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父に勝利を納めたことで、私の騎士学園に入学するため帝都への旅が許された。
入学試験は例年九月に行われるが、フェーレルから帝都グランゼアまで約270K〈クノーテ〉あり、馬旅でも通常では半月以上かかる距離にある。事前準備もあることから明日出立することになった。私には〈裏技〉が有るので実際そんなに日数は必要ないけど、父の気持ちが変わる前に出発してしまいたいというのが正直なところだった。
私の門出を祝い、夜にささやかな宴が行われた。家族と従士や村人も大勢駆けつけ、急な別れを惜しんでくれた。
質素倹約を旨とするデレクセン家には珍しく、秘蔵のワインやエールだけでなく、地元でとれた食材を使った豪華な料理も出された。
「わが娘エレアの旅が、神の導きと幸運と共にあらんことを祈る、乾杯!」
「「乾杯!!」」父の乾杯の合図の後、参加者全員が酒杯を掲げる。
優しいファーレルの人々に囲まれ、私は幸せな一時を過ごした。
「エル、現在の帝都にデレクセンに連なる者が行くことがどんな意味があるか分かっておるのだな?」宴の後、家族だけになった父は重々しい口調で切り出した。
「はい、承知しております」私は二度と迷わない。たとえ帝都で何があったとしても挫けることはない。
「…ならばもう言うまい。己の意地を貫き通して騎士となってみせよ」
父が言っているのは、政争に敗れた皇太子の派閥に属し王宮を追われたデレクセン家には、相当な嫌がらせや妨害が行われると危惧しているのだった。
「大丈夫です父上。私が頑固なのはこの五年で分かって頂けたでしょう?」
「フフ、そうだなエルなら問題あるまい。帝国一厳しいデレクセンの猛訓練を耐え抜いたのだ、よもや軟弱な貴族の子息には後れはとらぬであろう」父が珍しく微笑んでいる。明日は夏なのに雪どころか槍が降って来そうだ。
「そうよエル、貴女ならきっとなれるわ」母ミレーヌは涙ぐむ。
病弱な母を置いていくことに心が痛むが、もう決めたことなのだ。今更後戻りは出来ない。
「母上ありがとうございます。私頑張ってきますね、兄上、姉上どうか母上のことを頼みます」
「ああ、母上のことは俺に任せろ。これから薬草は俺が採ってくる。お前は前だけ向いて進んでいけ」
「そうよ、私だってエルに教わった調合で母上の治療薬を作れるようになったんだから心配ないわ」
「はい、何も心配しておりませんよ。兄上、姉上お二人がいるから安心して旅立てます」
母ミレーヌの病は、高位な魔法士ほど罹患する、別名〈魔法士殺し〉と呼ばれる急性魔力欠乏症のことだ。胎内の魔力がある時突然に漏れてしまい、放置したままにしていると魔力が枯渇し、生命活動に支障をきたす恐ろしい病気だった。ハイエルフである母がこの病気になった、私を産んで直ぐだったらしく、幼心に自分が原因でなったのだと母に全然似ていない容姿も相俟って勝手に自分を責めていたことを覚えている。
「お薬の処方箋を発見していただいた聖皇女セシリア様には感謝してもしきれぬな」父は小声で神に祈りを捧げる。
セシリア様は創造神アレヌウスから啓示を受け〈聖女〉様とおなりになった。それ以来、民衆のために医療活動の他に様々な恩恵を与えて下さっている。魔力欠乏症の処方箋の発見もその一つだった。私はセシリア様から直接教えを頂き、母の病と私の心さえも同時に救ってくれたのだ。
「そうですわね貴方、セシリア様はお元気しょうか?」帝都に伝のないデレクセン家に詳しい情報は入らない。
「うむ、政変には無縁の御方ではあったが、実の兄弟で骨肉の争いがあったばかりで、さぞかしお心を痛めておられるだろう。エルよ分かっているとは思うが、帝都ではセシリア様をお支えするのだぞ」
「はい、分かっております。私はそのために騎士になるのですから!」私は強い決意を述べると、父は満足そうに頷いていた。兄と姉にも励ましの言葉をもらい、翌朝早く出発することからお開きとなった。
自室に戻り、ベットに横になる。
帝都に着くまでは、暫く野営が続くだろうから今日ぐらいは日課を止めて、足を伸ばして休むことにする。
日課とは、〈魔物狩り〉のことだ。私は夜陰に紛れて家を出ては、近くの森で〈魔物狩り〉をしていたのだ。
ガレス山脈を挟んで、魔族領域にも接するファーレンの周囲には、人を寄せ付けない広大な森があり、狩場には事欠かなかった。
一定以上の魔物の〈芯核〉にはレベルを上げる〈魔素〉が含まれている、私はその〈魔素〉を胎内に取り込むことで急速にレベルを上げた。そうでなければ10歳の私が父から一本を取ることなど出来はしなかっただろう。
私がレベルを上げる方法を知っているのは偶然ではない。
今から5年前、それは私がセシリア様に初めてお逢いした時に起こった、これは運命だった。
アーロンガルド帝国では、貴族は5歳になると帝都の聖光教会で〈始まりの儀式〉を受ける決まりになっていた。創造神アレヌウスから〈ギフト〉と呼ばれる祝福を得る可能性があるからで、一応貴族の末席にいる私も教会に行くことになった。
私が礼拝堂に入ると、儀式に参加する貴族の子女から心無い悪口が囁かれた。
「デレクセンのマゼモノがいるわよ」
「見てご覧なさい、あの穢らわしい黒い髪」
「フフ、それに野暮ったいドレス、噂通りの〈黒ダロス〉ね」
「お前のような奴と晴れの場である儀式に参加しなくてはならないとは、名門ザンダール家の名が泣く。失せろ!」私は背後から現れた少年にいきなり突き飛ばされた。
マゼモノとは種族の異なる両親から生まれた子の蔑称であり、ダロスとは帝都で食される芋のことだ。それに加えてダロスには身分の低い成り上がり貴族を呼ぶ場合にもよく使用された。私の黒い髪と一緒に馬鹿にするために黒ダロスと言ったのだろう。実際デレクセンは父から成り上がった一代貴族だったし、私の髪が黒くて見苦しいことも誰に言われるまでもまく、自分がよく知っていた。兄と姉は私と同じく〈マゼモノ〉のはずなのに、母から美しい銀髪を受け継いでいたことから、どうして自分だけ黒い髪なのかと、当時の私は劣等感に苛まれており、自分に向けられる嘲りや、見下す視線に耐えきれなくてただ床を見詰めることしか出来なかった。
「お止めなさい、あなた達!」司祭様と一緒に入ってこられた少女の凛とした声が礼拝堂に響いた。
少女は私を庇うように前に立たれると、静かに語り始めました。
「先程から聞いていれば貴方達は本当に、アーロンガルド帝国の貴族の子女ですか?」
「な、なんだお前はいきなり出てきて無礼な女だな!」私を突飛ばした少年がセシリア様に文句を言う。
「バカよせ」
「お前この御方をご存知ないなのか?」少年の取り巻きが蒼白な顔で慌てている。
「あっ、だからコイツが誰だって?」
「ザンダール男爵家の次男ライナス、そなた本当に私のことを知らないのですね」少女はまるで天使のような微笑みで少年の名前を告げた。
「えっ、どうして僕の名前を知っているんだ?」
「どうして?…王族が臣下たる貴族の名前を知らないで、正しい政が行えると言うのですか?」
「……まさか貴女様は…皇聖女様?」少年はガックリと床に膝をつく。自身の無礼な振る舞いに気づいたようだ。
「フフ、よくそう言われますが私は聖女などではありません。ただ少しだけ人より先の出来事を見通せるだけのことです。ライナス良いですか、よく聞きなさい。本人には変えるべくもない外見や容姿の特徴で他人を非難してはなりません。非難されるべきは与えらた環境に感謝することなく、身分や地位に満足して、本人が何の努力もしないことです。厳しい情勢下にあるアーロンガルド帝国にとって、そのような者達は必要ありません!」
少女は少年だけではなく、陰口を言っていた周囲の子供達も見渡しながら釘をさしている。私にあからさまな悪口を言っていたご令嬢達も蒼白な表情で頷いていた。
「それから私も〈マゼモノ〉ですから、お忘れないようにね」少女は最後に氷の冷気を漂わせながらにこやかに笑った。貴族の子女に更なる緊張が走り、卒倒する子供が数人いたようだ。
「大丈夫ですか?」少女はトコトコと私の前まで進むと、小さな手を差し出す。私に向けた微笑みは暖かな陽光のように光輝いていた。
「はい」私は少女の白くて小さな手をそっと握る。私より遥かに小さな少女の手を借りて身を起こすことに違和感があったけど、その時の私は少女の手を離したくなかった。
「まあ、同い年なのにエレアは随分大きいのね。それとも私が小さいだけなのかしら」少女は爪先立をして背比べをしている。
「…あのどうして助けてくれたのですか?」私は自分の名前呼ばれたことに気が動転して、変なことを口走った。
「どうして?今日はよく聞かれるわね。フフまあ良いわ。エレアだけ特別に教えてあげる」
「はい」
「それはエレアと私セシリアの運命だから、貴女は私を守る騎士になるの」
セシリア様がニコッと微笑みを浮かべた。
私の記憶に残っているのはここまでで、無事に儀式も行われたようだがあまり覚えていない。
セシリア様の美しさと語られたお言葉だけは胸に残っていた。
入学試験は例年九月に行われるが、フェーレルから帝都グランゼアまで約270K〈クノーテ〉あり、馬旅でも通常では半月以上かかる距離にある。事前準備もあることから明日出立することになった。私には〈裏技〉が有るので実際そんなに日数は必要ないけど、父の気持ちが変わる前に出発してしまいたいというのが正直なところだった。
私の門出を祝い、夜にささやかな宴が行われた。家族と従士や村人も大勢駆けつけ、急な別れを惜しんでくれた。
質素倹約を旨とするデレクセン家には珍しく、秘蔵のワインやエールだけでなく、地元でとれた食材を使った豪華な料理も出された。
「わが娘エレアの旅が、神の導きと幸運と共にあらんことを祈る、乾杯!」
「「乾杯!!」」父の乾杯の合図の後、参加者全員が酒杯を掲げる。
優しいファーレルの人々に囲まれ、私は幸せな一時を過ごした。
「エル、現在の帝都にデレクセンに連なる者が行くことがどんな意味があるか分かっておるのだな?」宴の後、家族だけになった父は重々しい口調で切り出した。
「はい、承知しております」私は二度と迷わない。たとえ帝都で何があったとしても挫けることはない。
「…ならばもう言うまい。己の意地を貫き通して騎士となってみせよ」
父が言っているのは、政争に敗れた皇太子の派閥に属し王宮を追われたデレクセン家には、相当な嫌がらせや妨害が行われると危惧しているのだった。
「大丈夫です父上。私が頑固なのはこの五年で分かって頂けたでしょう?」
「フフ、そうだなエルなら問題あるまい。帝国一厳しいデレクセンの猛訓練を耐え抜いたのだ、よもや軟弱な貴族の子息には後れはとらぬであろう」父が珍しく微笑んでいる。明日は夏なのに雪どころか槍が降って来そうだ。
「そうよエル、貴女ならきっとなれるわ」母ミレーヌは涙ぐむ。
病弱な母を置いていくことに心が痛むが、もう決めたことなのだ。今更後戻りは出来ない。
「母上ありがとうございます。私頑張ってきますね、兄上、姉上どうか母上のことを頼みます」
「ああ、母上のことは俺に任せろ。これから薬草は俺が採ってくる。お前は前だけ向いて進んでいけ」
「そうよ、私だってエルに教わった調合で母上の治療薬を作れるようになったんだから心配ないわ」
「はい、何も心配しておりませんよ。兄上、姉上お二人がいるから安心して旅立てます」
母ミレーヌの病は、高位な魔法士ほど罹患する、別名〈魔法士殺し〉と呼ばれる急性魔力欠乏症のことだ。胎内の魔力がある時突然に漏れてしまい、放置したままにしていると魔力が枯渇し、生命活動に支障をきたす恐ろしい病気だった。ハイエルフである母がこの病気になった、私を産んで直ぐだったらしく、幼心に自分が原因でなったのだと母に全然似ていない容姿も相俟って勝手に自分を責めていたことを覚えている。
「お薬の処方箋を発見していただいた聖皇女セシリア様には感謝してもしきれぬな」父は小声で神に祈りを捧げる。
セシリア様は創造神アレヌウスから啓示を受け〈聖女〉様とおなりになった。それ以来、民衆のために医療活動の他に様々な恩恵を与えて下さっている。魔力欠乏症の処方箋の発見もその一つだった。私はセシリア様から直接教えを頂き、母の病と私の心さえも同時に救ってくれたのだ。
「そうですわね貴方、セシリア様はお元気しょうか?」帝都に伝のないデレクセン家に詳しい情報は入らない。
「うむ、政変には無縁の御方ではあったが、実の兄弟で骨肉の争いがあったばかりで、さぞかしお心を痛めておられるだろう。エルよ分かっているとは思うが、帝都ではセシリア様をお支えするのだぞ」
「はい、分かっております。私はそのために騎士になるのですから!」私は強い決意を述べると、父は満足そうに頷いていた。兄と姉にも励ましの言葉をもらい、翌朝早く出発することからお開きとなった。
自室に戻り、ベットに横になる。
帝都に着くまでは、暫く野営が続くだろうから今日ぐらいは日課を止めて、足を伸ばして休むことにする。
日課とは、〈魔物狩り〉のことだ。私は夜陰に紛れて家を出ては、近くの森で〈魔物狩り〉をしていたのだ。
ガレス山脈を挟んで、魔族領域にも接するファーレンの周囲には、人を寄せ付けない広大な森があり、狩場には事欠かなかった。
一定以上の魔物の〈芯核〉にはレベルを上げる〈魔素〉が含まれている、私はその〈魔素〉を胎内に取り込むことで急速にレベルを上げた。そうでなければ10歳の私が父から一本を取ることなど出来はしなかっただろう。
