2,347 / 2,518
第2347話 懐かしいやつ
しおりを挟む
口では遠慮していても、実際に準備して使わせてみると、ブラウニーたちにはかなりの高評価をもらえたと思う。近くで待機しているシルキーたちも、早くいきたい様子はあるが、ブラウニーたちの後でゆっくり見ると言っていたため、ここでうずうずしながら我慢している感じだな。
料理人であるこの子たちも、やはり調理に関わる道具は気になるようだな。いつもは厳しいシルキーたちだが、宝石を目の前にした女の子みたいにソワソワしているのが本当に微笑ましい。
ブラウニーたちもシルキーたちも、今日は新たな一面を見せてくれたな。
交代で来ていたブラウニーたちだが、夕食の準備の仕上げに入ったのか、夜番組と夕食の下ごしらえ組がラストで来て、これが終わったらシルキーたちが見て回るそうだ。
シルキーたちは、キッチンへの導入する調理器具の検討したり、自分たちの好みに合った包丁なども探してみるようだ。
明日には、家畜エリアのブラウニーたちも来るようで、解体用の刃物を見に来るようだな。前半に来ていたブラウニーたちも解体用のナイフなんかを見ていたけど、その子たちは家畜エリアの解体をしているメンバーではなかったのだろうか?
ブラウニーたちは、持ち回りで色々な部署に行っているので、解体エリアで働いていた子たちが解体用のナイフを見ていたようだ。基本的には家畜たちは解体エリアで解体されてから運ばれてくるのだが、中には解体前の状態で運ばれてくることもあるらしい。
内臓などは抜かれて皮も剝がされているのだが、それ以外はついたままの状態……テレビとかのワンシーンで、お肉がつるされているあのシーンに出てくる肉塊のような物でくるようだ。運ぶのは収納系のアイテムがあるから、気にならないみたいだな。
それ以外の肉系の材料はドロップ品になるので、簡単に言えば解体された後の部位でドロップする形だな。正直な所、オークの肉は美味いから食べるのは良いけど、魔物でも人型を解体しなければならないのであれば、かなりためらいそうだな。
こっちに来た時は、殴ることもためらっていたけど、今じゃ肉素材か駆逐の対象としか見てないし、人を殺すのにも慣れてしまったんだよな。
まぁ盗賊だったり税金を自分の金だと思っているクソ役人なんかは、人の形をしたゴミだと思っているから、人を殺すのとは違う心境なんだが、やっていることは結局のところ人殺しなんだよな。
救う方法の無い洗脳されたある街の殲滅は、救うためとは名目を打っているが、本当の所は自分たちを守るために殺してしまったからな。あれは、正直堪えたな。
適当の思考の果てに流れ着いた昔の事を思い出していると綾乃が、
「何遠い目をしてるのよ。なんかオッサンみたいに見えるわよ」
「ほっとけ、別に微笑ましく見ていて遠い目をしてたわけじゃない。ちょっと昔の事を思い出して、ナイーブになってただけだ」
似合わないとか言われたが、俺だってこういう時くらいはあるさ。バザールは食事を楽しんでいるようで、こちらには興味を示さず黙々と食べている。
アンデッドの癖に、生身の肉体にもなれるし、食事も味が分かるようになったから、食事をする時はこうやって黙々と食べることが多いんだよな。
毎食食べるというわけではなく、基本的には食べないのだが、俺とかと一緒にいる時に生身でいたら、かなりの量を食べるんだよな。味が感じられても、満腹は感じないので限界以上に食べる傾向がある。
食事を楽しむというよりは、味を楽しんでいる形なのかな?
不思議なことに、食べたモノはすべて消えてしまうので、元の骨姿に戻ってお腹の中にあった食べ物がボロりということはない。バザールが気になって試した結果分かった事だ。
どうやって消えたのかは不明。魔力枯渇で倒れた後の俺のお腹に近いのかもしれないな。あの時は食事量は増えたけど排便は普段より少なかったので、残りはどこに消えたのかは不明である。
さて、ここでのんびりするのを止めて、移動しますかね。
特に目的があるわけでもないが、ここはシルキーとブラウニーたちの場所なので、納品に来る時か拡張する時とか依頼された時くらいしか、来ることが無くなるだろう。
未練があるわけでもないので、ササッと移動をするだけでおわり。移動用のゲートは、各街にいるブラウニーたちにも利用できるように、ゲートだけを作っているマイワールドの一角に改めて設置する。
ブラウニーたちに声をかけているが、俺の言葉を聞いているかは不明だ。あのマイワールドに出れば分かるだろうから、放置しておいた。
綾乃とバザールは、自分たちの工房へ戻るようで途中で別れた。
どこへ行こうか悩んでいると、足元で引っ張られる感覚が……
相変わらずどうやって引っ張っているか分からないが、スライムが俺にこっちこいをしている。どこに連れていくのかと思えば、従魔たちがくつろげるように作ったマイワールドに連れてこられた。
何がしたいのかは不明だが、突いていくことにした。
もっちもっちと移動する姿は、なんだか愛嬌があるから可愛いのだが、蛇の移動と違い良く分からない動きで滑っているように見えるので、相変わらず謎の多い生き物だ。
マイワールドには普段見ない従魔たちがくつろいでおり、俺が来たことで一吠えするが、それで挨拶が満足したのか、寝てたものは寝て、遊んでいたものは遊びを続けた。
相変わらず自由な奴らだな誰に似たんだかな。
さてさて、何がしたくてここへ連れてきたんだろうか?
各種族ごとに作った休憩ハウスと、共同で使える大きな共同ハウスがあるのだが、共同の方へ連れていかれるようだな。
一番いい場所で寝ていたのは……久しく見なかった、コウとソウの2匹だった。
でもさ、俺が知っている2匹の姿じゃねえんだよな。尻尾の数も4本に増えているし、俺の腕におさまっていた2匹は俺と同じくらい大きくなっていた。でも、何で2匹かと分かるのかは、大きさや尻尾の数は変わったが、俺の知っている2匹の姿だったからな。
でも、尻尾の数が中途半端なんだよな。2~3本ではなく9本でもなく、4本というあたりがこいつららしいと言えばらしいか。
何で呼ばれたのか確認をすると、どうやら疲れている俺をねぎらいたいのか、一緒に寝ようということらしい。もう少しで夕食なのだが、久しぶりにこいつらにあったから一緒にいたい気持ちもある……
ということで、一緒についてきたダマに伝言を頼むことにした。
料理人であるこの子たちも、やはり調理に関わる道具は気になるようだな。いつもは厳しいシルキーたちだが、宝石を目の前にした女の子みたいにソワソワしているのが本当に微笑ましい。
ブラウニーたちもシルキーたちも、今日は新たな一面を見せてくれたな。
交代で来ていたブラウニーたちだが、夕食の準備の仕上げに入ったのか、夜番組と夕食の下ごしらえ組がラストで来て、これが終わったらシルキーたちが見て回るそうだ。
シルキーたちは、キッチンへの導入する調理器具の検討したり、自分たちの好みに合った包丁なども探してみるようだ。
明日には、家畜エリアのブラウニーたちも来るようで、解体用の刃物を見に来るようだな。前半に来ていたブラウニーたちも解体用のナイフなんかを見ていたけど、その子たちは家畜エリアの解体をしているメンバーではなかったのだろうか?
ブラウニーたちは、持ち回りで色々な部署に行っているので、解体エリアで働いていた子たちが解体用のナイフを見ていたようだ。基本的には家畜たちは解体エリアで解体されてから運ばれてくるのだが、中には解体前の状態で運ばれてくることもあるらしい。
内臓などは抜かれて皮も剝がされているのだが、それ以外はついたままの状態……テレビとかのワンシーンで、お肉がつるされているあのシーンに出てくる肉塊のような物でくるようだ。運ぶのは収納系のアイテムがあるから、気にならないみたいだな。
それ以外の肉系の材料はドロップ品になるので、簡単に言えば解体された後の部位でドロップする形だな。正直な所、オークの肉は美味いから食べるのは良いけど、魔物でも人型を解体しなければならないのであれば、かなりためらいそうだな。
こっちに来た時は、殴ることもためらっていたけど、今じゃ肉素材か駆逐の対象としか見てないし、人を殺すのにも慣れてしまったんだよな。
まぁ盗賊だったり税金を自分の金だと思っているクソ役人なんかは、人の形をしたゴミだと思っているから、人を殺すのとは違う心境なんだが、やっていることは結局のところ人殺しなんだよな。
救う方法の無い洗脳されたある街の殲滅は、救うためとは名目を打っているが、本当の所は自分たちを守るために殺してしまったからな。あれは、正直堪えたな。
適当の思考の果てに流れ着いた昔の事を思い出していると綾乃が、
「何遠い目をしてるのよ。なんかオッサンみたいに見えるわよ」
「ほっとけ、別に微笑ましく見ていて遠い目をしてたわけじゃない。ちょっと昔の事を思い出して、ナイーブになってただけだ」
似合わないとか言われたが、俺だってこういう時くらいはあるさ。バザールは食事を楽しんでいるようで、こちらには興味を示さず黙々と食べている。
アンデッドの癖に、生身の肉体にもなれるし、食事も味が分かるようになったから、食事をする時はこうやって黙々と食べることが多いんだよな。
毎食食べるというわけではなく、基本的には食べないのだが、俺とかと一緒にいる時に生身でいたら、かなりの量を食べるんだよな。味が感じられても、満腹は感じないので限界以上に食べる傾向がある。
食事を楽しむというよりは、味を楽しんでいる形なのかな?
不思議なことに、食べたモノはすべて消えてしまうので、元の骨姿に戻ってお腹の中にあった食べ物がボロりということはない。バザールが気になって試した結果分かった事だ。
どうやって消えたのかは不明。魔力枯渇で倒れた後の俺のお腹に近いのかもしれないな。あの時は食事量は増えたけど排便は普段より少なかったので、残りはどこに消えたのかは不明である。
さて、ここでのんびりするのを止めて、移動しますかね。
特に目的があるわけでもないが、ここはシルキーとブラウニーたちの場所なので、納品に来る時か拡張する時とか依頼された時くらいしか、来ることが無くなるだろう。
未練があるわけでもないので、ササッと移動をするだけでおわり。移動用のゲートは、各街にいるブラウニーたちにも利用できるように、ゲートだけを作っているマイワールドの一角に改めて設置する。
ブラウニーたちに声をかけているが、俺の言葉を聞いているかは不明だ。あのマイワールドに出れば分かるだろうから、放置しておいた。
綾乃とバザールは、自分たちの工房へ戻るようで途中で別れた。
どこへ行こうか悩んでいると、足元で引っ張られる感覚が……
相変わらずどうやって引っ張っているか分からないが、スライムが俺にこっちこいをしている。どこに連れていくのかと思えば、従魔たちがくつろげるように作ったマイワールドに連れてこられた。
何がしたいのかは不明だが、突いていくことにした。
もっちもっちと移動する姿は、なんだか愛嬌があるから可愛いのだが、蛇の移動と違い良く分からない動きで滑っているように見えるので、相変わらず謎の多い生き物だ。
マイワールドには普段見ない従魔たちがくつろいでおり、俺が来たことで一吠えするが、それで挨拶が満足したのか、寝てたものは寝て、遊んでいたものは遊びを続けた。
相変わらず自由な奴らだな誰に似たんだかな。
さてさて、何がしたくてここへ連れてきたんだろうか?
各種族ごとに作った休憩ハウスと、共同で使える大きな共同ハウスがあるのだが、共同の方へ連れていかれるようだな。
一番いい場所で寝ていたのは……久しく見なかった、コウとソウの2匹だった。
でもさ、俺が知っている2匹の姿じゃねえんだよな。尻尾の数も4本に増えているし、俺の腕におさまっていた2匹は俺と同じくらい大きくなっていた。でも、何で2匹かと分かるのかは、大きさや尻尾の数は変わったが、俺の知っている2匹の姿だったからな。
でも、尻尾の数が中途半端なんだよな。2~3本ではなく9本でもなく、4本というあたりがこいつららしいと言えばらしいか。
何で呼ばれたのか確認をすると、どうやら疲れている俺をねぎらいたいのか、一緒に寝ようということらしい。もう少しで夕食なのだが、久しぶりにこいつらにあったから一緒にいたい気持ちもある……
ということで、一緒についてきたダマに伝言を頼むことにした。
0
あなたにおすすめの小説
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる