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第2414話 一番厄介な敵
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「シュウ、向こうが使うかわからないけど、こっちも地球の兵器を使うことを考えておいたほうがいいんじゃない? 使わないにしても、備えておいたほうがいいんじゃない? 放射能は勘弁してもらいたいけど、汚染がないタイプなら、使った後にダンジョンマスターの能力でもとに戻せるでしょ」
ふむ、言われてみればそうだな。土の汚染とかなら全部取り除いて新しいのを出せば、実質無害化できるんだよな。それでも放射能は除去しきれないと思うので、さすがに使うわけにはいかない。
「そうだな、空気を汚染しないタイプの兵器を考えるか」
「ナパームでいいでござらんか? あれは粘着性の強い可燃物を使っているのではござらんか? それをばらまいて、燃やしてしまえばいいでござるよ。それで窒息死で全部殺せるでござるよ」
「サーモバリック爆弾でもいいか?」
「サーモ? あ~、燃料帰化爆弾とかいうやつね。あれの熱なら、高レベルでも死ぬの?」
「あれって、高熱・高圧・無酸素だから、死ぬっぽいんだよね。圧力に関しては閉鎖空間でなければ、ただの衝撃波だからな。どのくらい効果があるかは分からないな。大半は戦闘不能にできるんじゃないかな? 壁に隠れていれば衝撃波は何とかなるかな? でもどうやって爆発させる?」
「飛行系の魔物に上空から落としてもらえばいいんじゃない? 使う時と同じように、高高度から落とせば運ぶ魔物に影響ないでしょ」
なるほど、頭いい。飛行機で運用するものだと思ってたから、飛行系の魔物で使う方法を考えつかなかったわ。
「おそらく大丈夫だろうけど、熱に強くてレベルの高い、レッドドラゴンを引っ張り出すか。バッハが暇つぶしに鍛えてたやつを使うか。どうせマイワールドの中で飛んで遊んでるだけだろうしな」
バッハに限らず、暇つぶしに自分より弱い魔物を育てて遊ぶ……というのは語弊があるが、鍛えていることがあり、その1匹のレッドドラゴンが強くなりすぎたので、ダンジョンで使うには微妙になってしまい、従魔用のマイワールドでのんびりさせているのを使おうという話だ。
「どうせなら衝撃波を利用して、手榴弾みたいに破片を飛ばすようにしてもいいのではござらんか? どうやって巻き付けるかは後で考えるとするでござるが、銃ではないから減算効果も入らないでござるな」
手榴弾の数十倍の爆風に鉄片とかを突っ込むのか。ありえないくらい強い衝撃波に乗せるから、やばい威力になりそうだな。十全に威力が乗らなかったとしても、かなりの威力にはなりだろう。
「それ採用。向こうがおかしなことをしてきたら、目には目を歯には歯を、の精神でやってしまうか」
サーモバリック爆弾を準備して、周りに粘土に鉄片や釘などを混ぜ込んで貼り付けていく。これでどのくらいの効果があるかわからないが、最後にラップを使ってグルグル巻きにしておいた。
爆発の勢いで多分、全部吹き飛んでくれるだろう。
「兵器のほうはこれ以外は、バザールのナパームの中の液体も大量に準備していくか」
「この2つでダメだったら、人造ゴーレムとS級スケルトンで直接仕留める形になるのかな?」
おそらくそうなるだろうな。他に使うのも微妙かもしれないけど、ナパームが燃え広がっている炎の中で活動できる、人造ゴーレムとS級スケルトンだから、問題はないはず。
「念のために、もう1つくらい兵器を用意しておいたほうがいいんじゃない?」
綾乃は、この2つでも生き残る敵がいることを前提に、もう1つ兵器を準備したほうがいいのでは? と主張している。
正直なところ、この2つと人造ゴーレム・S級スケルトンの攻撃で生き残れるやつに、勝てる気がしないのだが……やるとすれば、毒くらいか?
「じゃぁ、クダスンデスを散布するか。あれなら毒無効化も効かないし、この2つで死なない敵がいたら最適な方法かもしれないな」
これしか方法が思いつかなかったが、急に思いついたにしてはかなりいい案なのではないだろうか。
効果が表れるまでに多少時間はあるけど、魔法薬の一種なので誤算範囲だと思う。人間以外にも生物系の魔物には効果があったので、植物やゴーレムのような魔法生物とかでない限りは……
「あぁ、植物系は炎でなんとかなるけど、魔法生物のゴーレムやスライムだった場合はクダスンデスがきかないけど、人造ゴーレムやS級スケルトンに対抗できる前提の話だったら、あいつらには何が効くんだ?」
「ニコさんから増殖したスライムでもない限り、突破されることはないと思うでござるが、いた場合はどうするでござるか……」
あんな規格外なスライムが、あいつら以外にいるはずがないのだが、想定する敵として一番厄介な相手だろうな。
3人ともニコから発生したスライムのことを考えると、無言になってしまった。
敵に回したら一番厄介な魔物は、ニコたちスライムだろう。今まで気付かないふりをしていただけで、直視してしまった今……どうにもならないな。
ニコが出てきた場合は、もう隔離する以外に方法がないんだよな。あいつらが群れたら、倒せる気がしないんだよ。
「そこまでの規格外の敵が出たら、マイワールドへ隔離しよう。人間が範囲に入ってなければ交換可能だから、それで飛ばそう。クダスンデスも効かなかったら隔離にしよう」
臭い物に蓋には蓋をしよう。もう、見なかったことにする。
後は、レイリーが俺に交代を申し出るタイミングを決める必要がありそうだな。あまり、粘られて死人が増えても困るので、きちんとラインを決めておかないとな。
ふむ、言われてみればそうだな。土の汚染とかなら全部取り除いて新しいのを出せば、実質無害化できるんだよな。それでも放射能は除去しきれないと思うので、さすがに使うわけにはいかない。
「そうだな、空気を汚染しないタイプの兵器を考えるか」
「ナパームでいいでござらんか? あれは粘着性の強い可燃物を使っているのではござらんか? それをばらまいて、燃やしてしまえばいいでござるよ。それで窒息死で全部殺せるでござるよ」
「サーモバリック爆弾でもいいか?」
「サーモ? あ~、燃料帰化爆弾とかいうやつね。あれの熱なら、高レベルでも死ぬの?」
「あれって、高熱・高圧・無酸素だから、死ぬっぽいんだよね。圧力に関しては閉鎖空間でなければ、ただの衝撃波だからな。どのくらい効果があるかは分からないな。大半は戦闘不能にできるんじゃないかな? 壁に隠れていれば衝撃波は何とかなるかな? でもどうやって爆発させる?」
「飛行系の魔物に上空から落としてもらえばいいんじゃない? 使う時と同じように、高高度から落とせば運ぶ魔物に影響ないでしょ」
なるほど、頭いい。飛行機で運用するものだと思ってたから、飛行系の魔物で使う方法を考えつかなかったわ。
「おそらく大丈夫だろうけど、熱に強くてレベルの高い、レッドドラゴンを引っ張り出すか。バッハが暇つぶしに鍛えてたやつを使うか。どうせマイワールドの中で飛んで遊んでるだけだろうしな」
バッハに限らず、暇つぶしに自分より弱い魔物を育てて遊ぶ……というのは語弊があるが、鍛えていることがあり、その1匹のレッドドラゴンが強くなりすぎたので、ダンジョンで使うには微妙になってしまい、従魔用のマイワールドでのんびりさせているのを使おうという話だ。
「どうせなら衝撃波を利用して、手榴弾みたいに破片を飛ばすようにしてもいいのではござらんか? どうやって巻き付けるかは後で考えるとするでござるが、銃ではないから減算効果も入らないでござるな」
手榴弾の数十倍の爆風に鉄片とかを突っ込むのか。ありえないくらい強い衝撃波に乗せるから、やばい威力になりそうだな。十全に威力が乗らなかったとしても、かなりの威力にはなりだろう。
「それ採用。向こうがおかしなことをしてきたら、目には目を歯には歯を、の精神でやってしまうか」
サーモバリック爆弾を準備して、周りに粘土に鉄片や釘などを混ぜ込んで貼り付けていく。これでどのくらいの効果があるかわからないが、最後にラップを使ってグルグル巻きにしておいた。
爆発の勢いで多分、全部吹き飛んでくれるだろう。
「兵器のほうはこれ以外は、バザールのナパームの中の液体も大量に準備していくか」
「この2つでダメだったら、人造ゴーレムとS級スケルトンで直接仕留める形になるのかな?」
おそらくそうなるだろうな。他に使うのも微妙かもしれないけど、ナパームが燃え広がっている炎の中で活動できる、人造ゴーレムとS級スケルトンだから、問題はないはず。
「念のために、もう1つくらい兵器を用意しておいたほうがいいんじゃない?」
綾乃は、この2つでも生き残る敵がいることを前提に、もう1つ兵器を準備したほうがいいのでは? と主張している。
正直なところ、この2つと人造ゴーレム・S級スケルトンの攻撃で生き残れるやつに、勝てる気がしないのだが……やるとすれば、毒くらいか?
「じゃぁ、クダスンデスを散布するか。あれなら毒無効化も効かないし、この2つで死なない敵がいたら最適な方法かもしれないな」
これしか方法が思いつかなかったが、急に思いついたにしてはかなりいい案なのではないだろうか。
効果が表れるまでに多少時間はあるけど、魔法薬の一種なので誤算範囲だと思う。人間以外にも生物系の魔物には効果があったので、植物やゴーレムのような魔法生物とかでない限りは……
「あぁ、植物系は炎でなんとかなるけど、魔法生物のゴーレムやスライムだった場合はクダスンデスがきかないけど、人造ゴーレムやS級スケルトンに対抗できる前提の話だったら、あいつらには何が効くんだ?」
「ニコさんから増殖したスライムでもない限り、突破されることはないと思うでござるが、いた場合はどうするでござるか……」
あんな規格外なスライムが、あいつら以外にいるはずがないのだが、想定する敵として一番厄介な相手だろうな。
3人ともニコから発生したスライムのことを考えると、無言になってしまった。
敵に回したら一番厄介な魔物は、ニコたちスライムだろう。今まで気付かないふりをしていただけで、直視してしまった今……どうにもならないな。
ニコが出てきた場合は、もう隔離する以外に方法がないんだよな。あいつらが群れたら、倒せる気がしないんだよ。
「そこまでの規格外の敵が出たら、マイワールドへ隔離しよう。人間が範囲に入ってなければ交換可能だから、それで飛ばそう。クダスンデスも効かなかったら隔離にしよう」
臭い物に蓋には蓋をしよう。もう、見なかったことにする。
後は、レイリーが俺に交代を申し出るタイミングを決める必要がありそうだな。あまり、粘られて死人が増えても困るので、きちんとラインを決めておかないとな。
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