660 / 2,518
第660話 スカーレットのお菓子
しおりを挟む
俺の食事が終わると、片付けが本格的になる。と言っても、全部収納系の道具の中か、ブラウニーの固有スキル【メイドの嗜み】の中に、しまわれていくだけだ。収納系の道具、異空間への収納道具は、他の収納アイテムの中に入れることができた。
今まではあまり意識せずに、収納系の道具を中に入れて使う、と言うことはしていなかった。間違って収納の箱のついた荷車を収納して気付いたのだが、収納のスペースは箱の大きさしか必要ないので、異空間の中に異空間を突っ込むことができたのが、ビックリだったのだ。
今まで知られていなかったのは、ここまで多く収納系の道具を所持している、人や団体がいなかったので試したことが無かったのだろう。馬車という荷物を積む物を、収納の道具にしまうと言う発想が無かったのだ。
でも、これは広めるのは良くないかもな。その収納系の道具が盗まれたらどうにもならないし、リスクを分散するという意味では、分けるのがベターだろう。
それはさておき、どうやら変な事を考えている間に、すべてが終わったようだ。俺が飯を食べ終わって5分程の早業だった。
「みんな、通路に向かう扉を作るのは、一五二階に作るから降りるよ」
俺の指示に従って、全員が移動を開始する。シルキーやブラウニーは、戻るという事が分かって、いったん仕事を切り上げていた。
物珍しそうに周りをキョロキョロして、ダンジョンの壁をペチペチ叩いている奴もいた。ダンジョンに入ってずっと、俺たちのために色々しててくれたからな。自由時間は久しぶりだろうから、何も言わないでおこう。
遅れるブラウニーも出てくるので、そういった者はスケルトンに捕まって、連行されている。骨に襟首をつかまれて、運ばれているブラウニー、シュールな光景だ。
階段を降りてのんびりと進んでいくと、コアルームに到着する。
「このコアは回収して、俺の元のコアとつなげれば……問題なさそうだな。で、ここに穴をあけたから、ここに埋め込む扉を作っておこう。
こっちからは無制限に通れるけど、向こう側からは俺たち以外通れないように、クリエイトゴーレムで細工をして……壊されることを考えると、総アダマンタイト製で作るのがいいかな。DPはたいしてかからないからな」
扉のサイズを決めて、蝶番やネジもサクッと作成する。設置をするのにかなりの魔力を使ったが、これだけしておけば壊すことはできないだろう。
そのまま扉を抜けて地上への通路を進んでいく。歩くのはさすがに面倒だったので、馬車を出してウォーホースに引いてもらう。
後ろを歩いて付いてくるスケルトンたちを見て、頭のいい骨系の魔物なら、疲れを知らずに働いてくれるし、寝る必要も無いから労働力としては、ゴーレムより上かもしれないな……大量に使役ができるならだけど。等と考えていた。
Sランクに相当するスケルトンなら、馬車をひいても時速二十キロメートルを超える速さで、引いてくれそうだな。俺でもひけるけど、問題は疲れるという事だろう。体力が無限にあるスケルトンには、持久走ではかなわないだろう。
改めて考えると、勾配的には五パーセント程の坂道を、時速二十キロメートルほどで走っているウォーホース、やべえな。原付一人乗りに匹敵するかもしれん。
登るまでに距離にして一〇〇キロメートル程あるので、通路を抜けるのに五時間程かかってしまった。途中で行楽弁当のような物を食べている。スケルトンは一生懸命走ってついてきてくれるんだけど、食事も必要ないので、命令に従って地上まで頑張ってついてきた。
おやつの時間になる頃に地上についた。間に合わせで作った洞窟にでた。
「ここもこっちから入れないように、細工しておかないとな。あっ! 俺がここにいる事がばれるとまずいんだった。じゃぁここから魔導列車までの通路を掘って、埋めればいいか」
DPを操作して通路を作り、のんびりと進んでいく。魔導列車の準備がされていたので、みんなで乗り込んでいく。今日はこの電車の中で一晩過ごして、朝にはディストピアだな。
夕食まではまだ時間があるから、のんびりとソファーでくつろいで、神のダンジョンの事を考える。
「そういえば、神のダンジョンを踏破したけど、何か達成感が無いな。ダンジョンの踏破って、こんなもんなんだろうか? 今までは奪取する目的があって、踏破してたから達成感があったけど。今回は何となくきて、最後がグダグダだったからかもしれないが、達成感が薄い」
他の冒険者は、こんな感じなのかな? 死ぬ思いをして、ダンジョンのボスを倒してもドロップだけなら、危険度とドロップによる収入を天秤にかけて、自分たちに向いている場所を選んでも、おかしくないよな。
シングル以上の冒険者は、何か自分たちなりの理由があって、冒険者を続けているのだろうか? 今度、ケモミミ三人娘に、何を目的に冒険者をしてたのか聞いてみようかな?
