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116.トンビvsカラス・・・勝者〇〇!!後編
俺のその言葉を聞いて振り返る。そして、目を見開いたルークさん。そのあと、今度は桃花さんの一言で、口から心臓が出そうなぐらい想定外にされる俺。
『健太っ、そいつ人間ちゃうぞ!』
そう言った桃花さんは、俺達の前に来て防御の壁を作った。俺は焦る。
「も、も…桃花さん!またそっち系っすか!!勘弁して下さいよ~。しかも何で、俺にも見えてるんすかっ!!」
『なんでやろ・・死体かな・・・こいつマジもんやぞ。見てみい!!』
そう言って、集まってきた全員に自分の腕を見せた。
見事な鳥肌だ。しかも、見てみいと言うセリフの前に貴方、今、何ておっしゃいました?!!思わず眩暈がし、後ろのマルクスさんが俺を受け止めてくれる。
『あいつには、薬効かんぞ。どないすんねん・・・』
「マジで、手を組まないと俺らデットエンドっすぅ・・・ルークさん!カラス大明神!!」
「・・・分かっているが、魔術では間違いなくあいつに負ける・・転移魔術で逃げるしか手はないが、最後の奴らは間違いなく援護もなくなり殺されるな・・・」
「げっ、最後のチームはデットエンドっすか?俺はその最後のチームには入りたくないっす。出来れば一番最初に転送してもらっていいっすか?」
『「「・・・」」』
そんなバカなやり取りをしてる中、フード男は着実に近づいて来ていた。ふらふらとした様子から、体自身には薬が効いてるようだ。しかもその動きはゾンビを連想させ、男の気色悪さを増長させた。
もう俺はギブアップしていいっすか?
腕を見ると俺にも見事な鳥肌が立っていた。だから、ルークさんにダメもとで聞いてみる。
「此処は、ルークさんの勝ちっていうことにして、先に俺等は逃げていいっすかね?」
「・・・逆に、お前に勝ちを譲ると言えばどうするつもりだ」
そう言って、睨まれた。
そんな時、ゾンビの後ろから茶色い物体が突進して来るのが見えた。そして、ゾンビのケツにかぶり付く。痛みを感じないと思ったゾンビが、途端悲鳴を上げた。
『あっ、人間やったか・・・・なんや、おもんない』
そう呟いた桃花さん。この人は本当に、豪胆すぎると思った。
そして、悲鳴を上げ転移魔術で行きなし消えたゾンビ改めゾンビもどき。
去った後には、茶色い物体が"俺はやったぜ!"みたいに、ぶっさいくな声で高らかに鳴いていた。そして後ろから、ビリーさんとディオさんが汗だくでやって来るのが見えた。
「はぁ、はぁ、はぁ…。バロ…ン…ま、間に合ったのか?!トーカ親分は無事か?!…はぁ…はぁ…」
"あったりめぇだ。俺はやったぜ!"、"俺はやりとげたぜ!!"と、またぶっさいくに鳴いて、ビリーさんに答える茶色い物体ことバロン。
煩い鳴き声を無視して、ビリーさん達に質問する。
「何で桃花さんが誘拐された事知ってるんすか?」
そう聞くとバツが悪そうに自分達が交尾部屋に居た事、ゲル様達に桃花さんが誘拐された事を聞いたと言った。自分の番を残して、行くか行かないか迷ってしまって翌朝になってしまったと言って、謝るビリーさん達。
マルクスさんが此処に来たビリーさん達にもう一つ質問する。
「しかし、何で此処が分かったんだ?!(目印は俺達が回収したし、あったとしても、あんな物・・意味がわからんだろう)」
「簡単だったぞ。だって、この男、トーカにぞっこんだもんな。俺等、探しようがないし取り敢えずお前等が泊まっていた宿屋に行ってみたんだ。そしたら、馬屋にバロンを見つけてな。俺等は、こいつに親分の匂いを辿らせて付いて来ただけで、ものの1時間もかかってねぇよな、ディオ!」
「あぁ。さすが親分命のロバは違うわ」
全員がラッキーアイテム・・もう一人(頭)の番認定者を忘れていた事に、脱力した瞬間だった。
その時点で、トンビvsカラス・・・勝者ロバとなった。
そのあと、"カラス"はロバを見ながら、物言わずに去っていった。
***
誘拐場所から街に戻る道すがら、花火が打ち上がる。
未だ鼻息の荒いバロンに桃花さんが乗っている。他は歩きだ。
立ち止まって、その花火を全員が見上げた。この花火の瞬間、各々心に厭らしい魂胆を秘めていた分、その苦い顔に笑いが出る。
そんな時、バロンから降りた桃花さんの声が後ろで聞こえる。桃花さんの言葉から、それがじゃれていると思っていた全員が、後ろを振り返ってピシッと固まった。
自分達がヤリたかった事を実行している奴がそこに居たからだ。
『こら!バロン。甘えたら危ない。しっぽが当たって背中痛いやんか!分かった、分かった・・お前今日よう頑張ったって!褒めたってるやん!こら、被さったら重いってっ・・!』
う~ん…桃花さん、それしっぽじゃないっすよ。犬でも内またに向かって、しっぽをそんな大きく振らないっす。ましてロバは犬みたいに、ばふっと覆い被さる事もしない。
するとしたら、それは………
発情──────。
桃花さんに後ろから乗っかるバロンを見ると股間から長い長い黒色のち○こが揺れていた。それが、桃花さんの背中にムチのようにパシパシ当たっていたのだ。
桃花さんに交尾するバロンを、慌てて飼い主のポポさんが手綱を引いて引き剥した。
バロンは未だ鼻息が荒かったのは興奮してたんすね…。馬っけ※を出したバロンのち○こは、この時点で番認定者の中で断トツとなった。
それこそ、WINNERバロンである!!
※馬っ気とは、競馬用語で牡馬の発情のことを言います。番認定者は7人と・・1頭もお忘れなく。。。健太の秘策読者様はなるほどと唸っていただけたでしょうか?!!
『健太っ、そいつ人間ちゃうぞ!』
そう言った桃花さんは、俺達の前に来て防御の壁を作った。俺は焦る。
「も、も…桃花さん!またそっち系っすか!!勘弁して下さいよ~。しかも何で、俺にも見えてるんすかっ!!」
『なんでやろ・・死体かな・・・こいつマジもんやぞ。見てみい!!』
そう言って、集まってきた全員に自分の腕を見せた。
見事な鳥肌だ。しかも、見てみいと言うセリフの前に貴方、今、何ておっしゃいました?!!思わず眩暈がし、後ろのマルクスさんが俺を受け止めてくれる。
『あいつには、薬効かんぞ。どないすんねん・・・』
「マジで、手を組まないと俺らデットエンドっすぅ・・・ルークさん!カラス大明神!!」
「・・・分かっているが、魔術では間違いなくあいつに負ける・・転移魔術で逃げるしか手はないが、最後の奴らは間違いなく援護もなくなり殺されるな・・・」
「げっ、最後のチームはデットエンドっすか?俺はその最後のチームには入りたくないっす。出来れば一番最初に転送してもらっていいっすか?」
『「「・・・」」』
そんなバカなやり取りをしてる中、フード男は着実に近づいて来ていた。ふらふらとした様子から、体自身には薬が効いてるようだ。しかもその動きはゾンビを連想させ、男の気色悪さを増長させた。
もう俺はギブアップしていいっすか?
腕を見ると俺にも見事な鳥肌が立っていた。だから、ルークさんにダメもとで聞いてみる。
「此処は、ルークさんの勝ちっていうことにして、先に俺等は逃げていいっすかね?」
「・・・逆に、お前に勝ちを譲ると言えばどうするつもりだ」
そう言って、睨まれた。
そんな時、ゾンビの後ろから茶色い物体が突進して来るのが見えた。そして、ゾンビのケツにかぶり付く。痛みを感じないと思ったゾンビが、途端悲鳴を上げた。
『あっ、人間やったか・・・・なんや、おもんない』
そう呟いた桃花さん。この人は本当に、豪胆すぎると思った。
そして、悲鳴を上げ転移魔術で行きなし消えたゾンビ改めゾンビもどき。
去った後には、茶色い物体が"俺はやったぜ!"みたいに、ぶっさいくな声で高らかに鳴いていた。そして後ろから、ビリーさんとディオさんが汗だくでやって来るのが見えた。
「はぁ、はぁ、はぁ…。バロ…ン…ま、間に合ったのか?!トーカ親分は無事か?!…はぁ…はぁ…」
"あったりめぇだ。俺はやったぜ!"、"俺はやりとげたぜ!!"と、またぶっさいくに鳴いて、ビリーさんに答える茶色い物体ことバロン。
煩い鳴き声を無視して、ビリーさん達に質問する。
「何で桃花さんが誘拐された事知ってるんすか?」
そう聞くとバツが悪そうに自分達が交尾部屋に居た事、ゲル様達に桃花さんが誘拐された事を聞いたと言った。自分の番を残して、行くか行かないか迷ってしまって翌朝になってしまったと言って、謝るビリーさん達。
マルクスさんが此処に来たビリーさん達にもう一つ質問する。
「しかし、何で此処が分かったんだ?!(目印は俺達が回収したし、あったとしても、あんな物・・意味がわからんだろう)」
「簡単だったぞ。だって、この男、トーカにぞっこんだもんな。俺等、探しようがないし取り敢えずお前等が泊まっていた宿屋に行ってみたんだ。そしたら、馬屋にバロンを見つけてな。俺等は、こいつに親分の匂いを辿らせて付いて来ただけで、ものの1時間もかかってねぇよな、ディオ!」
「あぁ。さすが親分命のロバは違うわ」
全員がラッキーアイテム・・もう一人(頭)の番認定者を忘れていた事に、脱力した瞬間だった。
その時点で、トンビvsカラス・・・勝者ロバとなった。
そのあと、"カラス"はロバを見ながら、物言わずに去っていった。
***
誘拐場所から街に戻る道すがら、花火が打ち上がる。
未だ鼻息の荒いバロンに桃花さんが乗っている。他は歩きだ。
立ち止まって、その花火を全員が見上げた。この花火の瞬間、各々心に厭らしい魂胆を秘めていた分、その苦い顔に笑いが出る。
そんな時、バロンから降りた桃花さんの声が後ろで聞こえる。桃花さんの言葉から、それがじゃれていると思っていた全員が、後ろを振り返ってピシッと固まった。
自分達がヤリたかった事を実行している奴がそこに居たからだ。
『こら!バロン。甘えたら危ない。しっぽが当たって背中痛いやんか!分かった、分かった・・お前今日よう頑張ったって!褒めたってるやん!こら、被さったら重いってっ・・!』
う~ん…桃花さん、それしっぽじゃないっすよ。犬でも内またに向かって、しっぽをそんな大きく振らないっす。ましてロバは犬みたいに、ばふっと覆い被さる事もしない。
するとしたら、それは………
発情──────。
桃花さんに後ろから乗っかるバロンを見ると股間から長い長い黒色のち○こが揺れていた。それが、桃花さんの背中にムチのようにパシパシ当たっていたのだ。
桃花さんに交尾するバロンを、慌てて飼い主のポポさんが手綱を引いて引き剥した。
バロンは未だ鼻息が荒かったのは興奮してたんすね…。馬っけ※を出したバロンのち○こは、この時点で番認定者の中で断トツとなった。
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