記録少女狂想曲

食べられたウニの怨念(ウニおん)

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XVIII 魔神②

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強盗集団『放浪獅子ノマド』との戦いから3日後。空は財閥からの指示を待ちつつ財閥の魔法使い達と日々を過ごしていた。
「あさだよーん、空ちゃ~んおっきろ~。」
空の部屋にノックしながら凛泉が気怠げに声を漏らす。その声を聞き空が扉を急いで開く。
「凛泉ちゃん!もう怪我は大丈夫なの?」
「んぉっあぶねっ。全然大丈夫だよ。一華ちゃんはまだ病院だけど入れ替わりで私が復活ってわけ。」
空が凛泉に抱きつく。
「やったーっ!凛泉ちゃんおかえりー!」
「はいはい、ただいまーっと。」
二人が抱きしめ合っている姿を見て、通りすがりの志真が呆れたため息を漏らす。
「君のお部屋の前では騒がなきゃいけないルールでもあるの?」
「あ、志真さんおはようございますっ!」
「ふふ、おはよう空さん。今日のお仕事はちょっと大変そうよ。」
「え、今日のですか?」
志真が寮の一階に設置されたモニターから印刷されたであろう紙を広げる。
御剣みつるぎ志真しまむすびくう赫田かくた凛泉りの野次路のつみち碧射あおいの4人は朝食後に司令室で直接通達…だそうよ。しっかり準備をしてから行きましょう。」
志真の言葉に凛泉が目を鋭くした。
「…4人に直接の指示?」
「ええ、そうよ。」
「…ふぅん。」
凛泉がゆっくりと背を伸ばし、首を鳴らす。
「じゃ、さっさと行こっかぁ。」
「そうね。空ちゃんも、急いで支度をしてもらえるかな?可能な限りすぐ動けるように。」
「え?はっはい!」
その後、3人は碧射とも合流し、食事を済ませてから司令室へと向かった。

その途中で、空は幽子に声をかけられた。

───────────────────
AM10:30 司令室

「みんなおはよ。最近はよく眠れてる?財閥職員のおじさん達はたった3日の徹夜で一部ダウン中よ、ホント雑魚よね~。」
「アイちゃんはしっかり寝てるくせに。」
司令室に入ってすぐ、アイが椅子に座ったまま書類をパラパラとめくり空達に声をかけてきた。
「アイちゃんおはよう!」
空の元気そうな挨拶を見て、アイがため息を漏らす。
「悪いけど、今回は明るく振る舞うことはできないわ。これから大事な話をするからね。」
「大事な…お話ですか?」
アイが椅子を回転させパソコンを操作し始める。すると、大きなモニターに何かが表示される。日本の地図と巨大な山だった。その山はてっぺんから黒い煙を噴出していた。
「アレは…?」
「閉鎖区域No.03、富士山周辺の地域よ。一部では「富士県」なんて仮称もつけられているけれど、そんなことはどうでもよくてね…。」
「あ、あの…アイちゃん、閉鎖区域って何?」
空の質問に、アイが答える。
「閉鎖区域というのは、魔人の侵攻が激しく人が住むには危険すぎる場所を、財閥が魔法使いたちと協力して出入りが簡単にできないようにした区域のことよ。貴方のいた廃村も元々はF-24の住処だった…けれど、24は生体反応ごと消えてF-109と入れ替わってた…おそらく縄張り争いに負けたのね。」
説明しながらアイがキーボードを素早く操作する。すると、火山灰で埋め尽くされた地面と共に崩壊した町の様子が映し出された。
「これは閉鎖区域内の監視カメラ。数台を同時操作して幅広く区域内を監視しているのだけど…。」
「アイちゃんすごい、さすが天才だなぁ。」
空の感心する声を無視してアイがキーボードを操作する。すると、一つの映像が拡大された。
「これは昨日の午後14時頃の映像よ。」
「…?」
四人がその画面を見つめる。すると、数秒経ってから何かがカメラの端から現れた。
「あれは……。」
それは、2本足で歩くトカゲ型の魔人だった。手の指は人間同様5本あり、背筋を伸ばした尾を揺らしながら道を歩いていた。
「アレが閉鎖区域の魔人…。」
すると、映像に映る魔人がこちらを見た。空は思わず体を震わせる。
『………。』
映像に映る魔人は口を開き、何かを喋ったように見えた。しかしそれは音声が拾われたわけではなかった。
『……。』
カメラから目を逸らし、魔人は尾を振るってカメラに向けて攻撃した。大きな音と共に映像にノイズが走る。
「…な、何今の。」
「今のは普通の魔人じゃなかった…アイちゃん?」
空の反応をよそに、凛泉が口を開く。アイがため息をつき、椅子を回して四人の方を向く。
「その通り…あれは普通の魔人ではないわ。魔神プレデターよ。」
その言葉を聞き、空を除く三人が身体を強張らせる。
「魔神が、現れたのか…!」
空の顔を見て、碧射があぁ…と声を漏らす。
「そうか、空は、魔神プレデターについてはなんも知らないんだったか。」
空が碧射の顔を見ながら頷く。
魔神プレデター…奴らは魔人が魔法を所持した、俺たちみたいな魔法戦士、魔法少女を捕食した際に覚醒する個体なんだ。一度の捕食で膨大な知識量を得た上で、捕食した対象の魔法を使うことができる…偽神フェイカーと同じくらい危険度が高い。」
「魔神…魔法を使う、魔人…っ。」
アイがキーボードとモニターを同時に操作する。
「閉鎖区域の側に設立された管理局の判断では『Pプレデター-04・危険度B+』として扱われているわ。」
アイの報告を聞き、凛泉が小さく舌打ちを漏らす。
「B+…ねぇ。前の魔神もそれくらいに設定してギリギリでAに格上げしてなかった?」
「そうね…私も今回の個体はAでいいと判断するけれど…頭の硬い大人は一度決めるとこれだから…。」
アイが呆れたようにため息をつく。
「アイ。質問なんだが…魔神の魔法に目星はついているのか?」
碧射の言葉を聞き、アイがキーボードを操作する。
「閉鎖区域管理局にいる魔法使い達で帰還していない者達の魔法をリストアップすると、『黒炎』、『同化』、『音声転移』、『高速装填クイックリロード』、『鋼翼こうよく』…あとは魔法名が不明の先天性所持者が二人。合計で6人。その中で魔神に殺害されたのが『同化』と『音声転移』の二人だから、候補は4つに絞られるわ。」
モニターに6人の写真が映し出された。そこには朝香と美春の写真も存在した。
「4つ…二つ候補として無くなったにしても多いな。それに犠牲者がすでに6人も出ているとは…。」
碧射が頭を抱える。すると、志真が口を開く。
「どれであるにしろ、私たちが討伐しなければならない事実に変更はないわ。アイちゃん、移動はどうするの?」
アイが更にキーボードを操作すると、三人のポケットに入っていたスマホから通知の音が鳴った。
「行方不明になった場所の位置情報をデータとして送ったから、それを見て向こうで探索をお願い。向こうの管理局まではヘリで向かってもらって、向こうで待機してる魔法使い二人と合流して頂戴。」
すると、空に横からイプシロンが手を差し出す。手のひらにはスマホが乗っていた。
〔ムスビ・クウ。こちらをどうぞ。こちらは財閥の支給品であるスマホです。〕
「あ、ありがとうございますっ!」
空はスマホを受け取り画面を起動する。先ほど三人が受け取ったであろうデータがメールとして保存されていた。
「現在の魔人達の出現具合と活動状態から見て、管理局には安全につけると思うわ。」
「…ところで、この閉鎖区域の探索に新人である空ちゃんがついてくるの、なんでなわけ?」
「…その子の力を試すため。だそうよ。」
凛泉の質問に、アイがキーボードを操作しながらこちらに目を向けずに答えた。
「けっ、ついでに厄介払いも済ませようとしてるだけだろ…。」
「ちょっと凛泉ちゃん、そんな言い方は良くないわよ。」
志真の言葉を聞き、凛泉は舌打ちした。
「上の連中がこの子を怪しいと思ったまんまなのはバレバレなんだっての。今回は強盗に巻き込まれたけど、本来は別にあそこまで同伴する必要ないでしょうがよ?」
「そ、そうなの?」
空の不安そうな顔を見て、凛泉が頭を撫でる。
「アンタは悪い子じゃないってのがまだ偉い奴らは理解してないみたいだね。」
「じゃ、じゃあ今回のお仕事で挽回できるようにする!」
空は真っ直ぐな目で凛泉を見つめる。
「…こんな顔する子が、上が思うほど怪しい子だと思う?」
「俺は別に思わないけどな…。」
「私も、とっても素直な子だと思うわよ。」
三人が空を見て微笑んだ。
「…和んでないでさっさと行きなさいよ。」

───────────────────

四人は財閥のヘリポートに向かい、先に着いていたヘリコプターに向かう。
「空ちゃん。閉鎖区域はF-109アイツとの戦いとは違って人は周りにはいないけど、逆に言えば簡単に奴らに囲まれる危険地帯よ。可能な限りの単独行動は避けてね。」
「は、はいっ!」
四人がヘリに乗り込むのを確認して、イプシロンが扉を閉めた。副操縦士席に座り込み、手からケーブルを機械に繋ぐ。
〔これから閉鎖区域No.03の管理局へのナビを行います。よろしくお願いします。〕
イザード財閥に直接雇われて来てくれた機長がヘリコプターを操作し、空に飛び上がる。
「ここからなら区域管理局まで1時間半程度で辿り着きます。それまで皆様は英気を養っていてください。」

「……。」
ヘリコプターが財閥を出発してから約15分ほど経って、空は外を眺めていた。
「どしたん空ちゃん、黄昏ちゃってぇ。」
「あ、あのね…その、魔神って過去にどんなのが現れたのかなって気になって。」
空の疑問に、凛泉が頭を悩ませた。
「ぁ~…私あんまりその辺知らねえなぁ。」
「私は知ってるわよ、ある程度だけれど。」
そう言ったのは志真だった。
「志真さん、知ってるんですか?」
「ええ…でも、図書室兼資料保管室の資料を見た程度の知識なのだけれど…それでも良ければ。」
「お、お願いします!」
志真は上を軽く見上げ、目を通した資料について思い出しながら話し始める。
「一体目は、2022年の6月。とある魔法少女が捕食された際に誕生したそうよ。その魔法少女が魔神の始まり…でも、一人の魔法少女が自身を犠牲に魔神を討伐…結果的にその魔神の犠牲者は0だったそうよ。」
「一人、でしょ?その場合。」
凛泉の言葉に志真の表情を曇らせる。
「そうね…ごめんなさい。」
「私に謝って仕方ないでしょ。」
「だ、大丈夫ですよ志真さんっ!」
空の慌てる顔を見て、志真は優しく微笑む。
「ふふ、ごめんなさい。話を続けるわね。」
二人のやりとりを見て、碧射がかすかに微笑む。
(あの子は人を落ち着かせてくれる不思議な力でもあるのかね…。)
軽く深呼吸をして志真は話を続ける。
「2体目は2024年、月は…11月頃だったかしら。一般人に無意識な先天性魔法所持者がいて…その人が捕食されて覚醒した個体。2024年には財閥に所属する魔法使いが増えていたのもあって、討伐のために数十人の魔法使いが集まって作戦を立てたわ。それでどうにか討伐は成功した。」
「その作戦、私たち全員参加してたねそういや。あの時志真ちゃんとも知り合ったんだよね~。」
「俺とも、だろうが。」
「忘れたわ」
「お前な……。」
三人のやりとりを見て、空が微笑む。
「皆さんの出会いかぁ…私まだ来たばかりだから知らないこともやったことないこともいっぱいで、少し寂しく感じちゃいます。」
空のその言葉を聞き、凛泉が空に勢いよく抱きついて頭を撫で始める。
「わぷっ!?」
「おーよしよし、寂しいんだねえアンタ赤ん坊かってぇの可愛いねえヨシヨシ。」
「う、うぶぶ~…。」
「そう悲しいなんて思うことでもないさ…」
碧射が空に手を伸ばそうとすると、凛泉が手を勢いよく振るって碧射の手を弾く。
「イッテ…何すんだよ!」
「やめろテメェッ!テメェはその辺の地面でも撫でてやがれ!!もしくは壊子ちゃんの頭でもな出てやがれ!!でも地面撫でた手で壊子ちゃんの頭撫でならぶっ殺すぞ!!」
「しねぇよそんなこと!ていうかなんで壊子の話が出てくるんだよここで!!」
凛泉がジッと碧射の顔を睨みつける。
「…………………けっ。」
「お前今10秒くらい溜めたなコノヤロウ…。」
「お、お二人とも喧嘩はダメですよ!」
空は慌てて二人に仲介しようとする。しかし凛泉にしがみつかれて動けていなかった。
「ふふふ、三人とも仲良しなのはいい事だけれど、その調子のまま向こうに着いたら引かれるわよ?」
「まあ、そりゃそうだが…。」
「へっ、別に私ゃ引かれるようなこと微塵もしてないからね。」
「多分この現状のこと言ってると思うよ凛泉ちゃん…。」
そんなやりとりをしていると、だんだんと空模様が変わり始める。
「もうすぐ閉鎖区域の上空を通過します。魔人などは空を飛ぶ個体は発見されていませんが、十分警戒をお願いします。」
もうすぐ管理局に着くという時に、空は幽子の言葉を思い出していた。
(多分これから合うことになるけど…黒い髪の長髪の子に会ったら…あの子に幽子ボクから宜しくって伝えておいて。最近連絡もあんまりできてないからさ…。)
「…どんな人なんだろう?」

───────────────────

AM12:45 閉鎖区域管理局
「…来た。」
前髪に赤いメッシュの入ったサイドテールの少女が、小さく呟いた。すると、近くに座って本を読んでいた黒髪の少女が窓から見上げた。ヘリコプターがコチラに向かってきていた。
「来ましたね。」
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