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第1390話 体験学習
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1ヶ月ほど平和な時間が流れた。
毎日見ていると日々の成長はよく分からないのだが、写真を毎日とっていたのでそれを並べてみると、少しずつ大きくなっている様子が分かる。まぁ、1日2日の分を並べてもよく分からないが、1週間位違うものを並べてみると成長しているのが良くわかる。
「かわいいね~」
「かわいい!」
「プニプニしてる!」
「あなたたち、かまい過ぎたらだめって言われたでしょ!」
ミーシャたちが可愛いとかまい倒しているが、ウルがそれを怒っている。ウルもかまいたいけど、下の子たちのことを考えて控えているようだ。
そんなウルのことをおかまいなしに、ミーシャたちは弟妹たちをかまっている。
さすがにこれ以上はシルキーたちに怒られる可能性があるので、3人を回収して移動する。同じ子ども部屋にいるのですぐに会えるのだが、寝ている赤ちゃんを起こすほどかまうのは無しだ。
引き離されて不満の声を上げる3人だが、お昼の話をするとすぐに機嫌を直して、何が食べれるのかワクワクしている。
今日のお昼は珍しくお寿司だった。娘たちと一緒に食べるようになるまでは、俺が好きだから結構な頻度で出ていたのだが、娘たちと一緒になってからは回数が減っていた料理だ。
娘たちは自分たち用に小さく握ってもらったお寿司を楽しんでいる。
「お父さん、今日の醤油って味が違う気がするんだけど、いつもと違うの?」
カウンターに並んで食べていた俺にウルが訊いてきた。
「そういえば、いつもと味が違うな。とろみもあるし、こんな醤油は初めてだな。スカーレット、今日の醤油はいつもと違うのか?」
「そうですよ。今日は、せっかく苦労して作ったたまり醤油を使ってみようと思いまして、今日の食事に出させていただきました」
「たまり醤油……何か聞いた覚えはあるけど、普通の醤油とは何が違うんだ?」
「えっと、普通の醤油は大豆・小麦から作るのですが、たまり醤油は大豆だけで作るのでうま味の強さが違うのです」
「たまり醤油の方が美味しいのに普通の醤油を作るのは、何でなの?」
「それはですね、生産性の問題です。小麦の量を考えても1度に生産できる量が倍以上違うんです。それに醤油が1年程でできるのですが、たまり醤油の場合は2~3年はかかるんです。いくらダンジョンの機能で発行が早く進む醸造施設があると言っても、限界がありますからね」
へ~まず原料が違うんだ。それに2~3年もかかるんだ、大変だな。
「ディストピアで出回っている醤油は、みんなが作った奴なの?」
「いえ、ディストピアやゴーストタウンで出回っている醤油や味噌は、この街で作っている物ですよ。私たちが作っている分は、長期熟成かご主人様やご家族様、主要機関の食堂で使われています」
ウルはスカーレットの説明を聞いて、そうなんだ! と相槌を打ちながら話を聞いていた。
思ったより日本の調味料って奥が深いんだな。味噌作りもした事あるけど、あれも良く作ったなって思ったよ。確か味噌は中国の方から来たんだっけ? 偶然できたものなのかな?
「とーたん!」
お寿司を食べながら考え事をしていたら、ミーシャに呼ばれて現実に戻って来た。
「やっと反応してくれた!」
「とーたん! 今ね、スカーレットさんがたまり醤油を作っている場所を案内しましょうか? って言ってきたんだけど、行ってもいいかな?」
スミレがたまり醤油を作っている場所に興味を持ったようで、見学してみたいとお願いしてきた。君たち、さっきまでお寿司をバクバク食ってたのに、ウルの話を聞いてたのか?
「俺も興味があるから行ってみようかな? お母さんたちにも許可をもらってくるんだぞ。もしダメって言われたら、今回は諦めるんだぞ」
食事を食べ終わっていた3人は、ごちそうさまでした! と挨拶してから母親たちももとへ走って行った。途中で走らないと怒られているが、気にした様子がない。お転婆に育つのだろうか?
「お父さん、私も行っていい?」
「もちろんだよ。3人も多分許可をもらってくるから、みんなで行こう」
食事を続けているウルは、喜んでいるみたいだな。
5分もしない内にミーシャたちが戻って来て、許可貰った! と笑顔で教えてくれる。
食休みしてから向かうことにする。休んでいる間にミリーたちだけでなく、たまり醤油に興味を持った妻たちも集まって来た。
スカーレットが呼びに来て醸造所へ向かう事になった。何を考えているのかよく分からないが、スカーレットがツアー団体客を案内するバズガイドが持っているような旗を持っていた。何がしたいんだ?
娘たちにはその姿がヒットしたのか、メチャメチャ喜んでいる。
たまり醤油の醸造所……蔵に入って一番最初に感じたことは、味噌蔵? と思ってしまった。
たまり醤油は、元々味噌を作っている時にそこに溜まった液体が起源になっているという話だ。そのため醤油より味噌の作り方が近いのだ。この印象は間違っていないということである。
工程は、醤油と味噌のあいの子のようなイメージだな。
味噌は、大豆茹でて潰して麹を混ぜ塩を混ぜ、味噌玉を作って桶に詰めていくのだが、たまりの場合は味噌玉を作ってから、3日程麹菌を繁殖させ桶に詰めていくのだ。
味噌の場合は塩水を入れないのだが、醤油の場合は作った醤油麹がひたひたになるまで塩水を入れる。たまり醤油は先ほど作った味噌玉麹の半分量程の塩水を入れて、上に石を乗せて圧をかけて作っていくそうだ。
たまり醤油は麹菌を活性化させるために、汲みかけという工程があるのだ。醤油で言うと撹拌作業のようなものだと言っていた。麹菌を活性化させるための作業という意味では一緒かもしれない。
で、たまり醤油の汲みかけというのは、仕込んだ大きな桶にあらかじめ太い筒を底の方まで届くように配置しておき、石の圧力でたまった液を筒からくみ上げ、石の上にかけていく作業だ。
そして、この汲みかけをすることによって空気にふれるので、菌が活性化するのだとか。
仕込み始めの物と現実時間で2年物のたまり醤油では、全くとろみが違う。仕込み始めの方は普通の醤油のようなシャバシャバ感なのだが、2年物になると様子が変わり見て分かるほどにトロトロになっている。
醸造所で働いているブラウニーたちに指導を受けながら、汲みかけの作業を行っている娘たち。ウルは何とか1人でもできていたが、ミーシャたちはまだ身長が足りず、母親に手伝ってもらいながら作業をしていた。
この子たちは将来何を目指すんだろうな? いろんな物に興味を持つのもいいけど、集中できる物を見つけてほしいと思う。
俺って地球にいたら、まだ大学生だったかな? ん? この世界に来てどれだけ時間が経ったか覚えてねえな。誕生日も気にしてなかったから忘れてたよ。寿命亡くなって、これ以上成長しなくなったしな……
ウルたち4人はあまり理解していないだろうが、満足げな表情をしていた。
毎日見ていると日々の成長はよく分からないのだが、写真を毎日とっていたのでそれを並べてみると、少しずつ大きくなっている様子が分かる。まぁ、1日2日の分を並べてもよく分からないが、1週間位違うものを並べてみると成長しているのが良くわかる。
「かわいいね~」
「かわいい!」
「プニプニしてる!」
「あなたたち、かまい過ぎたらだめって言われたでしょ!」
ミーシャたちが可愛いとかまい倒しているが、ウルがそれを怒っている。ウルもかまいたいけど、下の子たちのことを考えて控えているようだ。
そんなウルのことをおかまいなしに、ミーシャたちは弟妹たちをかまっている。
さすがにこれ以上はシルキーたちに怒られる可能性があるので、3人を回収して移動する。同じ子ども部屋にいるのですぐに会えるのだが、寝ている赤ちゃんを起こすほどかまうのは無しだ。
引き離されて不満の声を上げる3人だが、お昼の話をするとすぐに機嫌を直して、何が食べれるのかワクワクしている。
今日のお昼は珍しくお寿司だった。娘たちと一緒に食べるようになるまでは、俺が好きだから結構な頻度で出ていたのだが、娘たちと一緒になってからは回数が減っていた料理だ。
娘たちは自分たち用に小さく握ってもらったお寿司を楽しんでいる。
「お父さん、今日の醤油って味が違う気がするんだけど、いつもと違うの?」
カウンターに並んで食べていた俺にウルが訊いてきた。
「そういえば、いつもと味が違うな。とろみもあるし、こんな醤油は初めてだな。スカーレット、今日の醤油はいつもと違うのか?」
「そうですよ。今日は、せっかく苦労して作ったたまり醤油を使ってみようと思いまして、今日の食事に出させていただきました」
「たまり醤油……何か聞いた覚えはあるけど、普通の醤油とは何が違うんだ?」
「えっと、普通の醤油は大豆・小麦から作るのですが、たまり醤油は大豆だけで作るのでうま味の強さが違うのです」
「たまり醤油の方が美味しいのに普通の醤油を作るのは、何でなの?」
「それはですね、生産性の問題です。小麦の量を考えても1度に生産できる量が倍以上違うんです。それに醤油が1年程でできるのですが、たまり醤油の場合は2~3年はかかるんです。いくらダンジョンの機能で発行が早く進む醸造施設があると言っても、限界がありますからね」
へ~まず原料が違うんだ。それに2~3年もかかるんだ、大変だな。
「ディストピアで出回っている醤油は、みんなが作った奴なの?」
「いえ、ディストピアやゴーストタウンで出回っている醤油や味噌は、この街で作っている物ですよ。私たちが作っている分は、長期熟成かご主人様やご家族様、主要機関の食堂で使われています」
ウルはスカーレットの説明を聞いて、そうなんだ! と相槌を打ちながら話を聞いていた。
思ったより日本の調味料って奥が深いんだな。味噌作りもした事あるけど、あれも良く作ったなって思ったよ。確か味噌は中国の方から来たんだっけ? 偶然できたものなのかな?
「とーたん!」
お寿司を食べながら考え事をしていたら、ミーシャに呼ばれて現実に戻って来た。
「やっと反応してくれた!」
「とーたん! 今ね、スカーレットさんがたまり醤油を作っている場所を案内しましょうか? って言ってきたんだけど、行ってもいいかな?」
スミレがたまり醤油を作っている場所に興味を持ったようで、見学してみたいとお願いしてきた。君たち、さっきまでお寿司をバクバク食ってたのに、ウルの話を聞いてたのか?
「俺も興味があるから行ってみようかな? お母さんたちにも許可をもらってくるんだぞ。もしダメって言われたら、今回は諦めるんだぞ」
食事を食べ終わっていた3人は、ごちそうさまでした! と挨拶してから母親たちももとへ走って行った。途中で走らないと怒られているが、気にした様子がない。お転婆に育つのだろうか?
「お父さん、私も行っていい?」
「もちろんだよ。3人も多分許可をもらってくるから、みんなで行こう」
食事を続けているウルは、喜んでいるみたいだな。
5分もしない内にミーシャたちが戻って来て、許可貰った! と笑顔で教えてくれる。
食休みしてから向かうことにする。休んでいる間にミリーたちだけでなく、たまり醤油に興味を持った妻たちも集まって来た。
スカーレットが呼びに来て醸造所へ向かう事になった。何を考えているのかよく分からないが、スカーレットがツアー団体客を案内するバズガイドが持っているような旗を持っていた。何がしたいんだ?
娘たちにはその姿がヒットしたのか、メチャメチャ喜んでいる。
たまり醤油の醸造所……蔵に入って一番最初に感じたことは、味噌蔵? と思ってしまった。
たまり醤油は、元々味噌を作っている時にそこに溜まった液体が起源になっているという話だ。そのため醤油より味噌の作り方が近いのだ。この印象は間違っていないということである。
工程は、醤油と味噌のあいの子のようなイメージだな。
味噌は、大豆茹でて潰して麹を混ぜ塩を混ぜ、味噌玉を作って桶に詰めていくのだが、たまりの場合は味噌玉を作ってから、3日程麹菌を繁殖させ桶に詰めていくのだ。
味噌の場合は塩水を入れないのだが、醤油の場合は作った醤油麹がひたひたになるまで塩水を入れる。たまり醤油は先ほど作った味噌玉麹の半分量程の塩水を入れて、上に石を乗せて圧をかけて作っていくそうだ。
たまり醤油は麹菌を活性化させるために、汲みかけという工程があるのだ。醤油で言うと撹拌作業のようなものだと言っていた。麹菌を活性化させるための作業という意味では一緒かもしれない。
で、たまり醤油の汲みかけというのは、仕込んだ大きな桶にあらかじめ太い筒を底の方まで届くように配置しておき、石の圧力でたまった液を筒からくみ上げ、石の上にかけていく作業だ。
そして、この汲みかけをすることによって空気にふれるので、菌が活性化するのだとか。
仕込み始めの物と現実時間で2年物のたまり醤油では、全くとろみが違う。仕込み始めの方は普通の醤油のようなシャバシャバ感なのだが、2年物になると様子が変わり見て分かるほどにトロトロになっている。
醸造所で働いているブラウニーたちに指導を受けながら、汲みかけの作業を行っている娘たち。ウルは何とか1人でもできていたが、ミーシャたちはまだ身長が足りず、母親に手伝ってもらいながら作業をしていた。
この子たちは将来何を目指すんだろうな? いろんな物に興味を持つのもいいけど、集中できる物を見つけてほしいと思う。
俺って地球にいたら、まだ大学生だったかな? ん? この世界に来てどれだけ時間が経ったか覚えてねえな。誕生日も気にしてなかったから忘れてたよ。寿命亡くなって、これ以上成長しなくなったしな……
ウルたち4人はあまり理解していないだろうが、満足げな表情をしていた。
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