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第2208話 詳細が詰められていく
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少し方向性を変えたので、もう一度グリエルたちの元へ戻ることにした。
「……かくかくしかじかうまうまぽん。という訳で、駐屯地の娯楽施設について相談しに戻ってきたよっと」
「どういう訳なのか、そのまえの良く分からない言葉の羅列はなんですか? 私たちを馬鹿にしているんですか?」
「ノリだよノリ。言葉には意味がないから深く考えても意味がないよ。っとまぁ、娯楽施設と呼んでるんだけど、仕様を少し変更したいと思って、2人に確認に来たわけだ。それと、後から来るゼニスにも協力をしてもらう予定なんあよね」
「レイリーさんとの話し合いは上手くいったようですね。話の流れからすると……私たちと話し合った施設とは、若干違う形になってしまったってことですか? そこまで大きく変えるような所は無かったと思いますが……」
グリエルは顎に手を当てながら考える素振りを見せている。ガリアは腕を組みやや上を見ながら考えているようだ。
「細かい話はゼニスが来てからになるけど、施設の内容は午前中に話した内容のままだぞ。施設の中身を変える感じかな?」
「ますます意味が分かりませんね。スーパー銭湯の中身なんて変えたとしても、いちいち報告に来るような内容でもないですし、スポーツジムも同じですよね。娼館か酒関係ですか? それもわざわざ相談しに来ますかね……」
グリエルは独り言をブツブツと言っている。俺も独り言言っている時は、あんな風に見えてるのかな?
「お酒の方は、ヴローツマインのフードコートのような感じにしようかと思ってね。大衆居酒屋風だと席の確保が難しくなりそうだし、キャパが大きすぎても困るから、自分でカウンターで注文して席へ運ぶ方式がいいんじゃないかなってね」
「あ~、あのお店ですか。ですが、1回1回お金を払うのは、面倒じゃないですか?」
「それの対策として、料理は銀貨1枚とかにして、量を調節して出す形にしようかと考えている。1人前として銀貨1枚は少し高いけど、2人前くらいの量にして、シェアするような形を取れたらって考えているんだよね。仲間内で来るだろうし、始めから告知しておけば、問題は無いんじゃないか?」
グリエルとガリアは、なるほど! と、俺の意見に納得してくれたようだ。
「1人で来る人も中に入るだろうから、盛り合わせみたいなメニューもあったらいいかもな。シェアが嫌な奴らもいるかもしれないから、個人で好みの盛り合わせを頼むのもありかもしれないね」
「食事はそれでもいいかもしれませんが、お酒はどうするんですか?」
「考えているのは、大ジョッキやピッチャーかな。お酒のボトルを買ってもらって、それを自分たちで好きなように割るのもいいかなって考えてる。そうなると、炭酸系のお酒は微妙になるから、ちょっと考えモノなんだけどね」
「容器に入れて密封しておかないと、気が抜けてしまいますからね。500ミリリットルのペットボトルを大銅貨1枚とかで販売するのはどうですかね? キンキンに冷やしておいて、自分たちで取りに来る感じですかね」
うん、悪くないかもしれないな。自動販売機のように、大銅貨1枚入れると購入できるような機械があれば、補充だけで済むからな。容量を大きくして、裏から補充できるようにしておけば、完璧なんじゃないか?
そんなことを話している間に、ゼニスが到着した。
初めから地下施設の事を説明して、地下施設に出稼ぎに来たい人がいないか、商会の関係各所に連絡をしてもらいたいことを伝えた。
「シュウ様の領地の人たちは、平均的に給金は高いですが、ガッツリと稼ぎたい人も中にはいますからね。娼館で働いている人の中には、病気の親のために一生懸命稼いでいる人たちもいますからね。治療院での治療は難しいですが、シュウ様たちなら治せるような病気だそうですが……」
「聞いたことあるな。過度に施すのは良くないってことで、俺たちが治療していないケースだったよな?」
目に見えるケガなどは、治療が簡単なのだが、病気の治療となると難易度が上がるのだ。風邪とか流行り病なんかは、勉強しており治療できるのだが、病気は上手くいっていないみたいなんだよな。それでも、ポーションなどを服用すれば、病気の状態でも日常生活はできるのだが、大変な物は大変なんだとか。
なので、病気の治療のためにお金を貯めている娼婦……娼婦に限らず、親のために頑張っている子どもたちがいるのだ。その人たちに、チャンスを与えるようなだろうか。
明確には言わないが、そういう事情を抱えている人がここにくるのなら、俺たちが治療してもいいかなとか考えている。もしくは、ランクの高い魔法薬を飲ませるのでも問題ないか。
そこらへんは、ゼニスとの相談になるんだけどな。
「では、私は声をかけると同時に、出張してくれる人たちの人物調査をすればいいんですね。手の空いている暗部をお借りしますが、よろしいですか?」
手が空いてるなら、鬼人たちに確認してから仕事を割り振ってくれよな。
商館だけでなく、酒場やスーパー銭湯、スポーツジムで働いてくれる人も募集してもらう予定だ。集まるまでは……ブラウニーたちにお願いして、限定的にオープンするのが現実的かな?
そこから2時間ほど、施設の中身について話し合いを行い、作る施設の大きさなどが決定する。
俺は話し合いをしながら、ダンジョンマスターのスキルを使って、施設の設計を行っていた。実際にどんな感じの施設になるのかを見ながら話せるのは、本当に便利だな。
プレゼンする時に、視覚に訴えるプレゼンが有効だから、言葉だけでなく資料を準備するんだろうな。
昔なんかの情報番組で資料を準備するのが大変、無茶振りされて残業した! みたいな話があったけど、何で残業してまで新しい資料を作る必要があるんだろ? って思ってたんだよな。上司の嫌がらせ? みたいなことも考えてたっけな。
実際に嫌がらせの部分がある人もいるだろうが、見てわかりやすい資料って言うのは大切だよな。
残業の部分で言えば、見積もりが甘いのか仕事量が多すぎるのか分からないが、残業してまで作らなくちゃいけない状況は、おそらく間違っていると思う。こういった話が良く出る職場は、仕事について見直すべきところがあるんじゃないかな。
関係ない事を考えていると、肩を叩かれる感覚で現実に引き戻された。
「休憩を入れましょう」
ブラウニーがいつの間にか、お茶の準備を始めていた。
「……かくかくしかじかうまうまぽん。という訳で、駐屯地の娯楽施設について相談しに戻ってきたよっと」
「どういう訳なのか、そのまえの良く分からない言葉の羅列はなんですか? 私たちを馬鹿にしているんですか?」
「ノリだよノリ。言葉には意味がないから深く考えても意味がないよ。っとまぁ、娯楽施設と呼んでるんだけど、仕様を少し変更したいと思って、2人に確認に来たわけだ。それと、後から来るゼニスにも協力をしてもらう予定なんあよね」
「レイリーさんとの話し合いは上手くいったようですね。話の流れからすると……私たちと話し合った施設とは、若干違う形になってしまったってことですか? そこまで大きく変えるような所は無かったと思いますが……」
グリエルは顎に手を当てながら考える素振りを見せている。ガリアは腕を組みやや上を見ながら考えているようだ。
「細かい話はゼニスが来てからになるけど、施設の内容は午前中に話した内容のままだぞ。施設の中身を変える感じかな?」
「ますます意味が分かりませんね。スーパー銭湯の中身なんて変えたとしても、いちいち報告に来るような内容でもないですし、スポーツジムも同じですよね。娼館か酒関係ですか? それもわざわざ相談しに来ますかね……」
グリエルは独り言をブツブツと言っている。俺も独り言言っている時は、あんな風に見えてるのかな?
「お酒の方は、ヴローツマインのフードコートのような感じにしようかと思ってね。大衆居酒屋風だと席の確保が難しくなりそうだし、キャパが大きすぎても困るから、自分でカウンターで注文して席へ運ぶ方式がいいんじゃないかなってね」
「あ~、あのお店ですか。ですが、1回1回お金を払うのは、面倒じゃないですか?」
「それの対策として、料理は銀貨1枚とかにして、量を調節して出す形にしようかと考えている。1人前として銀貨1枚は少し高いけど、2人前くらいの量にして、シェアするような形を取れたらって考えているんだよね。仲間内で来るだろうし、始めから告知しておけば、問題は無いんじゃないか?」
グリエルとガリアは、なるほど! と、俺の意見に納得してくれたようだ。
「1人で来る人も中に入るだろうから、盛り合わせみたいなメニューもあったらいいかもな。シェアが嫌な奴らもいるかもしれないから、個人で好みの盛り合わせを頼むのもありかもしれないね」
「食事はそれでもいいかもしれませんが、お酒はどうするんですか?」
「考えているのは、大ジョッキやピッチャーかな。お酒のボトルを買ってもらって、それを自分たちで好きなように割るのもいいかなって考えてる。そうなると、炭酸系のお酒は微妙になるから、ちょっと考えモノなんだけどね」
「容器に入れて密封しておかないと、気が抜けてしまいますからね。500ミリリットルのペットボトルを大銅貨1枚とかで販売するのはどうですかね? キンキンに冷やしておいて、自分たちで取りに来る感じですかね」
うん、悪くないかもしれないな。自動販売機のように、大銅貨1枚入れると購入できるような機械があれば、補充だけで済むからな。容量を大きくして、裏から補充できるようにしておけば、完璧なんじゃないか?
そんなことを話している間に、ゼニスが到着した。
初めから地下施設の事を説明して、地下施設に出稼ぎに来たい人がいないか、商会の関係各所に連絡をしてもらいたいことを伝えた。
「シュウ様の領地の人たちは、平均的に給金は高いですが、ガッツリと稼ぎたい人も中にはいますからね。娼館で働いている人の中には、病気の親のために一生懸命稼いでいる人たちもいますからね。治療院での治療は難しいですが、シュウ様たちなら治せるような病気だそうですが……」
「聞いたことあるな。過度に施すのは良くないってことで、俺たちが治療していないケースだったよな?」
目に見えるケガなどは、治療が簡単なのだが、病気の治療となると難易度が上がるのだ。風邪とか流行り病なんかは、勉強しており治療できるのだが、病気は上手くいっていないみたいなんだよな。それでも、ポーションなどを服用すれば、病気の状態でも日常生活はできるのだが、大変な物は大変なんだとか。
なので、病気の治療のためにお金を貯めている娼婦……娼婦に限らず、親のために頑張っている子どもたちがいるのだ。その人たちに、チャンスを与えるようなだろうか。
明確には言わないが、そういう事情を抱えている人がここにくるのなら、俺たちが治療してもいいかなとか考えている。もしくは、ランクの高い魔法薬を飲ませるのでも問題ないか。
そこらへんは、ゼニスとの相談になるんだけどな。
「では、私は声をかけると同時に、出張してくれる人たちの人物調査をすればいいんですね。手の空いている暗部をお借りしますが、よろしいですか?」
手が空いてるなら、鬼人たちに確認してから仕事を割り振ってくれよな。
商館だけでなく、酒場やスーパー銭湯、スポーツジムで働いてくれる人も募集してもらう予定だ。集まるまでは……ブラウニーたちにお願いして、限定的にオープンするのが現実的かな?
そこから2時間ほど、施設の中身について話し合いを行い、作る施設の大きさなどが決定する。
俺は話し合いをしながら、ダンジョンマスターのスキルを使って、施設の設計を行っていた。実際にどんな感じの施設になるのかを見ながら話せるのは、本当に便利だな。
プレゼンする時に、視覚に訴えるプレゼンが有効だから、言葉だけでなく資料を準備するんだろうな。
昔なんかの情報番組で資料を準備するのが大変、無茶振りされて残業した! みたいな話があったけど、何で残業してまで新しい資料を作る必要があるんだろ? って思ってたんだよな。上司の嫌がらせ? みたいなことも考えてたっけな。
実際に嫌がらせの部分がある人もいるだろうが、見てわかりやすい資料って言うのは大切だよな。
残業の部分で言えば、見積もりが甘いのか仕事量が多すぎるのか分からないが、残業してまで作らなくちゃいけない状況は、おそらく間違っていると思う。こういった話が良く出る職場は、仕事について見直すべきところがあるんじゃないかな。
関係ない事を考えていると、肩を叩かれる感覚で現実に引き戻された。
「休憩を入れましょう」
ブラウニーがいつの間にか、お茶の準備を始めていた。
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