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第一三話 二度目の水販売(六日目)
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水の二度目の販売は中通路で行う。馬車を目隠しにした裏で累造が水を出し、そこから表へ水を運ぶ段取りである。
販売開始直後はのんびりしたものだ。ルゼとショウとで水桶に水を満たし、チーナに代金を支払った客自身の手で持ち込んだ水桶などに水を移し替える、と言う手順で何も問題がない。
しかし、徐々に客が増えてくると、ショウが水運びに手を取られるようになってしまって流れが滞り始めた。
「おい、早くしてくれよ」
そんな声も響く中、累造は水甕にではなく、水を運ぶのに使っている水桶に直接水を入れるようにした。
しかし、それを何度も繰り返す内に軽い目眩を感じた。以前、熱中症になりかけた時に似ている。水を出すのに気絶しかけた人が居ると言う話が頭を過ぎる。だが、水の量自体はルゼに会った晩の方が遙かに多かった筈だ。
そこで、魔法の起動時に自分の身体に意識を集中してみると、起動の瞬間だけ指先から何かが抜ける感覚が有った。意識しなければ気付かないほどだったが、それがなんらかの疲労に繋がっているだろう事は想像できた。
それから間もなく、累造の異変にショウが気付いた。顔色が明らかに悪くなっているのだ。
「どうかしたでやすか?」
「どうやら、水を出したり止めたりすると疲れるようです」
そう答える累造の身体がゆらゆらと揺れる。
「姐さん! ちょっと来てくだせえ!」
焦りが混じったショウ声に、ルゼが直ぐに駆け付けた。
「何があった? ん? 累造!?」
様子が明らかにおかしい。慌ててルゼがゆらゆら揺れる累造の身体を支えるように抱いたところで累造の意識がなくなった。
そして、この日の水販売は間もなく中断された。
◆
「気が付いたかい?」
累造が目を覚ますと、目の前には今にも泣きそうなルゼの顔が有った。ルゼの後ろにはチーナの姿もある。既に閉店後で夜だ。
「ルゼさん、ここは?」
「累造の部屋だよ。すまなかったね。知らない内に累造に無理させちまってたんだね」
ルゼの目から涙がこぼれた。
「いえ、失敗したのは俺です。迷惑をお掛けしました」
「そんなこと……」
ルゼが累造の頭を抱き締めた。そして、顔に当たるルゼの胸に感触に、累造はとても癒されるのだった。
暫く続いたルゼの抱擁から解放されると、累造は若干の物足りなさを感じつつ起きた事を話し始めた。
「どうやら、魔法を使いすぎたようです。今まで気にしていなかったんですが、魔法を起動する時に身体から何か精神力みたいなものが抜けている感じがしました」
「精神力? ああ、それは多分魔力だね。魔力を使いすぎると、場合によっては気絶してしまうんだよ」
「魔力ですか……。俺にも有ったんですね」
「だけど、変じゃないか。累造はあんなに火や水を出し続けても平気だっただろ?」
ルゼが首を傾げた。その顔にはまだ心配げな色が浮かんでいる。
「水を出し続けている間は魔力を使っていないようです。だから、水を一旦出し始めた後、そのまま止めずにいれば問題ありません。問題は起動する時で、その回数が多かったのが悪かったようです」
「回数? それじゃ、水はどうやって出続けるんだ?」
「それこそ累造君の描いている魔法陣の働きじゃないでしょうか」
そこまでは話を聞くだけだったチーナが言った。
「魔法陣?」
「はい、魔法陣に何の意味が有るのか疑問でしたが、水を出し続けるのが魔法陣の働きなら納得できます」
「だけど、それにだって魔力は必要なんじゃないか?」
「噂話でですが、この世界には魔力が満ちていると聞いた事が有ります。人はそれを扱えていないだけとか。それが本当だとすれば、普段、人が魔法を使う時には自分が持っている魔力だけを使うために極弱い魔法にしかならないのではないでしょうか。累造君の魔法陣がその魔力を使うものなら、勝手に動き続けるのもあり得ると思います」
「世界に満ちる魔力ねぇ……」
ルゼは人差し指の第二関節をこめかみに当てて考え込んだ。
「俺は今の話が当たってる気がします」
ルゼが首を傾げつつも先を促すように累造を見る。
「魔法陣にはエネルギーの流れを描いています。世界のどこかに揺蕩うエネルギーを流して魔法陣を動かすイメージなんですけど、それがこの世界の魔力と一致しているとしたら辻褄が合います」
魔法を使えること自体がおかしな話だが、と累造は内心で呟いた。
「だけど、作った本人の累造君が原理を知らないのも変な話ですね」
「……返す言葉もありません」
「それで、累造君はそれをどうやって見つけたの?」
「全て偶然です」
それ以外に言い表しようが無かった。
「それにしては、累造君は随分と理論的に図形を描いているように見えるのだけど」
「一応法則のようなものは有ります。それが偶然に一致したとしか……」
首を傾げた。改めて考えてみれば、考えた理論通りに魔法が発動する確率など無いに等しい。むしろ、魔法陣に合わせて法則がねじ曲がった印象である。
「まあ、異世界人だしねぇ。偶然に偶然が重なる事も有るだろうさ」
ルゼはお気楽だった。
だが、チーナが頭に疑問符を浮かべる。
「異世界人って誰のことですか?」
「ん? 累造の事だよ」
「え? 何を言ってるんですか? いくら店長でも累造君に失礼ですよ」
「ん?」
ルゼがチーナをぽかんと見た。何を言いたいのか直ぐには判らなかったらしい。
「あ、俺が異世界人なのは本当ですよ」
「ええ!?」
代わりに答えた累造の言葉に、チーナが驚きの声を上げて言葉を失くす。
累造はジャージを取り出してチーナに生地とファスナーをよく見るように促した。そして、ファスナーの開け閉めをして見せる。
「証拠になるかどうか判りませんが、この生地もファスナーも多分この世界には無いものです」
そう言われれば、とチーナがジャージを矯《た》めつ眇《すが》めつ眺め回す。一度洗った時には深く考えていなかったのだろう。
そこで何かに気付いたように顔を上げた。
「それでその、累造君は元居た世界の事はどうするつもりなんですか?」
「いつか帰る事になるとは思います」
累造がそう答えた瞬間、ルゼとチーナの目が見開かれた。そして数瞬後にはルゼが泣きそうな顔になってしまう。
「ただ、今は手段が有りませんので、当分先の事になると思います」
ルゼの顔に安堵が浮かんだ。
そんなルゼを見ていたかどうかチーナが言う。
「じゃ、そろそろ累造君は休んでください。長々と話し込んでごめんなさいね」
チーナはルゼを促して累造の部屋を後にした。
◆
「今日の水の売り方も失敗のようですね」
「ああ」
ルゼとチーナは食堂で今日の反省会である。
「累造君の話だと水を出しっぱなしであれば累造君は問題無さそうですけど、水を垂れ流しにもできませんよね」
「ああ」
「それに、このままじゃみんな体力が持ちませんし、手も回りません」
「ああ」
チーナが話してもルゼは生返事をするだけだ。累造がいつかは元の世界に戻ると言った事がルゼの頭から離れないのだろう。
迂闊なことを累造に尋ねてしまったと、チーナは今更ながらに後悔した。
この日売れた水は、水桶に二〇〇杯弱だった。
販売開始直後はのんびりしたものだ。ルゼとショウとで水桶に水を満たし、チーナに代金を支払った客自身の手で持ち込んだ水桶などに水を移し替える、と言う手順で何も問題がない。
しかし、徐々に客が増えてくると、ショウが水運びに手を取られるようになってしまって流れが滞り始めた。
「おい、早くしてくれよ」
そんな声も響く中、累造は水甕にではなく、水を運ぶのに使っている水桶に直接水を入れるようにした。
しかし、それを何度も繰り返す内に軽い目眩を感じた。以前、熱中症になりかけた時に似ている。水を出すのに気絶しかけた人が居ると言う話が頭を過ぎる。だが、水の量自体はルゼに会った晩の方が遙かに多かった筈だ。
そこで、魔法の起動時に自分の身体に意識を集中してみると、起動の瞬間だけ指先から何かが抜ける感覚が有った。意識しなければ気付かないほどだったが、それがなんらかの疲労に繋がっているだろう事は想像できた。
それから間もなく、累造の異変にショウが気付いた。顔色が明らかに悪くなっているのだ。
「どうかしたでやすか?」
「どうやら、水を出したり止めたりすると疲れるようです」
そう答える累造の身体がゆらゆらと揺れる。
「姐さん! ちょっと来てくだせえ!」
焦りが混じったショウ声に、ルゼが直ぐに駆け付けた。
「何があった? ん? 累造!?」
様子が明らかにおかしい。慌ててルゼがゆらゆら揺れる累造の身体を支えるように抱いたところで累造の意識がなくなった。
そして、この日の水販売は間もなく中断された。
◆
「気が付いたかい?」
累造が目を覚ますと、目の前には今にも泣きそうなルゼの顔が有った。ルゼの後ろにはチーナの姿もある。既に閉店後で夜だ。
「ルゼさん、ここは?」
「累造の部屋だよ。すまなかったね。知らない内に累造に無理させちまってたんだね」
ルゼの目から涙がこぼれた。
「いえ、失敗したのは俺です。迷惑をお掛けしました」
「そんなこと……」
ルゼが累造の頭を抱き締めた。そして、顔に当たるルゼの胸に感触に、累造はとても癒されるのだった。
暫く続いたルゼの抱擁から解放されると、累造は若干の物足りなさを感じつつ起きた事を話し始めた。
