20 / 71
第一章「冒険者編」
第二十話「魔物の言葉を理解出来る能力は控えめに言っても最強だと思う」
しおりを挟む
暫く馬車を走らせていると、若い女性が馬車の前に飛び出してきた。
服は破け、髪は乱れており、靴すら履いていない。
どこかで魔物の襲撃を受けたのだろうか。
「助けて下さい! 九尾の狐に襲われました……!」
「怪我はありませんか!?」
「はい……私は大丈夫です……」
二十代前半程の女性が俺にもたれかかってくると、静かにすすり泣いた。
馬車の家の中に招き入れ、熱い紅茶を淹れる。
銀色の髪を長く伸ばした美しい女性が目を泣き晴らしながら俺を見つめた。
「みっともない所をお見せしました。私は行商人のハンナ・リヒターと申します」
「俺は冒険者のラインハルト・シュヴァルツです。九尾の狐に襲われたというのは本当ですか?」
九尾の狐と言えば、地属性、Aランクの魔物。
妖狐とも呼ばれており、人間の姿に化ける事が出来る特殊な魔法の使い手だ。
生息数が少なく、迷宮都市アドリオンでは一度も九尾の狐の目撃情報はない。
「はい。私はアドリオンからイステルに向けて旅をしていたのですが、突如現れた九尾の狐に馬車を破壊されました……」
「護衛等は付けずに一人で行商の旅をしていたんですか?」
「いいえ、レベル40の冒険者を五人雇っていました。それでも九尾の狐には敵わず、仲間は私を見捨ててイステルを目指しました。積み荷を失った私は途方に暮れながらアドリオンに逆戻りしていたんです……」
すっかり疲れ果てたリヒターさんが涙をゆっくりと紅茶を飲んだ。
フローラは深刻そうにリヒターさんの話を聞き、彼女の肩に手を置いている。
エリカは何が面白いのか、口元に笑みを浮かべながら俺の隣に座っている。
「確か黒竜刀の状態なら念話を使えるのだったな?」
「え……? それはそうだけど……」
エリカが俺に耳打ちをすると、俺はエリカに手を引かれて馬車を出た。
一体何を考えているのだろうか。
仲間に見捨てられ、荷物を奪われて傷心している女性を残して俺を呼び出すとは。
「私を武装しろ。リヒターからは何か不純な魔力を感じる……」
「え? それはどういう……?」
「さぁ、いいから早く」
「わかった。エリカ・武装」
瞬間、エリカの体が炎に包まれ、黒い鞘に入った刀に変化した。
封印や武装の瞬間は何度見ても面白い。
『人を見る目がないラインハルトに少し知恵を授けてやろう』
脳内に響くエリカに声に対し、心の中でエリカに語り掛ける。
『一体どういう目的で黒竜刀になったんだい?』
『リヒターは九尾の狐に襲撃されたと言っていただろう?』
『ああ、それがどうかしたのか? 確か、九尾の狐って人間には友好的な魔物じゃない筈だし、襲われても仕方がないんじゃないかな。というより、森でAランクの魔物と遭遇して生き延びている事自体が奇跡みたいなものだけど』
『そこなんだ。どうして商人ごときがAランクの魔物から逃げられると思った? もし私が本気でラインハルトを殺そうとしたら、お前なら私から逃げられると思うか?』
『いや……多分五秒も持たずに捕まると思うけど』
『つまり、九尾の狐が狙っていたのは奴の荷物という訳。リヒター自身を殺したければ一撃で仕留められる力を持っている魔物なのだからな』
エリカの推理を聞きながら馬車の家に戻る。
フローラは相変わらず心配そうにリヒターさんの肩に触れている。
「よろしければ私をイステルまで送ってくれませんか? このままアドリオンに戻っても商人仲間に恥を晒すだけですし……」
「それは構いませんよ」
フローラが御者台に乗り、ウィンドホースの手綱を握って馬車を走らせた。
一体九尾の狐はどんな荷物を狙って馬車を襲撃したのだろうか。
『ウィンドホースという魔物は非常に嗅覚が優れている。きっとリヒターの体に染みついた匂いの正体を知っている事だろう……』
『九尾の狐を刺激する品物を持って森に入り、襲撃されたという訳か。それにしても、どんな物を使えば九尾の狐を刺激出来るのだろうか』
『ウィンドホースと話してみればすぐに分かる事だ』
一度馬車を停め、周囲を確認するふりをしながらウィンドホースの肉体に触れた。
「君はリヒターさんがどんな荷物を運んでいたのか知っているのかい?」
「……荷物? あの女の人からはシルバーフォックスの匂いがしたよ。きっとシルバーフォックスを殺して毛皮を剥いだんだろうね。ところで、ご飯はまだ? さっきから働きっぱなしなんだけど」
「ごめんごめん、ゴブリンとの戦闘でも活躍してくれてありがとう」
「どういたしまして」
