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第1171話 状況は動く
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簡易シェルター型ダンジョンに戻ってくると、ある意味お決まりの光景が目に入って来た。
俺の娘たちを中心に、ミリーの家族が黄色い声を上げていた。
可愛いのは分かるけど、あまり騒がないでくれよな。その中で一番落ち着いていたのは、一番下のミリーの妹だろう。今まで自分より下の子がいなかったため、自分よりちっちゃい子が目の前にいて、お姉さんの自覚みたいな感じで落ち着いているような気がした。
我が娘たちは、黄色い声を無視しているかのように、3人で遊んでいる。いつものようにじゃれ合っているだけなんだが、何か楽しそうなんだよな。ミーシャのケモミミに手が伸びそうになると、ケットシーがインターセプトをして自分に興味を持たせていた。
猫の姿なのにマジで有能過ぎる!
俺たちが帰って来た事に気付くと、改めて挨拶をする事になった。一度に12人もの名前を覚えられるわけが無い。嫁達と初めて会った時も、顔と名前が一致するまでに時間がかかった物だ。
さて、戦闘に介入したため、予想以上に時間が経っていた。今から出発しても、たいして移動できずに野営する事になるので、今日はこのまま簡易シェルター型ダンジョンで休む事になった。
12人も増えてしまったため、スペースが足りなかったので、新しくミリーの家族のためにいくつか部屋を作成した。いつの間に出来たのか? と疑問に思ってはいたようだが、魔法ってすげーで片付くあたり誤魔化す必要が無くて楽でいい。
まぁ、会ってから一番うるさかったのは、夕食の時だろう。今まで見た事も無いような料理が出てきて、それがビックリするくらい美味しかったとなれば、騒がしくなってもしょうがないよね。
シルキー達が準備してくれたのは、唐揚げやフライドチキンだった。俺が好きな鶏なのは嬉しかったが、ミリーの家族に好き嫌いが無いのか確認を取ったか心配になるくらいに鶏が多かった。
ミリーの両親に話を聞いてみたら、好き嫌いを言えるような環境ではないし、お肉なんてなかなか食べられないからこんなに食べても良かったのか、食べ終わってから不安になってしまったくらいだったとの事。
そういえば、この世界って食肉って言うと魔物が中心なんだよな。初めてオークの肉を食べた時はおっかなびっくりだったけど、想像以上に美味かったから、見た目の事とか忘れて食ってたよな。
魔物の肉が取れる場所が近ければ肉は比較的安く手に入るが、近くに食肉になる魔物の住処が無ければなかなか食べられる物ではない。それでも、商人が運んでくるので割高でも食べる事は出来たのだろう。
マップ先生で調べた所、サラディルの街の近くには魔物の領域は無く、一番近いので隣街のさらに向こう側にあった。
ディストピアやゴーストタウンでは、野菜の方が割高になっているから忘れてた。割高の理由は、ディストピアとゴーストタウンでは理由が違うんだけどね。
ディストピアの場合は、単純に野菜が美味いのだ。他の街から持ってきて安く売っても売れないくらいに野菜が美味い。他にも、肉ダンジョンからの産出量が多いので、供給過多なのだ。なので、肉と野菜を比べると野菜の方が割高になる。
それに対してゴーストタウンの場合は、分かりやすく野菜の供給量が少ないため肉より野菜が高くなるのだ。バザールが頑張って生産してはいるが、需要に追い付いていない。だから、ディストピアからも輸入しているため野菜が高くなってしまう。
