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第2418話 一応順調?
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チビ神からは大した情報を得られなかったが、無幻爆弾は神が干渉している証拠なので、素早く対応する必要がある。
バザールと綾乃に声をかけて、毒などの書き出しに回る前に、レイリーへ報告することにした。
また階段を上り、レイリーたちのいる場所へ。
「レイリー、緊急事態だ。これから俺が指揮を執ることになったから、すぐに撤退を開始してほしい」
「!? 何か危険なものでも持ち込まれていたのですか?」
俺は周囲を確認し、防音結界を使い周囲へ音が拡散しないようにした。
それを見たレイリーは、そこまで必要があることなのか、疑問を感じているようだ。地球の兵器があるからといって、このような対応にはならない。うちの軍では、普通に知識として教えるものも多いからな。
「神が関与しているみたいで、無幻爆弾が発見された。そして、自爆特攻用だとおもわれる奴隷の首輪をつけていて、麻薬を使われている可能性が高い高レベルの人間を複数人確認した。あの爆弾には、何も通用しないから、今すぐに撤退準備を始めてほしい。準備ができ次第、ゲートでディストピアへ帰還するように」
レイリーの目が見開かれ、信じられないといった表情をしている。
無幻爆弾の危険性を理解しているレイリー。実際に爆発のあった場所へいき、あの惨状をみている。抵抗できずに人造ゴーレムやS級スケルトンだけでなく、空間がぽっかりと切り取られたようなあの現場を……
何が起きたのかは見れば分かるが、どういう原理なのかは俺にもわからない。空間を消滅あるいは、空間を切り取ったような状況は俺にもよくわからん。
レイリーも理解できるわけではないが、ものが消えるということは分かったいたよな。
少し固まっていた時間はあるが、すぐに持ち直したレイリーはすぐに副官たちに指示を出して、全兵士の移動を命じた。だが、俺の言ったディストピアへの撤退ではなく、近くの街への撤退だった。
理由を問い詰めたところ、あの爆弾があれば壁などあってないようなもの。何かあり街のほうへ行ってしまった場合、それを遅らせるための人員だそうだ。軍人の命より街の人間の命が優先だとのこと。
確かにその通りではあるが、無為に通すつもりなどない。
軍はレイリーに任せて撤退させる。その後のことは、グリエルたちとも相談してほしいと言って、俺は次の対策を始めることにした。
「おかえり、麻薬とかも書き込んだから、調べるのにはかなり時間がかかるけど、有名どころは大体抑えたわ。あの爆弾の前だと、私の人造ゴーレムたちでも無力だけど、どうするの?」
「今回も、シリウス君に来てもらおうかと思ってる。めぐちゃんは子どもたちから離れないだろうから、使い捨てられる便利な戦力であるダゴンを補助に使おうと思ってる。シリウス君は安全な位置から、ダゴンは死んでもいいから前線にって感じだな」
「それならば、水の中で動ける戦力も追加してみてはいかがでござるか? 無幻爆弾で倒したところで経験値が入るわけではないでござるから、シリウス君やダゴンの水の中に戦力を入れておくのはありだと思うでござる」
「できれば水陸両用が使いやすいか? となると、バザールともリンクできる、骨ゲーターを久しぶりに実践に使うか。バザール、あれって使いにくいか?」
「命令を出すだけでござるから、特に問題ないでござる。直接動かすとなるとかなり大変でござるが、おおざっぱな命令でもなんとかなるでござるから、何の問題もないでござるね」
うむ、便利な奴だな。
湖に放している骨ゲーターは、魔物から海産物を守る役割を担っているので、外すことが出来ないから……新しく大量に召喚しますかね。あいつらなら、意地にお金もかからないし特に気にする必要もないだろう。
バザールの目の役割もあるので、数は多めに……
「シュウ、暗部の鬼人さんたちはもう撤収してるの?」
召喚作業を行っていると、綾乃が俺に質問してきた。レイリーは軍のトップだから、軍に命令を出しているだろうが、鬼人たちは軍属ではないので、俺の命令を今も実行している……
慌てて連絡を取り、全員に帰還命令を出す。街に戻ってくるコースだと、敵軍と遭遇する可能性があるので、いくつかの部隊に分かれて、離れるように移動する命令を出す。その先に帰還用のゲートを作っておくから、移動が終わった部隊から連絡をするように指示しておく。
ふ~、綾乃が気付いてくれて助かった。そうでなければ、一番危険な場所で偵察させることになったわ……いや、すでに一番危険な場所だったな。
シリウス君は、俺から言うのと娘たちからお願いされるのでは、やる気に雲泥の差があるので、娘たちを通してお願いしてもらうことにしている。
お願いして5分もしないうちに、ゲートを通って飛んできた。物理的にも飛んでいるので、すごい勢いだった。
娘たちに俺が危険だから、急いで合流して手助けしてほしいとお願いされたようで、慌ててきたけど何をするかまでは理解していないようだ。
知っているか不明だったので、シリウス君には1から無幻爆弾について説明した。
そんな危険なものがあるなら、遠隔操作で水を操れる自分が呼ばれたのも納得らしい。無幻爆弾の原理は分からなくても、自分を殺すことのできる兵器だということは理解したようで、危険性を感じて積極的に協力してもらえるようだ。
シリウス君はすぐに、召喚しておいてダゴンと骨ゲーターを連れて、配置について話し始めたようだ。骨ゲーターは、バザールの目の役割もあるから、バザールも混ぜてやってくれ。
ほかにできることは……
「あぁ、そっか。自爆用の人間が間違って起動したときのことを考えて、勇者とダンジョンマスターは来ていないのね。最悪死んでも替えがきく仲間に任せているのかな。その仲間も可能な限り影響がないように離れているもんね」
なるほどな。奴隷の首輪では、命令に従わせることはできるけど、命令に対して拒否的だとペナルティが科せられるだけで、完全な抑止力にはならないから、ペナルティ覚悟で自爆されないように、麻薬漬けにして考える力や反抗する力も削いだんだろうな。
それでももしものために、無幻爆弾を渡すのは自分たちでやらないってことか。
よく考えているクズだな。
バザールと綾乃に声をかけて、毒などの書き出しに回る前に、レイリーへ報告することにした。
また階段を上り、レイリーたちのいる場所へ。
「レイリー、緊急事態だ。これから俺が指揮を執ることになったから、すぐに撤退を開始してほしい」
「!? 何か危険なものでも持ち込まれていたのですか?」
俺は周囲を確認し、防音結界を使い周囲へ音が拡散しないようにした。
それを見たレイリーは、そこまで必要があることなのか、疑問を感じているようだ。地球の兵器があるからといって、このような対応にはならない。うちの軍では、普通に知識として教えるものも多いからな。
「神が関与しているみたいで、無幻爆弾が発見された。そして、自爆特攻用だとおもわれる奴隷の首輪をつけていて、麻薬を使われている可能性が高い高レベルの人間を複数人確認した。あの爆弾には、何も通用しないから、今すぐに撤退準備を始めてほしい。準備ができ次第、ゲートでディストピアへ帰還するように」
レイリーの目が見開かれ、信じられないといった表情をしている。
無幻爆弾の危険性を理解しているレイリー。実際に爆発のあった場所へいき、あの惨状をみている。抵抗できずに人造ゴーレムやS級スケルトンだけでなく、空間がぽっかりと切り取られたようなあの現場を……
何が起きたのかは見れば分かるが、どういう原理なのかは俺にもわからない。空間を消滅あるいは、空間を切り取ったような状況は俺にもよくわからん。
レイリーも理解できるわけではないが、ものが消えるということは分かったいたよな。
少し固まっていた時間はあるが、すぐに持ち直したレイリーはすぐに副官たちに指示を出して、全兵士の移動を命じた。だが、俺の言ったディストピアへの撤退ではなく、近くの街への撤退だった。
理由を問い詰めたところ、あの爆弾があれば壁などあってないようなもの。何かあり街のほうへ行ってしまった場合、それを遅らせるための人員だそうだ。軍人の命より街の人間の命が優先だとのこと。
確かにその通りではあるが、無為に通すつもりなどない。
軍はレイリーに任せて撤退させる。その後のことは、グリエルたちとも相談してほしいと言って、俺は次の対策を始めることにした。
「おかえり、麻薬とかも書き込んだから、調べるのにはかなり時間がかかるけど、有名どころは大体抑えたわ。あの爆弾の前だと、私の人造ゴーレムたちでも無力だけど、どうするの?」
「今回も、シリウス君に来てもらおうかと思ってる。めぐちゃんは子どもたちから離れないだろうから、使い捨てられる便利な戦力であるダゴンを補助に使おうと思ってる。シリウス君は安全な位置から、ダゴンは死んでもいいから前線にって感じだな」
「それならば、水の中で動ける戦力も追加してみてはいかがでござるか? 無幻爆弾で倒したところで経験値が入るわけではないでござるから、シリウス君やダゴンの水の中に戦力を入れておくのはありだと思うでござる」
「できれば水陸両用が使いやすいか? となると、バザールともリンクできる、骨ゲーターを久しぶりに実践に使うか。バザール、あれって使いにくいか?」
「命令を出すだけでござるから、特に問題ないでござる。直接動かすとなるとかなり大変でござるが、おおざっぱな命令でもなんとかなるでござるから、何の問題もないでござるね」
うむ、便利な奴だな。
湖に放している骨ゲーターは、魔物から海産物を守る役割を担っているので、外すことが出来ないから……新しく大量に召喚しますかね。あいつらなら、意地にお金もかからないし特に気にする必要もないだろう。
バザールの目の役割もあるので、数は多めに……
「シュウ、暗部の鬼人さんたちはもう撤収してるの?」
召喚作業を行っていると、綾乃が俺に質問してきた。レイリーは軍のトップだから、軍に命令を出しているだろうが、鬼人たちは軍属ではないので、俺の命令を今も実行している……
慌てて連絡を取り、全員に帰還命令を出す。街に戻ってくるコースだと、敵軍と遭遇する可能性があるので、いくつかの部隊に分かれて、離れるように移動する命令を出す。その先に帰還用のゲートを作っておくから、移動が終わった部隊から連絡をするように指示しておく。
ふ~、綾乃が気付いてくれて助かった。そうでなければ、一番危険な場所で偵察させることになったわ……いや、すでに一番危険な場所だったな。
シリウス君は、俺から言うのと娘たちからお願いされるのでは、やる気に雲泥の差があるので、娘たちを通してお願いしてもらうことにしている。
お願いして5分もしないうちに、ゲートを通って飛んできた。物理的にも飛んでいるので、すごい勢いだった。
娘たちに俺が危険だから、急いで合流して手助けしてほしいとお願いされたようで、慌ててきたけど何をするかまでは理解していないようだ。
知っているか不明だったので、シリウス君には1から無幻爆弾について説明した。
そんな危険なものがあるなら、遠隔操作で水を操れる自分が呼ばれたのも納得らしい。無幻爆弾の原理は分からなくても、自分を殺すことのできる兵器だということは理解したようで、危険性を感じて積極的に協力してもらえるようだ。
シリウス君はすぐに、召喚しておいてダゴンと骨ゲーターを連れて、配置について話し始めたようだ。骨ゲーターは、バザールの目の役割もあるから、バザールも混ぜてやってくれ。
ほかにできることは……
「あぁ、そっか。自爆用の人間が間違って起動したときのことを考えて、勇者とダンジョンマスターは来ていないのね。最悪死んでも替えがきく仲間に任せているのかな。その仲間も可能な限り影響がないように離れているもんね」
なるほどな。奴隷の首輪では、命令に従わせることはできるけど、命令に対して拒否的だとペナルティが科せられるだけで、完全な抑止力にはならないから、ペナルティ覚悟で自爆されないように、麻薬漬けにして考える力や反抗する力も削いだんだろうな。
それでももしものために、無幻爆弾を渡すのは自分たちでやらないってことか。
よく考えているクズだな。
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