1,938 / 2,518
第1938話 誰だお前!
しおりを挟む
次の日は、俺も探索へ出ることにした。魔法薬は俺でなくとも、綾乃やバザールでも作れる。バザールは情報を統制する役割だから、拠点にいる方が便利だ。綾乃は運動神経が悪いので、生産に回ってもらうのがベターだ。
今日の探索は山側ではなく、ライガが南側の探索で、俺は森と平原の境界線を目指して西に向かう予定だ。境界線に辿り着けるのかは分からないが、しっかりと確認しに行く予定だ。今日中に戻ってこれないことを考え、食料を奪取したバックパックに詰めている。
全力で移動しながら、敵を見かけたら尋問と行きますかね。
ライガと俺は、拠点から出発する。
音などを気にせず全力で移動したので、3時間もかからずに境界線へ到着した。
「ん~、思ってたより草が高いな。膝位まであるから、ちょっと走りにくい……」
ついつい、独り言を言ってしまった。でも、動物が見えているので、食料は確保しやすそうだ。森の中は遠くまで見えないし、こっちより動物は少なそうだからな。
少し境界線上に沿って、移動をしてみることにした。誰かが移動した痕跡がないかを探すためだ。踏みつけられ草が倒れてたり、野営をした後がないかなどを確認していく。
30分ほど南北に境界線上を確認した。
「ふむ。森の中では気付かなかったけど、所々に人がいた形跡があるんだな。ここ最近じゃなくて、1週間や2週間は立っている形跡の物があるのは、何でだろうな……バザール、お前たちが来たのって、3・4日前だよな?」
『そうでござる。本当に2週間も経っている形跡があるでござるか?』
「火を起こした後に、雑草が生え始めているやつも発見したから、2週間以上経っているところもあるな」
『不思議でござる。ライガ殿に、いつ来たか聞くように連絡するでござる。主殿も遭遇したら、来てからどれくらい経っているか、聞くでござるよ』
「了解。俺はこれから、草原の方へいくからサポートよろしく。っと、戻る方向は分かるんだっけ?」
『大体の方向は分かるでござる』
西に向かうのだが、方向は大体で良さそうなので、あまり気にしなくても問題なさそうだ。
全力だと痕跡を見逃す可能性があるので、ゆっくり目に走り警戒しながら進んでいく。
草原に出て気付いたのだが、予想している以上に起伏がない。見渡す限りの草が俺の気力を削っていく。でも、この星が丸いことがなんとなくわかるのは、落ち着く要因だな。
地平線……草平線? 一応陸地だから、地平線が正しいのかな? それが丸みを帯びているので、星が丸いことを証明がいるからな。なるのか?
地球と同じ気がするのは落ち着く要素だけど、だから何だと考えている自分がいた。
森が見えなくなりそうになる距離まで進んできたが、人が住んでいるような気配は全くない。
気配がないというのは、ずっと膝丈の草なのだ。道もなく、人がいた形跡もないのだ。この世界? 陸地? には、人が住んでいないのか? 無人島? 無人島って言うと小さいイメージがあるが、四国くらいのサイズに人が住んでいない可能性もあるかもしれんな。
近くに海もない、どれだけ距離があるんだろうな。そもそも、海があるのかこの世界に。
代り映えのしない草原に、そこそこ草食動物はいるが……同でもいいことを考え始めてしまっている。森の木が見えなくなってから、20~30分は経っているだろう。距離にすると、どれくらい進んだのかな? 拠点を作った山は見えているけど、木は見えなくなっているな。
……ん? 山は見えるのに木が見えないのか? あの山ってそこまで高かったっけ?
