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8の扉 デヴァイ 再々
光に変わる
しおりを挟む何処からか こえが 聴こえる。
「あの子だから」
「あの容姿があれば」
「外から来たから」
「持ってるものが」
「味方が」 「場所が」
「位置が」 「年齢 」
「いろ 」
「女 」
「特別だから 」 。
ふわり ふわりと。
時折 よろめきながらも私の元まで辿り着く それは
きっとみんなの「想い」だ。
「なんとかしたいけど できない」
「上がりたい」
「抜け出したい」
「良く なりたい」
沢山の「殻」の中にある想いの真ん中は
やはり「変わりたい」という 思いで
その「側」にある澱を削いでしまえば
とても美しい光に 変わる。
「嫉妬」「妬み」「恥」
「劣等感」「不足感」
そんなものから生まれる、しかしそれもまた「光」は
私の元へ届く頃には ヒヨヒヨの ヘロヘロで
だから
そっと包んで。
フワリと 返してあげるんだ。
澱を払い、持ち主の 元へ。
私が「なに」だと、世界の人から認識されているのかは 様々だろうし
それは場所によっても人によっても 違う。
「みんなが 違う視点」
「高さ」
「掛けている眼鏡の 違い」。
それによって 「見えるもの」は 違うからだ。
しかし もし「見えているもの」、それが
例え「神」だとしても。
その目に「見える」「映る」「同じ場所に 存在する」からには 沢山の色が浮かんでくるし
その中には嫉妬や妬みなども あるのだろう。
「なんで あの子が」
「見えるものは 人である」
「神ではない」
「小娘」「ただの 女の子」
そう思う人も いるだろうから。
「神は 見えないもの」だと。
そう 思っているからだ。
だけど
でも
もっと 進んで 歩いて
見えなくとも 自分の道をどんどん歩き続けたならば
結局は みんな 知る。
「みんな そう」なのだと。
自分で 自分を殺すのを止めれば
内なる光を抑え込むのを止めたならば
殻を脱ぎ捨て 軽くなって行ったならば
「見える」 それ
それは自分の中にある紛れもない、「神」
「見えない程に微細に震える」、 その振動。
だから 「それを知ること」それまでは。
なにが 来ても 起こっても
ただただ私は私の極限の振動で震え
なにものをも 巻き込んで。
「わたしに 触れると 融けてしまう」
「光の速さで震える 濾過器」
自分の その「性質」を 生かして
ただ ありのまま
純粋に そう在って。
やって来た澱が光に変わる、その 様を映し
風を送り
それを 世界へ返す
それだけなので ある。
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