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番外編・召喚された者達
166話 番外編① これが俗にいうダメ召喚ってヤツじゃん
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その日アタシは、カラオケも、ゲーセンも、買いもんも何て言うか全部気が乗らなくて、皆にバイバイして家に帰る途中だったんだよね。いや、家に帰っても、アタシの髪色煩く言う婆が居るだけって分かってんだけど、今日は遊ぶ気がしなかったんだよ。
それはきっと初恋の山田の夢を見たせいだってわかってんだけど…
何気に癒しを求めていたアタシは緑にひかれて久々に公園に足を踏み入れた。公園樹の作る影。ひなたと日陰のコントラスト…小さい頃山田と遊んだ公園もこんな感じで緑豊かで、木々を抜けたところにベンチがあってそこでおやつを持ち寄って交換していた思い出がある。
「懐かしいな。ホントに抜けたらベンチがあったりして」
そんな事を呟き木々のトンネルを進んでいくと抜けたところに3人ぐらいが座れるベンチがあった。そこには黒髪の奇麗な女の子がいた。
同い年ぐらい?何かあれだ!大和なでしことかいう感じ。アタシみたいなのは結構多いけど、濡れ羽色の艶めく黒のストレートの髪…ベンチについてんじゃん。天然記念物並みの希少なお嬢様系美少女が居る。その膝には猫が座っていて、とても気持ちよさそう。何て言うか美女は何してても似合うなと心で良いもの見た。と思いながらベンチの置かれている近くまで歩みを進めた。そうすると黒髪美女はアタシに気づいて、軽く会釈をされた。アタシも反射的にし返した。なんかこの子の空気感好きだなそう思いながら公園樹のトンネルを抜けて広場に足を踏み入れた。すると私と反対の方向から、栗色の髪を長く伸ばしたこれまた軽そうな雰囲気の同い年ぐらいの男子が現れた。ただ、男子が現れた瞬間、美少女の膝で寝ていた猫が突然うなりを上げて警戒し始めた。美少女は、
「どうしたの猫さん?」
落ち着かせようと撫でようとした瞬間猫はその子をひっかき逃げて行った……引っかかれたその傷から血が出ているのを見て、アタシはさっきもらったポケットティッシュをだして駆け寄った。
「ありゃりゃ、結構ざっくりやられちゃったね。これ使って」
私がティッシュを差し出すと、黒髪美少女は「ありがとうございます」っと奇麗な笑顔を見せた。おぉ!女でも惚れそうな奇麗な微笑みに顔が赤くなった。赤い顔を見られたくなくて、先ほど入って来た男子にふいに視線を向けて後悔した。猫が逃げた方向を見て凄く嫌な笑みを向けている…俗にいう『にちゃぁー』って感じの顔。考えただけでも背中に寒気が走った。そう思った瞬間ふいに足元が光った。
「え?」
下を向くとベンチを置いている所が中心にその周辺に居た、黒髪美少女とやばい笑顔の男子と、アタシが範囲に入っているみたいで、光が強くなって周りが見えなくなった。次に目を開けた時…周りはアニメとか映画とかそう言うので観たことある、鎧とかローブとかそう言うのを着た人たちに囲まれていた。そしてそこにマントを羽織った偉そうなオッサンが入って来た
「召喚されし者達よ、我が国フリムスト王国によくぞ参った。すぐに歓迎の晩餐を用意させよう後ほどまた会おう」
それだけ言うと偉そうなオッサンは踵を返して出て行った…説明しろって、何コレ
よくぞ参ったじゃねーだろ、強制だよねこれ!!いやこれ強制召喚のダメな奴じゃねーか!!最悪じゃない!!どうする!!どうやってここから逃げる!!
