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第二章 レーナス帝国編
第76話 再会
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「ヒッヒッヒッ!完成したぞ!これで…。」
白髪の研究者は、自分の手にした装置を満足げに眺めた。
彼は既に一つの研究を完成させて、新たな研究の元になる技法を思いついたのだ。
「これなら閣下にも喜んで貰えるはずだ。おい、お前たち!兵器を装置にセットしろ!」
「はい!」
◇ ◇ ◇
私たちがラボに連れてこられてから、数日が経った。
あれから何かされることはなかったが、時々男性の悲鳴のような声が聞こえてくることがあり、怯えたジュリアを何度も宥めることになった。
私は聞きなれない音に目を覚ます。
「何処だ…?ここは…?」
目覚めると、手足が意味不明な装置に固定されており、身動きが取れなくなっている。
私の隣には同様な装置があり、ジュリアも固定されていた。
ここは研究室の一室のようだ。意味不明の様々な装置や道具、ホルマリン漬けになっている奇妙な生物の姿などもあった。
「おやおや、坊ちゃん。目を覚ましてしまったようですな。眠り薬が足りていなかったみたいですじゃ。」
私たちはいつの間にか眠り薬で眠らされていたらしい。食事や水に薬を混ぜてあったのだろうか。
「お前はゴンゾー!一体なんのつもりだ!?私たちをどうするつもりだ?」
「ヒッヒッヒッ!新しい進化の技法を思いついたのですじゃ。それは、人間と魔物の融合ですじゃ。手足や皮膚、筋肉など丁度いい魔物から移植させるのですじゃ。」
彼は異常な発想をまるで正常のことのように笑顔で語っている。
「それを私たちに!?狂っている!そんなことをしたら、もう人ではなくなるじゃないか!」
「はい!ですから新たな進化の姿なのですじゃ!人を超える身体能力や魔力を手にできるのですじゃ。これはもう楽しみで仕方ありません!」
「止めろ!拒否する!放せ!放してくれ!!」
「ヒッヒッヒッ!これは閣下も承知しておりますじゃ。」
「ならば!実力で脱出するまでだ!はぁぁぁぁぁ!!」
私は魔力を最大限に高めて竜人に変身し、固定具を破壊しようとした。しかし…。
「ヒッヒッヒッ!魔力を高めて竜人に変身しようとしているのですかな?でも、無駄ですじゃ。その固定具は魔封じの効果があるのですじゃ。魔力は妨害を受け、思うようにに扱えなくなるのですじゃ。」
「クッ!魔力が全然高まらない…。」
「さあ、もういいでしょう!そろそろ始めたいのですじゃ。大丈夫!次に目覚めた時には新たな姿に感動することでしょう!」
「来るな!止めろー!!」
ゴンゾーは注射器のような物を片手に握り、嬉しそうな表情を浮かべながら私の元に近づいてきた。
もう駄目だと思ったその時だった…。
「ジン先輩ー!!」
部屋のドアを蹴破って飛び込んでくる人の姿があった。
それは、エルフの姿をした女性で、私の記憶の隅に彼女の情報が思い浮かんだのである。
「君はリーナ!!」
「あっ!ジン隊長だ!!う~ん。ジン隊長だけど、ジン先輩とは似ても似つかない位イケメンだぁ。」
「ジン先輩?イケメン??それってまさか!?」
「あなたは風吹迅さんではありませんか?私は、リーナ・タキモト。瀧本里奈と言えばわかりますかねぇ?」
「嘘だろ?君はあの瀧本なのか?ドジで出来が悪いが、憎めない後輩のあの瀧本?」
「微妙に傷付く言い方ですけど、そうですよ!」
何と助けに現れたのは、ジンディオールの部下であるリーナであったが、不思議なことに死んだはずの後輩「瀧本里奈」だと言うのだ。
瀧本も私と同じで死亡して転生したのだろうか…。
「お前は六号じゃないか!何故ここに!?お前も死んだと聞いていたのに…。」
ゴンゾーは突然現れた瀧本の登場に驚きの表情を見せていた。
リーナも死亡して瀧本が転生したならば、私と同じ状況なのかも知れない。
「あっ!変態の先生だ!」
「変態だとは失礼な奴だ!どいつもこいつも失敗作ばかりじゃ。お前も作り直してやるぞ!」
「それは無理ー!!先輩を助けて、私も逃げるからね。」
大ピンチからの逆転劇か!?私たちは無事にラボから脱出できるのだろうか…。
白髪の研究者は、自分の手にした装置を満足げに眺めた。
彼は既に一つの研究を完成させて、新たな研究の元になる技法を思いついたのだ。
「これなら閣下にも喜んで貰えるはずだ。おい、お前たち!兵器を装置にセットしろ!」
「はい!」
◇ ◇ ◇
私たちがラボに連れてこられてから、数日が経った。
あれから何かされることはなかったが、時々男性の悲鳴のような声が聞こえてくることがあり、怯えたジュリアを何度も宥めることになった。
私は聞きなれない音に目を覚ます。
「何処だ…?ここは…?」
目覚めると、手足が意味不明な装置に固定されており、身動きが取れなくなっている。
私の隣には同様な装置があり、ジュリアも固定されていた。
ここは研究室の一室のようだ。意味不明の様々な装置や道具、ホルマリン漬けになっている奇妙な生物の姿などもあった。
「おやおや、坊ちゃん。目を覚ましてしまったようですな。眠り薬が足りていなかったみたいですじゃ。」
私たちはいつの間にか眠り薬で眠らされていたらしい。食事や水に薬を混ぜてあったのだろうか。
「お前はゴンゾー!一体なんのつもりだ!?私たちをどうするつもりだ?」
「ヒッヒッヒッ!新しい進化の技法を思いついたのですじゃ。それは、人間と魔物の融合ですじゃ。手足や皮膚、筋肉など丁度いい魔物から移植させるのですじゃ。」
彼は異常な発想をまるで正常のことのように笑顔で語っている。
「それを私たちに!?狂っている!そんなことをしたら、もう人ではなくなるじゃないか!」
「はい!ですから新たな進化の姿なのですじゃ!人を超える身体能力や魔力を手にできるのですじゃ。これはもう楽しみで仕方ありません!」
「止めろ!拒否する!放せ!放してくれ!!」
「ヒッヒッヒッ!これは閣下も承知しておりますじゃ。」
「ならば!実力で脱出するまでだ!はぁぁぁぁぁ!!」
私は魔力を最大限に高めて竜人に変身し、固定具を破壊しようとした。しかし…。
「ヒッヒッヒッ!魔力を高めて竜人に変身しようとしているのですかな?でも、無駄ですじゃ。その固定具は魔封じの効果があるのですじゃ。魔力は妨害を受け、思うようにに扱えなくなるのですじゃ。」
「クッ!魔力が全然高まらない…。」
「さあ、もういいでしょう!そろそろ始めたいのですじゃ。大丈夫!次に目覚めた時には新たな姿に感動することでしょう!」
「来るな!止めろー!!」
ゴンゾーは注射器のような物を片手に握り、嬉しそうな表情を浮かべながら私の元に近づいてきた。
もう駄目だと思ったその時だった…。
「ジン先輩ー!!」
部屋のドアを蹴破って飛び込んでくる人の姿があった。
それは、エルフの姿をした女性で、私の記憶の隅に彼女の情報が思い浮かんだのである。
「君はリーナ!!」
「あっ!ジン隊長だ!!う~ん。ジン隊長だけど、ジン先輩とは似ても似つかない位イケメンだぁ。」
「ジン先輩?イケメン??それってまさか!?」
「あなたは風吹迅さんではありませんか?私は、リーナ・タキモト。瀧本里奈と言えばわかりますかねぇ?」
「嘘だろ?君はあの瀧本なのか?ドジで出来が悪いが、憎めない後輩のあの瀧本?」
「微妙に傷付く言い方ですけど、そうですよ!」
何と助けに現れたのは、ジンディオールの部下であるリーナであったが、不思議なことに死んだはずの後輩「瀧本里奈」だと言うのだ。
瀧本も私と同じで死亡して転生したのだろうか…。
「お前は六号じゃないか!何故ここに!?お前も死んだと聞いていたのに…。」
ゴンゾーは突然現れた瀧本の登場に驚きの表情を見せていた。
リーナも死亡して瀧本が転生したならば、私と同じ状況なのかも知れない。
「あっ!変態の先生だ!」
「変態だとは失礼な奴だ!どいつもこいつも失敗作ばかりじゃ。お前も作り直してやるぞ!」
「それは無理ー!!先輩を助けて、私も逃げるからね。」
大ピンチからの逆転劇か!?私たちは無事にラボから脱出できるのだろうか…。
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---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
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途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
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