厨二病と能力者

メイリス

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神頼み

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俊は葵が話している間宇津木を神社の中へ運び、応急処置をしようとしたが宇津木は頑なに拒否を続けた。

俊 宇津木、どうみても重傷だ
少し染みるだけだけど良くなるから

宇津木 要らんと言っておるだろうが
儂はそんなヘタレでは無い

こうは言っているが
俊は宇津木の服の半分が血に染まっているのを見て、返り血だったとしても相当な出血、そして息が荒く、1人では立てないほど消耗しているのは明らかだった

俊 宇津木いい加減にしてくれ!
助かるのに助からないと内心諦めないでくれ!
僕は、宇津木が何であっても1人の友達として生きていて欲しいんだ!!

宇津木 平気… だと…
言っているだろう…

俊 平気でも何でもやれるだけはやるから

宇津木 要らん…
他にやるべき事があるだろう…

俊 今やるべき事がコレなんだ。

宇津木 儂を生かすと後悔するぞ。

俊 後悔するとしても関係ない。
僕の判断だ。
後悔なんてする気は無い。

俊は宇津木の反対を押し切って応急処置をした。
俊は応急処置には慣れており宇津木の応急処置は手早く済ませたが宇津木の限界が近いのは明らかだった

俊 どうすれば…
僕の知り合いに回復させれる能力を持っている人なんて…
どうしよう どうしよう

宇津木 もういい
充分だ…

俊 僕はどうなっても構いません
神様 一生のお願いです
宇津木を助けてください

宇津木 神は居ないぞ…

俊 縋(すが)れるモノは縋る
とにかくちゃんと起きておいて
動いちゃダメだからね!

宇津木 動けんわ…

俊は自分の頭をフル回転させながら神社の石段を降りようとした。

葵 目的わかりましたよ

俊 後で聞く宇津木をお願い!
(海斗の予知なら可能性があるかもしれない 後は石段をダッシュで降りつつ合流出来れば)
もしもし海斗?

海斗『どうかしたの?』

俊 実は朱ーー

降ろうとした正にその時だった。
足を石段から踏み外し頭から下へ転落していった。
一転二転と回りながら鳥居の前に血を流して気を失った。

葵 嘘…
俊さん!

海斗 おい!
どうした!俊!?

海斗 まさか…
(もう予知は終わっていた筈なのに…
そう言えば石段の所で倒れてる姿は見て無い…
もしかして今予知が…)

翔太 どうしたんだ?

海斗は最後の1人として風香を入ってくれるよう説得し、その事を本人に伝えて結衣を紹介しておこうと俊の家に向かっていた

結衣 何かマズイ事でも?

海斗 俊が危ない!
速く行かないと!

翔太 ちょっと待て、何が起こっているのかだけでもーー

海斗 俊が血を流して朱狩神社の入り口付近に倒れてる!

結衣 もしかして予知?
と言うよりちょっと待って
今人呼ぶから

風香 速くいかないとマズイのでは…

翔太 ちっ
とにかく速く行かないと間に合わなくなるぞ
ってか治療出来るやついんのか?

結衣 今呼んでる!

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