透明の「扉」を開けて

美黎

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23の扉 新世紀

書くこと

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   そうねぇ

      やっぱり 「その話」も あったし

  なんとなく浮かぶいろも
    すっきりとした金色 青 緑系だから

   「再生」

    「起動」  「覚醒」? とか  かな 。



「   うん、 よし。」

 朝、起きてから最初に魔女部屋に立ち寄って。

 「メモの地図」に「現在地今の気持ち」を書き込むのが、ここ暫くの日課だ。


 "パッと 思い浮かんだ「今日のいろ」"

  "強く浮かぶ テーマ"

    "一番「ピンとくる ことば」"。


 順番道筋を示す為に、最近は日付も記す様にしていて
「大きな紙にぐるぐると書かれたことば達」は
 地図でもあり足跡としても見れる様になっている。


「  ふむ 」

 そうなんだ、
 実際。

 「何枚目か」の地図は「私の記録日記」にも役立っており、
「その時の色」「傾向」「流れ」を大きく観て、「そうだったのか」と気づくことは少なくない。

 だから
 「なんにも朝イチで出す書く

 それはとても大切な習慣で「今日の行動」を決める前に
 必ずやっている「こと」だ。


「  よし、 これでいいでしょう。」

 そして「三冊目のノート」を小脇に抱えると。

そこから連想される「みどり」に素直に頷いて、今日は森の小屋へ行くことにした。








    ♪


       ♫

            ♬

  ♪


  
  ゆっくりと 鼻歌を歌いながら。

 緑の木々を通り抜け
 小屋への道筋を「なんとなく」なぞり
 空気の「質感」を全身に受けながら
  ただ 「せかいを感じる」。


「   今日も 。  いいね。  いい空気 」

 最近の私の日常も やはり「こんな感じ」でゆったりと進んでいて
 「気分が乗らずに何も書かない日もあれば」
 「ただ本を読み耽り過ごす日もあるし」
 「一日レナの所へ出かけている日もあれば」
 「魔女部屋に篭り 絵を描いている日もある」。

 事実、毎日「大きな気付き」がある訳でもないし
 「出来事」や
 「大きな事件」、なんて そう無いのである。

「   ♪     」

 だけど
 「実際の自分の道のり」では 
  「それが普通」で
 「ここは物語ではないのだから 事件は起こらず
  世界は平和だ」。

 まあ 「風は吹き荒れている」けれど
それも「外の世界のこと」で「私の世界に何ら問題はない」。

そして
だからこそ、「日々のいろを記す」ことは大事で
 「なにもない様に見えるそこに あるもの」
 それを炙り出すのに「記録」は役に立つ。


 だから スペースに従い浮かんできた「最近の地図」をチラリと観ると。

 「緑のノート」を見て、「自分がどこまで描いたか」を確認し
 そのまま小屋へ向かってテクテクと 歩いて行った。





「   さて。」

 そうして「材料を放り込み」、
 「スペースがいい感じに料理してくれる間」
自分のやることをやり、準備をして「その時仕上がり」を待つ。

 そう、実際に「それがいい感じで出てくるまで」
  小屋の窓を開けて周り
  萎れた花を変えて
  各部屋の空気を通し 入れ替え
 全体のチェックをして「場を整える」のだ。


「  よし、こっちはこれでいいね。」

 これは
 「朝 地図を描いて今の位置を観てくること」
 「自分の記録記憶そこから観ること」
  この「ニ点を調整すること」で

 そうして「今の流れ」から「その時過去の私」を観ると
「何故そうだったのか」がより深くわかり、「今の私目線の日記神話が描ける」からだ。


 実際 忘れちゃいけないのが
 「今の私の位置で描くこと」であり
  「ただの日記」ではなく
  「創世神話であること」

 「二冊目のノート」までは「物語の主人公であった私」が
 「今は観照者であり記録者であること」で
これを神話として起こしていく為に
 「新しい私であること」は 欠かせない要素だ。



  "感情に溺れずに しかしいろ感情を上手く使い
    世界階層の違いを書き分けること"

 
 これは言うほど簡単な仕事ではないけれど
 感情の「底の底まで」潜ってきた私だから
  「描きたいと思うこと」でも ある。


「   そう、ね。」

 やはり「世界」は 面白いし 美しくて。

「体験する価値がある」し 「やらないと勿体無い」からだ。

 そしてそれは「どの位置でも言えること」で
だから「今の私」は 「このチャレンジが面白い」。


「    うん。今日 は  お花は 。 無しでいいな。」

 そうして、「場の準備」が整うと
 きちんと「自分のなか」にも「なにか」が育っているのがわかり
 スペースは「それを最適に出す為、最後に整えている」のが わかる。


 だから それを受け取る為にも
   お湯を沸かすことにして。

 「いい感じのヤカン」に視線を留め 
 ほうっと 息を吐いたのである。







 

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