透明の「扉」を開けて

美黎

文字の大きさ
1,091 / 2,047
8の扉 デヴァイ 再々

どっちもどっち

しおりを挟む

しかし ある意味それは 「私がどうにかすること」でも ない。

 「起こるべくして 起こること」

それなのである。

先ず今 みんながしているのは「現状把握」、しかし現実をしっかりと目に映してしまうと 澱は増える。


 「放っておけば 汚れが詰まる」それと同じで。

人間、生きていれば垢も溜まるし 
生活していれば埃も溜まる。

 そう 「掃除」を しなければならないのである。

 しかも  隅々まで 「見たくない所」まで。

 排水口まで 裏側まで 角まで しっかりと
 である。


「ふーむ?」

でも。

「集まり」が いけない訳ではない。

「その、目的地?なんか、多分 ズレてるんだよな 。」

 「良くなりたい」のは いいんだ
 「抜け出したい」のも いい

だって「全く変わらない人」も いる中で
「変わりたい」と思うのは寧ろ 「前進」では ないのか 。


 うん?  じゃあ?

   なにが  詰まりの 原因なの だ??



「あー。」

 そうか。  「構造が 変わってない」からか。


「目的地」も そうなのだけれど
きっと「する側」「される側」の「構造」が変わってないのだ。

 多分 それは 「やってもらう」
 「やってあげる」

 対価のあるなし 関係無しに
 「他者に依存しているやり方」、それなのだ。

  「どっち側」かは 関係なくて
 それは 「どっちもどっち」そうなので ある。


「はー。それ即ち 「二極」だから ってことだ 。」

やはり 結局「何をしているか」は 関係なくて。

 「それ物事」が 「なに」であれ
 「構図が同じ」なのだ。

そこに働いている、「エネルギー」と「意図」
それがきっと「他人任せ」で。


 確かに「まるっとひとつ」の観点からして見ると
 それは ズレる。


「うーん?でも、スタート?空っぽを 少し潤してスタートできるところまでなら?いいよね?」

 空っぽだと 立ち上がれない

ぶっちゃけ「私はそうは 思わない」けど。

でも自分の特性が分かってきた身としては、同じ事を他人に要求するのは酷なのも 知っている。


 しかし、そう 問題は 「そこから」だ。

 まあ スタート問題は 置いておくとして。
 うん。


「そのまま「ぬるま湯」に、浸かっちゃうって こと?」

 まあ そう なんだろう けど。


そのまま「楽しいサークル」みたいになっている場所が、多いのかも知れない。
それか、その「隅々まで」のが。
 まだ 足りていないのか 。


「でもな。 それもだしな。」

しかし、それではこの 大地は。

 どう なって ? 
         しまうのか。



「 ねえ。。  どう、なの ?」

見上げた岩肌を撫でながら、ポツリと問い掛けて みる。

 ジワリ 伝わる 温度

   変化した温もり

  この島の 成長の過程

   私達が 「変化する」こと 。


 それは 「自然」なのだけど 。

  どう して 。


「ああ  。 流れに逆らうって、言ってたんだ。」


くるくると 空を舞うカケラの色を読みながら
 私の中で展開する 想像

 しかしそれは 「本当」でも ある。


  「ながれ」  「自然」

    「澱み」 
            「詰まり」


  「逆らう」 

    「別れる」

           「分離」

 「切り離す」

   「昇る」   「あがる」


  「降りる」
           「おちる」


     「自然」


  「ながれ 」

    「どれも 」


  「すべて の 法則」


  「循環しないものは 外れる」

  「留まるものは  腐り落ちる」

  
  「すべて は 成長するもの」

   「流れるもの」
           「変化するもの」


その 中で
 
 「変化の風が 強まっている」こと

 スピードが 上がっていること。



「 確かに 。だから風も強いのか。 そうしてそれは 自然。そして 「せかい」。 すべてに適用される「法則」。」

実際 現状 現実が

 どう 「なる」のかは わからないけど。

「完全に離れ」はするのだろう。


 「見ない」「聞かない」
 「見えない」「聞こえない」
 それは 「自由」で。

 「同じ言葉」を 話していても。

 通じない人は 通じないし
 それは 耳を 「ハートを」。

 「閉じているから」なのだ。

 背を 向けているから なのだ。

 「自分の 本当」から。



「  まあ。  だよ ね。」


難しい。

この「焦点」は 難しいんだ
「見ようとしていない人」には 絶対に 「見えない」から。


「でも な。「見たい」じゃん、不思議とか 魔法とか。「見えないもの」とかさ。」

 前にも思った それ

 「見えないもの」とは
 「自分の中身」「エネルギー」「チカラ」

 「光の存在」「精霊」「スピリット」

言葉は色々 あるけれども。


  「自分にだけ 

   見える」という事は ないのである。



「成る程 だから。「自分をまるっとひとつ」にしないと、見えないんだ。」

 自分でも わかっているようで
      わかっていなかった それ

 きっと角度が違って 認識していなかったところ

それは
いつでも真正面から突っ込んでいく 私が。

見落としていた部分 なのだろう。


「まあ。私。 避けて通れないしな。」

避ける方が気持ち悪いのだ。

 そこに ゴミが落ちてるのに 拾わない
 そういうこと だよね ??


「うーーむ。」

でも。

「ねえねえ、でも 貴方は。大丈夫、なんだよね?別れる?分離する ?とりあえずまだ遊びたい人はそれはそれで 自由なんだけど  」

 どう ? 別れる? んだ??


想像も つかないけれど。

 でも。 
 なんとなく 「私が心配する事じゃない」のは
 わかる。


きっと 彼等は「そんなちっぽけなもの」では なくて。

 私と 同じひかり
 でも 存在の定義が違うもの

 きっと石達と同義で。

 同じ場所で 違う時を 生きる もの。


「 でも。それも、またエネルギー で。すべては まるっと?? うーん 」

頭を使ってはいけない。
うむ。

「なにしろ私のできる事は。ただ あって 光るだけだな。」

なんとなく、自分の中も詰まりがスッキリした気がして
岩肌を撫でお礼を 言う。

 きっと この子が。

 私の「なか」も 共に浚ってくれたのだろう。

「やはり、大地は。浄めの チカラがあるね。」

 「ありがとう。」

そう言って、木肌も撫でる。


 風が 凪いできた。

 下の雲も 色付いてきている。


「 いつの間に。 意外と、経ってたんだね。」


    「 ありが とう 」

そう、大地が囁いた気がして。

「うん。私も ありがとう。」

そう言って フワリと羽衣を翻したんだ。









 


しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

妻の遺品を整理していたら

家紋武範
恋愛
妻の遺品整理。 片づけていくとそこには彼女の名前が記入済みの離婚届があった。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

処理中です...