俺が冒険者を始めたのは、こういう世界に来たなら冒険者をやらないなんて! そんな強迫観念に近い何かが、俺の心を支配して選択肢は無かったからな。結局、冒険者として活動していた期間なんて、短かったよな。すべては国王の所為だったな。何か考えてたらイラついてきた!
「こんな時は、甘い物を食べよう!」
シルキーは、自分たちの砦と言わんばかりに、魔改造をしているキッチン車両を占領しているので、その車両へ向かう。
「スカーレット、いるか?」
「はぃはぃ、どうなさいました?」
ふよふよと俺の前まで飛んできた。
「ちょっと甘い物を食べたいんだけど、何かないかな?」
「そうですね、この前試作して美味しかった、とっておきのお菓子がありますよ。飲み物も準備しますので、食堂車で少しお待ちください」
スカーレットが美味しかったって、自信を持ってるお菓子か……それはさぞかし、美味いんだろうな。しばらく待っていると、スカーレットがお菓子と飲み物、紅茶を持ってきてくれた。
「ん? シュークリームか?」
「そうです! 色々試してみました。ちなみにこれに使っている生クリームは、樹海魔牛の乳を使っています」
「あれ? それって魔物なのに食べれるの?」
「気付きましたか。魔物なのに、美味しいミルクを出すんですよ! ミルクは子供を育てるために出すので、おそらく毒素が無いんです。それなのに魔物の性質なのか、美味いミルクを出すんです!」
「ちなみに、そのミルクが安全だって証明は、どうやってしたんだ?」
「死刑囚を実験体として、二十人位使いました。誰一人死ななかったので、毒が無いと判断して飲んだら、美味しかったので、料理に流用しました!」
スカーレットが、食べれない物を出すわけないから、本当に上手い物なんだろう。だから意を決して口に運ぶ。
サクサクの生地の中に、濃厚なミルクの味! その中にほのかに甘い、王蜜だろうか? なんだろう、完璧と言っても過言ではない、完成されたお菓子の一つがそこにあった。
今まではあまり意識せずに、収納系の道具を中に入れて使う、と言うことはしていなかった。間違って収納の箱のついた荷車を収納して気付いたのだが、収納のスペースは箱の大きさしか必要ないので、異空間の中に異空間を突っ込むことができたのが、ビックリだったのだ。
今まで知られていなかったのは、ここまで多く収納系の道具を所持している、人や団体がいなかったので試したことが無かったのだろう。馬車という荷物を積む物を、収納の道具にしまうと言う発想が無かったのだ。
でも、これは広めるのは良くないかもな。その収納系の道具が盗まれたらどうにもならないし、リスクを分散するという意味では、分けるのがベターだろう。
それはさておき、どうやら変な事を考えている間に、すべてが終わったようだ。俺が飯を食べ終わって5分程の早業だった。
「みんな、通路に向かう扉を作るのは、一五二階に作るから降りるよ」
俺の指示に従って、全員が移動を開始する。シルキーやブラウニーは、戻るという事が分かって、いったん仕事を切り上げていた。
物珍しそうに周りをキョロキョロして、ダンジョンの壁をペチペチ叩いている奴もいた。ダンジョンに入ってずっと、俺たちのために色々しててくれたからな。自由時間は久しぶりだろうから、何も言わないでおこう。
遅れるブラウニーも出てくるので、そういった者はスケルトンに捕まって、連行されている。骨に襟首をつかまれて、運ばれているブラウニー、シュールな光景だ。
階段を降りてのんびりと進んでいくと、コアルームに到着する。
「このコアは回収して、俺の元のコアとつなげれば……問題なさそうだな。で、ここに穴をあけたから、ここに埋め込む扉を作っておこう。
こっちからは無制限に通れるけど、向こう側からは俺たち以外通れないように、クリエイトゴーレムで細工をして……壊されることを考えると、総アダマンタイト製で作るのがいいかな。DPはたいしてかからないからな」
扉のサイズを決めて、蝶番やネジもサクッと作成する。設置をするのにかなりの魔力を使ったが、これだけしておけば壊すことはできないだろう。
そのまま扉を抜けて地上への通路を進んでいく。歩くのはさすがに面倒だったので、馬車を出してウォーホースに引いてもらう。
後ろを歩いて付いてくるスケルトンたちを見て、頭のいい骨系の魔物なら、疲れを知らずに働いてくれるし、寝る必要も無いから労働力としては、ゴーレムより上かもしれないな……大量に使役ができるならだけど。等と考えていた。
Sランクに相当するスケルトンなら、馬車をひいても時速二十キロメートルを超える速さで、引いてくれそうだな。俺でもひけるけど、問題は疲れるという事だろう。体力が無限にあるスケルトンには、持久走ではかなわないだろう。
改めて考えると、勾配的には五パーセント程の坂道を、時速二十キロメートルほどで走っているウォーホース、やべえな。原付一人乗りに匹敵するかもしれん。
登るまでに距離にして一〇〇キロメートル程あるので、通路を抜けるのに五時間程かかってしまった。途中で行楽弁当のような物を食べている。スケルトンは一生懸命走ってついてきてくれるんだけど、食事も必要ないので、命令に従って地上まで頑張ってついてきた。
おやつの時間になる頃に地上についた。間に合わせで作った洞窟にでた。
「ここもこっちから入れないように、細工しておかないとな。あっ! 俺がここにいる事がばれるとまずいんだった。じゃぁここから魔導列車までの通路を掘って、埋めればいいか」
DPを操作して通路を作り、のんびりと進んでいく。魔導列車の準備がされていたので、みんなで乗り込んでいく。今日はこの電車の中で一晩過ごして、朝にはディストピアだな。
夕食まではまだ時間があるから、のんびりとソファーでくつろいで、神のダンジョンの事を考える。
「そういえば、神のダンジョンを踏破したけど、何か達成感が無いな。ダンジョンの踏破って、こんなもんなんだろうか? 今までは奪取する目的があって、踏破してたから達成感があったけど。今回は何となくきて、最後がグダグダだったからかもしれないが、達成感が薄い」
他の冒険者は、こんな感じなのかな? 死ぬ思いをして、ダンジョンのボスを倒してもドロップだけなら、危険度とドロップによる収入を天秤にかけて、自分たちに向いている場所を選んでも、おかしくないよな。
シングル以上の冒険者は、何か自分たちなりの理由があって、冒険者を続けているのだろうか? 今度、ケモミミ三人娘に、何を目的に冒険者をしてたのか聞いてみようかな?
俺が冒険者を始めたのは、こういう世界に来たなら冒険者をやらないなんて! そんな強迫観念に近い何かが、俺の心を支配して選択肢は無かったからな。結局、冒険者として活動していた期間なんて、短かったよな。すべては国王の所為だったな。何か考えてたらイラついてきた!
「こんな時は、甘い物を食べよう!」
シルキーは、自分たちの砦と言わんばかりに、魔改造をしているキッチン車両を占領しているので、その車両へ向かう。
「スカーレット、いるか?」
「はぃはぃ、どうなさいました?」
ふよふよと俺の前まで飛んできた。
「ちょっと甘い物を食べたいんだけど、何かないかな?」
「そうですね、この前試作して美味しかった、とっておきのお菓子がありますよ。飲み物も準備しますので、食堂車で少しお待ちください」
スカーレットが美味しかったって、自信を持ってるお菓子か……それはさぞかし、美味いんだろうな。しばらく待っていると、スカーレットがお菓子と飲み物、紅茶を持ってきてくれた。
「ん? シュークリームか?」
「そうです! 色々試してみました。ちなみにこれに使っている生クリームは、樹海魔牛の乳を使っています」
「あれ? それって魔物なのに食べれるの?」
「気付きましたか。魔物なのに、美味しいミルクを出すんですよ! ミルクは子供を育てるために出すので、おそらく毒素が無いんです。それなのに魔物の性質なのか、美味いミルクを出すんです!」
「ちなみに、そのミルクが安全だって証明は、どうやってしたんだ?」
「死刑囚を実験体として、二十人位使いました。誰一人死ななかったので、毒が無いと判断して飲んだら、美味しかったので、料理に流用しました!」
スカーレットが、食べれない物を出すわけないから、本当に上手い物なんだろう。だから意を決して口に運ぶ。
サクサクの生地の中に、濃厚なミルクの味! その中にほのかに甘い、王蜜だろうか? なんだろう、完璧と言っても過言ではない、完成されたお菓子の一つがそこにあった。
4
あなたにおすすめの小説
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
スキル【レベル転生】でダンジョン無双
世界るい
ファンタジー
六年前、突如、異世界から魔王が来訪した。「暇だから我を愉しませろ」そう言って、地球上のありとあらゆる場所にダンジョンを作り、モンスターを放った。
そんな世界で十八歳となった獅堂辰巳は、ダンジョンに潜る者、ダンジョンモーラーとしての第一歩を踏み出し、ステータスを獲得する。だが、ステータスは最低値だし、パーティーを組むと経験値を獲得できない。スキルは【レベル転生】という特殊スキルが一つあるだけで、それもレベル100にならないと使えないときた。
そんな絶望的な状況下で、最弱のソロモーラーとしてダンジョンに挑み、天才的な戦闘センスを磨き続けるも、攻略は遅々として進まない。それでも諦めずチュートリアルダンジョンを攻略していたある日、一人の女性と出逢う。その運命的な出逢いによって辰巳のモーラー人生は一変していくのだが……それは本編で。
小説家になろう、カクヨムにて同時掲載
カクヨム ジャンル別ランキング【日間2位】【週間2位】
なろう ジャンル別ランキング【日間6位】【週間7位】
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる