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第646話 またまたいたっぽい
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今回のエリアは墓場、アンデッド系も黒い悪魔も、火に弱い魔物なので、ドーンボーンの黒い悪魔のフロアのように、火魔法で焼き尽くしながらの進軍となった。
度々、火の渦から逃れてきた、黒い悪魔の集団が火のついたまま、俺たちに向かって突進してくるので、サブイボが止まらない。
黒い悪魔のデカいのが、複数殺到してくるのだから、想像したらわかるだろうか? 実際に見ないと、この怖さはさすがに分からないか。どれだけ強くなっても、生理的な嫌悪感は消せない……
俺の順番が回ってきたが、他の魔法組に比べたら、過剰な火力で燃やし尽くした。殺到してくる様子を、何度か見てしまったので、来させないためにも、強めの火魔法を撃ち込み進んでいく。
初めはやりすぎて従魔たち、特にオオカミと狐たちから、大クレームで吠えられてしまった。地面が熱すぎて歩けない! と吠えているようだ。
九十一から一ニ〇階と同じように、一日で五階分進めるくらいのペースで進んで、一ニ四階に入ると、黒い悪魔がいなくなり、蜘蛛の魔物だけど、亜人に分類されるアラクネが出てきた。
「あれって、アラクネだよな?」
「多分そうだと思います。蜘蛛の下半身に人間の上半身ですからね・」
「今までの魔物とは違うよな。今までの魔物はおそらく高くても元々のランクは髙くても、C位の奴が高Lvになっていただけなのに対して、こいつはランクが高い魔物だな。確かAとかくらいだった気がする」
「そうですね。実際に火魔法で死んでない事を考えると、さすがに弱いとはいえませんね。それにしても数が多くないですか?」
「アンデッドの数が減って、アラクネが多い? とかかな」
ミリーと話していると、アラクネを倒して戻って来た前衛陣が、検討を始めた。
「確かな事はわかりませんでしたが、ランクの高い魔物とランクの低い魔物が、同じLvになってもスキルとかいろんな要素が合わさって、ランクの高い方が明らかに強いですね」
報告に来たアリスが、アラクネと戦った感想を話してくれた。これからは、新しい魔物に注意して進んでいく。
「それにしても、ステータスが同じでもスキルで差があるのは、実感できた感じだな。人間の場合は、それに経験も加味されるから、スキルがあてにならない事もあるけど、魔物はスキルが高ければ高いほど、厄介と言ったところかな? 十分に注意しないとな」
多分今回は三階毎に、魔物が変わるとみていいだろう。次は一ニ七階だから、明日だな。
アラクネが多少強い位で、特に大きな問題は出ていなかった。そのまま昨日と同じペースで、五階分進むことができた。
「ご主人様、アラクネの足って、食べ物なの? 見た目は蜘蛛の足だけど、魔物自体を見ちゃうと食欲がでない」
年中組のシャルロットから声が上がる。俺もさすがにアラクネが、人間の胴体を持っているせいか、食肉として使えるとは考えられない。
知らない奴にあげるのが一番だな。蜘蛛だとすれば、イビルスパイダーみたいな、カニっぽい味かもしれないから、食べる奴もいるだろう。
一ニ七階になるとやはり魔物が変わった。今度出てきたのは、カマキリタイプの昆虫の魔物だ。蜘蛛……アラクネは、まだ墓地にいても分からんでもないが、カマキリはさすがに墓地にはあわない。それでも事実としてカマキリがいるんだから、しょうがないよな。
カマキリは攻撃力は髙い様子だったが、元々がEランクと弱く、カマキリの中で一番ランクの低いやつだったので、そこまで大変ではなかった。
ただ、墓地の地形に足をとられてしまい、受けるのに失敗してしまったメルフィが、怪我を負ってしまった。すぐにネルに治療をしてもらい、傷も残らずに済んだ。
一三〇階に入ると、今度はヘビの魔物がかわりに出てきた。
「昆虫系だけじゃないのか、ヘビは隠密が高いから、奇襲に注意! 階段までたどり着いたら、今日は休憩だから頑張ってくれ!」
今回の階層で追加された魔物のヘビは、ランクがBランクの奴だった為か、スキルが高く奇襲を受けてしまっている。
俺も気付けずに、ニ回も奇襲をくらってしまった。一度目は何とか、籠手で受け止めれたのだが、ニ回目の奇襲では、膝裏の装備が柔らかい部分をかまれてしまい、毒にかかってしまった。
状態異常に耐性を持っているのだが、レジストを貫通して、俺が毒になったことに自分でビビった。致死毒だったのかまでは分からないが、みんなの連携がしっかりしているため、程なくなく回復してもらえた。
だが治してもらう数秒間の間に、激しい眩暈と吐き気、内臓の痛みを感じた。他にも六人が毒にかかってしまったが、ヒーラー陣のおかげで問題なかった。
小さいヘビが大量にいるので、物量作戦で相手を毒にかからせるのが狙いか?
