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第1609話 メグちゃん頑張る
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『突入してから十数分で、もう6階層に到着したぞ! どれだけ早いんだ! そして気になるのは、この大きな滝をどうやって攻略するのか! このまま水で移動するのでしょうか? それとも違う移動法をするのでしょうか? 気になるところです!』
解説者のテンションが、どんどん高くなっていっているのが分かる。
「本当に、どうやって攻略するつもりなんだろうな?」
「メグちゃんなら、何でもありよね。水を扱わせたら、リバイアサンに勝てる奴なんていないでしょ」
綾乃の言っていることは、よくわかる。メグちゃんもシリウスも水を扱わせたら、右に出るモノはいないんだよね。本当に魔法で操っているのか、疑わしくなるほどの力量差が出てしまうのだ。
メグちゃんが操っている水が滝に触れた。そうすると、時間が止まったかのように滝の水が動かなくなった。
「マジか~、こんな量の水を一気に操れるとか、やべえだろ」
魔力だけでも大変なことになっているのだが、それ以上にこれだけ広大な滝をすべて把握してイメージで水を止めたのだ。多分日本で見れる最大の滝くらいなら、俺でもなんとかできるだろうが、ナイアガラの滝クラスは正直止められるイメージがわかない。
本当に流れ落ちる滝の水がそのまま止まった感じなので、水しぶきなどもすべてその場に止まっている。
「不気味でござる。ここまで不自然な滝は見たこと無いでござるよ」
言われてみたら、水の流れていない滝って不気味だよな。
「それにしても、何で進まないんだろうか?」
バザールが近くにいるS級スケルトンを介して質問をしてみたら、この階層の把握をしている最中だとのことだ。
『何やら動きが無くなりましたが、どうしたことでしょう? 2陣なので、この滝の水に対応できる魔物を準備してきていると思いますが……いや、滝の水が不自然に止まっているので、対応はできていると思われますが、なぜ動かないのでしょう?』
6階についてから3分ほどだろうか? そのくらいの時間が過ぎると、メグちゃんがまた動き出す。
動かない滝を抜け、おそらく階段のある方向へ一直線で進んでいる。滝に包まれたここを抜けると、しばらく川と呼んでいいのかよく分からないサイズだが、その先に進むと広い森が茂っている。
その森を水の塊が移動をしている。巨大なスライムに見えなくもないな。似ているからと言って真似をするな、スライムたちよ! 大きくなると邪魔だからマジで止めてね。
メグちゃんたちが移動した後の森は、巨大な何かが通り過ぎたように、一定方向に木が倒れていた。水の力だけであれを成しているんだから、水の力って本当にすごいよな。
7階に到着したメグちゃんは、配置されている敵の魔物を水の塊で押し流し、壁に縫い留めて後ろからついてきている、バザールが操っているS級スケルトンが次々にとどめを刺していく。
恐ろしく速いのに、的確に息の根を止めているのだ、恐るべし。本当に圧倒的だな。こうなることは半分分かってたけど、実際に見ると相手が可愛そうに思えてくるが、俺の可愛い娘を驚かせた罪は万死に値する!
戦闘じゃなくて蹂躙という言葉が正しい程に、実力に差がありすぎるようだ。階層を抜けた後にしばらく止まっているのは、降りる階段を探しているためとのことだ。
「今のところ、問題は無さそうね。メグちゃんには難しいトラップとかあるのかしら?」
「分からんでござるな。普通に設置しているトラップが、メグちゃんには解除が難しいタイプって可能性もあるでござるからな。それより今頃、相手のダンジョンマスターは、慌てふためいているかもしれないでござるな」
「それはあり得るわね。向こうのダンジョンマスターには、メグちゃんが何の種族か分かるわけだからね」
「神たちも知ってるみたいだけど、今までにダンジョンバトルで使われたことがないから、分からないのかもしれないな。サイズが小さくなってるしな」
「そもそも、リバイアサンを配下に加えているのは、主殿だけなのではござらんか?」
バザールに言われて思い出したが、リバイアサンを掌握するために自分のダンジョンに引き込むことができないとだめだからな。引き込んだ後も膨大なDPが必要だし、メグちゃんはサイズ変更のスキルを最初から持っていた気がするけどな。
そんなことを話している間にも、メグちゃんはどんどん侵攻していく。
バザールの話では、S級スケルトンが攻撃しやすいように水流を調整までしてくれているそうだ。このスピードで移動しているのに、そこまで的確に水流操作を行っているのか? こちらのS級スケルトンが置いてきぼりになっていないのは、そういうことだったのか。
『先頭を移動している魔物の正体は分からないが、恐ろしく連携が上手いぞ! 水で動けなくなっているところに、前の試合でも使っていた背中から攻撃武器を生やした人型が止めを刺しているぞおおお!』
もうみたままを実況している感じだな。解説になってねえ。
13階には、水属性の魔物の苦手なエリアである火山地帯があったが、物量に物を言わせて水の温度も下げながら進んでいた。普通なら蒸気爆発が起こってもおかしくないシチュエーションなのだが、何故か溶岩だけが固まっていく様は意味不明だった。
次々に突破していくが25階に到着すると、雰囲気が一気に変わった。火山地帯でも無理だと判断した敵のダンジョンマスターは、水中で戦うことを選択したようであたり一面が水の世界だった。
見渡す限り水水水!
ってか、普通に考えて、海と火山のエリアを交互に作っておけば、大体の魔物には対処できるんじゃね?
