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第1407話 突入開始
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「さて、準備もできたしダンジョンアタックといきますかね。中に入ったら馬車を出して移動の準備だ。スライムたちは、馬車に張り付いて不意の攻撃に備えてくれ。はいるぞ!」
外に置いてきた魔導無線機と繋がっているケーブルをコロコロと転がしながらダンジョンへ入って行く。200メートル分のケーブルがあるので十分に足りる予定だ。10メートル1巻が20巻準備しているので、途中で繋げる作業が入る。4度……50メートルで目的の位置までケーブルを引けた。
「みんなは馬車の準備ね。俺は無線を繋げて調節するよ」
俺の命令で行動を開始する。
元々調整はしていたので、繋げている部分の確認と受信送信の確認だ。神のダンジョンは、理由は分からないけどダンジョン内は魔導無線が通じるのだが、ダンジョン内とダンジョンの外は目が見える位置でも、魔導無線が通じなくなるのだ。
なので、しっかりと調整しないと潜っている間に家に連絡できなくなってしまう。そんな事になれば、家に残った妻たちが納得しないし、子どもたちの様子も見れないから俺も困る!
「もしもーし。聞こえているか?」
魔導無線の中継器を設置して、ちょっと離れた位置から魔導無線を起動した。
『とーたんの声が聞こえたよ!』
『とーたん、聞こえてるよー』
『つながったね! かーたん、こっちきてー』
ミーシャたち3人が魔導無線の前にいたようで、すぐにリアクションが返って来た。
「映像の方も問題なさそうだな。ミーシャたちの後ろから3人の母親が現れた」
『しっかり繋がってるみたいね。問題なさそうなら、このままダンジョンアタックするのよね? 絶対に怪我には気をつけてね』
リンドからそう声が掛かった。
「そうだな。後は1階毎に無線の確認をするから、誰も居ないときは監視室に連絡が行くようにしておいてくれ」
『分かりました。子どもたちの部屋に基本的に置いてあるから、大丈夫だと思うけど人がいないときは回すようにしておくわ。じゃぁ気をつけてね』
娘たちからも応援を貰って気合を入れ直す。
馬車の準備もできており、馬車を曳くケンタウロス型人造ゴーレムも「いつでもいけるぞ!」と言わんばかりに後ろ脚を動かしている。
「じゃぁ行こうか。隊列は馬車の列を前と後ろで挟む……・いや、後ろはダマたちと人造ゴーレムに任せるけどいいか?」
『問題ない! 何かあったら呼ぶ』
神獣たち3匹が人造ゴーレムを引き連れて馬車の後方に回った。馬車に関してはスライムたちが守ってくれるから大丈夫だろう。
ダマたち神獣以外の従魔は基本的に遊撃担当だ。どうせ命令してもフラフラしてしまうので、初めから遊撃の指示を与えておいてしっかりと仕事をしてもらう予定だ。
ダンジョンの中を見ると海賊船ではあるのだが、床以外はもう幽霊船だね。床は綺麗とは言い難いが、トリックアートみたいに穴が開いているようにみえたりするのだ。無駄に凝っているな。
通路に扉があって部屋に入る感じだな。
「こんなタイプのダンジョンは初めてだな。いつもはフィールドタイプか、形は違うけど部屋は通路で繋がっているタイプなのに、通路から部屋に出入りするタイプは見たことなかったな」
「そうですね。宿みたいな通路に扉があって部屋に出入りするのは初めてですね。部屋の中は確認しますか?」
「いや、いつものようにウィスプを先行させてるから、マップ先生を見れば中の状況を確認できるよ。部屋の出入り口も1つじゃなくて、2つある部屋もいくつかあるみたいだな。気になるのは通路に全く敵がいないんだよな」
「あれ? いくつか部屋を通らないと、下に進む階段に行けないみたいだよ」
シェリルが気付いたことを教えてくれる。確認のためにみんなで見てみると、確かにいくつか部屋を通らないと階段にたどり着けない仕様になっているようだ。
扉はさすがに馬車が通れるサイズでは無かったが、ダンジョン内の壁であれば壊せるので壊して通ることが決まった。ブラウニーたちを起こして、馬車をしまって、部屋の敵を倒して、馬車を通路に出して乗り込む……さすがに手間がかかる。
なので、敵と戦うチームと壁を壊すチームに分かれて、邪魔なものを壊しながら進んでいく。
出てくる魔物は海賊船じゃなくて幽霊船とか沈没船に出てくるような、パイレーツスケルトン……海賊だけど骨になってるしな! 他に出てくる魔物も骨だったり腐ってたりする。
このダンジョンのラスボスは何が出るんだろうな? パイレーツスケルトンキング? パイレーツスケルトンレギオン?
他のダンジョンと比べて決定的に違うところがあった。それは1階に出てくる魔物としてはLvが100という規格外の高さだった。
神のダンジョンでも1階はここまで高くなかった。むしろ変なダンマスが作ったダンジョンの1階を比べるとむしろ弱いと言えたと思う。
1階でこの強さってことは、最低でもAランク以上のパーティーじゃないとすぐ死ぬな。通路の今のところ敵が出ていないから休めるかもしれないけど、こういうのってパターン的に死神……リーパーが追いかけまわしたりしてきそうだよな。
通路に一定時間留まるとか、同じ階に一定時間留まるとか、分からないけど……大抵遭遇=死みたいな敵がいるんだよな。いるか分からないけど、いる前提に考えるべきか? 時間が分からないから、警戒するように言っておくべきか?
うん、後者だな。出てくるかも、出てくるとして時間が分からんから警戒だけはしておこうかな、と考えるべきだな。
「……という事だから、警戒するメンバーは急な敵の発生に注意してくれ。創造神の作ったダンジョンだから、何があってもおかしくないと思っていこう」
チビ神の話を聞く限り、創造神は基本的に何でもできると思ったほうがいい。ある程度ルールに縛られて色々しているとは思うが、そのルールを作った張本人でもあるので、変えることも容易だと思っていいかな。
どんなタイプの死神かな? レイスみたいな物理攻撃無効とか単純に強いとかその位しか思いつかんな。ルールに縛られなかったとしても、理不尽に倒せない魔物ではないはずだ。必ず攻略法がある、あいつはそう言う奴だ。
一応、全員に聖銀で作った武器をいつでも身につけられるように言っておこう。人造ゴーレムにも持たせておくか。
今日の夜はちょっと忙しいかもしれないな。
外に置いてきた魔導無線機と繋がっているケーブルをコロコロと転がしながらダンジョンへ入って行く。200メートル分のケーブルがあるので十分に足りる予定だ。10メートル1巻が20巻準備しているので、途中で繋げる作業が入る。4度……50メートルで目的の位置までケーブルを引けた。
「みんなは馬車の準備ね。俺は無線を繋げて調節するよ」
俺の命令で行動を開始する。
元々調整はしていたので、繋げている部分の確認と受信送信の確認だ。神のダンジョンは、理由は分からないけどダンジョン内は魔導無線が通じるのだが、ダンジョン内とダンジョンの外は目が見える位置でも、魔導無線が通じなくなるのだ。
なので、しっかりと調整しないと潜っている間に家に連絡できなくなってしまう。そんな事になれば、家に残った妻たちが納得しないし、子どもたちの様子も見れないから俺も困る!
