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第14章 草原の風
第17話 狼と踊る
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「なるほどな……。そう言う事か……。まさかケンタウロス共の祭りに参加しているとはな」
コウキから事情を聞いたテリオンは笑う。
「そうなんだ。だから、通してくれるとありがたいんだけど……」
コウキは周囲を見渡しながら言う。
ネウロイの中心となる丘の上。
その丘の周りには狼や狼人等の牙の民が集まっている。
コウキはバンドール平野にいたときに狼を何度か見たことがある。
だが、このネウロイの地の狼はバンドールの狼よりも一回り大きいようだ。
中にはかなり大きい狼もいて、牛すらも一噛みで殺せそうなのもいる。
コウキは知らないが、この巨大狼は魔狼と呼ばれる狼であり、見た目に反して他種族に懐く事もあり、気が合えば背に乗せてくれたりする。
しかし、人間とは相性が悪く、出会えば襲ってくる事になるだろう。
当然狼は服を着ないが、狼人達は服を着ている。
これはほぼ全裸のケンタウロスとは大きな違いであった。
服装は簡素だが、所々に模様も入れていて、色鮮やかではないが、手が込んでいる。
住居は穴を掘ってその中に住んでいるみたいで、入り口の穴から狼人の子が顔を覗かせているのが見える。
そんな狼達はコウキとテリオンを取り囲み成り行きを見守っている。
「まあ、俺は別に構わないぜ。お前には借りがあるからな」
「若様!」
テリオンが言うと横にいるカジーガが止める。
カジーガは過去にコウキがフェリオンの復活を阻止しようとした事を恨んでいる。
そのためかコウキに対して厳しい目で見ている。
そんなカジーガの後ろには狼少女ハヤがいる。
ハヤは怒っているカジーガを心配そうに見ている。
ハヤはカジーガの血族で後継者らしい。
巫女としての力を持っており、成長すればカジーガを超えるとも言われているようだ。
前に会った時に行き倒れていた姿からは想像できない。
「別に良いじゃねえか? ケンタウロス共の戦いのやり方はあまり好きになれねえ。それにどうせこいつとはまた会うさ、そんな気がするしな。その時にやりあえば良い」
テリオンはカジーガに言う。
「ハヤもそう思うですう。星が導くと思うですよ」
ハヤは空を見て言う。
既に日は落ち、空には月が浮かんでいる。
その月の周りには星が瞬き、夜空を輝かせている。
月の満ち欠けは時を表し、星の輝きは運命を示す。
占星術師は水晶玉に星の輝きを写し、様々な事象を視ると言われている。
ハヤも同じ力があるようであった。
「そういう事だ。こいつは客とする。だが、オババのいう事ももっともだ。だから、帰りにここは通るな。それで良いな、コウキ」
「うん、わかった。それで良いよ」
「決まりだな。オババもそれで納得しろ」
テリオンはカジーガを見て言う。
「ぐぬぬぬ……。はあ、仕方ありませんか……。直感に従うのも我らが性よ。くれぐれも勘違いするでないぞ」
カジーガは悔しそうに言う。
だが、テリオンの命令を了承したようだ。
「さて、ところでコウキ。もう夜だ。今日はここで一晩過ごしておけ。話によると先は遠いらしいからな」
「えっ? 良いの? ありがとう」
コウキはお礼を言う。
さらに走ることもできるが、さすがに疲れていた。
少しは休憩しないといけないだろう。
コウキはここで休憩する事にする。
「さあ御前ら! 客が来たぞ! 出迎えだ! アオオオオオオオオン!」
テリオンが月に向かって吠えると周囲にいた狼達も月に向かって吠える。
草原の空は住んでいて月の輝きをより感じられる。
狼達が丘の周りを踊り始める。
狼の饗宴の始まりだった。
◆
狼達は月に向かって吠える。
ネウロイの中心である丘の上には石柱が円形状に並んでいる。
魔風の主フェリオンを讃える祭壇には屋根や壁が必要ないのである。
周囲には狼達が吠えて踊る。
コウキはそんな中でテリオンと向かい会う。
「ほう、これは上手いな! 人間の食事も中々だ!」
テリオンはコウキからもらった御菓子を食べて吠える。
御菓子はサホコが持たせてくれた保存食である。
「それは良かった。ここの料理も美味しいよ」
コウキは出された食事を食べる。
狼人の食事なのだから生肉しか食べないと思っていたが、人間が食べる事が出来る料理もある。
細かくたたいて挽肉にしたものを固めて焼いた料理はかなり美味しい。
元は焼かずに食べていたが、人間が食べやすいように焼かれて食べられるようになった。
最初に焼いたのがハンバグ王国である事からハンバーグと呼ばれるようになった。
近くでは岩塩が取れるらしく味付けもしっかりされていた。
香草も混ぜられていて味わい深い。これでパンがあったらよかったのだが、さすがにそれはないようだ。
実は狼達は完全に閉鎖的な社会というわけではない。
人狼の始祖であるライカン王は元人間であり、その文化はネウロイに持ち込まれた。
狼が多種族の子どもを育てる事もあり、狼に育てられ後に王となるロムルスレムス兄弟の話は有名だったりする。
また、人間の社会に溶け込んで暮らす人狼もいるらしいので、人間と同じ生活をする事もあるようだ。
ただ、このネウロイでは食材は豊富ではなく、人間が生活するのは厳しいだろう。
料理も肉を加工したものがほとんどで、凍らせながら干した肉や腸詰を食べる事が多いようだ。
コウキが食べている挽肉は離乳食に使われる事もある。
コウキの周囲では狼達が吠えて踊っている。
その中でハヤが歌っている。
小さな狼の巫女の歌声は風に乗りネウロイの地に響く。
テリオンもどこか楽しそうである。
コウキは一時休息するのであった。
◆
星明かりがネウロイの地を照らす。
クロキは遠くからその様子を見る。
「どうやら、あの少年は狼達に迎え入れられたようですね。珍しい事もあるものです」
サジュタリスはネウロイの地を見て言う。
強い魔力を帯びた風が常に吹くネウロイの地は狼達の聖地である。
風は魔法結界となっているのか、外からだと見えにくい。
風はフェリオンの力の残滓だ。
たまにネウロイの地の外に吹くこともあり、その風の影響を受けた者を牙の民へと変貌させる。
ただの残りカスであるにも関わらず世界に影響を与える。
それだけフェリオンの力の凄まじさを物語っている。
「凶獣の子とあの少年は前に会った事があります。その時に縁を結んだのでしょう」
クロキはこれまでの事をサジュタリスに説明する。
「なるほど、かの凶獣の子と共に蛇の王子と戦ったこれは本当に興味深い。あの少年は狼の友となりえるかもしれませんね」
サジュタリスは楽しそうだ。
クロキはそんなサジュタリスの横顔を見る。
ケンタウロス達にとって狼は敵である。
家畜の羊のみならず、襲われて食われる者もいる。
サジュタリスはそんな眷属を守ろうとはしない。
いや、エリオスの神々が例外なのだ。
眷属はその神々の僕であり、助けるべき存在ではないのだろう。
また、サジュタリスはフェリオンの聖地を黙認しているようだ。
狼もまたこの草原に生きる者。
草原の神サジュタリスは静かに草原に生きる者達を見守るのだった。
コウキから事情を聞いたテリオンは笑う。
「そうなんだ。だから、通してくれるとありがたいんだけど……」
コウキは周囲を見渡しながら言う。
ネウロイの中心となる丘の上。
その丘の周りには狼や狼人等の牙の民が集まっている。
コウキはバンドール平野にいたときに狼を何度か見たことがある。
だが、このネウロイの地の狼はバンドールの狼よりも一回り大きいようだ。
中にはかなり大きい狼もいて、牛すらも一噛みで殺せそうなのもいる。
コウキは知らないが、この巨大狼は魔狼と呼ばれる狼であり、見た目に反して他種族に懐く事もあり、気が合えば背に乗せてくれたりする。
しかし、人間とは相性が悪く、出会えば襲ってくる事になるだろう。
当然狼は服を着ないが、狼人達は服を着ている。
これはほぼ全裸のケンタウロスとは大きな違いであった。
服装は簡素だが、所々に模様も入れていて、色鮮やかではないが、手が込んでいる。
住居は穴を掘ってその中に住んでいるみたいで、入り口の穴から狼人の子が顔を覗かせているのが見える。
そんな狼達はコウキとテリオンを取り囲み成り行きを見守っている。
「まあ、俺は別に構わないぜ。お前には借りがあるからな」
「若様!」
テリオンが言うと横にいるカジーガが止める。
カジーガは過去にコウキがフェリオンの復活を阻止しようとした事を恨んでいる。
そのためかコウキに対して厳しい目で見ている。
そんなカジーガの後ろには狼少女ハヤがいる。
ハヤは怒っているカジーガを心配そうに見ている。
ハヤはカジーガの血族で後継者らしい。
巫女としての力を持っており、成長すればカジーガを超えるとも言われているようだ。
前に会った時に行き倒れていた姿からは想像できない。
「別に良いじゃねえか? ケンタウロス共の戦いのやり方はあまり好きになれねえ。それにどうせこいつとはまた会うさ、そんな気がするしな。その時にやりあえば良い」
テリオンはカジーガに言う。
「ハヤもそう思うですう。星が導くと思うですよ」
ハヤは空を見て言う。
既に日は落ち、空には月が浮かんでいる。
その月の周りには星が瞬き、夜空を輝かせている。
月の満ち欠けは時を表し、星の輝きは運命を示す。
占星術師は水晶玉に星の輝きを写し、様々な事象を視ると言われている。
ハヤも同じ力があるようであった。
「そういう事だ。こいつは客とする。だが、オババのいう事ももっともだ。だから、帰りにここは通るな。それで良いな、コウキ」
「うん、わかった。それで良いよ」
「決まりだな。オババもそれで納得しろ」
テリオンはカジーガを見て言う。
「ぐぬぬぬ……。はあ、仕方ありませんか……。直感に従うのも我らが性よ。くれぐれも勘違いするでないぞ」
カジーガは悔しそうに言う。
だが、テリオンの命令を了承したようだ。
「さて、ところでコウキ。もう夜だ。今日はここで一晩過ごしておけ。話によると先は遠いらしいからな」
「えっ? 良いの? ありがとう」
コウキはお礼を言う。
さらに走ることもできるが、さすがに疲れていた。
少しは休憩しないといけないだろう。
コウキはここで休憩する事にする。
「さあ御前ら! 客が来たぞ! 出迎えだ! アオオオオオオオオン!」
テリオンが月に向かって吠えると周囲にいた狼達も月に向かって吠える。
草原の空は住んでいて月の輝きをより感じられる。
狼達が丘の周りを踊り始める。
狼の饗宴の始まりだった。
◆
狼達は月に向かって吠える。
ネウロイの中心である丘の上には石柱が円形状に並んでいる。
魔風の主フェリオンを讃える祭壇には屋根や壁が必要ないのである。
周囲には狼達が吠えて踊る。
コウキはそんな中でテリオンと向かい会う。
「ほう、これは上手いな! 人間の食事も中々だ!」
テリオンはコウキからもらった御菓子を食べて吠える。
御菓子はサホコが持たせてくれた保存食である。
「それは良かった。ここの料理も美味しいよ」
コウキは出された食事を食べる。
狼人の食事なのだから生肉しか食べないと思っていたが、人間が食べる事が出来る料理もある。
細かくたたいて挽肉にしたものを固めて焼いた料理はかなり美味しい。
元は焼かずに食べていたが、人間が食べやすいように焼かれて食べられるようになった。
最初に焼いたのがハンバグ王国である事からハンバーグと呼ばれるようになった。
近くでは岩塩が取れるらしく味付けもしっかりされていた。
香草も混ぜられていて味わい深い。これでパンがあったらよかったのだが、さすがにそれはないようだ。
実は狼達は完全に閉鎖的な社会というわけではない。
人狼の始祖であるライカン王は元人間であり、その文化はネウロイに持ち込まれた。
狼が多種族の子どもを育てる事もあり、狼に育てられ後に王となるロムルスレムス兄弟の話は有名だったりする。
また、人間の社会に溶け込んで暮らす人狼もいるらしいので、人間と同じ生活をする事もあるようだ。
ただ、このネウロイでは食材は豊富ではなく、人間が生活するのは厳しいだろう。
料理も肉を加工したものがほとんどで、凍らせながら干した肉や腸詰を食べる事が多いようだ。
コウキが食べている挽肉は離乳食に使われる事もある。
コウキの周囲では狼達が吠えて踊っている。
その中でハヤが歌っている。
小さな狼の巫女の歌声は風に乗りネウロイの地に響く。
テリオンもどこか楽しそうである。
コウキは一時休息するのであった。
◆
星明かりがネウロイの地を照らす。
クロキは遠くからその様子を見る。
「どうやら、あの少年は狼達に迎え入れられたようですね。珍しい事もあるものです」
サジュタリスはネウロイの地を見て言う。
強い魔力を帯びた風が常に吹くネウロイの地は狼達の聖地である。
風は魔法結界となっているのか、外からだと見えにくい。
風はフェリオンの力の残滓だ。
たまにネウロイの地の外に吹くこともあり、その風の影響を受けた者を牙の民へと変貌させる。
ただの残りカスであるにも関わらず世界に影響を与える。
それだけフェリオンの力の凄まじさを物語っている。
「凶獣の子とあの少年は前に会った事があります。その時に縁を結んだのでしょう」
クロキはこれまでの事をサジュタリスに説明する。
「なるほど、かの凶獣の子と共に蛇の王子と戦ったこれは本当に興味深い。あの少年は狼の友となりえるかもしれませんね」
サジュタリスは楽しそうだ。
クロキはそんなサジュタリスの横顔を見る。
ケンタウロス達にとって狼は敵である。
家畜の羊のみならず、襲われて食われる者もいる。
サジュタリスはそんな眷属を守ろうとはしない。
いや、エリオスの神々が例外なのだ。
眷属はその神々の僕であり、助けるべき存在ではないのだろう。
また、サジュタリスはフェリオンの聖地を黙認しているようだ。
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【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
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