火星

ニタマゴ

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第二話 帰還

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この件は全てのネット上で話題となった。そして、年月は過ぎた・・・
1年ほどが経った・・・
NASAの公式ホームページで、今日の午後2時にスペースチャレンジャー21号が帰還すると発表された。
火星人がいるかも!という考えもあり、地球に着く前にミサイルなどで破壊するという考えも上がったが、生きてる宇宙飛行士もいることから却下された。
着陸地点に機動部隊や消防隊、救急車さらには軍までかけ着いていた。
もう、裸眼で見えるほど近くなっていた。大気圏突破中で先端部分が燃えていた。
「大気圏突破しました!」
「了解、現地部隊はそのまま待機!」
司令部での今回の隊長の「ソニック」彼の名前だ・・・そして彼はこの物語の主人公でもあった
高度3万メートルの時だった、ドローンが確認した・・・宇宙船の外しがみ付いている物体を・・・
「あれはなんだ!?すぐに確認しろ!」
「了解!」
パリン!
宇宙船に付いてる強化ガラスが割れた、空気が薄くなった。
「呼吸が・・・できな・・・」
操縦室のガラスが割れた。
そして、そのまま隊長は意識を失った・・・入ってきた、奴は・・・
「@%$#!@I?U」
奴は隊長の首握りしめた、そのまま首は握りつぶされた!頭部がガラスの外へ消えた。
ドローンから何かが飛び出たのを確認できた。
「撃て!それを壊せ!」
戦闘機が来た!
プッシュー!ロケットミサイルが発射された。
ボン!
頭が爆発した、煙が空中に残っている。そのまま戦闘機は来た方向へと帰って行った。
「高度1万メートル!もうすぐ着陸です。」
「そのまま監視を続けろ!」
一方宇宙船では・・・
「嘘でしょ!」
最後の宇宙飛行士は副操縦室にいた。
キーボード打ち始めた。
【操縦室の封鎖・・・命令を受け取りました。実施します】
操縦室へのドアは全てロックされた。
「2000メートル!もうすぐです!」
エンジンが逆噴射を開始した!ゆっくりと地面に止まった・・・
「こんな所で死んでたまるかよ!」
シェミリー(生き残った宇宙飛行士)は緊急脱出用の扉を開けた!飛び出た!機動部隊が彼女を保護した、そして突入した!
ライトで周りが照らされる。
「行け!行け!」
盾を持った機動部隊が操縦室の扉の前に立った。そして、C4爆弾を設置した。
「下がれ!」
スイッチを押した。C4爆弾のライトが緑から赤になった。
ピッ!ピッ!ピピピピ!
ボン!
「手を上げろ!」
煙の奥で黒い人影がいる。
「@#&&VFE$^*(」
「黙って手を上げろ!撃つぞ!」
銃が隊員の手からポロリと落ちた。そして彼は心臓を押さえた・・・そのまま彼は逝ったのだ。
「攻撃された!撃て!」
ダダダダダダダダダ!
銃弾が煙の中へ飛んでいく!
人影が消えた。そして、窓から外へ!
森の中へと消えた。その後大規模な捜索が行われたが見つかることはなかった・・・
to be continued···
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