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23の扉 新世紀
日々
しおりを挟むすっきり、とまではいかないけれど。
「移行中の、もわんとしたところ」
それを 落ち着いて迎える朝の空は
緩やかで穏やかな青を表しているから
世界のサポートを嬉しく 感じて。
今日もテクテクと 青い廊下を 歩く。
「 うん。 おはよう、 みんな。」
なには なくとも
なにが あろうとも
こうして朝がやってくることの「素敵な感覚」
それは 今の私から観ると「有り難さ」を通り越し
"なんとも言えない感覚"に なっていて
「朝の浄化のチカラ」と
「瞬間を自ら積んでゆく楽しさ」
その「自分の創造を最高レベルで積める喜び」は
なんだかとても「言い表せない感覚」であり、
職人気質の自分にとても合う環境にいるのが わかる。
そう、「昨日反省しても」、
「朝」は世界を浄化し再び訪れてくれるし。
「また新たに最高の瞬間を積めばいいだけ」なのだから
「その最高の材料を選び行動すれば いいだけなのだ」。
「 うん、だから やっぱり素敵で 面白い。」
そうやって今朝もホールのみんなに手を振りながら通り抜けると。
心地良い雑音が聞こえてくる食堂の扉へ手を掛けて
ゆっくりと中へ入って 行った。
「 、ですよ。」
「おやまた、おかしな事を言うねぇ。君だって、しっかり「この時代を生きる為に生まれてきた子達」、の先頭じゃないか。」
「 っ」
「確かになんだか話していると、子供と話している気は全くしないけれどね。まあ、「子供」ではないだろうけど………いくつになった?ここへ来た頃はまだ少女だと思っていたけど………しかし見た目は殆ど変わってはいないしな…。」
そうした、朝の食堂で。
いつもの様につらつらと「昨日のこと」を漏らしていると、イストリアから発せられた「言葉」に
「何処か反応した自分」が いる。
ん? なんだ ろう
「なにが 」 「どこ」だ ?
そして
薄茶の瞳に じっと見つめられている私が「ふと視点を緩めると」、
「その光景」を別角度から観ている全体像が ふわりと浮き上がって くる。
「今ここ」に加えて
「確かに」、と頷き「時代年表を観ている私」と
「それを やりにきたわたし」の視点
この三点が丁度良くバランスされると「彼女の言葉」が ピタリと嵌って。
"新しい時代を生きる為に生まれてきた私"
それがとてつもなくしっくりときて、
主に 高い視点を齎し
「それ」が"自分の上がりきれていなかった地点であること"が 視える。
「 ほう 」
そうなんだ
なんでか
私は「やっぱり古い側」から 観ていたけれど。
「既に 自分を認めた」からには「新しい側にいる」のは当然の真理で
ただつい癖で「あれこれこねくり回していただけ」に過ぎない。
「………なんで驚いてるんだい?まさか自覚がないとは言わないだろうけど、まあ、君は「間にいる者」だからね。「繋げているうちに」、多い方に偏ってしまうんだろうな。まあ、確かに数で言えば「古い者の方が多い」からね。どこからどう見ても、「新しい者」なのにな。フフフ」
「 確かに そう、なのかも知れません。 なんか、つい言い訳がましくなると言うか。わざわざ説明しちゃうと言うか。 でも、そう、大分 この頃吹っ切れてはきたんですけど。」
「ああ、それでいいんだ。その君の共感性は悪い事ではないし、「どちらも取りたい自分」を理解して進めているのならば、それでいいしね。………誰しも、スッパリと切り捨てることは難しいのだよ。それに、別に迷っても戻っても、それでも君は先を行ってるしね。充分に、気の済むまで、納得するまでやるのがいい。なにしろ私達は「そうせねば」、進めぬ性分だ。」
「 それは間違いないですね。 ありがとうございます。」
「………なぁに。こちらもだよ。ところでこないだ、ナザレと話したろう?」
「 むぐ、 はい。 ああ、それは 」
爽やかな サラダを食しながら
爽やかな 会話を繰り広げて
朝の時間は 緩やかに過ぎてゆく。
こうして「同じ様な会話」を繰り広げても
「間に流れる空気」は格段に軽く
「私の心情」も緩やかに上下するだけで
凪いだ空気は 乱れることはない。
「向こう側のテーブルの 静かな空気」
「キッチンの温かい風」
「向かい側にある 優しい視線」
その「どれも調和する時間」を 存分に感じると。
大きく 息を吸って 吐いて
目の前の新鮮な緑を取り込み実際の体の中にも、入れていく。
そうして「先日の擦り合わせ」をしながら
充分に 光を通して。
ここから光が降りる様に 「そう采配して」、
自分のできることを きちんとしておく。
やはり日々は 「その繰り返し」だ。
「分かった。それなら、そうしておこう。では、また。」
「 はい、ありがとうございます。」
そうして爽やかに手を振り出て行った水色髪を見送ると
私も 食後のお茶に 自分を切り替えて。
イリス特製の「謎の葉ティー」を飲みながら
「不思議な味だけど なんかリラックスできる感覚」を
ニコニコしながら 味わって いたんだ。
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