もうね、感覚が変になってるな。
少し止まろう。
「バザール、進む意味あると思うか?」
『微妙なところでござる。何かあるかないことは確認できるでござるが、それだけの様な気もするでござる』
「確かにな。これ以上進むとなると、1人で進むのは微妙な気がするんだよな。人がいないってことは、尋問する相手がいないんだよな。それに、俺みたいなダンジョンマスターや地球から来た人間だと、ここでは生きていけないだろ。生肉食うなら話は別だけどな」
『そうでござるな。生きると言う部分では、ここは厳しいでござるね。主殿についているシャドウアサシンを適当に走らせておくでござるか? 夜ならすぐに戻ってこれるでござるよ』
「3体残して、進んでもらうか。シャドウアサシンにこの陸地を精査するのは無理か?」
『ん~難しいでござるね。この世界だと距離が離れると、情報が上手く得られなくなっているでござるから、限界距離を調べるのがいいかもしれないでござるね』
どうやら、バザールのアンデッドにリンクする能力が何かによって阻害されているようだな。創造神が関わっているなら、何でもありになりそうだからな……せめて情報を寄こせっての。
帰ったら絶対にチビ神に絶対文句言ってやる! これ考えたの何度目だろうな。
「うし、戻る。山に向かって走るから、近くなったら教えてくれ」
『了解でござる』
全力で戻って……そうすると、時間が早すぎるな。
「バザール、すまん。ライガに東側に少し方角を変えるように言っておいてくれ。俺は、少しッ南に移動してから森に入るわ」
できるだけ広範囲を調べるために、ライガと俺の探索位置が被らないようにバザールに調整してもらう。
少しスピードを落として、昼食を口に運びながら草原を進んでいく。昼食を食べるのを忘れていたので、気付いたときにはかなりお腹が空いていた。
森との境界線へ到着し、少し休憩してから森の中へ入る。
木の上を見たり、振り返ったりしながら森を進んでいく。
ゾクッ!
急に背筋が冷たくなった。全身にサブイボが出て、体が震える。
意識が加速していき、俺の身に危険が迫っているのだと思う。視界の中には俺を危険にさらすようなものはない。視界の外に危険があるのだろう。どうする?
考えて行動したわけではなかった。加速した意識の中で、反射的に動いていた。右手3メートル前にある木に向かって跳び、三角飛びでバク転をする形になった。
俺を危険にさらしたものは分からな方が、後方が見える体勢になると、距離は分からないが視界に忍者か! と思うような恰好をした人がいた。
今日の探索は山側ではなく、ライガが南側の探索で、俺は森と平原の境界線を目指して西に向かう予定だ。境界線に辿り着けるのかは分からないが、しっかりと確認しに行く予定だ。今日中に戻ってこれないことを考え、食料を奪取したバックパックに詰めている。
全力で移動しながら、敵を見かけたら尋問と行きますかね。
ライガと俺は、拠点から出発する。
音などを気にせず全力で移動したので、3時間もかからずに境界線へ到着した。
「ん~、思ってたより草が高いな。膝位まであるから、ちょっと走りにくい……」
ついつい、独り言を言ってしまった。でも、動物が見えているので、食料は確保しやすそうだ。森の中は遠くまで見えないし、こっちより動物は少なそうだからな。
少し境界線上に沿って、移動をしてみることにした。誰かが移動した痕跡がないかを探すためだ。踏みつけられ草が倒れてたり、野営をした後がないかなどを確認していく。
30分ほど南北に境界線上を確認した。
「ふむ。森の中では気付かなかったけど、所々に人がいた形跡があるんだな。ここ最近じゃなくて、1週間や2週間は立っている形跡の物があるのは、何でだろうな……バザール、お前たちが来たのって、3・4日前だよな?」
『そうでござる。本当に2週間も経っている形跡があるでござるか?』
「火を起こした後に、雑草が生え始めているやつも発見したから、2週間以上経っているところもあるな」
『不思議でござる。ライガ殿に、いつ来たか聞くように連絡するでござる。主殿も遭遇したら、来てからどれくらい経っているか、聞くでござるよ』
「了解。俺はこれから、草原の方へいくからサポートよろしく。っと、戻る方向は分かるんだっけ?」
『大体の方向は分かるでござる』
西に向かうのだが、方向は大体で良さそうなので、あまり気にしなくても問題なさそうだ。
全力だと痕跡を見逃す可能性があるので、ゆっくり目に走り警戒しながら進んでいく。
草原に出て気付いたのだが、予想している以上に起伏がない。見渡す限りの草が俺の気力を削っていく。でも、この星が丸いことがなんとなくわかるのは、落ち着く要因だな。
地平線……草平線? 一応陸地だから、地平線が正しいのかな? それが丸みを帯びているので、星が丸いことを証明がいるからな。なるのか?
地球と同じ気がするのは落ち着く要素だけど、だから何だと考えている自分がいた。
森が見えなくなりそうになる距離まで進んできたが、人が住んでいるような気配は全くない。
気配がないというのは、ずっと膝丈の草なのだ。道もなく、人がいた形跡もないのだ。この世界? 陸地? には、人が住んでいないのか? 無人島? 無人島って言うと小さいイメージがあるが、四国くらいのサイズに人が住んでいない可能性もあるかもしれんな。
近くに海もない、どれだけ距離があるんだろうな。そもそも、海があるのかこの世界に。
代り映えのしない草原に、そこそこ草食動物はいるが……同でもいいことを考え始めてしまっている。森の木が見えなくなってから、20~30分は経っているだろう。距離にすると、どれくらい進んだのかな? 拠点を作った山は見えているけど、木は見えなくなっているな。
……ん? 山は見えるのに木が見えないのか? あの山ってそこまで高かったっけ?
もうね、感覚が変になってるな。
少し止まろう。
「バザール、進む意味あると思うか?」
『微妙なところでござる。何かあるかないことは確認できるでござるが、それだけの様な気もするでござる』
「確かにな。これ以上進むとなると、1人で進むのは微妙な気がするんだよな。人がいないってことは、尋問する相手がいないんだよな。それに、俺みたいなダンジョンマスターや地球から来た人間だと、ここでは生きていけないだろ。生肉食うなら話は別だけどな」
『そうでござるな。生きると言う部分では、ここは厳しいでござるね。主殿についているシャドウアサシンを適当に走らせておくでござるか? 夜ならすぐに戻ってこれるでござるよ』
「3体残して、進んでもらうか。シャドウアサシンにこの陸地を精査するのは無理か?」
『ん~難しいでござるね。この世界だと距離が離れると、情報が上手く得られなくなっているでござるから、限界距離を調べるのがいいかもしれないでござるね』
どうやら、バザールのアンデッドにリンクする能力が何かによって阻害されているようだな。創造神が関わっているなら、何でもありになりそうだからな……せめて情報を寄こせっての。
帰ったら絶対にチビ神に絶対文句言ってやる! これ考えたの何度目だろうな。
「うし、戻る。山に向かって走るから、近くなったら教えてくれ」
『了解でござる』
全力で戻って……そうすると、時間が早すぎるな。
「バザール、すまん。ライガに東側に少し方角を変えるように言っておいてくれ。俺は、少しッ南に移動してから森に入るわ」
できるだけ広範囲を調べるために、ライガと俺の探索位置が被らないようにバザールに調整してもらう。
少しスピードを落として、昼食を口に運びながら草原を進んでいく。昼食を食べるのを忘れていたので、気付いたときにはかなりお腹が空いていた。
森との境界線へ到着し、少し休憩してから森の中へ入る。
木の上を見たり、振り返ったりしながら森を進んでいく。
ゾクッ!
急に背筋が冷たくなった。全身にサブイボが出て、体が震える。
意識が加速していき、俺の身に危険が迫っているのだと思う。視界の中には俺を危険にさらすようなものはない。視界の外に危険があるのだろう。どうする?
考えて行動したわけではなかった。加速した意識の中で、反射的に動いていた。右手3メートル前にある木に向かって跳び、三角飛びでバク転をする形になった。
俺を危険にさらしたものは分からな方が、後方が見える体勢になると、距離は分からないが視界に忍者か! と思うような恰好をした人がいた。
0
あなたにおすすめの小説
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
ダンジョン作成から始まる最強クラン
山椒
ファンタジー
ダンジョンが出現して数十年が経ち、ダンジョンがあることが日常となっていた。
そんな世界で五年前に起きた大規模魔物侵攻により心に傷を受けた青年がいた。
極力誰とも関わりを持たずにいた彼の住んでいる部屋に寝ている間にダンジョンが出現し、彼はそこに落ちた。
そのダンジョンは他に確認されていない自作するダンジョンであった。
ダンジョンとモンスターにトラウマを抱えつつもダンジョン作成を始めていく。
ただそのダンジョンは特別性であった。
ダンジョンが彼を、彼の大事な人を強くするダンジョンであった。
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる