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1011.こもごも
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「うっわぁ、気持ち悪かったです!」
ダンジョン最奥へ帰る道すがら、ヒーラーは両腕を摩る。腕には鳥肌だ。
案内を任せて楽をしようとしたのが間違いだったと反省した。
案内を頼んだ男は日に日にキモくなって行ったのだ。
そして終わった時には完全にキャパオーバーであった。
「しかしあんなのと会う可能性を考えたらもう地上に行けません!」
「大声出してどうかしたの?」
オリエが通り掛かった。
「服もいつもと違うね」
「オリエさん? ……実は……」
ヒーラーは地上に行ったこもごもを話した。
「へぇ、地上はそんな風になってたんだ……。行ってみたいけど……」
オリエは魔王に言われた事を思い出した。オリエが地上に行けば地上を壊しかねない件だ。
「危ないから行けないな」
「その恰好ではですね……」
ヒーラーはオリエが裸だからだと受け取り、オリエは「そうだね」と笑った。
ダンジョン最奥へ帰る道すがら、ヒーラーは両腕を摩る。腕には鳥肌だ。
案内を任せて楽をしようとしたのが間違いだったと反省した。
案内を頼んだ男は日に日にキモくなって行ったのだ。
そして終わった時には完全にキャパオーバーであった。
「しかしあんなのと会う可能性を考えたらもう地上に行けません!」
「大声出してどうかしたの?」
オリエが通り掛かった。
「服もいつもと違うね」
「オリエさん? ……実は……」
ヒーラーは地上に行ったこもごもを話した。
「へぇ、地上はそんな風になってたんだ……。行ってみたいけど……」
オリエは魔王に言われた事を思い出した。オリエが地上に行けば地上を壊しかねない件だ。
「危ないから行けないな」
「その恰好ではですね……」
ヒーラーはオリエが裸だからだと受け取り、オリエは「そうだね」と笑った。
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