「どうやら、魔法を使いすぎたようです。今まで気にしていなかったんですが、魔法を起動する時に身体から何か精神力みたいなものが抜けている感じがしました」
「精神力? ああ、それは多分魔力だね。魔力を使いすぎると、場合によっては気絶してしまうんだよ」
「魔力ですか……。俺にも有ったんですね」
「だけど、変じゃないか。累造はあんなに火や水を出し続けても平気だっただろ?」
ルゼが首を傾げた。その顔にはまだ心配げな色が浮かんでいる。
「水を出し続けている間は魔力を使っていないようです。だから、水を一旦出し始めた後、そのまま止めずにいれば問題ありません。問題は起動する時で、その回数が多かったのが悪かったようです」
「回数? それじゃ、水はどうやって出続けるんだ?」
「それこそ累造君の描いている魔法陣の働きじゃないでしょうか」
そこまでは話を聞くだけだったチーナが言った。
「魔法陣?」
「はい、魔法陣に何の意味が有るのか疑問でしたが、水を出し続けるのが魔法陣の働きなら納得できます」
「だけど、それにだって魔力は必要なんじゃないか?」
「噂話でですが、この世界には魔力が満ちていると聞いた事が有ります。人はそれを扱えていないだけとか。それが本当だとすれば、普段、人が魔法を使う時には自分が持っている魔力だけを使うために極弱い魔法にしかならないのではないでしょうか。累造君の魔法陣がその魔力を使うものなら、勝手に動き続けるのもあり得ると思います」
「世界に満ちる魔力ねぇ……」
ルゼは人差し指の第二関節をこめかみに当てて考え込んだ。
「俺は今の話が当たってる気がします」
ルゼが首を傾げつつも先を促すように累造を見る。
「魔法陣にはエネルギーの流れを描いています。世界のどこかに揺蕩うエネルギーを流して魔法陣を動かすイメージなんですけど、それがこの世界の魔力と一致しているとしたら辻褄が合います」
魔法を使えること自体がおかしな話だが、と累造は内心で呟いた。
「だけど、作った本人の累造君が原理を知らないのも変な話ですね」
「……返す言葉もありません」
「それで、累造君はそれをどうやって見つけたの?」
「全て偶然です」
それ以外に言い表しようが無かった。
「それにしては、累造君は随分と理論的に図形を描いているように見えるのだけど」
「一応法則のようなものは有ります。それが偶然に一致したとしか……」
首を傾げた。改めて考えてみれば、考えた理論通りに魔法が発動する確率など無いに等しい。むしろ、魔法陣に合わせて法則がねじ曲がった印象である。
「まあ、異世界人だしねぇ。偶然に偶然が重なる事も有るだろうさ」
ルゼはお気楽だった。
だが、チーナが頭に疑問符を浮かべる。
「異世界人って誰のことですか?」
「ん? 累造の事だよ」
「え? 何を言ってるんですか? いくら店長でも累造君に失礼ですよ」
「ん?」
ルゼがチーナをぽかんと見た。何を言いたいのか直ぐには判らなかったらしい。
「あ、俺が異世界人なのは本当ですよ」
「ええ!?」
代わりに答えた累造の言葉に、チーナが驚きの声を上げて言葉を失くす。
累造はジャージを取り出してチーナに生地とファスナーをよく見るように促した。そして、ファスナーの開け閉めをして見せる。
「証拠になるかどうか判りませんが、この生地もファスナーも多分この世界には無いものです」
そう言われれば、とチーナがジャージを矯《た》めつ眇《すが》めつ眺め回す。一度洗った時には深く考えていなかったのだろう。
そこで何かに気付いたように顔を上げた。
「それでその、累造君は元居た世界の事はどうするつもりなんですか?」
「いつか帰る事になるとは思います」
累造がそう答えた瞬間、ルゼとチーナの目が見開かれた。そして数瞬後にはルゼが泣きそうな顔になってしまう。
「ただ、今は手段が有りませんので、当分先の事になると思います」
ルゼの顔に安堵が浮かんだ。
そんなルゼを見ていたかどうかチーナが言う。
「じゃ、そろそろ累造君は休んでください。長々と話し込んでごめんなさいね」
チーナはルゼを促して累造の部屋を後にした。
◆
「今日の水の売り方も失敗のようですね」
「ああ」
ルゼとチーナは食堂で今日の反省会である。
「累造君の話だと水を出しっぱなしであれば累造君は問題無さそうですけど、水を垂れ流しにもできませんよね」
「ああ」
「それに、このままじゃみんな体力が持ちませんし、手も回りません」
「ああ」
チーナが話してもルゼは生返事をするだけだ。累造がいつかは元の世界に戻ると言った事がルゼの頭から離れないのだろう。
迂闊なことを累造に尋ねてしまったと、チーナは今更ながらに後悔した。
この日売れた水は、水桶に二〇〇杯弱だった。
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