随筆 日本でフェムドムを実践することは可能だろうか?

朝霧麗羅

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フェムドム夫婦のセックス

 鞭や緊縛などのような騒々しいあるいは大掛かりなプレイを自宅で行うと色々と不都合が生じます。
 もちろん鞭は外に音が漏れやすいです。
 緊縛は縄を解くのに時間がかかり、夫を訪ねて来た人を待たせるか、居留守を使うことになります。
 それゆえ日常生活において夫が妻に仕えるという地味な行為が二人の絆と上下関係を輝かせます。
 そして、非日常的でありながら静かに行えるプレイがあります。
 それは男女逆転の「性交」です。
 女(妻)が腰に疑似ペニス(ペニスバンド)を装着し、それで男(夫)の肛門を犯すという、かなり奇怪で退廃的でそして刺激的な交わりです。
 とはいえ奇怪だ退廃的だとはいっても、それは世間の常識を基準にしたものであり、日常的に行わればそれが普通になります。
 このような交わりは夫にとって非常に屈辱的です。
 しかし妻と夫の上下関係や主従関係を明確にし強めることに大きく寄与します。
 
 この「ぺ二バンプレイ」にも問題があります。
 プレイがエスカレートしてだんだんとぺ二バンが太く長くなって行くことです。
 それ関係のサイトを見ると、目を背けたくなるような巨大なぺ二バンを見かけることがあります。
 従来のサイズに物足りなくなってだんだんと大きいサイズのぺ二バンを求めるようになるからでしょう。
 しかし、要注意です。
 スタートからして、実物のペニスサイズのぺ二バンを使います。
 そのようなぺ二バンを受け入れた時点で、夫の肛門は相当拡張されています。
 元の締まりを取り戻すことは不可能です。
 毒を食らわば皿までということで、ぺ二バンのサイズがエスカレートするのかもしれません。
 ところが限界効用逓減の法則と言うのでしょうか。
 1センチの異物を挿入された時の快感よりはさらに1センチ太い異物を挿入された時の快感は小さくなります。
 そうしてペニスバンドの直径を太くして行っても、それほどの快感は得られなくなります。
 一方で身体への負担は増すばかりです。
 
 過激化するぺ二バンセックスの原因は夫の方にあるのではないでしょうか? 
 なぜならペニスバンドは妻の身体の一部ではなく、挿入しても直接的な快感は得られません。
 男を犯すことによる支配感が気持ち良い、ということはあるでしょうが。
 それに対し入れられる男の側はぺ二バンの挿入によって直接的なそして大きな快感を感じます。
 だからどうしてもより大きいぺ二バンを求めるのではないでしょうか?
 SMクラブでのぺ二バンセックスはお客であるM男の希望によって大きくなっていく傾向があります。
 しかしフェムドム夫婦において男(夫)の快感は尊重されるべきものではありません。
 夫は妻に服従し仕えることを喜びとすべきです。
 そうであるなら、ぺ二バンのサイズを大きくする必要はありません。
 妻が支配欲を満足させ、夫が屈辱や恥辱を味わうことが夫婦のぺ二バンセックスの目的だからです。
 妻は夫のお尻を犯してそして激しくピストン運動をして、言葉でも夫を辱めて、完全に自分の「女」とすればよいでしょう。
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