透明の「扉」を開けて

美黎

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22の扉 生成の場

育む

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 風は 
   直ぐには変わらないけれど

  二、三日すれば ちゃんと変わる 。



 朝 起きて「空気が変わっていること」を 確かめて。

「さて 今日は どんないろ」
 それを眺めながらも 辺りを浄め
 「今日の支度」を 整えていく。


 浄めること
 カードを引くこと
 天候を見ること
 空気の色を 感じる こと。

その、どれもは「日常の小さな儀式」と なり
 私はいつでもそれを使って。

 「変わる」し
 「変えれる」し
 「決めて」、「跳ぶことができる」。



「    さぁて?」

 そうして日課の掃除が終わった 後
「一旦の区切りを付けておいた かたち」
 それを 視て。

   そろそろ かなぁ 

  と 思いつつ、なんとなく「スペース全体」を探り
 「その熟成具合」を 観ていく。




    引こうか

       どう しようか


   どう「いろ」を視るか

    ヒント糸口を 貰おうか 。


 チラリと 棚と壁にある「道具達」、その「私の仲間」を観て
「今 どうしたいのか」自分のなかみと 照らし合わせてみる。

それは自分のなかの「風向き」を視る為で
 「適切に「己を風に乗せ 運ぶ為」」、
いつでも自分を観察して滞らない澱まぬ様、タイミングを図る必要があるからだ。

 
 そして今 「私のカード」は
  「占うもの」ではなく
  「区切りに使うもの」で

 「自分がに使うもの」、
そして
 「その「こたえ」を観て風向きを読むもの」、
  そんな感じの「会話連絡」に使える、ものである。

 
「   そうね 。」

 というか そもそも。

私自身にあまり「質問」は ないし
 「どうすればいいか」はわかっていることが多いのだけど
「そこにスパイスを加えてくれるもの」が道具や神具であり
 「共同創造の仲間達」だ。


「    ふむ。」

 だから スペースに「そろそろ 投下しようか」
  そんないろが 浮かんでくるのを 観て。


「 じゃあ」、と「今日に適当なカード」
 そのいろを浮かべながら サクサクと準備を始めていった。



 
   「夢」「理想」 「幻想」「幻惑」

     「コンパス」「目的地」「未開」「新天地」

   「開拓者」「オリジナル」「変わり者」「癖の強い」

  「深海」「隠者」「静」「沈」


   「絡れた光」「そうでなかった運命」

     「許し」「解放」「受容」「寛容」

  「置いていけなかった すべての 光達」 。



「    ふむ 」

 カードを 引くと。

「一応の 紐付けられた言葉」、それは浮かんでくるけれど

 実際「それ」は私にとって「深い意味」は持たず
「シンボルとして情景を伝えるもの」として 作用している。

 そう、私が創った「いろのカード」以外は
表面的な意味これまでの世界」で作られたものを使っている為、それらが囁く色はシンボルとして捉える様に使い
 後は 「私の光の網」が拾ってくる「ことば」を観ていくだけなのだ。


 例えば
  「光の絡まり」「もつれ」
  「そうではなかった筈もの」
 それが意味する「悲劇」は

「今 解かれた世界」にいる私にとって「正しく繋がり直す光」を表すし
 
今日引かなかったけれど この頃よく出る「支配」「嫉妬」「怒り」なんかは。

 その どれもが「強いエネルギーチカラを持つもの」で
 だからこそ「上手く使って 上がることができる」。

だから
カードは今 
  「すべてがあるところにいる私が」
  「何を使って」
  「どう表すか」
 そのヒント取っ掛かりを掴む為の相棒であり
頭に戻りがちな自分の「繋がりを変えてゆくもの」、そのツールである。


 「つい 「定型分」に陥りがちな 思考の働きを壊すもの」
 「思ってもみない方向から 壁を崩してゆくもの」。


 その「壁」は
毎瞬存在する「膜」みたいなもので
 言い換えれば「私の思い込み」、「古い色」であり
「瞬間を塗り替えてゆくことが必要な自分」にとって「今 有効なやり方」だ。


 ずっと 「いろんな世界」を観ていて思うけれど。

「日々を生きる」ということは
 ともすれば「ぬるま湯に浸かりがち」で
「必要が」、変わらぬ様に私達は癖付いているし
そもそも「本質側にあること」は 「なんにもないところにいること」だから。

 「艶やか」でも「華やか」でもないし
  「ただ 穏やかで満ち足りている」、そんなで ある。


 そう 「ただ穏やかで満ち足りている」、
それは字面で見れば「理想」に思えるけれど
ここ感じるところにいるならば 

 だから 私も まだ惑うし。

 「見たい」とも
 「感じたい」とも思うし
 「味わうこと」は楽しいし
  そこに「嵌りたい」「落ちて行きたい」とも 思う。

でも
 「自分の世界」に居ることに慣れてきた今は
「あ そっちじゃなかった」、と気付く瞬間が増えてきたから。


  "出来上がりつつあるもの"が 感じられて

 そしてまた"そう感じること"で それは成長し

  日々を経て 「育まれて」。

   
もう直ぐはそれを観るし
 また新しい納得を経て 日々を超えてゆくのだ。


「    まあ。 「待っちゃう」のは。 これは仕方ないか。」

 だから それが「生まれたくなるまで」、
  焦らず待ってあげること
それを再び念頭に置いて。

 
   「今の いろカード」を棚に並べ

  「しるし」として 置いておくので ある。






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