妹の友達は俺の彼女(よめ)

サン

文字の大きさ
7 / 22

俺、pcゲー始めます7

しおりを挟む
"それはね、内緒w"
名前を聞いて教えてもらえなかった。漫画とかならこういう時は教えてくれるのに、あの人は教えてくれなかったのだ。あの人と別れて1人でモンスターを倒しながらレベルを上げているのだが、どうしても気になってしまう。
「仲良くなりたかったな。」
パソコンの前で1人、ボソッと言ったつもりだったのだが。
「兄さんまだ起きてるんだ?しかもゲームして。」
「おまっ、いつの間に入ってきて!てか、ノックくらいしろよな。」
「したよ。したけど返事なかったから勝手に入ったー。」
「そこは諦めて部屋に戻れよ。それよりなんか用事あるんじゃねえの?お前が部屋くるなんて珍しい。」
「なんか用がないときちゃいけないの?まあ、あるからきたんだけど。」
「なんだよ。」
「さっきのこと。流石に今思い返したら恥ずかしくなったの。」
ゲームをする手を休めて緋色の話を聞く。
「ああ、それがどうした?言っとくけど俺が悪いわけじゃないからな?誘ってきたのはお前の方だからな?」
「わかってるよ。なんであんなことしたんだろ。思い返すと恥ずかしい。」
「それだけか?」
「それだけ?大事なことじゃない?その歳になって妹と裸の付き合いなんてするの兄さんくらいだよ?」
「あ、それさっき俺も思った。てか、それ俺が悪いわけじゃないよ?ほんと怒られても困るからね?」
「怒りはしないよ。私もう部屋戻る。兄さんと話してても疲れるだけだし。」
「なんだよ。お前からきといてよ。用が済んだならさっさと部屋戻れよ。」
「はーい。」
と言って、部屋を出て行く緋色。それを見送った後すぐに俺はパソコンに向き直る。
「さて、もうちょっとやるか。」
眠くなるまでゲームをし続ける。寝る頃にはレベルが10を超えるまでになっていた。

昨日やっていて気づいたことだが、このゲームどうやらギルドを作ることができるらしい。ギルドに入り、パーティーを組めばたくさんの人とクエストを受けたり、レベル上げをしたりと、色々効率が上がるらしいのだ。

「なあ、直樹。俺さ昨日ゲームとパソコン買ってよ。お前もやってるやつ。ギルドに入りたいんだけどお前のとこ入れてくれね?」
早速、一番仲のいい友達に頼んでみる。しかし、直樹は意外なことをいう。
「お前、もう少しで受験だぞ?ゲームなんかしてる時間なんてないだろ。ちゃんと勉強しないと。」
まさかそんなこと言われるなんて夢にも思わなかった。みんなで遊ぶために始めたゲーム。なのにみんなと遊べないという現実が俺を踏みつぶそうとしてきたのだ。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね

魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。 元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、 王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。 代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。 父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。 カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。 その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。 ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。 「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」 そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。 もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。 

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

お茶をしましょう、若菜さん。〜強面自衛官、スイーツと君の笑顔を守ります〜

ユーリ(佐伯瑠璃)
ライト文芸
陸上自衛隊衛生科所属の安達四季陸曹長は、見た目がどうもヤのつく人ににていて怖い。 「だって顔に大きな傷があるんだもん!」 体力徽章もレンジャー徽章も持った看護官は、鬼神のように荒野を走る。 実は怖いのは顔だけで、本当はとても優しくて怒鳴ったりイライラしたりしない自衛官。 寺の住職になった方が良いのでは?そう思うくらいに懐が大きく、上官からも部下からも慕われ頼りにされている。 スイーツ大好き、奥さん大好きな安達陸曹長の若かりし日々を振り返るお話です。 ※フィクションです。 ※カクヨム、小説家になろうにも公開しています。

処理中です...