ちなみに、バザールの作った野菜とディストピアの野菜は、食べ比べれば分かるくらいに味は違うが、普通に食べる分には美味しいので、ディストピア産の野菜よりは早く売れる傾向にある。
ミリーの兄弟は、夕食を食べ過ぎてうーうー苦しんでいたので、部屋に連れて行きすでに横になっている。ミリーの両親から話を聞いたのは、この時だった。
しばらく話をした後に、子どもたちが心配だからと割り当てられた部屋に移動していた。
好きなだけ食べていいって言ったけど、苦しくて倒れるまで食べるのはどうなのだろうか? リバースしなかっただけマシだとは思うが、今度からは量をきちんと決めてから出すべきだな。
シルキーに話をした所、同じ事を考えていたので、しばらくはランチプレートのような物で、1人ずつに量を決めて渡すようにするとの事だった。さすがにそんなお皿は準備していなかったので、召喚してほしいと言われて人数より多めに召喚している。
ちなみに、シルキーが召喚してほしいと言ったランチプレートは、仕切りがあるタイプの物だ。大きめの皿に盛りつけて出すタイプもあるようだが、料理の汁が他の料理につかないように小さな仕切りのついた皿をチョイスいている。
日本のお店なら、汁の多い物は小鉢で出している所もあるのだが、キレイに盛り付けれるなら小鉢である必要は無いのだ。
俺個人としては、仕切りの無いランチプレートは反対派である。食べれば味が混ざるのだが、初めから混ざる事が前提になって出されるのは、お店の料理としてどうなのか? と思う。家で食べる分には気にしないのだから、単なる我が侭な意見ではあるけどね。
妻たちは、順番でお風呂に入っているみたいだ。俺のお風呂の時間はまだ後になりそうなので、マップ先生をながめている。
「おぉ?」
思わず声が出てしまった。
色を変えてマークしている真紅の騎士団の団員50人程と、奴隷になった裏切り者200人が、街道をそれて国境側に移動していたのだ。そして、その先には他の街の兵士が野営をしている場所だった。
裏切り者から聞いた、今回の戦争を引き起こした貴族の兵士なのだろうか? 鬼人も近くにいたので連絡をとってみると、その野営地の映像を送ってきてくれた。明かりが一切外に漏れていない。
街の比較的近くでこれは不自然だよな……ここまで徹底して光を漏らさないようにしている所を見ると、こいつらも裏切り者で間違いなさそうだ。
相手は500人近くいるようだけど、奴隷になった裏切り者も精鋭だったらしいのでレベルは高い。数は半分だが問題なく制圧できる戦力差だろう。
マップ先生をよく見ると、最前線にいない王国の兵士が結構いるな。これ全部裏切り者か? かなりの数の貴族が加担しているんだな。王国大丈夫か?
俺の娘たちを中心に、ミリーの家族が黄色い声を上げていた。
可愛いのは分かるけど、あまり騒がないでくれよな。その中で一番落ち着いていたのは、一番下のミリーの妹だろう。今まで自分より下の子がいなかったため、自分よりちっちゃい子が目の前にいて、お姉さんの自覚みたいな感じで落ち着いているような気がした。
我が娘たちは、黄色い声を無視しているかのように、3人で遊んでいる。いつものようにじゃれ合っているだけなんだが、何か楽しそうなんだよな。ミーシャのケモミミに手が伸びそうになると、ケットシーがインターセプトをして自分に興味を持たせていた。
猫の姿なのにマジで有能過ぎる!
