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第4章
半ば 続
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20
エリザベス達は、行きつけのランジェリーショップへと入っていった。
「マスターはどう言う感じのが好きですか?」
「黒で、派手じゃないけど露出面積が多いのかなぁ」
「マスターはやっぱり大人ですよね……」
「マスターは胸も大人ですからね……」
エリザベスの左右にいるキナシとケロベロスはそう言うと、自分の胸を見てから羨ましそうにエリザベスの大きな胸を見た。
((悔しい…… けど揉みたい))
エリザベスは知らないだろうが二人は、そう思った。
それからエリザベスを着せ替え人形のように、下着や水着を着せたりした。
ランジェリーショップで下着と水着を購入したエリザベス一行は、昼頃になっていた為、近くのホットドッグ屋台で一個10インのホットドッグを頼むと、噴水広場の木陰で涼しいベンチで食べることにした。
いつもなら子供やカップルがいるのだが、今はいない。
「人払い魔法してあるな……」
「えっ?」
キナシはよく分からないようだが、ケロベロスは多分キナシさんは気付いてないと言いたげにエリザベスを力強く見つめた。
エリザベスはケロベロスの目からの意思を汲み取った。
「何でもないよ」
「そうですか?」
エリザベスとケロベロスは気付いているが、B級でやっと使える人払い魔法が噴水広場一帯に施されている。
人払い魔法はS級でない限り、必ず施した数名の術者がいないといけない。
(3人あそこの林、5人は……噴水近くの木の裏にいるね)
(そうですね…… けど、中に一匹、狐もいますね)
……、………、……………
ブツブツとエリザベスとケロベロスの二人は、この状況をどう対処するか相談していた。
エリザベスが攻撃魔法を使えばいいのだが、人払い魔法が無効かしてしまい、他の人々を巻き込む事になる。つまり、強い魔法は使えない。
しかし、彼女らの店では魔法を少量使われた弾丸を撃ち込み、手動で排莢するボルトアクションライフルと呼ばれるライフルがある。
なぜ風俗店に警備員やライフルが必要かと言われると、エリザベスが商会長の風俗商会『ディカシヒラ』に属していない他の店から恨みを買うことがあるからなのだ。
ディカシヒラはエリザベスを合わして15人の幹部がいる。その下に約1500店が属している。そこに入るには店の売り上げ額を月額で1000000イン以上の会入金がいる。会入金は幹部達が集まる場所でもある、勇者アナッテを祀る聖なる神殿『チベンスパッシュ神殿』の維持費や各国の風俗店の取り締まりとかに使う。
確かに月額はキツいが、会入したら「ディカシヒラ」と言う客が安心して来やすいもうひとつの看板を貰える。だが偽物の看板を使う店もあるから会入している店の名前を書いたチラシを配ったり、変装してパチもん店がないか見回りしている。
実際、エリザベスがまだ工藤 琥太郎として生きていた世界にはこう言う組織や集まりはないだろうが、異世界と呼ばれる世界にはある。
その為、恨みを買いやすいのだ。
「キナシ、あなたはナイフを持っていたよね?」
「ナイフは投げナイフとサバイバルナイフを持ってますけど……」
「上等! ケロベロスはこのライフルでお願い。 認証はしなくていいよ」
「了解」
「マスター……ひょっとしてまたですか?」
キナシにナイフを持っていることを確認したエリザベスは、キナシの質問を無視し、呪文を唱えると、黒いモヤが掛かった魔方陣から同じライフルを二挺取り出した。
認証とエリザベスが言ったが、認証魔法とは創作者が使用者の名前を認証魔法を呪文を唱え、認証をすると、使用者は5秒間認証魔法を掛けた物に指紋認証の様に指を認証させる必要がある。この魔法は、数十人認証出来ると言う優れた魔法で、王国騎士達も聖剣に認証魔法を掛けていると言われている程、貴重な物には必ずと言っていい程認証魔法は掛けている。
そんな優れた認証魔法を使わないでいいと言ったには理由があり、エリザベスは、自分用とスペアを持っていたからだ。自分用には認証魔法を掛けているが、スペアには掛けていない為ケロベロスは認証せずに済んだのだ。
エリザベスは認証を済ませると、銃口を下に向け、片手でライフルを持ちながらキナシとケロベロスを向き話し掛けた。
「一人は捕獲して、後は気絶でいいかなぁ……」
「「了解」」
「じゃ、やりますかね」
そう言うと、キナシは一度どの位置に敵がいるのか探る為狼の姿になった。
「噴水近くの木の裏と、林に数人……狐が一匹ですか……」
狼の姿から戻ったキナシは投げナイフを数本握ると、噴水近くの木の裏の敵がいる位置の数人の足元に一度に投げると、「我投げし鉄の牙に命ず、しばし雷の補助となれ!」そう言うと、キナシが投げたナイフから薄紫色をした雷が近くにいた敵を貫けると、噴水近くの木の裏の敵は全員気絶した。
「やるねキナシ」
「ありがとうございます!」
エリザベスはキナシを誉めると、ケロベロスと銃口を林に向けると、逃げようとしていた三人の真ん中の敵の左右敵の背中目掛けS級眠り魔法を掛けられた麻酔弾を撃ち込んだ。
エリザベスとケロベロスはライフルのボルトを引き排莢し、新しい弾を装填するとエリザベスは左右いた二人の仲間を寝かされ、一人逃げている真ん中いた敵に、サイトを合わせると麻酔弾を撃った。
ケロベロスは林に逃げずに隠れている、狐に気配を消して近付いたが狐はライフルの発砲音で気を失っていたみたいでその場に倒れていた。
気絶していた黒の服装をした男達はキナシが捕縛していたが、狐は別に林で眠らされた男達はケロベロスが捕縛していた。エリザベスは狐を木陰のベンチに寝かせると、揺すり起こしてみた。すると、狐がゆっくりと目を覚ました。
「おっ、お前は!」
「標的だよ?」
「なぜ、私を? 自白でもするとでも?」
狐はエリザベスを睨みながらも、この状況を理解しているらしい。
「自白だ~? 監禁されていた狐がわかるはずないだろう?」
「なぜそれを………」
「なぜって、手首足首見たら嫌でもわかるだろ……」
そう、狐の手首足首には拘束されていたとわかるアザがあったのだ。
「で、何を知りたい……」
狐は手首を擦りながら聞いて来た。
「私が知りたいのは、あなたが拘束されていた場所とその建物の名前だけ」
「それだけでいいのか?」
「ええ」
狐はそれを聞くと、数回深呼吸するとゆっくりと場所と建物の名前を言った。
「なるほど、ありがとう。 それとケロベロスが呼んでるからあなたも付いて来てね。」
狐は嫌そうにだが、しぶしぶエリザベスに付いて行った。
「マスター、この若いのどこで会ったと思ったら地獄で会ってます。 確か訳あり転生したのかと……」
「わ、訳あり転生?」
訳あり転生とは死ぬ前に嫉妬以外で、どうしても死ぬに死にきれない人間や動物が転生した後に希にだが前世の記憶を持っている転生者や転生動物である。
例えば「僕は木に生まれ変わっても、君のところに帰ってくる」と言うセリフを残し恋人の元を去り、何かしらのアクシデントで死んでしまい、生前の恋人と約束した木に生まれ変わってるってオチがある映画やアニメ等あるが、そんな感じに転生するって思えばいい。
おおざっぱだが、エリザベスにもケロベロスから訳あり転生について教えられた。
「ふ~ん…… でっ、こいつは俺みた…… ゴホン、前世の記憶があるんだね?」
「えぇ、まぁ……」
「起こしてみるか…… おーい」
