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第51話 ブルードラゴンと中年タイツ
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「あ゛~」
平日の昼過ぎ。
本日も長閑な田舎町は平穏を極めていた。それは怪人すらも憂鬱な声を漏らしてしまうほどである。
無論、聞き慣れたこの声は憂鬱さから来るものというより、死にかけのセミの鳴き声に近い。
悪の組織に属する量産型下っ端怪人は、今日も公園のベンチに座って天を仰いでいる。相も変わらず股を開いて換気していた。
このベンチは木陰になっていて、風が吹けばそれなりに居心地の良い場所であるため、タイツ野郎のお気に入りでもあった。
そんなタイツ野郎の下に、とある女が姿を見せた。
「相変わらず死にそうな声を出すわね」
「お、ブルードラゴンじゃねぇか」
怪人ブルードラゴンである。
絶世の美女はタイトなチャイナドレスに身を包み、その身体のラインがくっきりと出る様相でタイツ野郎の前に現れた。
そんなブルードラゴンは日傘を手にしており、くるりくるりと手で傘を回している。意中の相手であるタイツ野郎と会話ができたことを嬉しく思って、つい手が動いてしまったのだ。
無意識に、くるりくるりと。
ちなみに先日、魔法少女<マジカラーズ>の面々と戦って、大人気なく完勝したブルードラゴンは、<転移>のスキルで東京支部に戻った後、「味気ない別れ方をしたわね」などと言いながら、本日再び<転移>スキルでタイツ野郎がいる田舎町に帰ってきてた。
タイツ野郎に会えないかと町をうろちょろしていたら、偶々公園のベンチにタイツ野郎が居るところを発見。
内心でガッツポーズしつつ、無意識に尻尾が地面をビタンと叩いてしまったのは、ここだけの話である。
「なんだ、東京に帰ってなかったのか」
「帰ったわよ。でも戻ってきたわ」
「なんで?」
「スペインのお土産を持ってきたの」
「どういうこと?!」
タイツ野郎、思わず身を起こしてツッコんでしまう。
「お土産って、昨日グアムのお土産を貰ったばっかだよ?! 旅行のスケジュールどうなってんだよ!」
「別にいいじゃない。私の勝手でしょ」
ツン。ブルードラゴン、素直になれない性格のせいで、スペイン旅行を一日もせずしてきたと言う羽目に。
当然、中年野郎にその思いは伝わらない。
タイツ野郎はブルードラゴンから見るからに高そうな紙袋を受け取った。
「えっと、なにこれ」
「ワインよ」
「お、マジか!」
タイツ野郎、お酒と聞いて喜んでしまう。
ブルードラゴンはそんな中年を見て、喜んでもらえたことに内心で万歳した。
「いいね~。ありがたく飲ませてもらうよ」
「ええ」
(私を誘いなさい! 私を! 今晩一緒に飲まないかって!! きゃー!)
ブルードラゴンは顔にこそ出さないが、心の中には割と激しい性格を持っている。
ただ彼女の尻尾だけは、その感情と神経が繋がっているようで、喜ぶ度にぶんぶんと揺れているのだが、本人はそれに気づいていない。
あとタイツ野郎も。
「はぁ。俺も便利なスキルが欲しかったわ~」
「ふふ。羨ましい?」
「ああ。毎日通勤時間を短縮できんじゃん」
「しょうもない理由ね」
(それより私の<転移>で、今度どこかに出かけようって言いなさいよ)
「いやいや。年を取るとな、若い頃は苦じゃなかったものが嫌になってくるんだよ」
「どうでもいいわ。やっぱり一番のメリットは行きたい所にすぐに行けることよ」
「ああ、忘れもんしたときとか便利だよな」
「......。」
だから、なぜ、そうなる。
ブルードラゴンはジト目でタイツ野郎を睨んだ。
斯く言うブルードラゴンだが、別に旅行することが好きとかではないのだ。何度も言うが、旅行するのはタイツ野郎と会ったときの話題を作るため。
そのきっかけを作るためにお土産を買い、タイツ野郎も行きたいと言わせるために自慢話をする。
回りくどい女なのだ。
(ほんっと鈍感ね。なんで「俺も旅行したいから連れてって」の一言が言えないのかしら?)
ブーメランとはまさにこのこと。
埒が明かないため、ブルードラゴンから踏み込むことにした。
「あなたは旅行に興味が無いの?」
「無いことも無いが......旅行先って怖いじゃん」
田舎のヤンキーか。
ブルードラゴンはそうツッコミそうになるのを既の所で踏み止まった。
「情けないわね。何が怖いのよ」
「いや、海外って言語通じないし、文化知らないから、知らないうちに何かやらかしてそうで楽しめない気がする」
「国内は?」
「ああー、日本の観光地に行くのはありかな」
お、これは脈ありかしら?と思うブルードラゴンであったが、タイツ野郎の次の一言で膝から崩れ落ちそうになる。
「でも旅行って面倒くさいイメージあるんだよなぁ。俺、計画立てるの苦手だし」
「......。」
ブルードラゴン、いつになったらこの中年とイチャラブ旅行デートができるのかと不安になった。
自分から一言言ってしまえば、それで片が付きそうなものだが。
「あ、ちょっと待ってろ」
「?」
するとタイツ野郎は立ち上がって、近くの自販機の下へ向かい、缶コーヒーを二つ買ってきた。
一つはブラック。もう一つはカフェオレ。どちらも同じメーカーのものである。
タイツ野郎はカフェオレをブルードラゴンに渡した。
「ほらよ」
「ありがと」
「大したもん返せなくて悪いな。いつも貰ってばっかでよ」
「気にしなくていいわよ」
などと言いながら、タイツ野郎から貰った冷たいそれに内心で感動する悪の怪人。安い女と言われればそれまでだ。
タイツ野郎が再びベンチに座ると、その横に少し距離をあけてブルードラゴンが座った。
タイツ野郎は缶コーヒーをプシュッと開けて傾ける。ブルードラゴンはカフェオレを手にしたまま、タイツ野郎と同じ景色を眺めていた。
(これ、飲むのが勿体ないわ......。でも飲まないと、自分が買ってきた物が苦手だったのかって思われそうだし......)
「あれ、甘いの好きだったよな?」
「っ?!」
「もしかして他の方が――」
「そ、そんなことないわ」
ブルードラゴン、プシュッと缶を開けて、カフェオレを飲む。
あまりタイツ野郎から施しを受けたことが無いので、嬉しさが身に沁みる思いに駆られた。
「世界一美味しい......」
「はは、大袈裟だな」
「本当よ?」
「はいはい」
これは善と悪が繰り広げる壮絶な戦いを記す物語。
時として、悪の組織の戦闘員が平穏な日を送ることを記す物語でもあった。
「あ、ワインによく合うチーズをこの前見つけたんだよ。スーパーでさ」
「あらそう」
「ちょっと<転移>でそのスーパーに連れてってくんない?」
「あなた、私を便利なドアだと思ってるでしょ......」
続く。
平日の昼過ぎ。
本日も長閑な田舎町は平穏を極めていた。それは怪人すらも憂鬱な声を漏らしてしまうほどである。
無論、聞き慣れたこの声は憂鬱さから来るものというより、死にかけのセミの鳴き声に近い。
悪の組織に属する量産型下っ端怪人は、今日も公園のベンチに座って天を仰いでいる。相も変わらず股を開いて換気していた。
このベンチは木陰になっていて、風が吹けばそれなりに居心地の良い場所であるため、タイツ野郎のお気に入りでもあった。
そんなタイツ野郎の下に、とある女が姿を見せた。
「相変わらず死にそうな声を出すわね」
「お、ブルードラゴンじゃねぇか」
怪人ブルードラゴンである。
絶世の美女はタイトなチャイナドレスに身を包み、その身体のラインがくっきりと出る様相でタイツ野郎の前に現れた。
そんなブルードラゴンは日傘を手にしており、くるりくるりと手で傘を回している。意中の相手であるタイツ野郎と会話ができたことを嬉しく思って、つい手が動いてしまったのだ。
無意識に、くるりくるりと。
ちなみに先日、魔法少女<マジカラーズ>の面々と戦って、大人気なく完勝したブルードラゴンは、<転移>のスキルで東京支部に戻った後、「味気ない別れ方をしたわね」などと言いながら、本日再び<転移>スキルでタイツ野郎がいる田舎町に帰ってきてた。
タイツ野郎に会えないかと町をうろちょろしていたら、偶々公園のベンチにタイツ野郎が居るところを発見。
内心でガッツポーズしつつ、無意識に尻尾が地面をビタンと叩いてしまったのは、ここだけの話である。
「なんだ、東京に帰ってなかったのか」
「帰ったわよ。でも戻ってきたわ」
「なんで?」
「スペインのお土産を持ってきたの」
「どういうこと?!」
タイツ野郎、思わず身を起こしてツッコんでしまう。
「お土産って、昨日グアムのお土産を貰ったばっかだよ?! 旅行のスケジュールどうなってんだよ!」
「別にいいじゃない。私の勝手でしょ」
ツン。ブルードラゴン、素直になれない性格のせいで、スペイン旅行を一日もせずしてきたと言う羽目に。
当然、中年野郎にその思いは伝わらない。
タイツ野郎はブルードラゴンから見るからに高そうな紙袋を受け取った。
「えっと、なにこれ」
「ワインよ」
「お、マジか!」
タイツ野郎、お酒と聞いて喜んでしまう。
ブルードラゴンはそんな中年を見て、喜んでもらえたことに内心で万歳した。
「いいね~。ありがたく飲ませてもらうよ」
「ええ」
(私を誘いなさい! 私を! 今晩一緒に飲まないかって!! きゃー!)
ブルードラゴンは顔にこそ出さないが、心の中には割と激しい性格を持っている。
ただ彼女の尻尾だけは、その感情と神経が繋がっているようで、喜ぶ度にぶんぶんと揺れているのだが、本人はそれに気づいていない。
あとタイツ野郎も。
「はぁ。俺も便利なスキルが欲しかったわ~」
「ふふ。羨ましい?」
「ああ。毎日通勤時間を短縮できんじゃん」
「しょうもない理由ね」
(それより私の<転移>で、今度どこかに出かけようって言いなさいよ)
「いやいや。年を取るとな、若い頃は苦じゃなかったものが嫌になってくるんだよ」
「どうでもいいわ。やっぱり一番のメリットは行きたい所にすぐに行けることよ」
「ああ、忘れもんしたときとか便利だよな」
「......。」
だから、なぜ、そうなる。
ブルードラゴンはジト目でタイツ野郎を睨んだ。
斯く言うブルードラゴンだが、別に旅行することが好きとかではないのだ。何度も言うが、旅行するのはタイツ野郎と会ったときの話題を作るため。
そのきっかけを作るためにお土産を買い、タイツ野郎も行きたいと言わせるために自慢話をする。
回りくどい女なのだ。
(ほんっと鈍感ね。なんで「俺も旅行したいから連れてって」の一言が言えないのかしら?)
ブーメランとはまさにこのこと。
埒が明かないため、ブルードラゴンから踏み込むことにした。
「あなたは旅行に興味が無いの?」
「無いことも無いが......旅行先って怖いじゃん」
田舎のヤンキーか。
ブルードラゴンはそうツッコミそうになるのを既の所で踏み止まった。
「情けないわね。何が怖いのよ」
「いや、海外って言語通じないし、文化知らないから、知らないうちに何かやらかしてそうで楽しめない気がする」
「国内は?」
「ああー、日本の観光地に行くのはありかな」
お、これは脈ありかしら?と思うブルードラゴンであったが、タイツ野郎の次の一言で膝から崩れ落ちそうになる。
「でも旅行って面倒くさいイメージあるんだよなぁ。俺、計画立てるの苦手だし」
「......。」
ブルードラゴン、いつになったらこの中年とイチャラブ旅行デートができるのかと不安になった。
自分から一言言ってしまえば、それで片が付きそうなものだが。
「あ、ちょっと待ってろ」
「?」
するとタイツ野郎は立ち上がって、近くの自販機の下へ向かい、缶コーヒーを二つ買ってきた。
一つはブラック。もう一つはカフェオレ。どちらも同じメーカーのものである。
タイツ野郎はカフェオレをブルードラゴンに渡した。
「ほらよ」
「ありがと」
「大したもん返せなくて悪いな。いつも貰ってばっかでよ」
「気にしなくていいわよ」
などと言いながら、タイツ野郎から貰った冷たいそれに内心で感動する悪の怪人。安い女と言われればそれまでだ。
タイツ野郎が再びベンチに座ると、その横に少し距離をあけてブルードラゴンが座った。
タイツ野郎は缶コーヒーをプシュッと開けて傾ける。ブルードラゴンはカフェオレを手にしたまま、タイツ野郎と同じ景色を眺めていた。
(これ、飲むのが勿体ないわ......。でも飲まないと、自分が買ってきた物が苦手だったのかって思われそうだし......)
「あれ、甘いの好きだったよな?」
「っ?!」
「もしかして他の方が――」
「そ、そんなことないわ」
ブルードラゴン、プシュッと缶を開けて、カフェオレを飲む。
あまりタイツ野郎から施しを受けたことが無いので、嬉しさが身に沁みる思いに駆られた。
「世界一美味しい......」
「はは、大袈裟だな」
「本当よ?」
「はいはい」
これは善と悪が繰り広げる壮絶な戦いを記す物語。
時として、悪の組織の戦闘員が平穏な日を送ることを記す物語でもあった。
「あ、ワインによく合うチーズをこの前見つけたんだよ。スーパーでさ」
「あらそう」
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