95 / 244
愚王の崩壊
94話 皆さまお好みのバラはおありですか?
しおりを挟む
会場に美しい音楽が流れ出す中、国王陛下が静かにグラスを掲げ、夜会の開始を告げた。
皆が席に着くと、僕は少し離れた場所にいる陛下と目が合った。陛下が何か月ぶりに僕に声をかけた。
「ルクレチア、近くに参れ」
「はい、陛下」
ルクレチア は、兄上二人の前を通り過ぎ、兄上と陛下の椅子の間に立った。気のせいだろうか、僕を見る陛下の瞳から、かすかな安堵の気配を感じた。
「しばらく姿が見えなかったと、城の者たちが探していたが」
「はい、友人が訪ねてきてくれまして、新しい護衛を迎えに行ってきました。陛下、紹介しても構いませんか?」
父上は不思議そうな顔をして、僕に尋ねてきた。
「お前の護衛は、お前の母ローズが自ら選びつけたものであったのに、その者はどうした?」
僕は愕然とした……陛下は僕が刺客に襲われていることも、そのせいでセルジオの片腕が亡くなったことも知らなかったというのか……僕はちらりと王妃の顔を見る。王妃は苦虫を噛み潰したような目で僕を見ていた……あなたの仕業か……
僕は大きなため息をつき、陛下に言った。
「いくら僕が名前だけの第三王子だからと言って、それはいささか酷ですよ、陛下。」
「何を言っている?」
僕は悲しそうな顔をして、陛下の横からホールを見ながら語った。
「10日前、僕は刺客に襲われ、僕を助けるために護衛騎士セルジオは片腕を失いました。片腕がないものが騎士などできぬと、騎士団長のエウゲニー卿からの命令でセルジオは退職させられました。陛下の指示だと思っておりましたが、違うのですか?」
陛下は王妃を鋭く睨みつけると、すぐに宰相にエウゲニー卿を呼ぶように伝えた。陛下が僕に言葉を紡ごうとしたところで、僕は言葉を続けた。
「セルジオが僕の傍を去ってすぐに、僕は訓練だと称し兄上たちに木刀で立ち上がれないほどに殴られました。それを見かねた友人が僕の身を案じ、連れ出してくれたのです。だってその時点で、僕に新たな護衛は派遣されていなかったのです。誰だって危険を感じるでしょう?ねぇ、陛下」
兄上たちは僕を殺さんばかりに睨みつけてきた。皆、良いのかな?ホールにいるみんながこちらに注目している。見られている中、そんなお顔をして大丈夫かな?
「市井に少しばかり出ていたのですが、市井では面白い話がいっぱい聞けましたよ。」
「アルドリック兄上の部下が、兄上の要望を叶えるために市井で暴れていると。王家にとって恥ずかしい話です。それにセフェリノ兄上は、市井におりては、年頃の女性や人妻でも見目が良ければ攫うように連れて行くなど、王家の醜聞が凄かったです。陛下も一度、民の声を直接聞いてみると良いと思います。」
陛下は絶句していた。そして陛下の向こう側に座る王妃は僕を殺しそうなほどの殺気を飛ばしてきている。王妃に握られた扇子は、ミシミシと音を立てていた。
「さて、陛下、僕の新しい護衛を紹介させてください。シールド、こちらに」
僕は会場のホールに向かい声をかけた。こちらに視線を集めた貴族たちの中から、体格の良い騎士姿のシールドと、その後方に獣人の大柄な男が続いた。
シールドは陛下の前に片膝をつき、
「陛下、ルクレチア 王子殿下より、臣に護衛の任が下されました。殿下の御身に危険が及ぶことなきよう、この剣にかけてお守りいたします。」
「ソナタは何者ぞ?」
「私、元護衛騎士のセルジオの幼馴染のシールドと申します。剣の師をセルジオと同じとし、共に励んで参りました。セルジオより、殿下の側で守ってほしいと言葉を頂き馳せ参じました。今は後ろにおります、S級冒険者のガルーダ殿より手解きを頂いております。」
陛下はシールドの背後に立っている獣人を見て息をのんだ。
「白狼のガルーダ殿とお見受けするが……相違ないか?」
「あぁ、間違いない。ただ俺は、俺の敬愛する獣人国の王と我が妻以外には頭を下げぬ。」
「あぁ、それは有名な話だ。そうか、そなたが我が国に滞在してくださっているだけで、安心できる。今後ともわが国でゆっくりしてくだされ。」