私がレベルを上げる方法を知っているのは偶然ではない。
今から5年前、それは私がセシリア様に初めてお逢いした時に起こった、これは運命だった。
アーロンガルド帝国では、貴族は5歳になると帝都の聖光教会で〈始まりの儀式〉を受ける決まりになっていた。創造神アレヌウスから〈ギフト〉と呼ばれる祝福を得る可能性があるからで、一応貴族の末席にいる私も教会に行くことになった。
私が礼拝堂に入ると、儀式に参加する貴族の子女から心無い悪口が囁かれた。
「デレクセンのマゼモノがいるわよ」
「見てご覧なさい、あの穢らわしい黒い髪」
「フフ、それに野暮ったいドレス、噂通りの〈黒ダロス〉ね」
「お前のような奴と晴れの場である儀式に参加しなくてはならないとは、名門ザンダール家の名が泣く。失せろ!」私は背後から現れた少年にいきなり突き飛ばされた。
マゼモノとは種族の異なる両親から生まれた子の蔑称であり、ダロスとは帝都で食される芋のことだ。それに加えてダロスには身分の低い成り上がり貴族を呼ぶ場合にもよく使用された。私の黒い髪と一緒に馬鹿にするために黒ダロスと言ったのだろう。実際デレクセンは父から成り上がった一代貴族だったし、私の髪が黒くて見苦しいことも誰に言われるまでもまく、自分がよく知っていた。兄と姉は私と同じく〈マゼモノ〉のはずなのに、母から美しい銀髪を受け継いでいたことから、どうして自分だけ黒い髪なのかと、当時の私は劣等感に苛まれており、自分に向けられる嘲りや、見下す視線に耐えきれなくてただ床を見詰めることしか出来なかった。
「お止めなさい、あなた達!」司祭様と一緒に入ってこられた少女の凛とした声が礼拝堂に響いた。
少女は私を庇うように前に立たれると、静かに語り始めました。
「先程から聞いていれば貴方達は本当に、アーロンガルド帝国の貴族の子女ですか?」
「な、なんだお前はいきなり出てきて無礼な女だな!」私を突飛ばした少年がセシリア様に文句を言う。
「バカよせ」
「お前この御方をご存知ないなのか?」少年の取り巻きが蒼白な顔で慌てている。
「あっ、だからコイツが誰だって?」
「ザンダール男爵家の次男ライナス、そなた本当に私のことを知らないのですね」少女はまるで天使のような微笑みで少年の名前を告げた。
「えっ、どうして僕の名前を知っているんだ?」
「どうして?…王族が臣下たる貴族の名前を知らないで、正しい政が行えると言うのですか?」
「……まさか貴女様は…皇聖女様?」少年はガックリと床に膝をつく。自身の無礼な振る舞いに気づいたようだ。
「フフ、よくそう言われますが私は聖女などではありません。ただ少しだけ人より先の出来事を見通せるだけのことです。ライナス良いですか、よく聞きなさい。本人には変えるべくもない外見や容姿の特徴で他人を非難してはなりません。非難されるべきは与えらた環境に感謝することなく、身分や地位に満足して、本人が何の努力もしないことです。厳しい情勢下にあるアーロンガルド帝国にとって、そのような者達は必要ありません!」
少女は少年だけではなく、陰口を言っていた周囲の子供達も見渡しながら釘をさしている。私にあからさまな悪口を言っていたご令嬢達も蒼白な表情で頷いていた。
「それから私も〈マゼモノ〉ですから、お忘れないようにね」少女は最後に氷の冷気を漂わせながらにこやかに笑った。貴族の子女に更なる緊張が走り、卒倒する子供が数人いたようだ。
「大丈夫ですか?」少女はトコトコと私の前まで進むと、小さな手を差し出す。私に向けた微笑みは暖かな陽光のように光輝いていた。
「はい」私は少女の白くて小さな手をそっと握る。私より遥かに小さな少女の手を借りて身を起こすことに違和感があったけど、その時の私は少女の手を離したくなかった。
「まあ、同い年なのにエレアは随分大きいのね。それとも私が小さいだけなのかしら」少女は爪先立をして背比べをしている。
「…あのどうして助けてくれたのですか?」私は自分の名前呼ばれたことに気が動転して、変なことを口走った。
「どうして?今日はよく聞かれるわね。フフまあ良いわ。エレアだけ特別に教えてあげる」
「はい」
「それはエレアと私セシリアの運命だから、貴女は私を守る騎士になるの」
セシリア様がニコッと微笑みを浮かべた。
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