「もしもーし。聞こえているか?」
魔導無線の中継器を設置して、ちょっと離れた位置から魔導無線を起動した。
『とーたんの声が聞こえたよ!』
『とーたん、聞こえてるよー』
『つながったね! かーたん、こっちきてー』
ミーシャたち3人が魔導無線の前にいたようで、すぐにリアクションが返って来た。
「映像の方も問題なさそうだな。ミーシャたちの後ろから3人の母親が現れた」
『しっかり繋がってるみたいね。問題なさそうなら、このままダンジョンアタックするのよね? 絶対に怪我には気をつけてね』
リンドからそう声が掛かった。
「そうだな。後は1階毎に無線の確認をするから、誰も居ないときは監視室に連絡が行くようにしておいてくれ」
『分かりました。子どもたちの部屋に基本的に置いてあるから、大丈夫だと思うけど人がいないときは回すようにしておくわ。じゃぁ気をつけてね』
娘たちからも応援を貰って気合を入れ直す。
馬車の準備もできており、馬車を曳くケンタウロス型人造ゴーレムも「いつでもいけるぞ!」と言わんばかりに後ろ脚を動かしている。
「じゃぁ行こうか。隊列は馬車の列を前と後ろで挟む……・いや、後ろはダマたちと人造ゴーレムに任せるけどいいか?」
『問題ない! 何かあったら呼ぶ』
神獣たち3匹が人造ゴーレムを引き連れて馬車の後方に回った。馬車に関してはスライムたちが守ってくれるから大丈夫だろう。
ダマたち神獣以外の従魔は基本的に遊撃担当だ。どうせ命令してもフラフラしてしまうので、初めから遊撃の指示を与えておいてしっかりと仕事をしてもらう予定だ。
ダンジョンの中を見ると海賊船ではあるのだが、床以外はもう幽霊船だね。床は綺麗とは言い難いが、トリックアートみたいに穴が開いているようにみえたりするのだ。無駄に凝っているな。
通路に扉があって部屋に入る感じだな。
「こんなタイプのダンジョンは初めてだな。いつもはフィールドタイプか、形は違うけど部屋は通路で繋がっているタイプなのに、通路から部屋に出入りするタイプは見たことなかったな」
「そうですね。宿みたいな通路に扉があって部屋に出入りするのは初めてですね。部屋の中は確認しますか?」
「いや、いつものようにウィスプを先行させてるから、マップ先生を見れば中の状況を確認できるよ。部屋の出入り口も1つじゃなくて、2つある部屋もいくつかあるみたいだな。気になるのは通路に全く敵がいないんだよな」
「あれ? いくつか部屋を通らないと、下に進む階段に行けないみたいだよ」
シェリルが気付いたことを教えてくれる。確認のためにみんなで見てみると、確かにいくつか部屋を通らないと階段にたどり着けない仕様になっているようだ。
扉はさすがに馬車が通れるサイズでは無かったが、ダンジョン内の壁であれば壊せるので壊して通ることが決まった。ブラウニーたちを起こして、馬車をしまって、部屋の敵を倒して、馬車を通路に出して乗り込む……さすがに手間がかかる。
なので、敵と戦うチームと壁を壊すチームに分かれて、邪魔なものを壊しながら進んでいく。
出てくる魔物は海賊船じゃなくて幽霊船とか沈没船に出てくるような、パイレーツスケルトン……海賊だけど骨になってるしな! 他に出てくる魔物も骨だったり腐ってたりする。
このダンジョンのラスボスは何が出るんだろうな? パイレーツスケルトンキング? パイレーツスケルトンレギオン?
他のダンジョンと比べて決定的に違うところがあった。それは1階に出てくる魔物としてはLvが100という規格外の高さだった。
神のダンジョンでも1階はここまで高くなかった。むしろ変なダンマスが作ったダンジョンの1階を比べるとむしろ弱いと言えたと思う。
1階でこの強さってことは、最低でもAランク以上のパーティーじゃないとすぐ死ぬな。通路の今のところ敵が出ていないから休めるかもしれないけど、こういうのってパターン的に死神……リーパーが追いかけまわしたりしてきそうだよな。
通路に一定時間留まるとか、同じ階に一定時間留まるとか、分からないけど……大抵遭遇=死みたいな敵がいるんだよな。いるか分からないけど、いる前提に考えるべきか? 時間が分からないから、警戒するように言っておくべきか?
うん、後者だな。出てくるかも、出てくるとして時間が分からんから警戒だけはしておこうかな、と考えるべきだな。
「……という事だから、警戒するメンバーは急な敵の発生に注意してくれ。創造神の作ったダンジョンだから、何があってもおかしくないと思っていこう」
チビ神の話を聞く限り、創造神は基本的に何でもできると思ったほうがいい。ある程度ルールに縛られて色々しているとは思うが、そのルールを作った張本人でもあるので、変えることも容易だと思っていいかな。
どんなタイプの死神かな? レイスみたいな物理攻撃無効とか単純に強いとかその位しか思いつかんな。ルールに縛られなかったとしても、理不尽に倒せない魔物ではないはずだ。必ず攻略法がある、あいつはそう言う奴だ。
一応、全員に聖銀で作った武器をいつでも身につけられるように言っておこう。人造ゴーレムにも持たせておくか。
今日の夜はちょっと忙しいかもしれないな。
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