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第944話 予想できないことが多い
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現在6階。この階に現れる魔物の種類は、上の階と変わっていないがLvが4~5程高くなっている。Lvに関しては、順調にあがっていると言っていいのだろうか? とにかく普通の冒険者にはかなり厳しい状況だろう。
それと6階に来て感じた事がもう1つあった。下に行くにつれて1階毎広くなっているのは分かっているが、それ以外にももう1つ……通路も微妙に広くなってきている気がする。
誤差の範囲と言われればそれまでなのだが、部屋には小中大と様々な大きさがあるので比べられないのだが、通路に関しては10センチメートル位だろうか? 元々3メートル前後あった通路の広さが10センチメートル位広くなったから、なんだというのだろうか?
まぁ、レベル差がありすぎて、この階では俺たちの進行を止める事はできない。すれ違いざまに首を掻き切られていく魔物たちには、同情をしてしまうレベルである。
そのまま7階へ降りると、少し状況が変わった。今までは通常の魔物、ゴブリンやコボルト、オークしか出てきていなかったのだが、そこに強化種が追加で現れるようになった。ソードマンやアーチャー、マジシャンにヒーラー、ナイト等々の強化種が増えたのだ。
「下に行くにつれて強くなっているのは、間違いなさそうだな」
「そうだね。強化種が増えたから、討伐難度がまた一気に上がった。シュウ君、今ウィスプはどこまでマッピングできているの?」
「えっと、ちょっとまって……32階までは行ってるみたいだね。あ、ウィスプの数が減ってるから、ダメージを与える何かがあるのかもしれないな」
「32階か? じゃぁ結構な広さになってるのかな?」
「ん~っと、6キロメートル四方を超えたくらいかな? 思ったより広くなってないのかな? それともかなり深いダンジョンとか? このダンジョンは予想した所で外れるのは普通だから、予想するだけ無駄な気がするんだけどね」
マップ先生で確認すると、マッピングのためにこのダンジョンに解き放っていたウィスプの数が減っていたのだ。地形ダメージで死んだか、あいつらにもダメージを与えられる存在がいるのか、どっちかだな。
「考えても分からないので、とりあえず進みましょう」
ピーチに促されて、進む事になった。魔物が強化種になった所で俺達にとっては雑魚だった。といっても、普通の冒険者達からすれば遠距離攻撃が追加になるだけで、戦闘難易度が跳ね上がるのは確実だな。上の階よりかなり戦い辛くなるだろう。
おっと、油断してたら矢が飛んできたぜ。このLvの魔物の攻撃じゃ遅くて油断してても当たらないからといって、油断しちゃだダメだよな。結界だと移動中に合わせて何度も張りなおさないといけないので、今回は、
【ウィンドプロテクション】
風魔法で矢をそらす魔法を使う事にした。風の守りで矢をそらす事ができるのだが、個人と範囲にかける事ができるので、今回は魔力を多めに使ってパーティー全体に使用している。
それによりスムーズにこの階を進む事が出来た。問題があるとすれば、ドロップ品を拾うのが面倒なので放置しているくらいだ。
ウィンドプロテクションのおかげで、7階8階は問題なく進む事が出来た。
9階に到着して初の敵に遭遇した。7階8階と同じ魔物でLvだけが高くなっている。3階層で同じ魔物か、今までのパターンと違うな。
「ご主人様? どうかなさいましたか?」
「あ~いやさ、魔物の予想がことごとく外れてるからどうなんだろうな、って思ってただけだよ。立ち止まってごめんね、先に進もうか」
「いえ、そろそろ昼食にしないと、時間がかなり遅くなってしまっているので」
俺がまわりを見ると、すでにシルキーが食事の準備を始めていた。あぁ、俺が考えている間にみんなが準備を始めたみたいだった。それに気付かずに考え事をしているなんてな。
「そういえば、お腹空いたな。気付かないで考えごとしてごめん。この部屋の安全確保は大丈夫かな? 結界はもう張ったか?」
「そこら辺はすでに終わっています。食事の準備ができたので食べましょう」
モヤモヤした気分でも食事は美味い、シルキーたちがついて来てくれてよかった。俺たちでもそれなりの物を用意できるが、ここまで美味しい物はさすがに準備できないからな。美味い飯は正義だ!
「みなさん、お腹いっぱいまでは食べないでくださいね。ちょっと物足りないくらいの量でとめてください。食事が終わり次第進みますので、食べ過ぎは良くないです。移動しながらの携帯食も準備してもらっていますので、お腹が空いたと思ったらシルキーから受け取ってください」
おっと、急いで降りるようだ。理由は分からないが、一気に駆けおりる選択をピーチはしたようだ。
食事も終わり、移動を開始する。9階も上の階と同様に走り抜け、10階へ到着する。マップ先生で把握していたが、この階は迷路になっておらず、ただ広い空間があるだけだったのだ。
「ん~ボス部屋っぽいけど何も見当たらないね」
そんな事を言っていると、階段の入口が閉じた音がした!
「誰かいない人はいますか?」
ピーチの声に従って周りを確認するが、全員いるようだ。
「全員入ってから閉まったのか? どうやって判断してるか知らないけど、分断されずに済んでよかった」
安心しているのもつかの間、急に大きな音がして地震が襲ってきた。音がしたほうを見てみるとフロアの真ん中だと思われる場所に20体ほどの魔物の姿を発見した。あまりに遠くて俺には何がいるか判断ができなかった。
それと6階に来て感じた事がもう1つあった。下に行くにつれて1階毎広くなっているのは分かっているが、それ以外にももう1つ……通路も微妙に広くなってきている気がする。
誤差の範囲と言われればそれまでなのだが、部屋には小中大と様々な大きさがあるので比べられないのだが、通路に関しては10センチメートル位だろうか? 元々3メートル前後あった通路の広さが10センチメートル位広くなったから、なんだというのだろうか?
まぁ、レベル差がありすぎて、この階では俺たちの進行を止める事はできない。すれ違いざまに首を掻き切られていく魔物たちには、同情をしてしまうレベルである。
そのまま7階へ降りると、少し状況が変わった。今までは通常の魔物、ゴブリンやコボルト、オークしか出てきていなかったのだが、そこに強化種が追加で現れるようになった。ソードマンやアーチャー、マジシャンにヒーラー、ナイト等々の強化種が増えたのだ。
「下に行くにつれて強くなっているのは、間違いなさそうだな」
「そうだね。強化種が増えたから、討伐難度がまた一気に上がった。シュウ君、今ウィスプはどこまでマッピングできているの?」
「えっと、ちょっとまって……32階までは行ってるみたいだね。あ、ウィスプの数が減ってるから、ダメージを与える何かがあるのかもしれないな」
「32階か? じゃぁ結構な広さになってるのかな?」
「ん~っと、6キロメートル四方を超えたくらいかな? 思ったより広くなってないのかな? それともかなり深いダンジョンとか? このダンジョンは予想した所で外れるのは普通だから、予想するだけ無駄な気がするんだけどね」
マップ先生で確認すると、マッピングのためにこのダンジョンに解き放っていたウィスプの数が減っていたのだ。地形ダメージで死んだか、あいつらにもダメージを与えられる存在がいるのか、どっちかだな。
「考えても分からないので、とりあえず進みましょう」
ピーチに促されて、進む事になった。魔物が強化種になった所で俺達にとっては雑魚だった。といっても、普通の冒険者達からすれば遠距離攻撃が追加になるだけで、戦闘難易度が跳ね上がるのは確実だな。上の階よりかなり戦い辛くなるだろう。
おっと、油断してたら矢が飛んできたぜ。このLvの魔物の攻撃じゃ遅くて油断してても当たらないからといって、油断しちゃだダメだよな。結界だと移動中に合わせて何度も張りなおさないといけないので、今回は、
【ウィンドプロテクション】
風魔法で矢をそらす魔法を使う事にした。風の守りで矢をそらす事ができるのだが、個人と範囲にかける事ができるので、今回は魔力を多めに使ってパーティー全体に使用している。
それによりスムーズにこの階を進む事が出来た。問題があるとすれば、ドロップ品を拾うのが面倒なので放置しているくらいだ。
ウィンドプロテクションのおかげで、7階8階は問題なく進む事が出来た。
9階に到着して初の敵に遭遇した。7階8階と同じ魔物でLvだけが高くなっている。3階層で同じ魔物か、今までのパターンと違うな。
「ご主人様? どうかなさいましたか?」
「あ~いやさ、魔物の予想がことごとく外れてるからどうなんだろうな、って思ってただけだよ。立ち止まってごめんね、先に進もうか」
「いえ、そろそろ昼食にしないと、時間がかなり遅くなってしまっているので」
俺がまわりを見ると、すでにシルキーが食事の準備を始めていた。あぁ、俺が考えている間にみんなが準備を始めたみたいだった。それに気付かずに考え事をしているなんてな。
「そういえば、お腹空いたな。気付かないで考えごとしてごめん。この部屋の安全確保は大丈夫かな? 結界はもう張ったか?」
「そこら辺はすでに終わっています。食事の準備ができたので食べましょう」
モヤモヤした気分でも食事は美味い、シルキーたちがついて来てくれてよかった。俺たちでもそれなりの物を用意できるが、ここまで美味しい物はさすがに準備できないからな。美味い飯は正義だ!
「みなさん、お腹いっぱいまでは食べないでくださいね。ちょっと物足りないくらいの量でとめてください。食事が終わり次第進みますので、食べ過ぎは良くないです。移動しながらの携帯食も準備してもらっていますので、お腹が空いたと思ったらシルキーから受け取ってください」
おっと、急いで降りるようだ。理由は分からないが、一気に駆けおりる選択をピーチはしたようだ。
食事も終わり、移動を開始する。9階も上の階と同様に走り抜け、10階へ到着する。マップ先生で把握していたが、この階は迷路になっておらず、ただ広い空間があるだけだったのだ。
「ん~ボス部屋っぽいけど何も見当たらないね」
そんな事を言っていると、階段の入口が閉じた音がした!
「誰かいない人はいますか?」
ピーチの声に従って周りを確認するが、全員いるようだ。
「全員入ってから閉まったのか? どうやって判断してるか知らないけど、分断されずに済んでよかった」
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