俺たちが帰って来た事に気付くと、改めて挨拶をする事になった。一度に12人もの名前を覚えられるわけが無い。嫁達と初めて会った時も、顔と名前が一致するまでに時間がかかった物だ。
さて、戦闘に介入したため、予想以上に時間が経っていた。今から出発しても、たいして移動できずに野営する事になるので、今日はこのまま簡易シェルター型ダンジョンで休む事になった。
12人も増えてしまったため、スペースが足りなかったので、新しくミリーの家族のためにいくつか部屋を作成した。いつの間に出来たのか? と疑問に思ってはいたようだが、魔法ってすげーで片付くあたり誤魔化す必要が無くて楽でいい。
まぁ、会ってから一番うるさかったのは、夕食の時だろう。今まで見た事も無いような料理が出てきて、それがビックリするくらい美味しかったとなれば、騒がしくなってもしょうがないよね。
シルキー達が準備してくれたのは、唐揚げやフライドチキンだった。俺が好きな鶏なのは嬉しかったが、ミリーの家族に好き嫌いが無いのか確認を取ったか心配になるくらいに鶏が多かった。
ミリーの両親に話を聞いてみたら、好き嫌いを言えるような環境ではないし、お肉なんてなかなか食べられないからこんなに食べても良かったのか、食べ終わってから不安になってしまったくらいだったとの事。
そういえば、この世界って食肉って言うと魔物が中心なんだよな。初めてオークの肉を食べた時はおっかなびっくりだったけど、想像以上に美味かったから、見た目の事とか忘れて食ってたよな。
魔物の肉が取れる場所が近ければ肉は比較的安く手に入るが、近くに食肉になる魔物の住処が無ければなかなか食べられる物ではない。それでも、商人が運んでくるので割高でも食べる事は出来たのだろう。
マップ先生で調べた所、サラディルの街の近くには魔物の領域は無く、一番近いので隣街のさらに向こう側にあった。
ディストピアやゴーストタウンでは、野菜の方が割高になっているから忘れてた。割高の理由は、ディストピアとゴーストタウンでは理由が違うんだけどね。
ディストピアの場合は、単純に野菜が美味いのだ。他の街から持ってきて安く売っても売れないくらいに野菜が美味い。他にも、肉ダンジョンからの産出量が多いので、供給過多なのだ。なので、肉と野菜を比べると野菜の方が割高になる。
それに対してゴーストタウンの場合は、分かりやすく野菜の供給量が少ないため肉より野菜が高くなるのだ。バザールが頑張って生産してはいるが、需要に追い付いていない。だから、ディストピアからも輸入しているため野菜が高くなってしまう。
ちなみに、バザールの作った野菜とディストピアの野菜は、食べ比べれば分かるくらいに味は違うが、普通に食べる分には美味しいので、ディストピア産の野菜よりは早く売れる傾向にある。
ミリーの兄弟は、夕食を食べ過ぎてうーうー苦しんでいたので、部屋に連れて行きすでに横になっている。ミリーの両親から話を聞いたのは、この時だった。
しばらく話をした後に、子どもたちが心配だからと割り当てられた部屋に移動していた。
好きなだけ食べていいって言ったけど、苦しくて倒れるまで食べるのはどうなのだろうか? リバースしなかっただけマシだとは思うが、今度からは量をきちんと決めてから出すべきだな。
シルキーに話をした所、同じ事を考えていたので、しばらくはランチプレートのような物で、1人ずつに量を決めて渡すようにするとの事だった。さすがにそんなお皿は準備していなかったので、召喚してほしいと言われて人数より多めに召喚している。
ちなみに、シルキーが召喚してほしいと言ったランチプレートは、仕切りがあるタイプの物だ。大きめの皿に盛りつけて出すタイプもあるようだが、料理の汁が他の料理につかないように小さな仕切りのついた皿をチョイスいている。
日本のお店なら、汁の多い物は小鉢で出している所もあるのだが、キレイに盛り付けれるなら小鉢である必要は無いのだ。
俺個人としては、仕切りの無いランチプレートは反対派である。食べれば味が混ざるのだが、初めから混ざる事が前提になって出されるのは、お店の料理としてどうなのか? と思う。家で食べる分には気にしないのだから、単なる我が侭な意見ではあるけどね。
妻たちは、順番でお風呂に入っているみたいだ。俺のお風呂の時間はまだ後になりそうなので、マップ先生をながめている。
「おぉ?」
思わず声が出てしまった。
色を変えてマークしている真紅の騎士団の団員50人程と、奴隷になった裏切り者200人が、街道をそれて国境側に移動していたのだ。そして、その先には他の街の兵士が野営をしている場所だった。
裏切り者から聞いた、今回の戦争を引き起こした貴族の兵士なのだろうか? 鬼人も近くにいたので連絡をとってみると、その野営地の映像を送ってきてくれた。明かりが一切外に漏れていない。
街の比較的近くでこれは不自然だよな……ここまで徹底して光を漏らさないようにしている所を見ると、こいつらも裏切り者で間違いなさそうだ。
相手は500人近くいるようだけど、奴隷になった裏切り者も精鋭だったらしいのでレベルは高い。数は半分だが問題なく制圧できる戦力差だろう。
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