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5の扉 ラピスグラウンド
ウイントフークとシン
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私、ここに来てからお風呂が趣味になったかも。
今朝、なんとなく目が覚めたらまだ白の時間だった。
ありがたい事に、今日もルシアから貰ったハーブ石鹸のいい香りで目が覚めて、「朝風呂に入ろう!」と思い付いたのだ。
明るい時間に入るお風呂の、贅沢な事。
ハーブ石鹸で身体と髪を洗い、ゆっくり湯船に浸かると程々でお風呂から出る。朝から長湯すると、疲れるからだ。
身体を拭いて、髪も拭く。髪はだいぶ伸びた。なんだか伸びるのが早いような気がする。ラピス時間??
背中の中程だった髪が、腰まで来ている。髪が長いから拭くのも乾かすのも大変だ。
「ウイントフークさん、ドライヤー作ってくれないかな?」
そう、今日はウイントフークの所にお呼ばれしている。ハーシェルも仕事の都合を付けてくれて、今日は教会も閉めて行く事になった。先日広場で石が光ったのも気になるから、絶対一緒に行く、と譲らなかったのだ。
そもそも1人で出掛けるなと言われているし、まぁウイントフークさん野放しにすると、私なんか色々実験されるかもしれないしね………。
拭き布で髪をトントンする。ハーブ石鹸がかなり保湿してくれるので、あまりキシキシしない。リンスも、相談したら実はルシアがくれた。
さすがに石鹸だけだと絡まるのでこっちでの酢が分からなかった私はルシアに相談したのだ。
すると、作り方を教えてくれて、しかも自分が使っている物を見本に、とお裾分けしてくれた。
こちらで作るリンスはお酢の代用品が酸っぱい匂いがしないので、仕上がりがとてもいい香りだ。朝やティラナにも好評である。
しっかり髪を拭くと、乾くように手で梳きながら少し曇ってぼんやりする鏡を眺めた。
最近はフードを被っているか、カツラの為、青い髪をじっくり見るのは久しぶりだ。心なしか、明るくなって青が綺麗に見える。
今日はウイントフークの所に行くので、カツラではなくフードで来るよう言われている。私の現状把握をしたいそうだ。
椅子から下りて、着替えを選ぶ。大分外が明るくなってきた。
今日は刺繍が素敵なワンピースにしようっと。
今日もティラナを連れて行けないので、お詫びも兼ねて朝食を作る。朝食は簡単なものが多いので、最近は私の仕事だ。寝坊しなければ。
まだ誰も起きていないので、静かにお湯を沸かして、スープを作る。この静かな時間が堪らない。
すると、今日はハーシェルが先に起きてきた。
いつもはティラナが早いことが多い。
挨拶すると、朝のお茶を入れる。ハーシェルの前に、自分のと一緒に置くと「どうぞ。」と声を掛けた。
ハーシェルは意外と朝が弱い。イマイチボーッとしているのだ。
「ああ、おはよう。」
「今日もハーシェルさんとお出かけなのでティラナに悪いですね。何かお土産買ってこようかな。」
「大丈夫だよ。普段ヨルがいるだけで、だいぶ楽しいみたいだし、明るくなったからね。」
気を使わなくていい、とハーシェルは言う。確かにそれもあるだろうけど、やっぱりお父さんと2人のところに入った私としては、気を使ってしまう。お土産を買うに越したことはない。
それよりも何か作ってプレゼントしようかな?なんて考えていたら、丁度ティラナも起きてきた。ちょっとフワフワな髪が寝癖で更にボワボワになっていて、可愛い。
ティラナにもお給仕しつつ、みんなで朝食を食べるとすぐにリールがやって来た。今日はお家で遊ぶ約束のようで、早く来ちゃったみたいだ。
わかる。朝、10時過ぎまで行くのを待ちなさい、よそのお家は。って言われるとすごく長いよね。
正直半分ここの家の子みたいなリールは何時に来てもいいと思うのだけど、ルシアとしては多少気を使っているのだろう。
そういやこの2人もお互いの奥さん、旦那さんの事まだ好きそうだしな…。
最初はこの2人が結婚するのかと思ったが、色々聞くうちに「大人って色々あるね」という見解に達した。永遠の愛もいいよね。うん。
「ヨル1人では絶対に駄目だからね。」
そんな事を言われているのは、私が「ウイントフークさんのところに1人で行けるか試したい」とか言って、先頭を歩いているからだ。
前回は途中から全く周りを見ていなかったので正直辿り着かないと思うのだけど、工房へ行ったり散歩したりして少し道が分かるようになったので行ってみたくなったのだ。先頭を。