陛下が珍しくピンクの色以外で頬を染めている……うん……なんで……僕が陛下の顔から視線を外し、兄上たちに目をやると、真っ青な顔になっているセフェリノ兄上がいた。
「セフェリノ兄上、お顔が真っ青ですが、ご気分でも悪いのですか?もしかしてガルーダ殿の夫人にまで手を出してはおられないでしょう?フフフ」
僕の言葉にセフェリノ兄上が立ち上がり、「なっ!」っと信じられないと言った顔をしながら、冷や汗を流している姿に、陛下がセフェリノ兄上の顔を見ていぶかし気な顔をした。
「出来損ないが偉そうに!何の証拠があってそのような事を言うのだ!」
「証拠?証拠になりえるか皆様次第ですが、陛下、余興として本日の市井の様子を記録の宝石で写したものがございます。会場に流してもよろしいですか?」
僕は陛下を見てニッコリと笑った。陛下がチラリとセフェリノ兄上を見やって目を細めた。
「セフェリノ、何かやましい事があるか?」
「まったくもって身に覚えが、ございません。」
「そうか、私はもう十数年市井の様子を見ることが無かった。見せてくれ、ルクレチア 」
焦ったように王妃が声を上げるが、陛下が手を上げて制する。
「私はお前の勧める市井の民の姿が見てみたい。映してくれ。」
「陛下のお心のままに」
僕はニコライが控える壁の方を見る。ニコライがすぐさま合図をすると、今まで軽快に奏でられていた音楽が、ゆっくりとしたテンポの曲調に代わり、ゆっくりと会場全体が暗くなる。ある程度暗くなってきたら、今度は王族たちが入場してきた入口の壁が大きく光り始めた。
ざわつく会場の皆さんに僕は声を届けた。
「本日市井では、いろいろなお店が立ち並び、いたる所に花が飾られておりました。そんな我が国の素敵な民たちの日常をご覧ください」
僕の言葉が終わると、壁には映像が流れ始める。そこには美しいプラチナブロンドの女性が映っていた。
皆が席に着くと、僕は少し離れた場所にいる陛下と目が合った。陛下が何か月ぶりに僕に声をかけた。
「ルクレチア、近くに参れ」
「はい、陛下」
ルクレチア は、兄上二人の前を通り過ぎ、兄上と陛下の椅子の間に立った。気のせいだろうか、僕を見る陛下の瞳から、かすかな安堵の気配を感じた。
「しばらく姿が見えなかったと、城の者たちが探していたが」
「はい、友人が訪ねてきてくれまして、新しい護衛を迎えに行ってきました。陛下、紹介しても構いませんか?」
父上は不思議そうな顔をして、僕に尋ねてきた。
「お前の護衛は、お前の母ローズが自ら選びつけたものであったのに、その者はどうした?」
僕は愕然とした……陛下は僕が刺客に襲われていることも、そのせいでセルジオの片腕が亡くなったことも知らなかったというのか……僕はちらりと王妃の顔を見る。王妃は苦虫を噛み潰したような目で僕を見ていた……あなたの仕業か……
僕は大きなため息をつき、陛下に言った。
「いくら僕が名前だけの第三王子だからと言って、それはいささか酷ですよ、陛下。」
「何を言っている?」
僕は悲しそうな顔をして、陛下の横からホールを見ながら語った。
「10日前、僕は刺客に襲われ、僕を助けるために護衛騎士セルジオは片腕を失いました。片腕がないものが騎士などできぬと、騎士団長のエウゲニー卿からの命令でセルジオは退職させられました。陛下の指示だと思っておりましたが、違うのですか?」
陛下は王妃を鋭く睨みつけると、すぐに宰相にエウゲニー卿を呼ぶように伝えた。陛下が僕に言葉を紡ごうとしたところで、僕は言葉を続けた。
「セルジオが僕の傍を去ってすぐに、僕は訓練だと称し兄上たちに木刀で立ち上がれないほどに殴られました。それを見かねた友人が僕の身を案じ、連れ出してくれたのです。だってその時点で、僕に新たな護衛は派遣されていなかったのです。誰だって危険を感じるでしょう?ねぇ、陛下」
兄上たちは僕を殺さんばかりに睨みつけてきた。皆、良いのかな?ホールにいるみんながこちらに注目している。見られている中、そんなお顔をして大丈夫かな?
「市井に少しばかり出ていたのですが、市井では面白い話がいっぱい聞けましたよ。」
「アルドリック兄上の部下が、兄上の要望を叶えるために市井で暴れていると。王家にとって恥ずかしい話です。それにセフェリノ兄上は、市井におりては、年頃の女性や人妻でも見目が良ければ攫うように連れて行くなど、王家の醜聞が凄かったです。陛下も一度、民の声を直接聞いてみると良いと思います。」
陛下は絶句していた。そして陛下の向こう側に座る王妃は僕を殺しそうなほどの殺気を飛ばしてきている。王妃に握られた扇子は、ミシミシと音を立てていた。
「さて、陛下、僕の新しい護衛を紹介させてください。シールド、こちらに」
僕は会場のホールに向かい声をかけた。こちらに視線を集めた貴族たちの中から、体格の良い騎士姿のシールドと、その後方に獣人の大柄な男が続いた。
シールドは陛下の前に片膝をつき、
「陛下、ルクレチア 王子殿下より、臣に護衛の任が下されました。殿下の御身に危険が及ぶことなきよう、この剣にかけてお守りいたします。」
「ソナタは何者ぞ?」
「私、元護衛騎士のセルジオの幼馴染のシールドと申します。剣の師をセルジオと同じとし、共に励んで参りました。セルジオより、殿下の側で守ってほしいと言葉を頂き馳せ参じました。今は後ろにおります、S級冒険者のガルーダ殿より手解きを頂いております。」
陛下はシールドの背後に立っている獣人を見て息をのんだ。
「白狼のガルーダ殿とお見受けするが……相違ないか?」
「あぁ、間違いない。ただ俺は、俺の敬愛する獣人国の王と我が妻以外には頭を下げぬ。」
「あぁ、それは有名な話だ。そうか、そなたが我が国に滞在してくださっているだけで、安心できる。今後ともわが国でゆっくりしてくだされ。」
陛下が珍しくピンクの色以外で頬を染めている……うん……なんで……僕が陛下の顔から視線を外し、兄上たちに目をやると、真っ青な顔になっているセフェリノ兄上がいた。
「セフェリノ兄上、お顔が真っ青ですが、ご気分でも悪いのですか?もしかしてガルーダ殿の夫人にまで手を出してはおられないでしょう?フフフ」
僕の言葉にセフェリノ兄上が立ち上がり、「なっ!」っと信じられないと言った顔をしながら、冷や汗を流している姿に、陛下がセフェリノ兄上の顔を見ていぶかし気な顔をした。
「出来損ないが偉そうに!何の証拠があってそのような事を言うのだ!」
「証拠?証拠になりえるか皆様次第ですが、陛下、余興として本日の市井の様子を記録の宝石で写したものがございます。会場に流してもよろしいですか?」
僕は陛下を見てニッコリと笑った。陛下がチラリとセフェリノ兄上を見やって目を細めた。
「セフェリノ、何かやましい事があるか?」
「まったくもって身に覚えが、ございません。」
「そうか、私はもう十数年市井の様子を見ることが無かった。見せてくれ、ルクレチア 」
焦ったように王妃が声を上げるが、陛下が手を上げて制する。
「私はお前の勧める市井の民の姿が見てみたい。映してくれ。」
「陛下のお心のままに」
僕はニコライが控える壁の方を見る。ニコライがすぐさま合図をすると、今まで軽快に奏でられていた音楽が、ゆっくりとしたテンポの曲調に代わり、ゆっくりと会場全体が暗くなる。ある程度暗くなってきたら、今度は王族たちが入場してきた入口の壁が大きく光り始めた。
ざわつく会場の皆さんに僕は声を届けた。
「本日市井では、いろいろなお店が立ち並び、いたる所に花が飾られておりました。そんな我が国の素敵な民たちの日常をご覧ください」
僕の言葉が終わると、壁には映像が流れ始める。そこには美しいプラチナブロンドの女性が映っていた。
219
あなたにおすすめの小説
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
【完結】魔法大戦 〜失われた古代魔法で無双する!〜
加瀬 一葉
ファンタジー
王立魔法学校。高等部に編入してきた冴えない生徒ラフィト。エリートが集うこの学校で、辺境出身のラフィトは落ちこぼれの劣等生なのだが……。
実は彼は、失われたはずの古代魔法を操る一族の末裔。魔族の脅威が増す時代に、ラフィトは人類を救うことができるのか?
過去と現在が交錯する、魔法ファンタジー。
魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密
藤原遊
ファンタジー
魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。
そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。
しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。
過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!
落ちこぼれの【無属性】魔術師、実は属性そのものを定義する「概念魔法」の創始者だった
風船色
ファンタジー
「魔法とは才能(血筋)ではなく、記述されるべき論理(ロジック)である」
王立魔導学院で「万年最下位」の烙印を押された少年、アリスティア・レイロード。属性至上主義のこの世界で、火すら出せない彼は「無属性のゴミ」と蔑まれ、ついに卒業試験で不合格となり国外追放を言い渡される。
しかし、彼を嘲笑う者たちは知らなかった。アリスティアが、既存の属性魔法など比較にならないほど高次の真理――世界の現象を数式として捉え、前提条件から書き換える『概念魔法(コンセプト・マジック)』の使い手であることを。
追放の道中、彼は石ころに「硬度:無限」の概念を付与し、デコピン一つで武装集団を粉砕。呪われた最果ての森を「快適な居住空間」へと再定義し、封印されていた銀嶺竜の少女・ルナを助手にして、悠々自適な研究生活をスタートさせる。
一方、彼を捨てた王国は、属性魔法が通用しない未知の兵器を操る帝国の侵攻に直面していた。「助けてくれ」と膝をつくかつての同級生や国王たちに対し、アリスティアは冷淡に告げる。
「君たちの誇りは、僕の昼寝より価値があるのか?」
これは、感情に流されない徹底した合理主義者が、己の知的好奇心のために世界の理を再構築していく、痛快な魔導ファンタジー。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
異世界転生ファミリー
くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?!
辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。
アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。
アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。
長男のナイトはクールで賢い美少年。
ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。
何の不思議もない家族と思われたが……
彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる