好感度が100%超えた魔物を人間化&武器化する加護がチートすぎるので、魔物娘を集めてハーレムパーティーを作ろうと思う

花京院 光

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第一章「冒険者編」

第四十八話「久しぶりにアナスタシアと一緒に眠る事にしたら、思いの外積極的だった件について」

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 フローラの封印解除と共に酒場が一気に盛り上がった。
 ギレーヌは驚きながらも、既にエールを一杯飲み干している。
 ゴールデンスライムに変化したフローラがテーブルに飛び乗り、口を大きく開いた。

「ラインハルトさん、全部流し込んじゃって下さい」
「え……? 大丈夫なの?」
「はい! 私はゴールデンスライムですよ? この程度のお酒なら一瞬で消化します」

 戸惑いながらも、フローラの口にエールを注ぎ込む。
 彼女がエールを飲み込むや否や、透明の体の中でエールが消滅した。

 やはり彼女は人間ではなくて魔物なのだ。
 そして次々とエールを口に流し込み、ウィスキーと葡萄酒を流し込む。

 ギレーヌはエールを全て飲み干したが、ウィスキーに移った途端にペースが落ちた。
 流石の酒呑童子もゴールデンスライムには敵わないという事か。
 まずはフローラを人間に戻そう。

「フローラ・封印」

 フローラが人間の姿に戻ると、冒険者達が一気に盛り上がった。
 ギレーヌは何とかウィスキーを飲み干し、気持ち悪そうに葡萄酒を見つめている。

「私の勝ちですね、ギレーヌさん!」
「ああ……お前さんの勝ちだ……だが、あたしも本来の姿に戻ればフローラには負けんぞ」
「それなら今度私と勝負するか? 勿論ブラックドラゴンとしての私でな」

 エリカがギレーヌの肩に手を置くと、彼女はすぐに敗北宣言をした。

「流石にブラックドラゴンには敵わねぇよ。フローラは体が小さいのに根性あるじゃねぇか。気に入ったぞ」
「私もギレーヌさんの事が好きになりました。戦場での豪快な戦い方、私には絶対出来ませんし、本当に格好良かったです!」
「お前さんは傷付いた仲間を癒して回っていたな。これからあたしが戦いの最中に無茶をしたら助けてくれよ。あたしは大怪我しても引けない性格なんでな」
「勿論ですよ。それでは私達は先に宿に戻りますね」
「ああ、また明日な」

 ギレーヌが俺の手を掴むと、彼女は俺の頬にキスをした。

「フローラと一緒の部屋だからって浮気すんじゃねぇぞ。お前さんはあたしの主でもあるんだからな……?」
「浮気!? しないよ……俺、今まで女性経験もないし」
「そうかそうか。なぁに、お前の初めてはあたしが貰ってやるよ!」
「ちょっと、大声で変な事言うなよ!」

 衛兵達が笑いを堪え切れずに噴き出すと、俺は思わず恥ずかしくなってしまった。
 俺は十七歳にもなって童貞なのだ。
 女性と付き合った事もない。

 時々、こんな自分が情けないとも思う。
 だが、俺は本当に好きな女が見つかるまで童貞を守り続けるつもりだ。

 それから俺達はサシャと合流し、ギレーヌを残して酒場を出た。
 酒場の近くにある宿に戻ると、俺達は一度別れて温泉に入る事にした。

 サシャと共に脱衣所に入り、服を脱いでから大浴場に入る。
 今日もガーゴイル達が心地良さそうに湯船に浸かっている。

「ラインハルト、俺、明日の朝に冒険者登録する事にしたよ」
「ビアンカと同じギルド?」
「そうだよ。人間になった俺が自由に働いてお金を稼ぐんだ。楽しみだな……」
「これからは一日500ゴールド以上稼げそうだね」
「ああ。ビアンカから冒険者としての仕事や報酬を教えて貰ったよ。俺は今までいくら爺さんから搾取されてたのかようやく気が付いた」
「俺達は王都を目指して旅をするけど、サシャはイステルに残るんだよね」
「そうだな……ラインハルトとは暫く別れる事になるけど、俺の力が必要ならいつでも召喚してくれよ」

 明日からサシャが冒険者になるなら、俺は彼の主として装備を揃える手伝いをしよう。
 ギレーヌもパーティーに加入するのだから、装備を調えた方が良いだろう。

「明日は一緒に武具を買いに行かないか?」
「剣とか鎧とかを買うのか?」
「そうだよ。ビアンカを守るためには装備が必要だろう?」
「だけど俺……そんなお金持ってないぞ……」
「サシャは俺の召喚獣なんだから、お金は俺が払うよ」
「本当か!?」

 サシャが澄んだ青色の瞳を輝かせて俺を見つめた。
 外見の年齢は十五歳程だが、実際は遥かに幼いのだろう。
 実年齢と外見の年齢は比例しない。

 千年以上生き続けているエリカが十六歳程の見た目をしているのだ。
 人間化の力とは何と不思議な力だろうか。

「本当だよ。そろそろフルーツ牛乳を飲みに行こうか」

 サシャと共に大浴場を出て売店に向かう。
 途中でアナスタシア達と出会ったので、俺は仲間の分もフルーツ牛乳を購入した。
 乳製品を摂取しないレーネはオレンジジュースを飲んでいる。

 俺は浴衣姿のアナスタシアに思わず見とれた。
 Fカップの彼女には浴衣姿がよく似合う。

 フローラもアナスタシアの程ではないが十分胸が大きい。
 風呂上がりの火照った肌に、水分を含んだ金色の髪が何とも魅力的だ。

「あの……ラインハルトさん、そんなに熱心に見つめられては恥ずかしいです……二人きりの時なら良いんですけど……」
「ごめん……! 浴衣姿が可愛くてつい見とれていたよ」
「可愛い……ですか? それなら良かったです……」

 フローラは動揺してフルーツ牛乳を胸元にこぼした。
 薄い浴衣が濡れ、ピンク色のブラジャーが透けている。
 慌てて彼女の胸をタオルで拭く。

 タオル越しにフローラの豊かな胸の感触が伝わる。
 フローラは恥じらいながらも、俺の手を優しく握った。

「ラインハルトさん……あまり激しくしてはいけません……」
「ごめん……」

 フローラと視線が合うと、俺は思わず恥ずかしさを感じた。
 慌てて視線を逸らすと、エリカが俺の手をひねり上げた。

「ラインハルト、私の前でフローラの胸を揉みしだくとはな……お前は全く……全くとんでもない浮気男だ!」
「そうじゃの。わらわも今のは擁護してやれんぞ……フローラの胸を触るとはの」
「いや……! 違うんだ! フローラがフルーツ牛乳をこぼしたから拭き取っただけだよ!」

 アナスタシアが俺を疑う様に赤と緑の瞳を細め、口元に笑みを浮かべた。
 それからわざとフルーツ牛乳を自分の胸に垂らすと、俺の手を胸に押し当てた。

「わらわもフルーツ牛乳をこぼしてしまった様じゃ……綺麗に拭き取ってくれんかの……?」
「いや……絶対わざとでしょ?」
「何を言っておるのじゃ? わらわ、嘘は一度も付いた事はないぞ」

 手にはアナスタシアの豊かな胸が触れている。
 レーネは退屈そうに俺に抱き着き、フルーツ牛乳を飲めなかった事を寂しがっている。

「ラインハルト、レーネはもう眠いよ」
「そうだね、俺をからかう様なアナスタシアは放っておいて部屋に戻ろうか」
「うん! 今日も一緒に寝るの……」
「そうしようか」

 それから俺は受付でギレーヌとサシャの部屋を追加で借りた。
 サシャを部屋まで送り届けると、明日の朝に合流する約束をして解散した。

 部屋に戻ると、レーネはベッドに倒れ込み、すぐに寝息を立てて眠り始めた。
 それからフローラが戻ってくると、アナスタシアが部屋の扉を僅かに開けた。

 獣人化したアナスタシアが耳を垂らして俯いている。
 どうやら俺をからかった事を反省している様だ。

「アナスタシアも入っておいで」

 アナスタシアが部屋に入って来ると、彼女は九本の尻尾を楽し気に振った。
 そして自分の顔を俺の頬に擦り付け、何度も俺の頭を撫でた。
 大きな狐とじゃれ合っている様で、思わず口元に笑みが浮かぶ。

「ラインハルト、今日はわらわも一緒に寝ても良いかの?」
「アナスタシアとエリカは別に部屋があるじゃないか」
「それはそうじゃが……馬車の家では毎日同じ部屋で寝ておったからの。離れるのが寂しいのじゃ」
「仕方がないな……」
「やはりお主は優しい男じゃの」
「その姿で頼まれては断れないからね」

 アナスタシアは満面の笑みを浮かべ、俺に抱き着いた。
 銀色のふわふわした体毛が心地良い。

 それから俺はフローラの髪を乾かし、レーネと同じベッドに入った。
 ツインベッドの部屋を四人で使う事になるとは思わなかった……。

 アナスタシアが無理やり俺とレーネの間に入り込む。
 フローラは隣のベッドで先に眠りに就いた様だ。

「わらわはずっと一人で生きておったからの。ラインハルトが生きている間はなるべく一緒に居たいのじゃ……お主が寿命を迎えても、わらわとエリカは生き続けるじゃろう……」
「今も寂しい?」
「最近は毎日が幸せじゃぞ。ラインハルト、わらわを抱きしめてくれんか?」

 アナスタシアが薄っすらと目を開き、色っぽくを俺を見つめる。
 メタモールファシスを解除して人間の姿に戻った様だ。

 ゆっくりとアナスタシアを抱きしめると、彼女の胸が俺の胸板に当たった。
 嬉しさと同時に恥ずかしさを感じる。
 視線と落とすと、アナスタシアの胸の谷間が見える。

 アナスタシアは俺の頬にキスをし、俺を強く抱きしめた。
 こんな毎日が続けば良いが、旅を再開すればまた忙しくなるだろう。
 今は仲間達との幸せな日々を満喫しよう……。
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