しかし、予想に反して私は辿り着くことができた。何故だ。朝は隣を歩いていたけど、教えてもらった訳ではない。思うに、この靴のせいだと思う。説明できないから言わないけど。
ここに来てから何度か、勝手に足が動くような気がする事があった。もしかしたら、姫様の靴は道を知っているんじゃないかと、私は思っている。
私は道を覚えていたフリをして「ほら、着きましたよ」と得意げに裏口へ向かった。
そして戸口の前で待つ。さすがに私がそのまま入るわけにはいかない。
ハーシェルは慣れた感じでドアを開けて入って行った。今日はノックも無しだ。
今日もいい天気で、ウイントフークの所の小さい庭は相変わらず荒れている。この草を刈ればハーブを植えられないかな…………なんてお庭の有効活用を考えていると、何だか奥でおかしな声がしている。
どうやらハーシェルが驚いた声を出したみたいだけど、またウイントフークが変な物でも作ったのだろうか。
「ヨル、おいで。」
やっとお声が掛かった私は、この前よりも若干狭くなっている通路を気を付けて進む。
そんなに経ってないよね??何したらこうなるんだろう?崩れたら、戻せない…。
身を縮めて進んだ。
今日は始めから室内は明るかった。
そしてハーシェルの驚いた原因が分かる。
あの、白い髪の男の子が、いた。
中央屋敷の。
窓から見えた白い男の子だと思う。
奥の壁際のまじない道具の前に立っていた彼は、初めから私の事をじっと見ていた。
他に人がいると思っていなかった私は「!」と慌ててフードに手をやる。入る時、既に脱いでいたからだ。
「大丈夫だ、ヨル。」
ハーシェルが言ったので、手を止める。
えーと。
どうしたものかとハーシェルを見つめると、少し困った顔をして「ヨル、こちらはシンだ。シン、こちらはヨル。うちで暮らしている。」と紹介された。
彼がまだじっと見ているので、とりあえずお辞儀をして「ヨルです。こんにちは。」と言ってみた。
「シンです。」としか言ってくれない。
正直コワイ。
彼は、遠目で見た時から思っていたけど人形のような人だった。
白だと思っていた髪は銀に近くてすごくサラサラしていて、長い。大体長い男の人は一つに結んでいる事が多いけど、彼はそのままなのですごく目立つ。
子供は結ばないのかな?と思いつつ、まだ私の事を見ている目を合わせる。子供と言っても年の頃はそう変わらないと思うが、多分私よりは年下だと思う。
えーと。………視線を外すタイミングが分からないよ………。
彼は珍しい赤い瞳だ。白銀の髪も初めて見たけど、赤い瞳も初めて。
綺麗すぎて、怖いから。
なんかこっち見たまま動かないし、ホントに人だよね??………コワイよー。
私が心の中で「えーん」と言っているとウイントフークが来て、彼の視線が逸れた。
やった!
「待たせたな。」
うん、待ってた。
ウイントフークはいつもの調子で軽く挨拶すると、「光ったって?」と欲望のまま私の腕を取る。
分かってた、すぐにこうなる事は。
「全体的に光ったのか?石だけ?」
「正確に言うと、気‥黄色の石と、緑の石が光りました。別々に。」
どんな状況だったか聞かれるけど、うーーん。ずっと、ガーっと喋ってたからあんまり覚えてないんだよなぁ。
「黄色が光ったのは、多分依るが怒ってたからじゃない?」
朝が急に話したのでハーシェルをパッと見る。
シンがいるからだ。
大丈夫、と頷いてくれたので、どうやらこの男の子は大丈夫らしい、と安心する。
「緑が光ったのは最後ね。話が纏まって、お開きの少し前。」
「何か理由がある筈だが。ヨル、石はなんと言っている?」
あ、そうだった、ウイントフークさん達は知ってるんだった。
「で、どうなの?気焔、クルシファー?」
「名前があるのか。」
「この前腕が見えた件は?」
はいはい、順番に聞きますからね。お待ち下さい。
「吾輩は依るの感情に対応していると言える。特に暴走しそうな時は出て行く。冷静な時は逆に様子を見ておる。」
「おっ。意外と冷静なんだね。いつもの勢いで「オウオウ!」みたいに出るのかと思った。フフ。」
「そうそう出んよ。」
「じゃあクルシファーは?なんで?」
「僕はまとめの石ですから。あの時はみんながちゃんと正解に辿り着けるよう、各々の心の中の奥深い結論に働きかけていたんですよ。」
「えー。大活躍じゃん!」
石たちと盛り上がっているとウイントフークが「通訳しろ」と言っている。
「聞こえないんですか?」
「ああ。」
そうなんだ。何か言っているのは聞こえるのかと思ってた。言ってる事がわからない、とかだと。
じゃあやっぱり側から見ると私は危ない人……………。
そう思ってシンの方を見ると、普通に、やっぱり私の事を見ている。
まるで石と会話しているのが当然のように。
私がシンの方を見ているのに、ウイントフークが気付く。
「ああ、そいつは色々特殊だから、気にするな。」
え。逆に気になります。それ。
そのまま石たちとの話を通訳する。それぞれの石に役割がある事にウイントフークが興味深々だ。面倒なので、直接会話してほしいなーと思っていると、ハーシェルがちょっと端の方で手招きしている。
私も端の方に移動すると、ハーシェルが耳打ちしてくる。
「ヨル、あの子は中央屋敷の子供なんだ。あの子にお菓子の事を頼んでもいいかい?今日話をしておくから、今度屋敷に行く時に僕が持って行くよ。」
ハーシェルさんはここに来ると「僕」になるな、と思いながら「是非お願いします!」と言う。
「ていうか、私が頼まないといけなくないですか?」
「いや、ヨルは直接関わって欲しくないんだ…ちょっとあそこは色々ややこしくてね。」
ハーシェルが言いたくない事は、聞かない事に決めている。
「分かりました。出来ればお祭り前に食べて欲しいので、早めに約束お願いします。」
ちゃっかり期限もつける。
打ち合わせが終わると、すぐ戻ってウイントフークに祭りのお願いをした。お菓子の話題を出して、ハーシェルが話しやすくする為だ。
「という事で、ウイントフークさんにしか頼めないんですよ。お祭りについて来て欲しいんです。やっぱり駄目ですか?」
「いや、どういう事だって?端折り過ぎだ。わたしにしか頼めないのは分かるが……………」
と、ここで彼は腕組みをしながらハーシェルの顔をじっと見る。
「仕方がないよ。祭りは僕は忙しいからね。さすがにそっちを代わってもらう訳にはいかないだろう?」
「まぁな。しょうがないか…まぁぼちぼち見張ってる事にするか。」
なんとかOKしてくれた。
祭りの日のハーシェルは神父のお仕事がある。説明だけじゃ、よく分からなかったんだけどこれから結婚する2人が人形を飾ってそれにお祈りするのだそうだ。その場を取り仕切るのがハーシェルらしい。
婚約みたいなものなのかな??
想像すると何だか楽しそうだ。どんな風なのか当日を楽しみにしよう。
私達がお祭りの話をしているうちに、ハーシェルはシンに約束を取り付けてくれていた。すごくそっちの話に入りたくて、少し聞いていたが言いつけを守ってウイントフークに石の説明をあれこれしていた、私。
すると、気焔の腕の話になった。
「そういえば私も後で聞こうと思って忘れてたね。気焔。」
「そうなのか?アレを放置するとは、君は流石だな。」
ウイントフークに呆れられながら、気焔に聞いてみる。
「で?なんなの、あの腕は。」
「なんなのと言われても、吾輩の腕としか言いようがないな。」
「?腕もあれば脚とかもあるって事?」
「そりゃ頭も身体もありますからな。」
「……………。マジか。」
コレも言っていいネタかな……………??
困った時の朝を見るとソファで寛いでいる。
実は最近ハーシェルと協力して何やら調べている、と言ってたけど、ここにも出入りしてるな、この寛ぎ方は。
私の視線を感じて、朝が顔を上げる。
「今更。大丈夫よ。」
と言うので、ちょっと気焔に詳細確認をする。
「で?人になるって事?」
「まぁ。吾輩にできぬ事はない。いや、それは言い過ぎとしても。しかしまだ力が足りんので、本来の姿にはなれんが。」
えー。
ちょっと出てきて、と言ったら「無理」と断られたので、今度誰もいない時にお願いしてみよう。
ウイントフークにも散々粘られたが、できないと断るのが大変だった。
そういえば宙は夢に出てきたよね?
これ以上色々言うとウイントフークが面倒くさそうだったので、私は話題を変える事にした。
「そういえば、彼はどうしてここに?」
目線でシンを指す。
「まじない力を貸してもらったりしてる。弟子みたいなもんだな。」
ウイントフークは曖昧に濁した。
うーん。2人とも、この子には関わって欲しくなさそうだね………。
そう判断すると、私は気になっている周りのまじない道具を観察し始めた。
「そういえば、ウイントフークさん、ドライヤーって作れません??」
ドライヤーについてあーだこーだ説明したりして楽しく過ごした後、私達は家路についた。
あれ?結局今日の用件、何だったんだろう??
「で?どうだった?要望通り、呼び付けたが。」
わたしはシンに尋ねた。
相変わらず無言。
返事くらいしろ、お前の希望を聞いたのだから。
まぁいつもの事か、と思いつつわたしはさっきヨルが言っていた「ドライヤー」とかいうやつの設計図を書き始めた。
シンは、中央屋敷の1人息子だ。正確に言うと1人息子になっている、が正しいのか。
わたしはまじない石の仕入れや販売、まじない道具を作って売ったりしている。
金持ちからは、注文も来る。
ある時中央屋敷から、まじない鏡を作ってくれと依頼があった。
ウィールで習って以来初めての依頼だったが、難なく仕上げて持って行った。
まじない鏡とは、まじないで出来た人や動物などを見分けるのに使う。所謂、人間でないものを見極める道具だ。お偉いさん達は何に使うのかは知らんが、首を突っ込まないに限る。
そうして完成品を持ち込んだ。
入り口のホールで待たされている間、わたしは完成品でホール内を映して確認していた。
まず、まじないで出来たモノなど普通には存在しないので、鏡として綺麗に映るかの確認をしていた。通常使えなければ、設置できないからだ。
ふと気付くと、中央階段の上に立っている子供がいる。
何故だか、目を引いたのでここの子供かとじっと見ていた。するとその白い子供が、音もなくスーッと下りてきた。
そのまま真っ直ぐわたしの所に向かってくると、
「他言無用、洩らしたら…理解してるな?」
とその子供は低い声で言った。
初めは何を言っているのか、全く分からなかった。
しかし理解した瞬間、背筋が凍る気がした。
後にも先にも、わたしがこんな思いをしたのはこれだけだと言いきれる程、それは触れてはいけないモノだった。
わたしに話しかけたのは、まじない鏡に映った子供だったからだ。
振り返るとそこに実際の子供の姿は無い。
ものすごく寒くなったわたしは、そのまま帰りたいのを我慢して鏡を納品してから帰った。
すぐに。
そうして家に帰ると、白い子供が仕事場のソファーで待っていた。
大概のことには動じない自信があるが、あの時は心臓がうるさかった。
叫ばなかったわたしを褒めたい。
「誰にも言わない。」
それを確認しに来たのかと思って、わたしは口を開いた。間違えたら、消されそうな雰囲気だ。
「いや、黙っていてくれてありがたい。」
ちゃんと会話ができる事に驚いていると、その白い子供は訳を話し始めた。とても簡潔に。
「理由があって、あの家の子供になりすましここに存在している事」
「まじない鏡に映ってしまったが、油断しなければ姿を映らないようには出来る事」
「目的を達成すればまた消えるつもりである事」
実はあの家の子供は生まれてすぐ死んだのだそうだ。その後は子供は生まれなかったが、一年くらい前に理由があって自分を子供だと思い込ませるよう、細工をし、入り込んだ。
ちなみに、理由は言わなかった。
聞こうとも、思わなかった。
世の中知らない方がいい事は、多い。
そんな経緯で、何が気に入ったのかは知らないが、彼はたまにうちに来るようになった。
まじない力を貸してくれるのは本当で、2人で調整した方がいいものや、沢山力がいるものなど、何も言わずに手伝う事も多い。興味深そうに、置いてある物を触っている事が多いので、多分好きなんだろう。
そんな生活を続けていたある日、珍しく彼がわたしに頼み事をしてきた。
「新しく来た少女が見たい」
それだけでピンときた。「来た」という事はヨルしかいない。
なぜ知っているのかは知らないが、もしかしたら彼の目的自体がヨルなのかもしれない、とその時思った。
会う目的は知らないが、反対する理由も無いし害する事もないだろうと何故か確信できたので、ハーシェルに連絡を取った。
そして2日後の約束を彼に告げる。
余程待っていたのか、朝早く彼はわたしの家に居た。いつも来る時は急に「居る」のだ。せめて入り口から入ってくる事はできないのか。
分かっていても驚く。
そして彼女が来ると、じっと見ていた。ずっと。
ヨルは多分少し怖がっていたかもしれない。
わたしを見て少しホッとしたような顔をしていた。少しだけ優越感を覚えて、彼の顔を見ると初めてと言っていいだろう、少し表情が出ていた。
ここでわたしは彼の目的がヨルだという事を、確信する。
その後も、散々目で追っていたしな。
どうだった?というわたしの問いかけに対して、彼が一言だけ答える。
「あれはわたしのものだ」
ハイハイ、分かりました。触らぬ神に祟りなし。
わたしもヨルの扱いに気をつけなければならないな。
研究対象に相対した時に、覚えていられる事を祈ろう。
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