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しおりを挟むもう どのくらいの物語を読んだろうか
楽しい物語
悲しみの物語
感動物語
憎しみの物語
復讐の物語
愛の物語
癒しの物語
愛憎の物語
しかし そのどれもが
色褪せて見える 今日
何処かに私を愉しませる物語は無いのだろうか
何処かに
何処に
いや? 探していない場所がある
「私」の中だ
そうか
とうとうやって来たのだ
私にも 招待状が。
さあ
準備はできた
何を見ても 知っても
驚かないか
それは分からないけれど
きっと それは
「私の物語」だから。
私を 深く 深く 浸らせてくれる世界には
違いないのだろう
そう 私は 人生を体験する為に
生まれたのだから。
沢山の 信じられない様な
まるで 御伽噺の様な
理解できない
摩訶不思議
数字では解明できない
夢の様な
戯言の様な
素晴らしい 現実を な。
応援ありがとうございます!
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