エリザベスはそう言うと、右手で訳あり転生をした若者の左頬をつねってみた。
「いっつ…… 何をする!」
「あっ、起きた起きた」
「そりゃあ、頬を強くつねられたら起きるさ!」
「どうどうどう、まずは落ち着きなって!」
「暗殺対象人にあっと言う間に捕まって落ち着ける馬鹿がどこにいる! それと人を馬扱いするなぁぁあ!」
暗殺対象人に頬をつねられ、頬を赤くしている若者はそっぽを向いた。
「君に聞きたい事があるんだけどいいかなぁ?」
つねられた頬が赤い暗殺者にエリザベスは尋問を始めた。
「俺に聞いても何も吐かんぞ!」
「何も吐かんぞ? そうじゃなくて、あんた前世の記憶あんだろ」
「っ!?」
若者は狐にでも化かされたように驚き、エリザベスを見た。
「な、な、なぜそれを……」
「ん? あぁ~ー、地獄の番犬ケロベロスがいるからね」
「ケロベロスだ? はっ! いねぇ~じゃねか? ここのどこに3頭のワンコがいるんだ?」
「ケロベロス、お願い」
出番がなくキナシをボーッと見ていたケロベロスは、我が主に名前を呼ばれ我に返ると、お願いされたことを聞いていなかったのでもう一度言ってもらうと、呪文を唱える事もなく元の姿に返り始めた。
手足から黒い毛が生え初め、あっと言う間に腕や太腿まで黒い毛で覆われたら爪が犬の様になっていった。それから地面に付くほどの大きな黒い毛で覆われた尻尾が生え、目付きがちょっとキツかった凛々しい顔が鼻から徐々に犬の顔になっていた。人間の顔から犬の顔になった間もなく左右の肩から犬の頭が一つずつ出て来た。そして骨格も頭以外普通の犬になり、よつんばとなった。
人間から完全なケロベロスに戻ったケロベロスを見ていた尋問中の若者は、気を失ないかけたがエリザベスにつねられたら頬を叩かれ、正気に戻った。
「ね? いるでしょ?」
エリザベスがそう言うと、更に頬を紅葉型に赤くした若者はコクンコクンと化け物を見て怯えながらも数回頷いた。
エリザベス達は、行きつけのランジェリーショップへと入っていった。
「マスターはどう言う感じのが好きですか?」
「黒で、派手じゃないけど露出面積が多いのかなぁ」
「マスターはやっぱり大人ですよね……」
「マスターは胸も大人ですからね……」
エリザベスの左右にいるキナシとケロベロスはそう言うと、自分の胸を見てから羨ましそうにエリザベスの大きな胸を見た。
((悔しい…… けど揉みたい))
エリザベスは知らないだろうが二人は、そう思った。
それからエリザベスを着せ替え人形のように、下着や水着を着せたりした。
ランジェリーショップで下着と水着を購入したエリザベス一行は、昼頃になっていた為、近くのホットドッグ屋台で一個10インのホットドッグを頼むと、噴水広場の木陰で涼しいベンチで食べることにした。
いつもなら子供やカップルがいるのだが、今はいない。
「人払い魔法してあるな……」
「えっ?」
キナシはよく分からないようだが、ケロベロスは多分キナシさんは気付いてないと言いたげにエリザベスを力強く見つめた。
エリザベスはケロベロスの目からの意思を汲み取った。
「何でもないよ」
「そうですか?」
エリザベスとケロベロスは気付いているが、B級でやっと使える人払い魔法が噴水広場一帯に施されている。
人払い魔法はS級でない限り、必ず施した数名の術者がいないといけない。
(3人あそこの林、5人は……噴水近くの木の裏にいるね)
(そうですね…… けど、中に一匹、狐もいますね)
……、………、……………
ブツブツとエリザベスとケロベロスの二人は、この状況をどう対処するか相談していた。
エリザベスが攻撃魔法を使えばいいのだが、人払い魔法が無効かしてしまい、他の人々を巻き込む事になる。つまり、強い魔法は使えない。
しかし、彼女らの店では魔法を少量使われた弾丸を撃ち込み、手動で排莢するボルトアクションライフルと呼ばれるライフルがある。
なぜ風俗店に警備員やライフルが必要かと言われると、エリザベスが商会長の風俗商会『ディカシヒラ』に属していない他の店から恨みを買うことがあるからなのだ。
ディカシヒラはエリザベスを合わして15人の幹部がいる。その下に約1500店が属している。そこに入るには店の売り上げ額を月額で1000000イン以上の会入金がいる。会入金は幹部達が集まる場所でもある、勇者アナッテを祀る聖なる神殿『チベンスパッシュ神殿』の維持費や各国の風俗店の取り締まりとかに使う。
確かに月額はキツいが、会入したら「ディカシヒラ」と言う客が安心して来やすいもうひとつの看板を貰える。だが偽物の看板を使う店もあるから会入している店の名前を書いたチラシを配ったり、変装してパチもん店がないか見回りしている。
実際、エリザベスがまだ工藤 琥太郎として生きていた世界にはこう言う組織や集まりはないだろうが、異世界と呼ばれる世界にはある。
その為、恨みを買いやすいのだ。
「キナシ、あなたはナイフを持っていたよね?」
「ナイフは投げナイフとサバイバルナイフを持ってますけど……」
「上等! ケロベロスはこのライフルでお願い。 認証はしなくていいよ」
「了解」
「マスター……ひょっとしてまたですか?」
キナシにナイフを持っていることを確認したエリザベスは、キナシの質問を無視し、呪文を唱えると、黒いモヤが掛かった魔方陣から同じライフルを二挺取り出した。
認証とエリザベスが言ったが、認証魔法とは創作者が使用者の名前を認証魔法を呪文を唱え、認証をすると、使用者は5秒間認証魔法を掛けた物に指紋認証の様に指を認証させる必要がある。この魔法は、数十人認証出来ると言う優れた魔法で、王国騎士達も聖剣に認証魔法を掛けていると言われている程、貴重な物には必ずと言っていい程認証魔法は掛けている。
そんな優れた認証魔法を使わないでいいと言ったには理由があり、エリザベスは、自分用とスペアを持っていたからだ。自分用には認証魔法を掛けているが、スペアには掛けていない為ケロベロスは認証せずに済んだのだ。
エリザベスは認証を済ませると、銃口を下に向け、片手でライフルを持ちながらキナシとケロベロスを向き話し掛けた。
「一人は捕獲して、後は気絶でいいかなぁ……」
「「了解」」
「じゃ、やりますかね」
そう言うと、キナシは一度どの位置に敵がいるのか探る為狼の姿になった。
「噴水近くの木の裏と、林に数人……狐が一匹ですか……」
狼の姿から戻ったキナシは投げナイフを数本握ると、噴水近くの木の裏の敵がいる位置の数人の足元に一度に投げると、「我投げし鉄の牙に命ず、しばし雷の補助となれ!」そう言うと、キナシが投げたナイフから薄紫色をした雷が近くにいた敵を貫けると、噴水近くの木の裏の敵は全員気絶した。
「やるねキナシ」
「ありがとうございます!」
エリザベスはキナシを誉めると、ケロベロスと銃口を林に向けると、逃げようとしていた三人の真ん中の敵の左右敵の背中目掛けS級眠り魔法を掛けられた麻酔弾を撃ち込んだ。
エリザベスとケロベロスはライフルのボルトを引き排莢し、新しい弾を装填するとエリザベスは左右いた二人の仲間を寝かされ、一人逃げている真ん中いた敵に、サイトを合わせると麻酔弾を撃った。
ケロベロスは林に逃げずに隠れている、狐に気配を消して近付いたが狐はライフルの発砲音で気を失っていたみたいでその場に倒れていた。
気絶していた黒の服装をした男達はキナシが捕縛していたが、狐は別に林で眠らされた男達はケロベロスが捕縛していた。エリザベスは狐を木陰のベンチに寝かせると、揺すり起こしてみた。すると、狐がゆっくりと目を覚ました。
「おっ、お前は!」
「標的だよ?」
「なぜ、私を? 自白でもするとでも?」
狐はエリザベスを睨みながらも、この状況を理解しているらしい。
「自白だ~? 監禁されていた狐がわかるはずないだろう?」
「なぜそれを………」
「なぜって、手首足首見たら嫌でもわかるだろ……」
そう、狐の手首足首には拘束されていたとわかるアザがあったのだ。
「で、何を知りたい……」
狐は手首を擦りながら聞いて来た。
「私が知りたいのは、あなたが拘束されていた場所とその建物の名前だけ」
「それだけでいいのか?」
「ええ」
狐はそれを聞くと、数回深呼吸するとゆっくりと場所と建物の名前を言った。
「なるほど、ありがとう。 それとケロベロスが呼んでるからあなたも付いて来てね。」
狐は嫌そうにだが、しぶしぶエリザベスに付いて行った。
「マスター、この若いのどこで会ったと思ったら地獄で会ってます。 確か訳あり転生したのかと……」
「わ、訳あり転生?」
訳あり転生とは死ぬ前に嫉妬以外で、どうしても死ぬに死にきれない人間や動物が転生した後に希にだが前世の記憶を持っている転生者や転生動物である。
例えば「僕は木に生まれ変わっても、君のところに帰ってくる」と言うセリフを残し恋人の元を去り、何かしらのアクシデントで死んでしまい、生前の恋人と約束した木に生まれ変わってるってオチがある映画やアニメ等あるが、そんな感じに転生するって思えばいい。
おおざっぱだが、エリザベスにもケロベロスから訳あり転生について教えられた。
「ふ~ん…… でっ、こいつは俺みた…… ゴホン、前世の記憶があるんだね?」
「えぇ、まぁ……」
「起こしてみるか…… おーい」
エリザベスはそう言うと、右手で訳あり転生をした若者の左頬をつねってみた。
「いっつ…… 何をする!」
「あっ、起きた起きた」
「そりゃあ、頬を強くつねられたら起きるさ!」
「どうどうどう、まずは落ち着きなって!」
「暗殺対象人にあっと言う間に捕まって落ち着ける馬鹿がどこにいる! それと人を馬扱いするなぁぁあ!」
暗殺対象人に頬をつねられ、頬を赤くしている若者はそっぽを向いた。
「君に聞きたい事があるんだけどいいかなぁ?」
つねられた頬が赤い暗殺者にエリザベスは尋問を始めた。
「俺に聞いても何も吐かんぞ!」
「何も吐かんぞ? そうじゃなくて、あんた前世の記憶あんだろ」
「っ!?」
若者は狐にでも化かされたように驚き、エリザベスを見た。
「な、な、なぜそれを……」
「ん? あぁ~ー、地獄の番犬ケロベロスがいるからね」
「ケロベロスだ? はっ! いねぇ~じゃねか? ここのどこに3頭のワンコがいるんだ?」
「ケロベロス、お願い」
出番がなくキナシをボーッと見ていたケロベロスは、我が主に名前を呼ばれ我に返ると、お願いされたことを聞いていなかったのでもう一度言ってもらうと、呪文を唱える事もなく元の姿に返り始めた。
手足から黒い毛が生え初め、あっと言う間に腕や太腿まで黒い毛で覆われたら爪が犬の様になっていった。それから地面に付くほどの大きな黒い毛で覆われた尻尾が生え、目付きがちょっとキツかった凛々しい顔が鼻から徐々に犬の顔になっていた。人間の顔から犬の顔になった間もなく左右の肩から犬の頭が一つずつ出て来た。そして骨格も頭以外普通の犬になり、よつんばとなった。
人間から完全なケロベロスに戻ったケロベロスを見ていた尋問中の若者は、気を失ないかけたがエリザベスにつねられたら頬を叩かれ、正気に戻った。
「ね? いるでしょ?」
エリザベスがそう言うと、更に頬を紅葉型に赤くした若者はコクンコクンと化け物を見て怯えながらも数回頷いた。
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