2,311 / 2,518
第2311話 色々あっても頑張る
しおりを挟む
無心で大薙刀を振るってどれくらい経っただろうか?
よどみなく大薙刀を振り回すことはできているが、納得できるようなものではなかった。刀術だけになった時のシャドーでは、一体感になったような万能感があったが、次に刀を振った時にはできなくなっていた。
大薙刀はその万能感を味わっていないので、イメージしているこれが本当に正しいものなのか分からない。
1つの武器でも色々な流派があるから、正解なんてものは無いのだが、これが正しいのかと考えてしまう俺がいる。
大薙刀を振り回しながら、ぼやーっと変な考えが頭の中をよぎる。
そもそも、武器スキルによる知識って、何の流派が元になっているとかあるのだろうか?
魔法系のスキルもそうだが、スキルLvが上がるごとに知識や技術が増えていた。それはDPによる促成栽培の弊害で分かっていたことだ。そして、一定の知識と技術を得ればスキルLvが上がり、それに見合った知識や技術が手に入る。
結局のところ、足りない部分をスキルが補強してくれているわけだ。
じゃぁ、スキルって何よ? って話になるが、良く分からないとしか答えられない代物だな。
少し的外れかもしれないけど、レイリーが強い理由はスキルに頼らず地力を鍛えたからだろうか?
そういえば、昔編み出したスキルを繋げる技術も、最近はめっきり使わなくなっている。攻撃スキルで使う物と言えば、浸透勁と聖拳くらいだろう。あれは動きを強制するものではなく、魔法で言えば付与に近いものなので純粋に攻撃力をあげるという意味合いが強い。
聖拳と言えば、似たような技術で魔拳ってスキルもあったな。神のダンジョンだったか……そこのデーモン系の魔物が使っていた技術をパクったんだったな。
1つ考え始めたら、連鎖的に色々考え始めてしまった。
頭を切り替えるために、一度休憩を取ろう。
冷たいスポーツドリンクを持って来てくれたが、これを一気に飲むような真似はしない。本当は、冷たいまま一気に喉へ流し込みたいのだが、それをするとお腹に良くないからな。
キンキンに冷えたスポーツドリンクを口に含み、人肌くらいまで温まるのを待ち飲み込む。
何でこんな面倒なことをしているかというと、口の中に含んだスポーツドリンクに熱を吸収してもらうためだ。熱中症予防なんかにも効果的だ。1度も2度も一気に下がるわけではないが、口回りがひんやりすると意外に落ち着いた気分になるんだよね。
頭にも近いしクールダウンした気分になる。実際の効果のほどは知らないが、熱中症に関してはある程度信憑性の高い結果が出ていると聞いている。
予想より喉が渇いていたのか、15分程かけてだが500ミリリットルほどのスポーツドリンクを飲み切っていたが、まだまだ水分を欲している自分がいた。
それに妙に糖分が欲しい気持ちになってきた。スポーツドリンクだけでは足らなかったのか、甘いものが食べたくなってしまった。
時間を見ると11時を過ぎているので、さすがに軽食は出てこなかった。その代わりに、追加で王蜜で作ったハチミツレモンを持って来てくれた。
本当は良くないのだろうが、炭酸を加えてレモンスカッシュのようにしてもらっている。一気に飲まないための方法として炭酸を使った感じだな。多分、あれは口に含んだら一気に飲んでしまう自信があったので、ワンクッションできる炭酸をチョイスした。
体に張り付いたTシャツを脱いで、汗をぬぐってから新しいTシャツを着た。
時間になったら声をかけてほしいとブラウニーたちにお願いし、再びがむしゃらに大薙刀を振り回し始めた。
確立にして100回に1回ほどだろうか? イメージ通りに動けることがある。先ほどは気付いていなかったのだが、休憩をはさんで振り始めてから2回ほど、ビビビッと来る感覚があった。
これがイメージ通りに動かせた感動によるものなのか、この世界のナニカが関係しているのだろうか? 全く分からない。
とにかく振り続けることが、今できる事なのだろう。
ブラウニーに声をかけられるまでに、4回ほどビビビッと来た。大薙刀を振った回数が分からないので確立として出せないが、かなり低い確率だと思う。
さて食事だが、今朝いきなり予定を変更して、グリエルたちに集まってもらっているからな、シャワーだけ浴びてさっさと行かないとな。
俺がシャワーにはいれるように、速めに呼んでくれているのはさすがブラウニーである。用意する時間まで逆算してくれるからな。
準備を終えて、ゲートで移動する。
すでに昼食の準備を整っており、食べながらすぐにでも会議が始められる状態だ。
グリエルから初めに、今の時間までに集まった返事の内容の報告がされた。