俺を攻撃したヘビは他のヘビと違って、可哀想な死に方をしたな。俺に攻撃した後に、スライムたちに捕食された感じだからな。
ニコに頭を抑えられ、そこに他のスライムが現れて、体の中に取り込んでいき、ジワジワ溶かすように捕食されていた。下手に強いため、死ぬまでに大分苦痛を感じただろうな。ドンマイ!
一三六階は、また黒い悪魔に戻り、一三九階ではアラクネが出てきた。一四ニ階でガーディアンと思わしき個体と遭遇する。
見た目は、ファイアナイトに似ているが、漆黒の鎧を身にまとったと、言っていいのだろうか? ダークナイトってところかな? ファイアナイトは火だったが、ダークナイトは、闇と言っていいのだろうか?
変なモヤモヤが出ている。火みたいにあのモヤモヤは、何かダメージになる物なのだろうか?
聖拳なら問題ないかな?
「少し前に出る、ヒーラー陣、バフで光属性強化をくれ」
俺は武器をしまって、昔使った聖銀の粉末を混ぜたガントレットを装備して、ダークナイトとの距離を詰めて、ガントレットを身に付けた拳で殴り飛ばす。
「思ったより、ダメージが入ったかな? みんな聖銀の武器を取り出すんだ。持ってきてないメンバーは、聖拳か援護に回ってくれ」
ダークナイトとの戦闘が開始された。
度々、火の渦から逃れてきた、黒い悪魔の集団が火のついたまま、俺たちに向かって突進してくるので、サブイボが止まらない。
黒い悪魔のデカいのが、複数殺到してくるのだから、想像したらわかるだろうか? 実際に見ないと、この怖さはさすがに分からないか。どれだけ強くなっても、生理的な嫌悪感は消せない……
俺の順番が回ってきたが、他の魔法組に比べたら、過剰な火力で燃やし尽くした。殺到してくる様子を、何度か見てしまったので、来させないためにも、強めの火魔法を撃ち込み進んでいく。
初めはやりすぎて従魔たち、特にオオカミと狐たちから、大クレームで吠えられてしまった。地面が熱すぎて歩けない! と吠えているようだ。
九十一から一ニ〇階と同じように、一日で五階分進めるくらいのペースで進んで、一ニ四階に入ると、黒い悪魔がいなくなり、蜘蛛の魔物だけど、亜人に分類されるアラクネが出てきた。
「あれって、アラクネだよな?」
「多分そうだと思います。蜘蛛の下半身に人間の上半身ですからね・」
「今までの魔物とは違うよな。今までの魔物はおそらく高くても元々のランクは髙くても、C位の奴が高Lvになっていただけなのに対して、こいつはランクが高い魔物だな。確かAとかくらいだった気がする」
「そうですね。実際に火魔法で死んでない事を考えると、さすがに弱いとはいえませんね。それにしても数が多くないですか?」
「アンデッドの数が減って、アラクネが多い? とかかな」
ミリーと話していると、アラクネを倒して戻って来た前衛陣が、検討を始めた。
「確かな事はわかりませんでしたが、ランクの高い魔物とランクの低い魔物が、同じLvになってもスキルとかいろんな要素が合わさって、ランクの高い方が明らかに強いですね」
報告に来たアリスが、アラクネと戦った感想を話してくれた。これからは、新しい魔物に注意して進んでいく。
「それにしても、ステータスが同じでもスキルで差があるのは、実感できた感じだな。人間の場合は、それに経験も加味されるから、スキルがあてにならない事もあるけど、魔物はスキルが高ければ高いほど、厄介と言ったところかな? 十分に注意しないとな」
多分今回は三階毎に、魔物が変わるとみていいだろう。次は一ニ七階だから、明日だな。
アラクネが多少強い位で、特に大きな問題は出ていなかった。そのまま昨日と同じペースで、五階分進むことができた。
「ご主人様、アラクネの足って、食べ物なの? 見た目は蜘蛛の足だけど、魔物自体を見ちゃうと食欲がでない」
年中組のシャルロットから声が上がる。俺もさすがにアラクネが、人間の胴体を持っているせいか、食肉として使えるとは考えられない。
知らない奴にあげるのが一番だな。蜘蛛だとすれば、イビルスパイダーみたいな、カニっぽい味かもしれないから、食べる奴もいるだろう。
一ニ七階になるとやはり魔物が変わった。今度出てきたのは、カマキリタイプの昆虫の魔物だ。蜘蛛……アラクネは、まだ墓地にいても分からんでもないが、カマキリはさすがに墓地にはあわない。それでも事実としてカマキリがいるんだから、しょうがないよな。
カマキリは攻撃力は髙い様子だったが、元々がEランクと弱く、カマキリの中で一番ランクの低いやつだったので、そこまで大変ではなかった。
ただ、墓地の地形に足をとられてしまい、受けるのに失敗してしまったメルフィが、怪我を負ってしまった。すぐにネルに治療をしてもらい、傷も残らずに済んだ。
一三〇階に入ると、今度はヘビの魔物がかわりに出てきた。
「昆虫系だけじゃないのか、ヘビは隠密が高いから、奇襲に注意! 階段までたどり着いたら、今日は休憩だから頑張ってくれ!」
今回の階層で追加された魔物のヘビは、ランクがBランクの奴だった為か、スキルが高く奇襲を受けてしまっている。
俺も気付けずに、ニ回も奇襲をくらってしまった。一度目は何とか、籠手で受け止めれたのだが、ニ回目の奇襲では、膝裏の装備が柔らかい部分をかまれてしまい、毒にかかってしまった。
状態異常に耐性を持っているのだが、レジストを貫通して、俺が毒になったことに自分でビビった。致死毒だったのかまでは分からないが、みんなの連携がしっかりしているため、程なくなく回復してもらえた。
だが治してもらう数秒間の間に、激しい眩暈と吐き気、内臓の痛みを感じた。他にも六人が毒にかかってしまったが、ヒーラー陣のおかげで問題なかった。
小さいヘビが大量にいるので、物量作戦で相手を毒にかからせるのが狙いか?
俺を攻撃したヘビは他のヘビと違って、可哀想な死に方をしたな。俺に攻撃した後に、スライムたちに捕食された感じだからな。
ニコに頭を抑えられ、そこに他のスライムが現れて、体の中に取り込んでいき、ジワジワ溶かすように捕食されていた。下手に強いため、死ぬまでに大分苦痛を感じただろうな。ドンマイ!
一三六階は、また黒い悪魔に戻り、一三九階ではアラクネが出てきた。一四ニ階でガーディアンと思わしき個体と遭遇する。
見た目は、ファイアナイトに似ているが、漆黒の鎧を身にまとったと、言っていいのだろうか? ダークナイトってところかな? ファイアナイトは火だったが、ダークナイトは、闇と言っていいのだろうか?
変なモヤモヤが出ている。火みたいにあのモヤモヤは、何かダメージになる物なのだろうか?
聖拳なら問題ないかな?
「少し前に出る、ヒーラー陣、バフで光属性強化をくれ」
俺は武器をしまって、昔使った聖銀の粉末を混ぜたガントレットを装備して、ダークナイトとの距離を詰めて、ガントレットを身に付けた拳で殴り飛ばす。
「思ったより、ダメージが入ったかな? みんな聖銀の武器を取り出すんだ。持ってきてないメンバーは、聖拳か援護に回ってくれ」
ダークナイトとの戦闘が開始された。
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