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1370.正直
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ヒーラーにとって魔法使いやモトバの新作はちょっとしたドラマ性があってとても面白かった。
「何、真剣に見てるのよ?」
「ぎゃああああ!」
「うっわ、びっくりした!」
声を掛けた魔法使いはヒーラーの叫び声に驚いた。
しかし直ぐにヒーラーの少し乱れた服を勘ぐる。
「エッチな動画を見てたんでしょ。あんたって口では否定しても身体は正直よね」
「あ! いえ、その……」
いつもなら脊髄反射のように否定から入るヒーラーの歯切れが悪い。
魔法使いは小首を傾げた。
「……モトバさんの新作に惹き付けられました」
「あー、あれね。びっくりするくらいエッチでしょ?」
しかしヒーラーは真顔で手を左右に振った。
「いえ、それじゃありません。ドラマ性にですね」
「ドラマなんてあったっけ?」
「……」
きょとんとする魔法使いをヒーラーは据えた目で見詰めた。
「何、真剣に見てるのよ?」
「ぎゃああああ!」
「うっわ、びっくりした!」
声を掛けた魔法使いはヒーラーの叫び声に驚いた。
しかし直ぐにヒーラーの少し乱れた服を勘ぐる。
「エッチな動画を見てたんでしょ。あんたって口では否定しても身体は正直よね」
「あ! いえ、その……」
いつもなら脊髄反射のように否定から入るヒーラーの歯切れが悪い。
魔法使いは小首を傾げた。
「……モトバさんの新作に惹き付けられました」
「あー、あれね。びっくりするくらいエッチでしょ?」
しかしヒーラーは真顔で手を左右に振った。
「いえ、それじゃありません。ドラマ性にですね」
「ドラマなんてあったっけ?」
「……」
きょとんとする魔法使いをヒーラーは据えた目で見詰めた。
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