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第1146話 戻って来た!
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年中組とのデート最終日……と2陣目、年長組とのデート初日の朝。
「港には、11時頃到着予定だけど、それまでの時間何かする?」
俺は朝食の時間に年中組の皆に聞いてみた。
「雨の日以外は、毎日やっていた水中訓練をしたいですね。何か日課みたいな感じがして、やらないと落ち着かない感じがするんですよね」
そう言ったのは、年中組のまとめ役のキリエだ。その意見に同意するように、他の年中組の嫁さん達が頷いている。
それにしても、水中バトルと言っていたはずなのに、今では訓練になっている。まぁ、やってる事は同じだから呼び方なんてどうでもいいか。
それよりも、この感じからすると早めに専用のプールと言うか池と言うか、そんなものを作らないといけなそうだな。港に着いたら、みんながいるはずでそのまま昼食を食べる予定なので、その準備の間にちゃちゃっと作っておくかな。
構想は大体できているから、後は所々修正しながら作れば問題ないはず。
朝食も終わり準備運動も完璧! ダマたちの準備も整っている!
「じゃぁ、今日もいっちょやりますか!」
俺の宣言にみんなノリ良く「おー!!」と答えてくれた。ダマも「ガオオオ!!」と鳴き、シエルとシールドは「キュイイイイ!!」と鳴いた。亀の鳴き声って、キュイなのか?
俺は、かなりどうでもいい事を考えながらプールに飛び込み、ダマを追いかけ攻撃を開始する。
結果は、マリアの攻撃が1回だけヒットした。
開始から20分位経った頃に、弓使いらしく、狙い定めたようにダマの死角から、避けられないタイミングで水の矢のような物を打ち込み、シエルに防がれたのだが、連続で2本の矢を放っており、シエルのガードが消えた次の瞬間に2本目がダマに命中した形だ。
ダマが避けられるタイミングだったら、魔法が2度発動されている事に気付いていたので、よけられただろう。だが、シエルは離れた位置で自分に向かってこない魔法を防いでいたため、気付けなかったようだ。
まぁそこからは、同じ手は2度くらわないという事で、完璧に防がれてしまい終了の時間を迎えた。
すでに港が見えており、後30分もしない内に到着するくらいの距離だった。
大慌てでシャワーを浴びて身支度を整えるって、身なりを気にする必要はないんだけど、さすがに汗だくのまま帰ったら心配されそうなので、しっかりと体を冷やして落ち着いた状態にしている。
ちょっと時間が余ったので、梅紫蘇ジュースを炭酸にしたものを飲みながら、ダマの毛を乾かしながらブラッシングをしている。近くには、妻たちもおり思い思いに雑談をしている。
それにしてもここ最近、毎日洗ったりしているけど、動物の場合はここまで頻繁に洗うと、皮膚にも毛にもよくないと思うんだけど……ダマは、聖獣だし何の問題もなさそうだ。
他の従魔たちも毎日風呂に入っては、毛を乾かしているのに全然病気の気配も無いしな。さすが魔獣という事なのだろう。むしろ3日もお風呂に入っていないと毛がゴワゴワするから、従魔たちが嫌がるんだよね。
ダンジョンの中ではそこまでは我がままを言わないが、入れる状況であるならほぼ確実に風呂に入るんだよね。
そんなこんなで港に到着!
「ただいま~」
俺の挨拶の後に続いて年中組が「ただいま~」と言い、港で待っていてくれた残りの妻たちや、このエリアで働いているおばちゃんたちが「おかえり~」と返してくれた。
こんなやり取りにほっこりしながら1週間ぶりの陸地へ踏み出す!
「おぉ~あんまり揺れている気はしなかったけど、降りてみるとそれなりに揺れていたんだという事がよくわかるな。まぁ船酔いは無かったし気にするレベルでもないかな?」
年中組の皆も同意するように頷いている。
「ご主人様、お帰りなさいませ。もうすぐ、お食事の準備ができますのであちらの方へお願いします」
降りる前から気になっていた、漫画やアニメのサーカス団のテントのような物があったのだ。テントと言っても、側面には布は無く日差しだけを避けられるようになっているタイプの物だ。
テントの中には、なんていうか海の近くにあるバーベキュースペースみたいな物だろうか? それがいくつも準備されていた。
到着して上を見上げてみるとビックリ! テントの屋根の布の下に、透明な生地が張られていたのだ。どうやら、寒い時期に上の布を移動させて、温室みたいに使えるようにしているらしい。中心が高くなっており、煙を逃がす穴もきちんと用意されていた。
このエリアで働いている人のために作られた物だったようだ。他にも、畑エリアや家畜エリアにも同じような物があるらしい。寒さに弱い家畜も飼っているので、その対策の一環として綾乃とバザールが作ったらしい。それを応用して、働いている人にも休憩スペースとして提供されたとかなんとか。
そんな綾乃とバザールも一緒に昼食を食べている。もちろん3人の母親と娘たちも来ている。ただ、煙の影響が無いように仕切られているのが残念だが、その中に移動して遊んだりする分には何の問題も無いようなので、1週間ぶりに娘たちと遊んでいる。
映像で毎日見ていたけど、やっぱり直接触れ合えるのはいいね!
戻ってすぐに娘たち3人にまとめて抱き着いた時には、『どこ行ってたの!』『寂しかったんだからね!』と言われて叩かれた。(シュウの妄想)
そんな拗ねている様子(シュウの妄想)に「ごめんね」等と謝りながら、すりすりしてしまった。
そんな様子に嫉妬した母親たち(シュウの妄想)が、娘を連れて行ってしまってしょんぼりだぜ。
周りから見たシュウの様子は、少し強く抱きしめたため『離して』『苦しい』からシュウの事を叩いており、拗ねているのではなく呆れており、娘たちがかわいそうだったので母親が助けた……と、こんな感じに見えていた。
どっちが正しいのかは、娘たちしか分からない。でも、この時期の事を覚えているわけが無いので、後で聞いた所で正解は分からないのだが……
「港には、11時頃到着予定だけど、それまでの時間何かする?」
俺は朝食の時間に年中組の皆に聞いてみた。
「雨の日以外は、毎日やっていた水中訓練をしたいですね。何か日課みたいな感じがして、やらないと落ち着かない感じがするんですよね」
そう言ったのは、年中組のまとめ役のキリエだ。その意見に同意するように、他の年中組の嫁さん達が頷いている。
それにしても、水中バトルと言っていたはずなのに、今では訓練になっている。まぁ、やってる事は同じだから呼び方なんてどうでもいいか。
それよりも、この感じからすると早めに専用のプールと言うか池と言うか、そんなものを作らないといけなそうだな。港に着いたら、みんながいるはずでそのまま昼食を食べる予定なので、その準備の間にちゃちゃっと作っておくかな。
構想は大体できているから、後は所々修正しながら作れば問題ないはず。
朝食も終わり準備運動も完璧! ダマたちの準備も整っている!
「じゃぁ、今日もいっちょやりますか!」
俺の宣言にみんなノリ良く「おー!!」と答えてくれた。ダマも「ガオオオ!!」と鳴き、シエルとシールドは「キュイイイイ!!」と鳴いた。亀の鳴き声って、キュイなのか?
俺は、かなりどうでもいい事を考えながらプールに飛び込み、ダマを追いかけ攻撃を開始する。
結果は、マリアの攻撃が1回だけヒットした。
開始から20分位経った頃に、弓使いらしく、狙い定めたようにダマの死角から、避けられないタイミングで水の矢のような物を打ち込み、シエルに防がれたのだが、連続で2本の矢を放っており、シエルのガードが消えた次の瞬間に2本目がダマに命中した形だ。
ダマが避けられるタイミングだったら、魔法が2度発動されている事に気付いていたので、よけられただろう。だが、シエルは離れた位置で自分に向かってこない魔法を防いでいたため、気付けなかったようだ。
まぁそこからは、同じ手は2度くらわないという事で、完璧に防がれてしまい終了の時間を迎えた。
すでに港が見えており、後30分もしない内に到着するくらいの距離だった。
大慌てでシャワーを浴びて身支度を整えるって、身なりを気にする必要はないんだけど、さすがに汗だくのまま帰ったら心配されそうなので、しっかりと体を冷やして落ち着いた状態にしている。
ちょっと時間が余ったので、梅紫蘇ジュースを炭酸にしたものを飲みながら、ダマの毛を乾かしながらブラッシングをしている。近くには、妻たちもおり思い思いに雑談をしている。
それにしてもここ最近、毎日洗ったりしているけど、動物の場合はここまで頻繁に洗うと、皮膚にも毛にもよくないと思うんだけど……ダマは、聖獣だし何の問題もなさそうだ。
他の従魔たちも毎日風呂に入っては、毛を乾かしているのに全然病気の気配も無いしな。さすが魔獣という事なのだろう。むしろ3日もお風呂に入っていないと毛がゴワゴワするから、従魔たちが嫌がるんだよね。
ダンジョンの中ではそこまでは我がままを言わないが、入れる状況であるならほぼ確実に風呂に入るんだよね。
そんなこんなで港に到着!
「ただいま~」
俺の挨拶の後に続いて年中組が「ただいま~」と言い、港で待っていてくれた残りの妻たちや、このエリアで働いているおばちゃんたちが「おかえり~」と返してくれた。
こんなやり取りにほっこりしながら1週間ぶりの陸地へ踏み出す!
「おぉ~あんまり揺れている気はしなかったけど、降りてみるとそれなりに揺れていたんだという事がよくわかるな。まぁ船酔いは無かったし気にするレベルでもないかな?」
年中組の皆も同意するように頷いている。
「ご主人様、お帰りなさいませ。もうすぐ、お食事の準備ができますのであちらの方へお願いします」
降りる前から気になっていた、漫画やアニメのサーカス団のテントのような物があったのだ。テントと言っても、側面には布は無く日差しだけを避けられるようになっているタイプの物だ。
テントの中には、なんていうか海の近くにあるバーベキュースペースみたいな物だろうか? それがいくつも準備されていた。
到着して上を見上げてみるとビックリ! テントの屋根の布の下に、透明な生地が張られていたのだ。どうやら、寒い時期に上の布を移動させて、温室みたいに使えるようにしているらしい。中心が高くなっており、煙を逃がす穴もきちんと用意されていた。
このエリアで働いている人のために作られた物だったようだ。他にも、畑エリアや家畜エリアにも同じような物があるらしい。寒さに弱い家畜も飼っているので、その対策の一環として綾乃とバザールが作ったらしい。それを応用して、働いている人にも休憩スペースとして提供されたとかなんとか。
そんな綾乃とバザールも一緒に昼食を食べている。もちろん3人の母親と娘たちも来ている。ただ、煙の影響が無いように仕切られているのが残念だが、その中に移動して遊んだりする分には何の問題も無いようなので、1週間ぶりに娘たちと遊んでいる。
映像で毎日見ていたけど、やっぱり直接触れ合えるのはいいね!
戻ってすぐに娘たち3人にまとめて抱き着いた時には、『どこ行ってたの!』『寂しかったんだからね!』と言われて叩かれた。(シュウの妄想)
そんな拗ねている様子(シュウの妄想)に「ごめんね」等と謝りながら、すりすりしてしまった。
そんな様子に嫉妬した母親たち(シュウの妄想)が、娘を連れて行ってしまってしょんぼりだぜ。
周りから見たシュウの様子は、少し強く抱きしめたため『離して』『苦しい』からシュウの事を叩いており、拗ねているのではなく呆れており、娘たちがかわいそうだったので母親が助けた……と、こんな感じに見えていた。
どっちが正しいのかは、娘たちしか分からない。でも、この時期の事を覚えているわけが無いので、後で聞いた所で正解は分からないのだが……
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