あまりにもメグちゃんが速く攻略していくため、どうでもいいことを考え始めていた。
解説者のテンションが、どんどん高くなっていっているのが分かる。
「本当に、どうやって攻略するつもりなんだろうな?」
「メグちゃんなら、何でもありよね。水を扱わせたら、リバイアサンに勝てる奴なんていないでしょ」
綾乃の言っていることは、よくわかる。メグちゃんもシリウスも水を扱わせたら、右に出るモノはいないんだよね。本当に魔法で操っているのか、疑わしくなるほどの力量差が出てしまうのだ。
メグちゃんが操っている水が滝に触れた。そうすると、時間が止まったかのように滝の水が動かなくなった。
「マジか~、こんな量の水を一気に操れるとか、やべえだろ」
魔力だけでも大変なことになっているのだが、それ以上にこれだけ広大な滝をすべて把握してイメージで水を止めたのだ。多分日本で見れる最大の滝くらいなら、俺でもなんとかできるだろうが、ナイアガラの滝クラスは正直止められるイメージがわかない。
本当に流れ落ちる滝の水がそのまま止まった感じなので、水しぶきなどもすべてその場に止まっている。
「不気味でござる。ここまで不自然な滝は見たこと無いでござるよ」
言われてみたら、水の流れていない滝って不気味だよな。
「それにしても、何で進まないんだろうか?」
バザールが近くにいるS級スケルトンを介して質問をしてみたら、この階層の把握をしている最中だとのことだ。
『何やら動きが無くなりましたが、どうしたことでしょう? 2陣なので、この滝の水に対応できる魔物を準備してきていると思いますが……いや、滝の水が不自然に止まっているので、対応はできていると思われますが、なぜ動かないのでしょう?』
6階についてから3分ほどだろうか? そのくらいの時間が過ぎると、メグちゃんがまた動き出す。
動かない滝を抜け、おそらく階段のある方向へ一直線で進んでいる。滝に包まれたここを抜けると、しばらく川と呼んでいいのかよく分からないサイズだが、その先に進むと広い森が茂っている。
その森を水の塊が移動をしている。巨大なスライムに見えなくもないな。似ているからと言って真似をするな、スライムたちよ! 大きくなると邪魔だからマジで止めてね。
メグちゃんたちが移動した後の森は、巨大な何かが通り過ぎたように、一定方向に木が倒れていた。水の力だけであれを成しているんだから、水の力って本当にすごいよな。
7階に到着したメグちゃんは、配置されている敵の魔物を水の塊で押し流し、壁に縫い留めて後ろからついてきている、バザールが操っているS級スケルトンが次々にとどめを刺していく。
恐ろしく速いのに、的確に息の根を止めているのだ、恐るべし。本当に圧倒的だな。こうなることは半分分かってたけど、実際に見ると相手が可愛そうに思えてくるが、俺の可愛い娘を驚かせた罪は万死に値する!
戦闘じゃなくて蹂躙という言葉が正しい程に、実力に差がありすぎるようだ。階層を抜けた後にしばらく止まっているのは、降りる階段を探しているためとのことだ。
「今のところ、問題は無さそうね。メグちゃんには難しいトラップとかあるのかしら?」
「分からんでござるな。普通に設置しているトラップが、メグちゃんには解除が難しいタイプって可能性もあるでござるからな。それより今頃、相手のダンジョンマスターは、慌てふためいているかもしれないでござるな」
「それはあり得るわね。向こうのダンジョンマスターには、メグちゃんが何の種族か分かるわけだからね」
「神たちも知ってるみたいだけど、今までにダンジョンバトルで使われたことがないから、分からないのかもしれないな。サイズが小さくなってるしな」
「そもそも、リバイアサンを配下に加えているのは、主殿だけなのではござらんか?」
バザールに言われて思い出したが、リバイアサンを掌握するために自分のダンジョンに引き込むことができないとだめだからな。引き込んだ後も膨大なDPが必要だし、メグちゃんはサイズ変更のスキルを最初から持っていた気がするけどな。
そんなことを話している間にも、メグちゃんはどんどん侵攻していく。
バザールの話では、S級スケルトンが攻撃しやすいように水流を調整までしてくれているそうだ。このスピードで移動しているのに、そこまで的確に水流操作を行っているのか? こちらのS級スケルトンが置いてきぼりになっていないのは、そういうことだったのか。
『先頭を移動している魔物の正体は分からないが、恐ろしく連携が上手いぞ! 水で動けなくなっているところに、前の試合でも使っていた背中から攻撃武器を生やした人型が止めを刺しているぞおおお!』
もうみたままを実況している感じだな。解説になってねえ。
13階には、水属性の魔物の苦手なエリアである火山地帯があったが、物量に物を言わせて水の温度も下げながら進んでいた。普通なら蒸気爆発が起こってもおかしくないシチュエーションなのだが、何故か溶岩だけが固まっていく様は意味不明だった。
次々に突破していくが25階に到着すると、雰囲気が一気に変わった。火山地帯でも無理だと判断した敵のダンジョンマスターは、水中で戦うことを選択したようであたり一面が水の世界だった。
見渡す限り水水水!
ってか、普通に考えて、海と火山のエリアを交互に作っておけば、大体の魔物には対処できるんじゃね?
あまりにもメグちゃんが速く攻略していくため、どうでもいいことを考え始めていた。
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