そんな事を想っていると、メガネをかけたローブ男が近寄ってきて、いきなり手を掴んだかと思ったら
「この方は聖魔法の使い手です。聖女様候補です」
そう高らかに声を上げた。聖女?何言ってんの?馬鹿なの?アタシがそんなの似合うはずないだろ、聖女って言ったら黒髪美少女の方がそれっぽいじゃん。
そう思って美少女の方を見ると、周りの反応が明らかに侮蔑の色が濃い目をしていた。何…これ…どういう…
「なんと、今回は黒の者が一人で良かった」
「なぜか黒の者が召喚では多く来るのでな」
「ただ見目が良い黒い者だ」
「体つきも良いフハハ」
そんな事を言う面々にアタシは腹が立った。つかつかと戸惑う美少女の近くにいき、先ほど怪我をして血が出ていた手を掴んだ。もちろん傷口は避けたよ。アタシおにじゃないし。
聖女っていや癒しが使えるって事っしょ。そう思い、傷よ治れ!っと思いながらいっぱい念じたらなんか温かいものが美少女の手を包んでキラキラと光った。光が落ち着いたら、さっき怪我した傷が無くなっていた。うっし!!アタシ凄いじゃんとと自画自賛したら周りが、凄い歓声を上げた。うるさい。アタシは黒髪の美少女の手を離さず近づき耳元でこっそり告げた
「アタシ達は友達って事にしとこ。なんかされそうになったら聖女様に言いつけるって言いな。あんた可愛いから変な事されそうで怖い」
耳元から顔を離して笑うと、美少女は戸惑いながら頷いた。
「アタシ、ミホ。ミホで良いよ」
「つむぎと呼んでください」
取り囲まれる中名前だけ交換したアタシたちはそのまま用意された部屋に押し込まれた。男子だけは別の部屋だ。それは良い。あいつ嫌な感じするし。でも私たちを部屋に入れたら、一緒に来たメイドと、騎士が入って来た。
騎士が居るのに着替えを言われ意味が解らないとアタシたちは拒否をした。
「はぁ?意味わかんないんだけど。何あんた仕事にかこつけて女のアタシ達の裸でも見るつもり?私の裸そんなに安くないんだけど、監視したいなら女騎士でも連れてきなさいよ!」
私の剣幕に外に声を掛け、女騎士に来てもらうように手配した。その騎士の姿をじっと見ていたつむぎが、凛とした声を出した。
「ここは先ほど階段を上がりましたので上階でしょう?女の私達では何ができるはずもない。メイドさんも居りますので、落ち着かないので退室をお願いします。警護であれば扉前をお守りください」
アタシもつむぎもジト目で騎士を見た。騎士はたじたじで、廊下に居りますので、そう言って女性騎士が来てないけど部屋を出てくれた。騎士が部屋を出た途端、紬木がしゃがみこんで、大きなため息をついた。
「あの方の目線が怖かったので…勇気出しました」
そう笑った表情はだいぶ疲れている笑顔だった。アタシは、うんうん頷きながら「あの顔は絶対エロい事考えていたって」ッという声に、紬木は表情を緩めてくれた。そんな私達のやり取りを見ていた一緒に入って来た若いメイドさんがくすっと笑い、
「先ほどの分隊長様は、機会があれば職務にかこつけて、のぞきをするって有名な方ですの。お二人の啖呵のおかげで、いつももやもやしておりました気持ちがスッと致しました。フフフ内緒にしてくださいね。」
そう言ってウィンクをして笑った。生メイド可愛い
まぁ、異世界来ても駄メンズは居るって事が分かったのは収穫?だったのかな?
それはきっと初恋の山田の夢を見たせいだってわかってんだけど…
何気に癒しを求めていたアタシは緑にひかれて久々に公園に足を踏み入れた。公園樹の作る影。ひなたと日陰のコントラスト…小さい頃山田と遊んだ公園もこんな感じで緑豊かで、木々を抜けたところにベンチがあってそこでおやつを持ち寄って交換していた思い出がある。
「懐かしいな。ホントに抜けたらベンチがあったりして」
そんな事を呟き木々のトンネルを進んでいくと抜けたところに3人ぐらいが座れるベンチがあった。そこには黒髪の奇麗な女の子がいた。
同い年ぐらい?何かあれだ!大和なでしことかいう感じ。アタシみたいなのは結構多いけど、濡れ羽色の艶めく黒のストレートの髪…ベンチについてんじゃん。天然記念物並みの希少なお嬢様系美少女が居る。その膝には猫が座っていて、とても気持ちよさそう。何て言うか美女は何してても似合うなと心で良いもの見た。と思いながらベンチの置かれている近くまで歩みを進めた。そうすると黒髪美女はアタシに気づいて、軽く会釈をされた。アタシも反射的にし返した。なんかこの子の空気感好きだなそう思いながら公園樹のトンネルを抜けて広場に足を踏み入れた。すると私と反対の方向から、栗色の髪を長く伸ばしたこれまた軽そうな雰囲気の同い年ぐらいの男子が現れた。ただ、男子が現れた瞬間、美少女の膝で寝ていた猫が突然うなりを上げて警戒し始めた。美少女は、
「どうしたの猫さん?」
落ち着かせようと撫でようとした瞬間猫はその子をひっかき逃げて行った……引っかかれたその傷から血が出ているのを見て、アタシはさっきもらったポケットティッシュをだして駆け寄った。
「ありゃりゃ、結構ざっくりやられちゃったね。これ使って」
私がティッシュを差し出すと、黒髪美少女は「ありがとうございます」っと奇麗な笑顔を見せた。おぉ!女でも惚れそうな奇麗な微笑みに顔が赤くなった。赤い顔を見られたくなくて、先ほど入って来た男子にふいに視線を向けて後悔した。猫が逃げた方向を見て凄く嫌な笑みを向けている…俗にいう『にちゃぁー』って感じの顔。考えただけでも背中に寒気が走った。そう思った瞬間ふいに足元が光った。
「え?」
下を向くとベンチを置いている所が中心にその周辺に居た、黒髪美少女とやばい笑顔の男子と、アタシが範囲に入っているみたいで、光が強くなって周りが見えなくなった。次に目を開けた時…周りはアニメとか映画とかそう言うので観たことある、鎧とかローブとかそう言うのを着た人たちに囲まれていた。そしてそこにマントを羽織った偉そうなオッサンが入って来た
「召喚されし者達よ、我が国フリムスト王国によくぞ参った。すぐに歓迎の晩餐を用意させよう後ほどまた会おう」
それだけ言うと偉そうなオッサンは踵を返して出て行った…説明しろって、何コレ
よくぞ参ったじゃねーだろ、強制だよねこれ!!いやこれ強制召喚のダメな奴じゃねーか!!最悪じゃない!!どうする!!どうやってここから逃げる!!