約8割ほどが出席可能と連絡があったそうだ。問題は、残りの2割だな。
残りの内半分ずつに分かれているらしい。片方が都合が悪くて行けないので、申し訳ありませんだとさ。理由もなく都合が悪いって何ぞや? しっかりと理由を書くところまでが、今回の重要な緊急集会のを欠席するためのルールなのに、それがないのでは意味がない。
では、残りはというと……物理的な話で、用事で外へ出ていて帰れる場所にいないため、どうしたらいいかという相談だ。こいつらは、しっかり今回の会議の意味を分かっているな。
こいつらには、他の街にいるなら俺の商会へ行くように、もし街に商会が無かったり移動の途中であれば、速めに野営の準備に入るように伝え、時間になったら迎えに行くと連絡を入れさせる。
問題は、都合が悪いといった奴らだが、件の関係者が2都市分と2名だな。これを見る限り、この2都市は限りなく黒っぽいな。絶対に参加するように厳命している2都市が、都合が悪いって何ぞ? 逃げようとしてもすぐに細くできるから無駄なんだけどね。
すんなりと出頭する1都市は……もしかしたら、白かもしれないな。それは、話を聞いてから判断する必要があるけどね。
で、この意味不明な2人は……今連絡を入れたところ、電話越しにめっちゃ頭を下げているのが分かるほど、こちらに謝ってきた。
謝る前に事情を……そして、2人とも、妻が初出産で陣痛が始まっているらしい。うん、この2人は、特に容疑もないし働きぶりも真面目とのことで、今回は妻についておくように! でも、最後にしっかりと理由を書いていなかったことだけは注意しておく。
2人とも初めての子だから、気が動転していたのかもな。
よどみなく大薙刀を振り回すことはできているが、納得できるようなものではなかった。刀術だけになった時のシャドーでは、一体感になったような万能感があったが、次に刀を振った時にはできなくなっていた。
大薙刀はその万能感を味わっていないので、イメージしているこれが本当に正しいものなのか分からない。
1つの武器でも色々な流派があるから、正解なんてものは無いのだが、これが正しいのかと考えてしまう俺がいる。
大薙刀を振り回しながら、ぼやーっと変な考えが頭の中をよぎる。
そもそも、武器スキルによる知識って、何の流派が元になっているとかあるのだろうか?
魔法系のスキルもそうだが、スキルLvが上がるごとに知識や技術が増えていた。それはDPによる促成栽培の弊害で分かっていたことだ。そして、一定の知識と技術を得ればスキルLvが上がり、それに見合った知識や技術が手に入る。
結局のところ、足りない部分をスキルが補強してくれているわけだ。
じゃぁ、スキルって何よ? って話になるが、良く分からないとしか答えられない代物だな。
少し的外れかもしれないけど、レイリーが強い理由はスキルに頼らず地力を鍛えたからだろうか?
そういえば、昔編み出したスキルを繋げる技術も、最近はめっきり使わなくなっている。攻撃スキルで使う物と言えば、浸透勁と聖拳くらいだろう。あれは動きを強制するものではなく、魔法で言えば付与に近いものなので純粋に攻撃力をあげるという意味合いが強い。
聖拳と言えば、似たような技術で魔拳ってスキルもあったな。神のダンジョンだったか……そこのデーモン系の魔物が使っていた技術をパクったんだったな。
1つ考え始めたら、連鎖的に色々考え始めてしまった。
頭を切り替えるために、一度休憩を取ろう。
冷たいスポーツドリンクを持って来てくれたが、これを一気に飲むような真似はしない。本当は、冷たいまま一気に喉へ流し込みたいのだが、それをするとお腹に良くないからな。
キンキンに冷えたスポーツドリンクを口に含み、人肌くらいまで温まるのを待ち飲み込む。
何でこんな面倒なことをしているかというと、口の中に含んだスポーツドリンクに熱を吸収してもらうためだ。熱中症予防なんかにも効果的だ。1度も2度も一気に下がるわけではないが、口回りがひんやりすると意外に落ち着いた気分になるんだよね。
頭にも近いしクールダウンした気分になる。実際の効果のほどは知らないが、熱中症に関してはある程度信憑性の高い結果が出ていると聞いている。
予想より喉が渇いていたのか、15分程かけてだが500ミリリットルほどのスポーツドリンクを飲み切っていたが、まだまだ水分を欲している自分がいた。
それに妙に糖分が欲しい気持ちになってきた。スポーツドリンクだけでは足らなかったのか、甘いものが食べたくなってしまった。
時間を見ると11時を過ぎているので、さすがに軽食は出てこなかった。その代わりに、追加で王蜜で作ったハチミツレモンを持って来てくれた。
本当は良くないのだろうが、炭酸を加えてレモンスカッシュのようにしてもらっている。一気に飲まないための方法として炭酸を使った感じだな。多分、あれは口に含んだら一気に飲んでしまう自信があったので、ワンクッションできる炭酸をチョイスした。
体に張り付いたTシャツを脱いで、汗をぬぐってから新しいTシャツを着た。
時間になったら声をかけてほしいとブラウニーたちにお願いし、再びがむしゃらに大薙刀を振り回し始めた。
確立にして100回に1回ほどだろうか? イメージ通りに動けることがある。先ほどは気付いていなかったのだが、休憩をはさんで振り始めてから2回ほど、ビビビッと来る感覚があった。
これがイメージ通りに動かせた感動によるものなのか、この世界のナニカが関係しているのだろうか? 全く分からない。
とにかく振り続けることが、今できる事なのだろう。
ブラウニーに声をかけられるまでに、4回ほどビビビッと来た。大薙刀を振った回数が分からないので確立として出せないが、かなり低い確率だと思う。
さて食事だが、今朝いきなり予定を変更して、グリエルたちに集まってもらっているからな、シャワーだけ浴びてさっさと行かないとな。
俺がシャワーにはいれるように、速めに呼んでくれているのはさすがブラウニーである。用意する時間まで逆算してくれるからな。
準備を終えて、ゲートで移動する。
すでに昼食の準備を整っており、食べながらすぐにでも会議が始められる状態だ。
グリエルから初めに、今の時間までに集まった返事の内容の報告がされた。
約8割ほどが出席可能と連絡があったそうだ。問題は、残りの2割だな。
残りの内半分ずつに分かれているらしい。片方が都合が悪くて行けないので、申し訳ありませんだとさ。理由もなく都合が悪いって何ぞや? しっかりと理由を書くところまでが、今回の重要な緊急集会のを欠席するためのルールなのに、それがないのでは意味がない。
では、残りはというと……物理的な話で、用事で外へ出ていて帰れる場所にいないため、どうしたらいいかという相談だ。こいつらは、しっかり今回の会議の意味を分かっているな。
こいつらには、他の街にいるなら俺の商会へ行くように、もし街に商会が無かったり移動の途中であれば、速めに野営の準備に入るように伝え、時間になったら迎えに行くと連絡を入れさせる。
問題は、都合が悪いといった奴らだが、件の関係者が2都市分と2名だな。これを見る限り、この2都市は限りなく黒っぽいな。絶対に参加するように厳命している2都市が、都合が悪いって何ぞ? 逃げようとしてもすぐに細くできるから無駄なんだけどね。
すんなりと出頭する1都市は……もしかしたら、白かもしれないな。それは、話を聞いてから判断する必要があるけどね。
で、この意味不明な2人は……今連絡を入れたところ、電話越しにめっちゃ頭を下げているのが分かるほど、こちらに謝ってきた。
謝る前に事情を……そして、2人とも、妻が初出産で陣痛が始まっているらしい。うん、この2人は、特に容疑もないし働きぶりも真面目とのことで、今回は妻についておくように! でも、最後にしっかりと理由を書いていなかったことだけは注意しておく。
2人とも初めての子だから、気が動転していたのかもな。
0
あなたにおすすめの小説
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
スキル【レベル転生】でダンジョン無双
世界るい
ファンタジー
六年前、突如、異世界から魔王が来訪した。「暇だから我を愉しませろ」そう言って、地球上のありとあらゆる場所にダンジョンを作り、モンスターを放った。
そんな世界で十八歳となった獅堂辰巳は、ダンジョンに潜る者、ダンジョンモーラーとしての第一歩を踏み出し、ステータスを獲得する。だが、ステータスは最低値だし、パーティーを組むと経験値を獲得できない。スキルは【レベル転生】という特殊スキルが一つあるだけで、それもレベル100にならないと使えないときた。
そんな絶望的な状況下で、最弱のソロモーラーとしてダンジョンに挑み、天才的な戦闘センスを磨き続けるも、攻略は遅々として進まない。それでも諦めずチュートリアルダンジョンを攻略していたある日、一人の女性と出逢う。その運命的な出逢いによって辰巳のモーラー人生は一変していくのだが……それは本編で。
小説家になろう、カクヨムにて同時掲載
カクヨム ジャンル別ランキング【日間2位】【週間2位】
なろう ジャンル別ランキング【日間6位】【週間7位】
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる