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第1893話 無駄をはぶく
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神の介入で、新しい宗教が入り込んできたが、それでも世界は回るので、一部厳戒態勢のまま俺の街は動いていく。
ん? この世界は回っているのか? まぁそんなことどうでもいいか、宗教関連の交付をしてから3日目、昨日より捕縛者が増えていて、宣教者みたいなのが増えていた。宗教活動をすれば捕まると言っているのに、なぜ活動するのだろうか?
捕まるより、宗教活動の方が優先なのか? 後、冒険者に成りすまして入ってくるから、現場が本当に面倒だった。ある程度信頼のおいている商会や、馴染みの人間の護衛なんかは、基本的に検査することは無かったのだが、全員検査になってしまい、門での検査が面倒になっているのだ。
真実の目は、使っても宣教師とか分からないので、使用頻度は変わっていないのだが、真偽判定の魔道具を新しく置き、使用頻度がかなり高い……門番の人員を増やして対応している状態だ。宗教関係のトラブルが解決するまでは、この方法しかねえんだよな。
「う~む、グリエルさんやい、お昼はまだかのう」
「おじいちゃん、お昼はさっき食べたでしょ……って、この返し絶対しないといけないんですか?」
「何となくノリだから、やってもらえると俺がほっこりする。んんっ、しっかり話をしましょうかね。グリエル、今うちの街の兵士って、多い方か少ない方か?」
「兵士に関しては、ちょっと多いくらいですかね。レイリーさんの鍛えた兵士が、指導者として派遣されていますので、技量は高いと思いますよ。レベルも一般兵から上級兵になる際や定期的に、近くのダンジョンで上げていますからね」
量も質も十分らしい。それより、一般兵から上級兵になると言うのは、どういうことだ? 一兵卒みたいな意味合い? 兵の中で一番下の階級ってことね。じゃぁ上級兵は? 下士官より下で一兵卒より上ってことね。なるほど、マップ先生でレベルを見ると、何か偏りがあるのはそう言うことか。
ちなみに、上級兵に上がったりそれ以上になる際の基準は? そこらへんはレイリーの管轄であまり知らないのか……でも、きちんと試験や審査に通らないと、士官にはなれないのね。いくら強くてもバカはダメってことか。
士官も強いにこしたことは無いが、バカだと下の人間が困るもんな。犯罪行為や命を無駄にする命令を出すような奴は、俺らの街にはいらんからな。士官になっても、定期的に能力テストがあるようで、老害になるような人間は、排除できるようにしているんだってさ。
まだ新しい体制になってそれほど時が経っていないので、老害になるような兵士は現れていない。そう言った奴は街を手に入れた際に、排除しているので上手く回っていると思う。
知らなかったのだが、俺の街では門番は下士官クラスから上級兵の上側の兵士が、担当することになっているらしい。新兵や若手の仕事だと思っていたが、街の顔となる場所なので、見た目はともかく人当たりのいい人間が配置されるのだとか。
「兵士ってそんな感じなんだな……それだと、真偽判定の魔道具を使わせる人員としては、もったいないよな。かといって、文官を使うのももったいないか。何かいい方法ないかな?」
グリエルとガリアは、少し悩んで、ガリアが声をあげた。
「言葉がいいか分かりませんが、多少見た目の良い奴隷を使うのはどうですか? 奴隷であれば、最低限の教育で魔道具を使わせる人員になります。住人から募ってもいいのですが、そうすると色々を強制できないですから、新しく人員を入れるなら奴隷がいいと思います」
色々とは、なんぞや? 主に想定しているのは、不正ですか。確かに、奴隷であればその辺は、強制できるから問題ないな。他にもあるんか? 奴隷ということで、横柄な態度を取るのであれば、街へ入る資格が無くなるってことか。
「その案を採用しよう。そこらへんは、ゼニスに頼んだ方が良いか? 手配の方は任せた。お金は、俺の金を使ってくれ。街の政策というよりは、俺個人の問題から始まっているからな。後、金に糸目は付けないから、多少高くてもいいぞ」
またこの人は……みたいな視線を向けられるが、無視だ無視!
「兵士たちのシフトは、しばらくすれば普通に戻せるな。ちょっと無理をさせてしまうことになるから、兵舎の食堂で酒を出していいぞ。安く飲めるように手配してくれ。この期間だけって言うのも、周知させておいてね。後、次の日醜態をさらす場合は、その人は酒無しね」
うちの兵舎の食堂は、お酒を出していないんだよね。お酒を飲むなら、酒場に行くか自分で買って来たお酒を部屋で飲むかの二択である。酒場は分かるが、自分の部屋で飲むのもいいんだ、って話を聞いたときに思ったね。まぁ、羽目を外しすぎなければ、飲んでもいいと言うことになっているんだとさ。
他の街では、下士官以上は仕事中にも飲む奴がいるって話だ。そう言うのは、貴族の子弟だったり領主の近親だったりするので、邪魔くさい人間だと言う話だとさ。それに、一兵卒なんかは、ほとんど給料がない状態で、不味い飯に3畳くらいの狭い部屋、とかが当たり前の所もあるらしい。
「また何かあったら、連絡してくれ。良さそうな対策があったら、共有フォルダに情報をあげておいて、賛成が多ければ検討しよう」
うん、現代化が進んでいて、情報のやり取りが便利だな! でも、このシステムが使えなくなったらどうするんだ? ダンジョンマスターの能力で出しているから、召喚できる人がいなくなれば詰むんじゃないか?
ゴーレム化しているから、自動修復も電源も問題ないんだった。ハードのアップグレードはされないけど、パソコン類が壊れることは……無理に壊さない限りないだろう。クリエイトゴーレム様様である!
さて、今日の分の仕事を片付けますかね。
ん? この世界は回っているのか? まぁそんなことどうでもいいか、宗教関連の交付をしてから3日目、昨日より捕縛者が増えていて、宣教者みたいなのが増えていた。宗教活動をすれば捕まると言っているのに、なぜ活動するのだろうか?
捕まるより、宗教活動の方が優先なのか? 後、冒険者に成りすまして入ってくるから、現場が本当に面倒だった。ある程度信頼のおいている商会や、馴染みの人間の護衛なんかは、基本的に検査することは無かったのだが、全員検査になってしまい、門での検査が面倒になっているのだ。
真実の目は、使っても宣教師とか分からないので、使用頻度は変わっていないのだが、真偽判定の魔道具を新しく置き、使用頻度がかなり高い……門番の人員を増やして対応している状態だ。宗教関係のトラブルが解決するまでは、この方法しかねえんだよな。
「う~む、グリエルさんやい、お昼はまだかのう」
「おじいちゃん、お昼はさっき食べたでしょ……って、この返し絶対しないといけないんですか?」
「何となくノリだから、やってもらえると俺がほっこりする。んんっ、しっかり話をしましょうかね。グリエル、今うちの街の兵士って、多い方か少ない方か?」
「兵士に関しては、ちょっと多いくらいですかね。レイリーさんの鍛えた兵士が、指導者として派遣されていますので、技量は高いと思いますよ。レベルも一般兵から上級兵になる際や定期的に、近くのダンジョンで上げていますからね」
量も質も十分らしい。それより、一般兵から上級兵になると言うのは、どういうことだ? 一兵卒みたいな意味合い? 兵の中で一番下の階級ってことね。じゃぁ上級兵は? 下士官より下で一兵卒より上ってことね。なるほど、マップ先生でレベルを見ると、何か偏りがあるのはそう言うことか。
ちなみに、上級兵に上がったりそれ以上になる際の基準は? そこらへんはレイリーの管轄であまり知らないのか……でも、きちんと試験や審査に通らないと、士官にはなれないのね。いくら強くてもバカはダメってことか。
士官も強いにこしたことは無いが、バカだと下の人間が困るもんな。犯罪行為や命を無駄にする命令を出すような奴は、俺らの街にはいらんからな。士官になっても、定期的に能力テストがあるようで、老害になるような人間は、排除できるようにしているんだってさ。
まだ新しい体制になってそれほど時が経っていないので、老害になるような兵士は現れていない。そう言った奴は街を手に入れた際に、排除しているので上手く回っていると思う。
知らなかったのだが、俺の街では門番は下士官クラスから上級兵の上側の兵士が、担当することになっているらしい。新兵や若手の仕事だと思っていたが、街の顔となる場所なので、見た目はともかく人当たりのいい人間が配置されるのだとか。
「兵士ってそんな感じなんだな……それだと、真偽判定の魔道具を使わせる人員としては、もったいないよな。かといって、文官を使うのももったいないか。何かいい方法ないかな?」
グリエルとガリアは、少し悩んで、ガリアが声をあげた。
「言葉がいいか分かりませんが、多少見た目の良い奴隷を使うのはどうですか? 奴隷であれば、最低限の教育で魔道具を使わせる人員になります。住人から募ってもいいのですが、そうすると色々を強制できないですから、新しく人員を入れるなら奴隷がいいと思います」
色々とは、なんぞや? 主に想定しているのは、不正ですか。確かに、奴隷であればその辺は、強制できるから問題ないな。他にもあるんか? 奴隷ということで、横柄な態度を取るのであれば、街へ入る資格が無くなるってことか。
「その案を採用しよう。そこらへんは、ゼニスに頼んだ方が良いか? 手配の方は任せた。お金は、俺の金を使ってくれ。街の政策というよりは、俺個人の問題から始まっているからな。後、金に糸目は付けないから、多少高くてもいいぞ」
またこの人は……みたいな視線を向けられるが、無視だ無視!
「兵士たちのシフトは、しばらくすれば普通に戻せるな。ちょっと無理をさせてしまうことになるから、兵舎の食堂で酒を出していいぞ。安く飲めるように手配してくれ。この期間だけって言うのも、周知させておいてね。後、次の日醜態をさらす場合は、その人は酒無しね」
うちの兵舎の食堂は、お酒を出していないんだよね。お酒を飲むなら、酒場に行くか自分で買って来たお酒を部屋で飲むかの二択である。酒場は分かるが、自分の部屋で飲むのもいいんだ、って話を聞いたときに思ったね。まぁ、羽目を外しすぎなければ、飲んでもいいと言うことになっているんだとさ。
他の街では、下士官以上は仕事中にも飲む奴がいるって話だ。そう言うのは、貴族の子弟だったり領主の近親だったりするので、邪魔くさい人間だと言う話だとさ。それに、一兵卒なんかは、ほとんど給料がない状態で、不味い飯に3畳くらいの狭い部屋、とかが当たり前の所もあるらしい。
「また何かあったら、連絡してくれ。良さそうな対策があったら、共有フォルダに情報をあげておいて、賛成が多ければ検討しよう」
うん、現代化が進んでいて、情報のやり取りが便利だな! でも、このシステムが使えなくなったらどうするんだ? ダンジョンマスターの能力で出しているから、召喚できる人がいなくなれば詰むんじゃないか?
ゴーレム化しているから、自動修復も電源も問題ないんだった。ハードのアップグレードはされないけど、パソコン類が壊れることは……無理に壊さない限りないだろう。クリエイトゴーレム様様である!
さて、今日の分の仕事を片付けますかね。
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