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第2137話 お寿司祭り
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子どもたちが一斉にお寿司を頼み始める。お寿司がどんなものかは理解していないが、刺身は知っているしお米も知っている。そして、ブラウニーたちの作る料理には、信頼しており不味いとは考えていない。もちろん、好き嫌いなど考えてもいない。
自分たちで頼めるという事にテンションが上がったのか、相談しながら色々注文している。1人1皿まで、食べきったら次のお皿、という風にルールを決めていたので、2貫乗っている寿司を、分けて食べて2種類楽しむ子どもたちもいるな。
子どもなので、そこまで沢山は食べれないだろう。だけど回転寿司って基本的に2貫で1皿のイメージなので、違うものを食べたい子どもたちは、友達と協力して1貫ずつ食べている。
あ~俺たちの家族は、別なのね。なんとなくわかったわ。王酢って呼んでいる、出汁の入ったような味の濃い酢を使って作ったお寿司だな。この酢を俺が気に入っているから、家で使われるお酢はこれが多い。用途的に合わない料理以外は、大体この酢が使われている。
まず初めは……贅沢に赤貝から行かせてもらいますかね。類似品ではなく、貝に入っている線が42~43本の本物の赤貝だ。偽物のというと語弊があるのだが、似たような貝がいるのだが、それではない。高級品になると日本では1匹1000円を超えるらしい。
赤貝を目の前で捌きだし、解体していく。そして、飾りをつけまな板にたたきつける。食材で遊ぶなと言う人もいるだろうが、これにはしっかり理由があり、鮮度がいい事を見せる為と、身を叩きつけることによって引き締め、コリコリとした食感が強く楽しめるようになるそうだ。
久しぶりに食べたけど……美味いな。地球にいる時はおやじが好きで食べていたが、俺はまだ子どもだったのか食感が好きではなく、マグロとかサーモンばかり食べていたな。
コリコリとした食感が歯を楽しませてくれる。味もさることながら、食感がまたたまらない。2貫を食べると、注文していないが軍艦が出てきた……?
どうやら、赤貝のヒモと肝で作ったなめろうのような物を、軍艦に乗せたものが出てきた。これには味が付いているので、醤油をつけずにそのままといわれた。
お~、キュッキュっていう歯触りがすごい。肝の濃厚な味も口に広がり、身とは全く違う味わいだ。何だこれ! 今まで食べてきたお寿司とは、なんか違う!
赤貝の2品の余韻を楽しんでいる間に、ブラウニーにお勧めのお寿司をお願いする。
出てきたのは、青柳と呼ばれる貝のむき身と説明された。聞いたことあるけど、何の貝か知らないんだよな……高級品とは聞いているけど、実際何の貝か知らない。
とりあえず食べてから、説明してくれるそうだ。
赤貝ほどコリコリは無いが、良い食感だな。歯ごたえがいいというよりは、食感がいいと表現するのが正しいかな? どう違うかといわれると、困るのだがイメージなのでそういう事にしておいてくれ。
青柳とは、とり貝……ばか貝とも呼ばれる、貝だそうだ。
鳥と馬鹿……鳥頭の事を馬鹿と表現することはあるが、そういう意味ではないだろう。
貝貝と来て、次は?
車エビが出てきた。これも養殖しているらしいが、ダンジョン農園の方でかなり広いエリアで養殖しているんだったな。軽く湯引きをされたのが捌かれ、身をひらかれシャリに乗せられて出てくる。
そういえば、甘エビでは生っぽいのを食べたことあるが、車エビの生は……食べたこと無いかな。
うまっ!
めっちゃ甘いんだけど……甘エビとは違う甘さがある。えっ? 伊勢えびの生も食べたことあるけど、こっちの方がエビの味が濃厚な気がする。うめえな。
次は、赤身・中トロ・大トロの3貫セットが出てきた。脂が強くなるので、左の赤身から食べるように進言された。
やっぱりマグロは美味いな。中トロは、程よく脂がのっているが、山葵とのバランスが良く美味いな。そして大トロは……脂は乗っているのだが、思っている以上にさっぱりしていた。こんなに美味しかったっけ?
「ご主人様、前にも同じような事言ってましたよ」
何となく覚えがあるな。
昔父親に連れていってもらったところで食べたお寿司で、他のはそこそこ美味かったのだが、大トロだけはただ脂……って感じで美味くなかったんだよね。思わず口に出してしまったくらい、美味しくなかったのだ。
オヤジは店主に謝っていたが、不味い物は不味いっていって何が悪いと、俺は心の中で思っていた。店を出た後に、オヤジも不味かったと言っていたが、口に出すのは店の人がいない所でって言われたのを覚えている。
次に出てきたのは、個人的に好きなアナゴだ。甘ダレを塗っている、大きな1枚を贅沢に食べる!
サーモン、いくら、ウニ、イカ等々、出されるお寿司を次々と食べていく。
満腹度が半分になった所で、何やら違うものが出てきた。
この形は、俺なら分かる。茶碗蒸しだな。お寿司屋でなんで茶碗蒸しを食べるのかは知らないが、何となく食べたくなってしまうのは、俺のサガなのだろうか?
美味いな~卵の濃厚な味と出汁のバランスが最強だな。
そのあとも色々なお寿司を堪能した。
上の子たちは、相談しながら決めていたが、下の子たちは3皿連続牛カルビ寿司を頼んでで笑ったな。同じのを頼んでいるのに、シンラのを狙うプラムとシオンは、相変わらずだったな。
今日一番テンションが高かったのは、ミリーっぽかったな。肉も好きだけど、魚も好きだからお寿司だけじゃなく、刺身も頼んでいた。メチャクチャお酒を飲みたそうにしていたが、夜じゃないから駄目だぞ。
この様子だと、夕食にも刺身や寿司を食べて、お酒を飲みそうな3人がいるな。
夜は気にしないでいいから、ゆっくりと飲んでくれ。
そう言えば、駐屯地の方では酒出るのかね? 飲食店のような物は今回無いけど、いつもならキャラバンが承認を連れてきて、お酒などを振舞うところがあるんだけどな。
今回は、あまり大っぴらにできないこともする予定なので、今回はそういう人たちを連れてきていないんだった。レイリーに相談して、酒を出すか。
自分たちで頼めるという事にテンションが上がったのか、相談しながら色々注文している。1人1皿まで、食べきったら次のお皿、という風にルールを決めていたので、2貫乗っている寿司を、分けて食べて2種類楽しむ子どもたちもいるな。
子どもなので、そこまで沢山は食べれないだろう。だけど回転寿司って基本的に2貫で1皿のイメージなので、違うものを食べたい子どもたちは、友達と協力して1貫ずつ食べている。
あ~俺たちの家族は、別なのね。なんとなくわかったわ。王酢って呼んでいる、出汁の入ったような味の濃い酢を使って作ったお寿司だな。この酢を俺が気に入っているから、家で使われるお酢はこれが多い。用途的に合わない料理以外は、大体この酢が使われている。
まず初めは……贅沢に赤貝から行かせてもらいますかね。類似品ではなく、貝に入っている線が42~43本の本物の赤貝だ。偽物のというと語弊があるのだが、似たような貝がいるのだが、それではない。高級品になると日本では1匹1000円を超えるらしい。
赤貝を目の前で捌きだし、解体していく。そして、飾りをつけまな板にたたきつける。食材で遊ぶなと言う人もいるだろうが、これにはしっかり理由があり、鮮度がいい事を見せる為と、身を叩きつけることによって引き締め、コリコリとした食感が強く楽しめるようになるそうだ。
久しぶりに食べたけど……美味いな。地球にいる時はおやじが好きで食べていたが、俺はまだ子どもだったのか食感が好きではなく、マグロとかサーモンばかり食べていたな。
コリコリとした食感が歯を楽しませてくれる。味もさることながら、食感がまたたまらない。2貫を食べると、注文していないが軍艦が出てきた……?
どうやら、赤貝のヒモと肝で作ったなめろうのような物を、軍艦に乗せたものが出てきた。これには味が付いているので、醤油をつけずにそのままといわれた。
お~、キュッキュっていう歯触りがすごい。肝の濃厚な味も口に広がり、身とは全く違う味わいだ。何だこれ! 今まで食べてきたお寿司とは、なんか違う!
赤貝の2品の余韻を楽しんでいる間に、ブラウニーにお勧めのお寿司をお願いする。
出てきたのは、青柳と呼ばれる貝のむき身と説明された。聞いたことあるけど、何の貝か知らないんだよな……高級品とは聞いているけど、実際何の貝か知らない。
とりあえず食べてから、説明してくれるそうだ。
赤貝ほどコリコリは無いが、良い食感だな。歯ごたえがいいというよりは、食感がいいと表現するのが正しいかな? どう違うかといわれると、困るのだがイメージなのでそういう事にしておいてくれ。
青柳とは、とり貝……ばか貝とも呼ばれる、貝だそうだ。
鳥と馬鹿……鳥頭の事を馬鹿と表現することはあるが、そういう意味ではないだろう。
貝貝と来て、次は?
車エビが出てきた。これも養殖しているらしいが、ダンジョン農園の方でかなり広いエリアで養殖しているんだったな。軽く湯引きをされたのが捌かれ、身をひらかれシャリに乗せられて出てくる。
そういえば、甘エビでは生っぽいのを食べたことあるが、車エビの生は……食べたこと無いかな。
うまっ!
めっちゃ甘いんだけど……甘エビとは違う甘さがある。えっ? 伊勢えびの生も食べたことあるけど、こっちの方がエビの味が濃厚な気がする。うめえな。
次は、赤身・中トロ・大トロの3貫セットが出てきた。脂が強くなるので、左の赤身から食べるように進言された。
やっぱりマグロは美味いな。中トロは、程よく脂がのっているが、山葵とのバランスが良く美味いな。そして大トロは……脂は乗っているのだが、思っている以上にさっぱりしていた。こんなに美味しかったっけ?
「ご主人様、前にも同じような事言ってましたよ」
何となく覚えがあるな。
昔父親に連れていってもらったところで食べたお寿司で、他のはそこそこ美味かったのだが、大トロだけはただ脂……って感じで美味くなかったんだよね。思わず口に出してしまったくらい、美味しくなかったのだ。
オヤジは店主に謝っていたが、不味い物は不味いっていって何が悪いと、俺は心の中で思っていた。店を出た後に、オヤジも不味かったと言っていたが、口に出すのは店の人がいない所でって言われたのを覚えている。
次に出てきたのは、個人的に好きなアナゴだ。甘ダレを塗っている、大きな1枚を贅沢に食べる!
サーモン、いくら、ウニ、イカ等々、出されるお寿司を次々と食べていく。
満腹度が半分になった所で、何やら違うものが出てきた。
この形は、俺なら分かる。茶碗蒸しだな。お寿司屋でなんで茶碗蒸しを食べるのかは知らないが、何となく食べたくなってしまうのは、俺のサガなのだろうか?
美味いな~卵の濃厚な味と出汁のバランスが最強だな。
そのあとも色々なお寿司を堪能した。
上の子たちは、相談しながら決めていたが、下の子たちは3皿連続牛カルビ寿司を頼んでで笑ったな。同じのを頼んでいるのに、シンラのを狙うプラムとシオンは、相変わらずだったな。
今日一番テンションが高かったのは、ミリーっぽかったな。肉も好きだけど、魚も好きだからお寿司だけじゃなく、刺身も頼んでいた。メチャクチャお酒を飲みたそうにしていたが、夜じゃないから駄目だぞ。
この様子だと、夕食にも刺身や寿司を食べて、お酒を飲みそうな3人がいるな。
夜は気にしないでいいから、ゆっくりと飲んでくれ。
そう言えば、駐屯地の方では酒出るのかね? 飲食店のような物は今回無いけど、いつもならキャラバンが承認を連れてきて、お酒などを振舞うところがあるんだけどな。
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