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第1215話 原因不明
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状況が分からず、右往左往している。
「お前ら落ち着け! 治療師は建物の中に入れ! 体に痛みを感じていない人は外周部に! 何が原因か分からないから、少し距離をあけて待機! 治療師には絶対近付くな!」
レイリーは、何が原因か分からないが、先程投げ込まれた瓶の中身が怪しいと考え、まずは治療師の安全確保を指示して、兵士には距離をあけて退避するように命令した。
俺は俺で、原因を探そうとするが、マップ先生には毒の反応も無く、それに準じたものがあるわけでもなかった。何が投げ込まれたかも分からず判断できない。
だけど、兵士は痛がっている。激痛といっても過言ではない様な痛みだという事が声で分かる……という事は、状態異常か? 調べてみるが、状態異常ではないことが判明した。だが、生命力が減っている事が判明した。
「理由は分からないけど、攻撃を受けている事は確かなようだ。みんなの体には問題はないか?」
妻たちとダマ達¥たちにも確認を取るが、誰一人として痛みを感じていない。
「徐々に痛みを感じている人が増えているが、原因が分からん! でも、このまま放置しているとダメージを負って死ぬ可能性がある。レイリー! ポーションを全部吐き出してもいい、後、痛み止めでモルヒネを使う! BC兵器を想定した装備をさせろ!」
何が原因か分からないので、生物兵器・化学兵器を想定した装備を衛生兵にさせる。
「シュウ様! 申し訳ございません! 衛生兵のほとんどが痛みを訴えております。戦闘要員の兵士はほとんどが痛みを訴えていませんが、対応できる者が居ません!」
戦闘兵と衛生兵……違いはなんだ? 装備? 違うな、衛生兵は動きやすいように強化された革鎧を装備しているが、戦闘兵の金属鎧に劣る物ではない。革鎧の所為か? いや、弓兵も革鎧だが痛がっている奴は少ない。
だとすると、衛生兵と戦闘兵の差は何だ?
「ご主人様! 今は悩んでいる場合では無いです!」
ピーチに怒鳴られて我に返る。そうだ! 今は原因を考えている場合ではない、現状に対する対策が優先だ!
「スカルズ! 今の装備はBC兵器に対応しているな? レイリーから回復剤を受け取って、痛がっている兵士にかけてくれ。みんなもスカルズと同じ装備をしてもらっていいか? 対応できる人が少なすぎるから頼む!」
妻たちは状況を理解して、すぐに承諾をしてくれた。俺も着替える。前に作ったけど、妻たちには不評だったパワードスーツ……マッスルメタル内蔵ボディアーマー型ゴーレムを身に着けていく。
全身を隙間なく覆える装備なので、こういった時に重宝するのだ。パワードスーツには、ヘルメットもセットでクリエイトゴーレムで改造した防毒マスクも付いているため、BC兵器には対応している。
ただ状況が起こってしまってからの装備なので、心配がなくならない。対策しないよりはマシだろう。
俺は、妻たちがポーションを駆け回っている間に、モルヒネの準備をする。DPで大量に召喚して使用する事にしたのだ。
注射で体内に入れる事ができない状況なので、どういった問題があるか分からないが、霧状にして体内に取り込ませる方法をとる事にした。
使用方法などを確認している暇はない。下手をしたら痛みに負けて、自殺を選んでしまう可能性を否定できない程の声を上げている。
少しでも痛みを和らげてくれるように、もし呼吸困難で死んでしまう人が出ない様に、モルヒネを消す事の出来る高ランクの解毒剤も準備した。麻薬まで対応している解毒剤って本当に優秀だよな。
痛みの無い人には離れてもらい、ピーチに痛みを訴えている兵士全員を結界で覆ってもらう。
その中でモルヒネを水魔法を使い、霧状にして散布する。
しばらくすると効果があったのか、声の音量が下がり始めた。だけど、痛みをすべて消すほど使うと、呼吸困難になると困るのでほどほどで止めている。
さて、この後どうするか? 痛みのある人と無い人の差を探さねば。
すぐに思いつくものとしては、レベルしか思いつかなかったのでそれで検索をかけてみる。
なんと! 大体ビンゴっぽいな。痛みを訴えている人といない人には大体、レベルで別れているのがすぐに分かった。だけど、ちょうど境目の人でレベルが低いのに痛がっていない人もいるし、高いのに痛がっている人もいる。
レベル以外には、ダメージを負う? 体力に関係してたりするのか? 体力別に検索して並べ替えてみると、ビンゴ! ある数字を境界線に、痛みを訴えている人いない人が別れた。
体力によるダメージ減算で痛みが発生してない? そうすると、訴えていない人にもダメージが入ってたりはしないよな? 調べてみるが、生命力が減っている人はいなかった。
境界線か……まてよ? 原因は分からないけど、このまま広がってしまったら街が全滅するんじゃないか?
「レイリー! この状況は拙い! 原因は分からないけど、体力低い人が痛みを訴えている。そして放置したら死に至る可能性がある。そして、ここから始まったとなれば、俺たちが何かをしたという事になる可能性があるぞ!」
俺達が原因だと思われる事が問題なのだ。不当に戦争を仕掛けた聖国が悪いのだが、無抵抗の住人まで虐殺したとなれば問題になる。もしかして、これが聖国の狙いか?
領主や聖国の重役で検索をしてみると、街の中には誰もいなかった。ここの領主は、既に隣の町にいた……ハメられた。
原因を知っている奴がこの街にはいない可能性が出てきた。悩んでいると、ダマから念話が来た。
『主殿、体がムズムズするのですが……』
「ダニか? 微生物? 生物兵器? 化学兵器なら毒だと判断されるから、可能性としては生物兵器だよな……細菌やウィルス?」
ハッとなり検索方法を変えて調べてみた。そうすると、マップ先生に敵を表す赤点が表示される。俺たちのいる軍事基地の外には今のところ出ていないが、外に寄っていた兵士の体にもついていたようで、そこから広がっている。
原因が分かったので、まずは対処を始めなければ!
「お前ら落ち着け! 治療師は建物の中に入れ! 体に痛みを感じていない人は外周部に! 何が原因か分からないから、少し距離をあけて待機! 治療師には絶対近付くな!」
レイリーは、何が原因か分からないが、先程投げ込まれた瓶の中身が怪しいと考え、まずは治療師の安全確保を指示して、兵士には距離をあけて退避するように命令した。
俺は俺で、原因を探そうとするが、マップ先生には毒の反応も無く、それに準じたものがあるわけでもなかった。何が投げ込まれたかも分からず判断できない。
だけど、兵士は痛がっている。激痛といっても過言ではない様な痛みだという事が声で分かる……という事は、状態異常か? 調べてみるが、状態異常ではないことが判明した。だが、生命力が減っている事が判明した。
「理由は分からないけど、攻撃を受けている事は確かなようだ。みんなの体には問題はないか?」
妻たちとダマ達¥たちにも確認を取るが、誰一人として痛みを感じていない。
「徐々に痛みを感じている人が増えているが、原因が分からん! でも、このまま放置しているとダメージを負って死ぬ可能性がある。レイリー! ポーションを全部吐き出してもいい、後、痛み止めでモルヒネを使う! BC兵器を想定した装備をさせろ!」
何が原因か分からないので、生物兵器・化学兵器を想定した装備を衛生兵にさせる。
「シュウ様! 申し訳ございません! 衛生兵のほとんどが痛みを訴えております。戦闘要員の兵士はほとんどが痛みを訴えていませんが、対応できる者が居ません!」
戦闘兵と衛生兵……違いはなんだ? 装備? 違うな、衛生兵は動きやすいように強化された革鎧を装備しているが、戦闘兵の金属鎧に劣る物ではない。革鎧の所為か? いや、弓兵も革鎧だが痛がっている奴は少ない。
だとすると、衛生兵と戦闘兵の差は何だ?
「ご主人様! 今は悩んでいる場合では無いです!」
ピーチに怒鳴られて我に返る。そうだ! 今は原因を考えている場合ではない、現状に対する対策が優先だ!
「スカルズ! 今の装備はBC兵器に対応しているな? レイリーから回復剤を受け取って、痛がっている兵士にかけてくれ。みんなもスカルズと同じ装備をしてもらっていいか? 対応できる人が少なすぎるから頼む!」
妻たちは状況を理解して、すぐに承諾をしてくれた。俺も着替える。前に作ったけど、妻たちには不評だったパワードスーツ……マッスルメタル内蔵ボディアーマー型ゴーレムを身に着けていく。
全身を隙間なく覆える装備なので、こういった時に重宝するのだ。パワードスーツには、ヘルメットもセットでクリエイトゴーレムで改造した防毒マスクも付いているため、BC兵器には対応している。
ただ状況が起こってしまってからの装備なので、心配がなくならない。対策しないよりはマシだろう。
俺は、妻たちがポーションを駆け回っている間に、モルヒネの準備をする。DPで大量に召喚して使用する事にしたのだ。
注射で体内に入れる事ができない状況なので、どういった問題があるか分からないが、霧状にして体内に取り込ませる方法をとる事にした。
使用方法などを確認している暇はない。下手をしたら痛みに負けて、自殺を選んでしまう可能性を否定できない程の声を上げている。
少しでも痛みを和らげてくれるように、もし呼吸困難で死んでしまう人が出ない様に、モルヒネを消す事の出来る高ランクの解毒剤も準備した。麻薬まで対応している解毒剤って本当に優秀だよな。
痛みの無い人には離れてもらい、ピーチに痛みを訴えている兵士全員を結界で覆ってもらう。
その中でモルヒネを水魔法を使い、霧状にして散布する。
しばらくすると効果があったのか、声の音量が下がり始めた。だけど、痛みをすべて消すほど使うと、呼吸困難になると困るのでほどほどで止めている。
さて、この後どうするか? 痛みのある人と無い人の差を探さねば。
すぐに思いつくものとしては、レベルしか思いつかなかったのでそれで検索をかけてみる。
なんと! 大体ビンゴっぽいな。痛みを訴えている人といない人には大体、レベルで別れているのがすぐに分かった。だけど、ちょうど境目の人でレベルが低いのに痛がっていない人もいるし、高いのに痛がっている人もいる。
レベル以外には、ダメージを負う? 体力に関係してたりするのか? 体力別に検索して並べ替えてみると、ビンゴ! ある数字を境界線に、痛みを訴えている人いない人が別れた。
体力によるダメージ減算で痛みが発生してない? そうすると、訴えていない人にもダメージが入ってたりはしないよな? 調べてみるが、生命力が減っている人はいなかった。
境界線か……まてよ? 原因は分からないけど、このまま広がってしまったら街が全滅するんじゃないか?
「レイリー! この状況は拙い! 原因は分からないけど、体力低い人が痛みを訴えている。そして放置したら死に至る可能性がある。そして、ここから始まったとなれば、俺たちが何かをしたという事になる可能性があるぞ!」
俺達が原因だと思われる事が問題なのだ。不当に戦争を仕掛けた聖国が悪いのだが、無抵抗の住人まで虐殺したとなれば問題になる。もしかして、これが聖国の狙いか?
領主や聖国の重役で検索をしてみると、街の中には誰もいなかった。ここの領主は、既に隣の町にいた……ハメられた。
原因を知っている奴がこの街にはいない可能性が出てきた。悩んでいると、ダマから念話が来た。
『主殿、体がムズムズするのですが……』
「ダニか? 微生物? 生物兵器? 化学兵器なら毒だと判断されるから、可能性としては生物兵器だよな……細菌やウィルス?」
ハッとなり検索方法を変えて調べてみた。そうすると、マップ先生に敵を表す赤点が表示される。俺たちのいる軍事基地の外には今のところ出ていないが、外に寄っていた兵士の体にもついていたようで、そこから広がっている。
原因が分かったので、まずは対処を始めなければ!
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