1,629 / 2,518
第1629話 仕事に行けなかった
しおりを挟む
昨日は、娘たちが果樹園に行った後、よくオヤツに出てくる果物がどうやって生っているのか知って、かなりテンションが高くなっていた。娘たちのおやつは、お菓子やスイーツが多いと思っていたが、俺と食べる時以外で、大体半分程は果物を食べているらしい。
意外な事実を知ったが、美味しいのであれば何でもいいよな。
テンションの上がった娘たちは、夕食を食べてお風呂が終わっても何やら高いままだったのだ。そのため寝付けずに、せがまれるままに一緒にアニメを見た。少女アニメだったので、俺的にはなんだかなって感じだったのだが、見始めて1話終わる前に寝てしまった。
ベッドへ運び一緒に寝たのが、7時間前。そして今、目が覚めると娘たちが手足に抱き着き、一応俺を拘束しているような形になっている。
何が起こるかと思ったら、頭の上から何かが近づいてくる音と振動が伝わってくる。
何かと思えば、シンラの顔がデカデカと俺の視界を埋めた。そして顔を叩かれる痛みが、これはどういう状況なのだろうか?
しばらく為されるがままに顔を叩かれていたら、新たに2つの音と振動が、シンラの左右にプラムとシオンの顔が、顔を叩かれる衝撃が3つに増えた。
クスクス笑う声が聞こえてくるので、母親たちもいるのだろう。下の子たちが自分たちでここに来ることは無いだろうからな、居て当たり前か。
「で、これはどういうことなんだ?」
笑う声が収まると、目が覚めたプラムたちがウルたちが部屋にいないことに不安を感じたのか、探すような仕草をしていたので連れて来たらしい。で、先に起きていたウルたちがプラムたちが来たのを見て、俺の手足に抱き着き拘束したようだ。
楽しんでいるところ悪いが、右手をウルごと強引に持ち上げ、左手のミーシャをくすぐる。そうすると左手が自由になり、ウルをくすぐり右手も自由になる。そのまま両足のスミレとブルムもくすぐり、拘束から解き放たれる。
そして、顔を叩いていた3人を捕まえ、3人のお腹に顔をこすりつける。これって意外にくすぐったいらしく、プラムたちがケラケラ笑い出した。
それにしてもプラムとシオンは、俺のことをいつも攻撃してくるな。今日は、何もしてないぞ。
シンラを肩車して、プラムとシオンを片腕ずつ抱きかかえる。こうしていると、ミーシャたちをこうやって運んでいたことを思い出すな。そのミーシャたちだが、抱きかかえている腕にスミレとブルムがぶら下がり、背中にミーシャがしがみついている。
「シュウ、何かすごいことになっているわね。子どもたちに嫌われるなんて、思っている人の光景には見えないわね」
「あ~抱きかかえている2人に顔を叩かれて、シンラに髪の毛を引っ張られてなければな。シンラは思い当たることはあるけど、プラムとシオンには思い当たることは無いんだよな。痛くないんだけど、心が痛いよ」
後ろからついてきたピーチに笑われてしまった。
食堂で朝食を食べたら、仕事のために庁舎へ向かうことにした。準備をして家を出ようとする前に、廊下を高速ハイハイしているシンラに見つかり捕まった。それを追いかけて来たプラムとシオンが、足にしがみつき抱き着きコアラみたいになっている。
今日は仕事に行けなそうな雰囲気だな。グリエルに連絡を入れると、2週間は来なくても問題ないのでお子さんたちとゆっくり遊んでくださいだってさ。
別に俺がいなくても問題ないってことのようだ。2週間っていうのも、決済の必要な書類がその2日後が締め切りというだけで、この決済が無ければ来なくてもいいと言われそうだ。
両足にプラムとシオンを抱き着かせたまま、子ども部屋に向かうことにした。重石を着けながら歩いているのと同じなので、正直歩き辛いけど離させるためにはシンラを下ろす必要があるのだが、絶対に下りないという気持ちが込められた必死さをシンラから感じる。
子ども部屋に着くと部屋の中にはウルたちがいた。ウルがシンラの様子を見て、両足に抱き着いている2人を見てどういう状況か理解してくれたようだ。俺の近くに来ると、シンラを受け取るように両腕を伸ばしてきた。
近付いてきているウルを見て、さっきまでの必死さは無くなりウルにそのまま抱っこされる。スミレとブルムは、両足に抱き着いているプラムとシオンを抱きかかえる。
解放された俺は、一息ついた。
仕事は特に問題ないとのことなので、今日も1日子どもたちと一緒に遊ぶことにした。
2日続けて畑エリアに行っても子どもたちは面白くないだろうと思い、何かしたいことを聞いてみたら、久しぶりにプールに入りたいと強請られたので、庭の一角に土魔法で子ども用の深さがあまりないプールを作成する。
下の子たち用には、柔らかいビニールに空気を入れて使うプールを召喚している。3人と母親が入るので大きい物を準備している。DPで魔改造したので壊れる心配もない。ビニールプールの底に板を張り付けているので、ウルたち用に用意したプールに浮かばせることもできるように作成している。
上の子たちのプールは経った状態で腰より少し深いくらいで、下の子たちのプールは座った状態で肩くらいまでしか深さが無いので、安全にも考慮している。安全確保のためのスライムたちも、各プールに配置しているので大丈夫だろう。
大人が泳げる深さではないので、俺は一緒に水遊びをする形となる。ミーシャたちも泳ぐのが目的ではなく、遊ぶのが目的なので用途的には何の問題も無い。
遊ぶ道具として、水鉄砲を準備してあげるとミーシャたちは、ポンプで空気を入れ飛ばす距離を延ばすタイプの水鉄砲、ウォーターガンを持っていき、下の子たちにはトリガーを引くと水が出る水鉄砲を渡した。
子どもたちは、水が出るのが面白いのかお互いに掛け合ったり、俺や母親に向かって水を飛ばしている。
お昼まで遊んでから昼食を食べ、お昼寝の流れで1日が過ぎていく。
意外な事実を知ったが、美味しいのであれば何でもいいよな。
テンションの上がった娘たちは、夕食を食べてお風呂が終わっても何やら高いままだったのだ。そのため寝付けずに、せがまれるままに一緒にアニメを見た。少女アニメだったので、俺的にはなんだかなって感じだったのだが、見始めて1話終わる前に寝てしまった。
ベッドへ運び一緒に寝たのが、7時間前。そして今、目が覚めると娘たちが手足に抱き着き、一応俺を拘束しているような形になっている。
何が起こるかと思ったら、頭の上から何かが近づいてくる音と振動が伝わってくる。
何かと思えば、シンラの顔がデカデカと俺の視界を埋めた。そして顔を叩かれる痛みが、これはどういう状況なのだろうか?
しばらく為されるがままに顔を叩かれていたら、新たに2つの音と振動が、シンラの左右にプラムとシオンの顔が、顔を叩かれる衝撃が3つに増えた。
クスクス笑う声が聞こえてくるので、母親たちもいるのだろう。下の子たちが自分たちでここに来ることは無いだろうからな、居て当たり前か。
「で、これはどういうことなんだ?」
笑う声が収まると、目が覚めたプラムたちがウルたちが部屋にいないことに不安を感じたのか、探すような仕草をしていたので連れて来たらしい。で、先に起きていたウルたちがプラムたちが来たのを見て、俺の手足に抱き着き拘束したようだ。
楽しんでいるところ悪いが、右手をウルごと強引に持ち上げ、左手のミーシャをくすぐる。そうすると左手が自由になり、ウルをくすぐり右手も自由になる。そのまま両足のスミレとブルムもくすぐり、拘束から解き放たれる。
そして、顔を叩いていた3人を捕まえ、3人のお腹に顔をこすりつける。これって意外にくすぐったいらしく、プラムたちがケラケラ笑い出した。
それにしてもプラムとシオンは、俺のことをいつも攻撃してくるな。今日は、何もしてないぞ。
シンラを肩車して、プラムとシオンを片腕ずつ抱きかかえる。こうしていると、ミーシャたちをこうやって運んでいたことを思い出すな。そのミーシャたちだが、抱きかかえている腕にスミレとブルムがぶら下がり、背中にミーシャがしがみついている。
「シュウ、何かすごいことになっているわね。子どもたちに嫌われるなんて、思っている人の光景には見えないわね」
「あ~抱きかかえている2人に顔を叩かれて、シンラに髪の毛を引っ張られてなければな。シンラは思い当たることはあるけど、プラムとシオンには思い当たることは無いんだよな。痛くないんだけど、心が痛いよ」
後ろからついてきたピーチに笑われてしまった。
食堂で朝食を食べたら、仕事のために庁舎へ向かうことにした。準備をして家を出ようとする前に、廊下を高速ハイハイしているシンラに見つかり捕まった。それを追いかけて来たプラムとシオンが、足にしがみつき抱き着きコアラみたいになっている。
今日は仕事に行けなそうな雰囲気だな。グリエルに連絡を入れると、2週間は来なくても問題ないのでお子さんたちとゆっくり遊んでくださいだってさ。
別に俺がいなくても問題ないってことのようだ。2週間っていうのも、決済の必要な書類がその2日後が締め切りというだけで、この決済が無ければ来なくてもいいと言われそうだ。
両足にプラムとシオンを抱き着かせたまま、子ども部屋に向かうことにした。重石を着けながら歩いているのと同じなので、正直歩き辛いけど離させるためにはシンラを下ろす必要があるのだが、絶対に下りないという気持ちが込められた必死さをシンラから感じる。
子ども部屋に着くと部屋の中にはウルたちがいた。ウルがシンラの様子を見て、両足に抱き着いている2人を見てどういう状況か理解してくれたようだ。俺の近くに来ると、シンラを受け取るように両腕を伸ばしてきた。
近付いてきているウルを見て、さっきまでの必死さは無くなりウルにそのまま抱っこされる。スミレとブルムは、両足に抱き着いているプラムとシオンを抱きかかえる。
解放された俺は、一息ついた。
仕事は特に問題ないとのことなので、今日も1日子どもたちと一緒に遊ぶことにした。
2日続けて畑エリアに行っても子どもたちは面白くないだろうと思い、何かしたいことを聞いてみたら、久しぶりにプールに入りたいと強請られたので、庭の一角に土魔法で子ども用の深さがあまりないプールを作成する。
下の子たち用には、柔らかいビニールに空気を入れて使うプールを召喚している。3人と母親が入るので大きい物を準備している。DPで魔改造したので壊れる心配もない。ビニールプールの底に板を張り付けているので、ウルたち用に用意したプールに浮かばせることもできるように作成している。
上の子たちのプールは経った状態で腰より少し深いくらいで、下の子たちのプールは座った状態で肩くらいまでしか深さが無いので、安全にも考慮している。安全確保のためのスライムたちも、各プールに配置しているので大丈夫だろう。
大人が泳げる深さではないので、俺は一緒に水遊びをする形となる。ミーシャたちも泳ぐのが目的ではなく、遊ぶのが目的なので用途的には何の問題も無い。
遊ぶ道具として、水鉄砲を準備してあげるとミーシャたちは、ポンプで空気を入れ飛ばす距離を延ばすタイプの水鉄砲、ウォーターガンを持っていき、下の子たちにはトリガーを引くと水が出る水鉄砲を渡した。
子どもたちは、水が出るのが面白いのかお互いに掛け合ったり、俺や母親に向かって水を飛ばしている。
お昼まで遊んでから昼食を食べ、お昼寝の流れで1日が過ぎていく。
0
あなたにおすすめの小説
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
スキル【レベル転生】でダンジョン無双
世界るい
ファンタジー
六年前、突如、異世界から魔王が来訪した。「暇だから我を愉しませろ」そう言って、地球上のありとあらゆる場所にダンジョンを作り、モンスターを放った。
そんな世界で十八歳となった獅堂辰巳は、ダンジョンに潜る者、ダンジョンモーラーとしての第一歩を踏み出し、ステータスを獲得する。だが、ステータスは最低値だし、パーティーを組むと経験値を獲得できない。スキルは【レベル転生】という特殊スキルが一つあるだけで、それもレベル100にならないと使えないときた。
そんな絶望的な状況下で、最弱のソロモーラーとしてダンジョンに挑み、天才的な戦闘センスを磨き続けるも、攻略は遅々として進まない。それでも諦めずチュートリアルダンジョンを攻略していたある日、一人の女性と出逢う。その運命的な出逢いによって辰巳のモーラー人生は一変していくのだが……それは本編で。
小説家になろう、カクヨムにて同時掲載
カクヨム ジャンル別ランキング【日間2位】【週間2位】
なろう ジャンル別ランキング【日間6位】【週間7位】
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる