胸が締め付けられるように痛んだ。
(……どうして……こんなに彼の事が気になるんだ? 私は……こんなに人に執着したことがあったか?)
走り去ったクジロを、リーリュイは迷わず追いかけた。追いかける必要は無かったはずだ。あのままクジロと別れる選択が、皇太子としては正しい判断だっただろう。
しかしリーリュイは、拒まれていると分かっていても追いかけ、宥めて近付いて、半ば強引に引き留めた。
このまま逃がすと、二度と彼は姿を見せない。そう確信があった。だからこそリーリュイは、追いかけずにはいられなかった。
このまま連れ帰り、誰も知らない場所へ閉じ込めておきたい。そんな欲望さえ抱いてしまう。
「……クジロ」
呼びかけてみるも、今度は何の反応もなかった。リーリュイは、無防備に身体を預けているクジロの仮面に手を伸ばす。
仮面の表面はひんやりとしていて、無機質だ。クジロには似合わない、何かの枷のような物にも感じた。
『___ 嫌いだ』
(……私もこれが、嫌いだ)
リーリュイが仮面に指を掛けたところで、低い声が響く。
「それを剥がしても、意味はないぞ」
「………」
リーリュイが視線を上げると、そこには男が立っていた。紺色の長い髪を一つに結った男は、海のような青い目でリーリュイを見下ろす。
「仮面の下にあるのは、どうせお前の知らない顔だ」
「……随分棘のある言い方をするんだな」
「知らん方が悪い。我が主を渡せ」
「主? という事は、あなたは彼が従える神燐一族か?」
男が頷いたのを見て、リーリュイはクジロを抱えたまま立ち上がった。もう手放さなければならないと思うと、抱きしめる腕に力が籠ってしまう。
「……お前、結婚するらしいな」
男の言葉に、リーリュイは眉根を寄せた。先ほどから男は、まるで知人のような態度でリーリュイに接する。しかしリーリュイも不思議と不快ではなかった。
「……そうだが、それが何だ」
「……愚かだな」
男はリーリュイに近付くと、クジロを優しい瞳で見下ろした。リーリュイがクジロの身体を差し出すと、男はまるで宝物のようにクジロを抱え込む。
そしてリーリュイを、どこか恨めし気な目で見据えた。
「……お前の心がどこにあるか、しっかり考えろ。お前の置かれている立場は真っ当か、少しは考えてみたらどうだ」
「……」
「分からんなら、もう我が主には関わるな」
(……自分の置かれている、立場? そんな事分かっている。皇太子として、一番望ましい相手と結婚する。それが、自分の立場だ。……それが、正しいはずだ……)
分かり切っていた事だ。リーリュイ自身も納得していたはずなのに、いつの間にか受け入れられない自分がいる。
男は踵を返し、森の奥へと消えていく。その背中が見えなくなるまで、リーリュイはその場に立ち尽くした。
________
数日後、リーリュイはウルフェイルの元を訪れていた。
大蛇に噛まれた怪我は随分良くなり、日常生活に苦は無いほど回復している。
オーウェンに切ってもらった果実を口に運びながら、ウルフェイルは首を傾げた。
「いや……いくら考えても、俺はクジロの事知らねぇな。あんな華奢な男、そこいらにはいねぇって」
「そうか……」
リーリュイが重く呟くと、ウルフェイルの隣に座っていたオーウェンが口を開く。
「ところでさ、リーリュイ。君、ここにいていいのかい?」
「……」
黙り込むリーリュイを見て、ウルフェイルは頭を掻き回した。オーウェンへ困り顔を向けると、彼も同様の顔をしている。
オーウェンはリーリュイを言い聞かせるように、穏やかな口調で続けた。
「今日は君の婚約者が、肆羽宮に来ているんだろう? 行かなくていいのかい?」
「……もう行ってきた」
ぽつりと言うと、ウルフェイルが身を乗り出してきた。
「もう!? 対面は終わったのか!? まだ昼前だぞ?」
「ああ。終わった」
大勢の侍女を連れた婚約者は、美しい女性だった。美しい上に慎ましく、夫となるリーリュイを支え続けると、熱の籠った目で誓ってくれた。
しかしその女性を目の前にしたとき、リーリュイは確信したのだ。
肆羽宮で共に過ごすべき人は、この人ではない。
「婚約を破棄した」
「……はぁ!? そ、そんなことして……お前、王妃様がお怒りになるぞ!」
「構わない。これは私の意志だ」
リーリュイの心臓がとくとくと音を立てる。失っていた何かが少しずつ戻っていく、そんな感覚がした。
(……やっと眠ったか……)
リーリュイはほっと息を吐きながら、腕の中で眠る仮面の男を見た。くったりとした身体はあまりにも華奢で、とても敵国の副将には見えない。
仮面の下から覗く肌は真っ白で、首筋は薄っすらと赤く色づいている。手を当てると、異常なほどの熱が伝わってきた。
(……熱があるな。このままでは辛いだろう)
リーリュイは体勢を変え、クジロを横抱きにする。そのまま包むように抱え込むと、彼の体温が身体へと伝わってきた。
空っぽだと思っていた自分の心臓が、とくとくと音を立て始める。
暴走した魔獣が出たと報告を受けた時、リーリュイは偶然にも近くに居た。駆け付けた先でクジロを見た時、目に映る世界が一瞬で鮮やかになった。
身体全体を使って短剣を振るうクジロが、恐ろしいほど美しかったのだ。彼の動き一つ一つに、心が共鳴するように震える。
(私のここは、こんなにも動くのか……。失ったと思っていたのに、まだあったんだな……)
ここ数か月、どんな事をしてもリーリュイの心は反応しなかった。胸に手を当てる度に、虚無感に襲われた。
その胸に、今はクジロがいる。胸板にぺたりと耳をつけ、寝息を立てているクジロを見ると、心の奥底から温かさが湧いてくる。しかしどうしてか、今はその温かさに浸れなかった。
『___ 噛まれたのが利き腕じゃなくて良かったな』
そう言ったクジロの口元は、柔らかく弧を描いていた。爆風からも、身を挺してウルフェイルを守っていた。
(……もしかして、ウルフの知り合いか? ……どういう関係なんだ?)
温かさで満たされたはずの心の一部が、ツキリと痛む。
「……そんなにウルフが大事なのか?」
静かに呟くと、クジロの身体が僅かに身じろいだ。そしてリーリュイの胸にすりすりと頭を擦りつけ、またくったりと動かなくなる。
その仕草を見ていたら、胸が締め付けられるように痛んだ。
(……どうして……こんなに彼の事が気になるんだ? 私は……こんなに人に執着したことがあったか?)
走り去ったクジロを、リーリュイは迷わず追いかけた。追いかける必要は無かったはずだ。あのままクジロと別れる選択が、皇太子としては正しい判断だっただろう。
しかしリーリュイは、拒まれていると分かっていても追いかけ、宥めて近付いて、半ば強引に引き留めた。
このまま逃がすと、二度と彼は姿を見せない。そう確信があった。だからこそリーリュイは、追いかけずにはいられなかった。
このまま連れ帰り、誰も知らない場所へ閉じ込めておきたい。そんな欲望さえ抱いてしまう。
「……クジロ」
呼びかけてみるも、今度は何の反応もなかった。リーリュイは、無防備に身体を預けているクジロの仮面に手を伸ばす。
仮面の表面はひんやりとしていて、無機質だ。クジロには似合わない、何かの枷のような物にも感じた。
『___ 嫌いだ』
(……私もこれが、嫌いだ)
リーリュイが仮面に指を掛けたところで、低い声が響く。
「それを剥がしても、意味はないぞ」
「………」
リーリュイが視線を上げると、そこには男が立っていた。紺色の長い髪を一つに結った男は、海のような青い目でリーリュイを見下ろす。
「仮面の下にあるのは、どうせお前の知らない顔だ」
「……随分棘のある言い方をするんだな」
「知らん方が悪い。我が主を渡せ」
「主? という事は、あなたは彼が従える神燐一族か?」
男が頷いたのを見て、リーリュイはクジロを抱えたまま立ち上がった。もう手放さなければならないと思うと、抱きしめる腕に力が籠ってしまう。
「……お前、結婚するらしいな」
男の言葉に、リーリュイは眉根を寄せた。先ほどから男は、まるで知人のような態度でリーリュイに接する。しかしリーリュイも不思議と不快ではなかった。
「……そうだが、それが何だ」
「……愚かだな」
男はリーリュイに近付くと、クジロを優しい瞳で見下ろした。リーリュイがクジロの身体を差し出すと、男はまるで宝物のようにクジロを抱え込む。
そしてリーリュイを、どこか恨めし気な目で見据えた。
「……お前の心がどこにあるか、しっかり考えろ。お前の置かれている立場は真っ当か、少しは考えてみたらどうだ」
「……」
「分からんなら、もう我が主には関わるな」
(……自分の置かれている、立場? そんな事分かっている。皇太子として、一番望ましい相手と結婚する。それが、自分の立場だ。……それが、正しいはずだ……)
分かり切っていた事だ。リーリュイ自身も納得していたはずなのに、いつの間にか受け入れられない自分がいる。
男は踵を返し、森の奥へと消えていく。その背中が見えなくなるまで、リーリュイはその場に立ち尽くした。
________
数日後、リーリュイはウルフェイルの元を訪れていた。
大蛇に噛まれた怪我は随分良くなり、日常生活に苦は無いほど回復している。
オーウェンに切ってもらった果実を口に運びながら、ウルフェイルは首を傾げた。
「いや……いくら考えても、俺はクジロの事知らねぇな。あんな華奢な男、そこいらにはいねぇって」
「そうか……」
リーリュイが重く呟くと、ウルフェイルの隣に座っていたオーウェンが口を開く。
「ところでさ、リーリュイ。君、ここにいていいのかい?」
「……」
黙り込むリーリュイを見て、ウルフェイルは頭を掻き回した。オーウェンへ困り顔を向けると、彼も同様の顔をしている。
オーウェンはリーリュイを言い聞かせるように、穏やかな口調で続けた。
「今日は君の婚約者が、肆羽宮に来ているんだろう? 行かなくていいのかい?」
「……もう行ってきた」
ぽつりと言うと、ウルフェイルが身を乗り出してきた。
「もう!? 対面は終わったのか!? まだ昼前だぞ?」
「ああ。終わった」
大勢の侍女を連れた婚約者は、美しい女性だった。美しい上に慎ましく、夫となるリーリュイを支え続けると、熱の籠った目で誓ってくれた。
しかしその女性を目の前にしたとき、リーリュイは確信したのだ。
肆羽宮で共に過ごすべき人は、この人ではない。
「婚約を破棄した」
「……はぁ!? そ、そんなことして……お前、王妃様がお怒りになるぞ!」
「構わない。これは私の意志だ」
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