バケツを地面に置いて、水の魔石を左手に握る。
右手をバケツに向けて魔力を放出し、ウィンドホースに水を与える。
それから大量の野菜やシュルスクの果実を与えた。
視界の端に好感度が浮かんでいる。
『Lv.25 Dランク・ウィンドホース 好感度:55%』
フローラやエリカよりは好感度の上がり方が遅い。
それでも数日中に封印出来るだろう。
ウィンドホースが人間になればどんな見た目になるのだろうか。
『聖属性、Cランクのシルバーフォックス。毛皮の取引は二年前から禁止されていた筈なんだけど……』
『そろそろリヒターの正体が判明しそうだな』
『魔物保護法によって討伐が禁止されている魔物を討伐すれば、五年以下の懲役か三百万ゴールド以下の罰金が科される事に決まったんだ』
『違法にシルバーフォックスを討伐し、毛皮をイステルに持ち込もうとしたら九尾の狐に目を付けられて襲撃されたという訳か。全く愚かな女だ』
だが、彼女がシルバーフォックスの毛皮を運んでいたという証拠はない。
馬車も破壊され、荷物は九尾の狐の奪われたのだから。
イステルの衛兵に突き出すにしても、彼女を咎める事すら厳しいだろう。
「リヒターさん、馬車にはどんな荷物を積んでいたんですか?」
「え? 荷物ですか……? アドリオンで仕入れた武具ですよ。アドリオンはイステルよりも冒険者が多く暮らしているので、良質な武具が安く手に入るんです」
「そうですか。それではイステルを目指して進みましょう。途中で九尾の狐と遭遇しなければ良いのですが……」
疑惑が確信に変わった。
人間より千倍以上も嗅覚が良いウィンドホースが積み荷の匂いを間違える訳がない。
それにしても、エリカ以外のAランクの魔物がこんなに近くに居たとは運が良い。
九尾の狐も封印してパーティーに勧誘しよう。
暫く馬車を走らせると、遥か彼方から巨体の魔物が跳躍し、馬車の前に着地した。
ブラックドラゴン時のエリカに負けず劣らず、途方もない図体の狐。
銀色の体毛に包まれたAランク、地属性の魔物、九尾の狐が現れた……。
服は破け、髪は乱れており、靴すら履いていない。
どこかで魔物の襲撃を受けたのだろうか。
「助けて下さい! 九尾の狐に襲われました……!」
「怪我はありませんか!?」
「はい……私は大丈夫です……」
二十代前半程の女性が俺にもたれかかってくると、静かにすすり泣いた。
馬車の家の中に招き入れ、熱い紅茶を淹れる。
銀色の髪を長く伸ばした美しい女性が目を泣き晴らしながら俺を見つめた。
「みっともない所をお見せしました。私は行商人のハンナ・リヒターと申します」
「俺は冒険者のラインハルト・シュヴァルツです。九尾の狐に襲われたというのは本当ですか?」
九尾の狐と言えば、地属性、Aランクの魔物。
妖狐とも呼ばれており、人間の姿に化ける事が出来る特殊な魔法の使い手だ。
生息数が少なく、迷宮都市アドリオンでは一度も九尾の狐の目撃情報はない。
「はい。私はアドリオンからイステルに向けて旅をしていたのですが、突如現れた九尾の狐に馬車を破壊されました……」
「護衛等は付けずに一人で行商の旅をしていたんですか?」
「いいえ、レベル40の冒険者を五人雇っていました。それでも九尾の狐には敵わず、仲間は私を見捨ててイステルを目指しました。積み荷を失った私は途方に暮れながらアドリオンに逆戻りしていたんです……」
すっかり疲れ果てたリヒターさんが涙をゆっくりと紅茶を飲んだ。
フローラは深刻そうにリヒターさんの話を聞き、彼女の肩に手を置いている。
エリカは何が面白いのか、口元に笑みを浮かべながら俺の隣に座っている。
「確か黒竜刀の状態なら念話を使えるのだったな?」
「え……? それはそうだけど……」
エリカが俺に耳打ちをすると、俺はエリカに手を引かれて馬車を出た。
一体何を考えているのだろうか。
仲間に見捨てられ、荷物を奪われて傷心している女性を残して俺を呼び出すとは。
「私を武装しろ。リヒターからは何か不純な魔力を感じる……」
「え? それはどういう……?」
「さぁ、いいから早く」
「わかった。エリカ・武装」
瞬間、エリカの体が炎に包まれ、黒い鞘に入った刀に変化した。
封印や武装の瞬間は何度見ても面白い。
『人を見る目がないラインハルトに少し知恵を授けてやろう』
脳内に響くエリカに声に対し、心の中でエリカに語り掛ける。
『一体どういう目的で黒竜刀になったんだい?』
『リヒターは九尾の狐に襲撃されたと言っていただろう?』
『ああ、それがどうかしたのか? 確か、九尾の狐って人間には友好的な魔物じゃない筈だし、襲われても仕方がないんじゃないかな。というより、森でAランクの魔物と遭遇して生き延びている事自体が奇跡みたいなものだけど』
『そこなんだ。どうして商人ごときがAランクの魔物から逃げられると思った? もし私が本気でラインハルトを殺そうとしたら、お前なら私から逃げられると思うか?』
『いや……多分五秒も持たずに捕まると思うけど』
『つまり、九尾の狐が狙っていたのは奴の荷物という訳。リヒター自身を殺したければ一撃で仕留められる力を持っている魔物なのだからな』
エリカの推理を聞きながら馬車の家に戻る。
フローラは相変わらず心配そうにリヒターさんの肩に触れている。
「よろしければ私をイステルまで送ってくれませんか? このままアドリオンに戻っても商人仲間に恥を晒すだけですし……」
「それは構いませんよ」
フローラが御者台に乗り、ウィンドホースの手綱を握って馬車を走らせた。
一体九尾の狐はどんな荷物を狙って馬車を襲撃したのだろうか。
『ウィンドホースという魔物は非常に嗅覚が優れている。きっとリヒターの体に染みついた匂いの正体を知っている事だろう……』
『九尾の狐を刺激する品物を持って森に入り、襲撃されたという訳か。それにしても、どんな物を使えば九尾の狐を刺激出来るのだろうか』
『ウィンドホースと話してみればすぐに分かる事だ』
一度馬車を停め、周囲を確認するふりをしながらウィンドホースの肉体に触れた。
「君はリヒターさんがどんな荷物を運んでいたのか知っているのかい?」
「……荷物? あの女の人からはシルバーフォックスの匂いがしたよ。きっとシルバーフォックスを殺して毛皮を剥いだんだろうね。ところで、ご飯はまだ? さっきから働きっぱなしなんだけど」
「ごめんごめん、ゴブリンとの戦闘でも活躍してくれてありがとう」
「どういたしまして」
バケツを地面に置いて、水の魔石を左手に握る。
右手をバケツに向けて魔力を放出し、ウィンドホースに水を与える。
それから大量の野菜やシュルスクの果実を与えた。
視界の端に好感度が浮かんでいる。
『Lv.25 Dランク・ウィンドホース 好感度:55%』
フローラやエリカよりは好感度の上がり方が遅い。
それでも数日中に封印出来るだろう。
ウィンドホースが人間になればどんな見た目になるのだろうか。
『聖属性、Cランクのシルバーフォックス。毛皮の取引は二年前から禁止されていた筈なんだけど……』
『そろそろリヒターの正体が判明しそうだな』
『魔物保護法によって討伐が禁止されている魔物を討伐すれば、五年以下の懲役か三百万ゴールド以下の罰金が科される事に決まったんだ』
『違法にシルバーフォックスを討伐し、毛皮をイステルに持ち込もうとしたら九尾の狐に目を付けられて襲撃されたという訳か。全く愚かな女だ』
だが、彼女がシルバーフォックスの毛皮を運んでいたという証拠はない。
馬車も破壊され、荷物は九尾の狐の奪われたのだから。
イステルの衛兵に突き出すにしても、彼女を咎める事すら厳しいだろう。
「リヒターさん、馬車にはどんな荷物を積んでいたんですか?」
「え? 荷物ですか……? アドリオンで仕入れた武具ですよ。アドリオンはイステルよりも冒険者が多く暮らしているので、良質な武具が安く手に入るんです」
「そうですか。それではイステルを目指して進みましょう。途中で九尾の狐と遭遇しなければ良いのですが……」
疑惑が確信に変わった。
人間より千倍以上も嗅覚が良いウィンドホースが積み荷の匂いを間違える訳がない。
それにしても、エリカ以外のAランクの魔物がこんなに近くに居たとは運が良い。
九尾の狐も封印してパーティーに勧誘しよう。
暫く馬車を走らせると、遥か彼方から巨体の魔物が跳躍し、馬車の前に着地した。
ブラックドラゴン時のエリカに負けず劣らず、途方もない図体の狐。
銀色の体毛に包まれたAランク、地属性の魔物、九尾の狐が現れた……。
0
あなたにおすすめの小説
『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』
チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。
その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。
「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」
そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!?
のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。
勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました
まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。
その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。
理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。
……笑えない。
人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。
だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!?
気づけば――
記憶喪失の魔王の娘
迫害された獣人一家
古代魔法を使うエルフの美少女
天然ドジな女神
理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ
などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕!
ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに……
魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。
「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」
これは、追放された“地味なおっさん”が、
異種族たちとスローライフしながら、
世界を救ってしまう(予定)のお話である。
ある日、俺の部屋にダンジョンの入り口が!? こうなったら配信者で天下を取ってやろう!
さかいおさむ
ファンタジー
ダンジョンが出現し【冒険者】という職業が出来た日本。
冒険者は探索だけではなく、【配信者】としてダンジョンでの冒険を配信するようになる。
底辺サラリーマンのアキラもダンジョン配信者の大ファンだ。
そんなある日、彼の部屋にダンジョンの入り口が現れた。
部屋にダンジョンの入り口が出来るという奇跡のおかげで、アキラも配信者になる。
ダンジョン配信オタクの美人がプロデューサーになり、アキラのダンジョン配信は人気が出てくる。
『アキラちゃんねる』は配信収益で一攫千金を狙う!
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~
津ヶ谷
ファンタジー
綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。
ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。
目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。
その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。
その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。
そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。
これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。
ザコ魔法使いの僕がダンジョンで1人ぼっち!魔獣に襲われても石化した僕は無敵状態!経験値が溜まり続けて気づいた時には最強魔導士に!?
さかいおさむ
ファンタジー
戦士は【スキル】と呼ばれる能力を持っている。
僕はスキルレベル1のザコ魔法使いだ。
そんな僕がある日、ダンジョン攻略に向かう戦士団に入ることに……
パーティに置いていかれ僕は1人ダンジョンに取り残される。
全身ケガだらけでもう助からないだろう……
諦めたその時、手に入れた宝を装備すると無敵の石化状態に!?
頑張って攻撃してくる魔獣には申し訳ないがダメージは皆無。経験値だけが溜まっていく。
気づけば全魔法がレベル100!?
そろそろ反撃開始してもいいですか?
内気な最強魔法使いの僕が美女たちと冒険しながら人助け!
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
《カクヨム様で15000PV達成‼️》悪魔とやり直す最弱シーカー。十五歳に戻った俺は悪魔の力で人間の頂点を狙う
なべぞう
ファンタジー
ダンジョンが生まれて百年。
スキルを持つ人々がダンジョンに挑む世界で、
ソラは非戦闘系スキル《アイテムボックス》しか持たない三流シーカーだった。
弱さゆえに仲間から切り捨てられ、三十五歳となった今では、
満身創痍で生きるだけで精一杯の日々を送っていた。
そんなソラをただ一匹だけ慕ってくれたのは――
拾ってきた野良の黒猫“クロ”。
だが命の灯が消えかけた夜、
その黒猫は正体を現す。
クロは世界に十人しか存在しない“祝福”を与える存在――
しかも九つの祝福を生んだ天使と悪魔を封印した“第十の祝福者”だった。
力を失われ、語ることすら封じられたクロは、
復讐を果たすための契約者を探していた。
クロは瀕死のソラと契約し、
彼の魂を二十年前――十五歳の過去へと送り返す。
唯一のスキル《アイテムボックス》。
そして契約により初めて“成長”する力を与えられたソラは、
弱き自分を変えるため、再びダンジョンと向き合う。
だがその裏で、
クロは封印した九人の祝福者たちを狩り尽くすための、
復讐の道を静かに歩み始めていた。
これは――
“最弱”と“最凶”が手を取り合い、
未来をやり直す物語
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる