瓦解する甘い盾

流音あい

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番外編1 最初の接触、予期せぬ快感

番外編1-2、想定外の官能

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「胸でイっちゃったね、きよみちゃん」

 初めてのことだった。初体験はとっくに済ませているけれど、こちらのイキ方は初めてだった。
 反論する余裕もなく、私は余韻に浸っていた。まだ彼を迎える場所は触られてもいないのに、そこはびくびくと痙攣していた。

「どうだった? 結構敏感なんじゃないの、きよみちゃん。胸じゃイけないって子もいるのに、感度いいよね」
「こんなふうに触られたの、初めてだったから」

 彼が満足そうに頬を緩ませる。彼の手が太ももをしっとりと撫でつけると、湿った場所がどくりと疼いた。
 その手はお腹を撫で、腰骨に触れ、胸を包むと、わき腹を上下に撫でつける。いちいち身体が敏感に反応してしまい、妙に恥ずかしくなった。
 下着がゆっくりと脚から引き抜かれ、予感に蜜が溢れてくる。彼もズボンと下着を脱いだので、更に胸が高鳴った。脚を開かされ、彼の眼前にとろけたそこが晒される。

「しっかりここも解さないとね」

 最初にそこを撫でたのは、熱い吐息だった。舐められるかと思っていたが、触れてきたのは指だった。溢れた液体を絡みつけるように指を動かし、微弱な刺激に喘いでしまう。
 弄ぶかのように弱い力でそこをいじられ、私は呼吸を乱しながら彼を見つめた。

「はあ、ん……ねえ、先輩……そろそろ、ちゃんと触って?」
「俺もそのつもりだよ」

 舌が敏感な粒を押した。腰が浮き、歓喜の震えが駆け抜ける。けれど刺激は続かず、彼の舌は鼠径部を辿り、唇が内ももを啄んだ。
 問うような視線を投げると、彼がまた粒を舐め上げた。先ほどより強い力で。今度は刺激が止まなかった。太ももを抱え込んだ彼は、激しく硬くなった粒を舐め転がした。

「ぁあっ! ぁっ、ん、……はあっ……ゃ、ぁあっ!」
 何度も身をよじって耐えた私を、彼は更に追い詰める。身体を起こした彼は中に指を入れ、またそこで動かなくなった。
「ちゃんと馴染ませないとね?」

 二本入っていた指が上下に動き、と中を押し広げるようにばらばらに動いた。背中を反らせて悶えると、空いていた方の手で胸を掴まれる。胸の先端を指の腹で転がされ、呑み込んでいる指を締め付ける。
「どっちの方が感じる? 胸と、中と」
「どっち、も……あ、ぁんっ!」

 中を出入りする指は上下左右前後に動かされ、胸は揉まれて先端をつままれ、弾かれる。動きが一定じゃないせいで、予想も出来なければ心の準備も敵わない。

 中に入り込んだ指が取り出されると、その手は胸に移動し、両手でまたたっぷりと胸を愛撫される。
 かと思えば今度は脚を持ち上げられ、容赦のない舌と唇が、脚の間の湿った場所を責め立てる。快楽の連続に、身を委ねる以外に何も考えられなくなっていく。
「あ、ぁあっ……イ、っちゃ……ぁあっ!」
 また達してしまい、彼はまだ一度も挿入していないことに気付いたのは、呼吸が整った後だった。
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