そんな事を想っていると、メガネをかけたローブ男が近寄ってきて、いきなり手を掴んだかと思ったら
「この方は聖魔法の使い手です。聖女様候補です」
そう高らかに声を上げた。聖女?何言ってんの?馬鹿なの?アタシがそんなの似合うはずないだろ、聖女って言ったら黒髪美少女の方がそれっぽいじゃん。
そう思って美少女の方を見ると、周りの反応が明らかに侮蔑の色が濃い目をしていた。何…これ…どういう…
「なんと、今回は黒の者が一人で良かった」
「なぜか黒の者が召喚では多く来るのでな」
「ただ見目が良い黒い者だ」
「体つきも良いフハハ」
そんな事を言う面々にアタシは腹が立った。つかつかと戸惑う美少女の近くにいき、先ほど怪我をして血が出ていた手を掴んだ。もちろん傷口は避けたよ。アタシおにじゃないし。
聖女っていや癒しが使えるって事っしょ。そう思い、傷よ治れ!っと思いながらいっぱい念じたらなんか温かいものが美少女の手を包んでキラキラと光った。光が落ち着いたら、さっき怪我した傷が無くなっていた。うっし!!アタシ凄いじゃんとと自画自賛したら周りが、凄い歓声を上げた。うるさい。アタシは黒髪の美少女の手を離さず近づき耳元でこっそり告げた
「アタシ達は友達って事にしとこ。なんかされそうになったら聖女様に言いつけるって言いな。あんた可愛いから変な事されそうで怖い」
耳元から顔を離して笑うと、美少女は戸惑いながら頷いた。
「アタシ、ミホ。ミホで良いよ」
「つむぎと呼んでください」
取り囲まれる中名前だけ交換したアタシたちはそのまま用意された部屋に押し込まれた。男子だけは別の部屋だ。それは良い。あいつ嫌な感じするし。でも私たちを部屋に入れたら、一緒に来たメイドと、騎士が入って来た。
騎士が居るのに着替えを言われ意味が解らないとアタシたちは拒否をした。
「はぁ?意味わかんないんだけど。何あんた仕事にかこつけて女のアタシ達の裸でも見るつもり?私の裸そんなに安くないんだけど、監視したいなら女騎士でも連れてきなさいよ!」
私の剣幕に外に声を掛け、女騎士に来てもらうように手配した。その騎士の姿をじっと見ていたつむぎが、凛とした声を出した。
「ここは先ほど階段を上がりましたので上階でしょう?女の私達では何ができるはずもない。メイドさんも居りますので、落ち着かないので退室をお願いします。警護であれば扉前をお守りください」
アタシもつむぎもジト目で騎士を見た。騎士はたじたじで、廊下に居りますので、そう言って女性騎士が来てないけど部屋を出てくれた。騎士が部屋を出た途端、紬木がしゃがみこんで、大きなため息をついた。
「あの方の目線が怖かったので…勇気出しました」
そう笑った表情はだいぶ疲れている笑顔だった。アタシは、うんうん頷きながら「あの顔は絶対エロい事考えていたって」ッという声に、紬木は表情を緩めてくれた。そんな私達のやり取りを見ていた一緒に入って来た若いメイドさんがくすっと笑い、
「先ほどの分隊長様は、機会があれば職務にかこつけて、のぞきをするって有名な方ですの。お二人の啖呵のおかげで、いつももやもやしておりました気持ちがスッと致しました。フフフ内緒にしてくださいね。」
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